説明

電子手順書表示システム及び電子手順書表示方法

【課題】手順書を電子データ化した場合のメリットを活かし、良好な電子手順書の作成や管理が行えるようにする。
【解決手段】作業手順が記載された電子手順書と、その電子手順書の各項目をステップ毎に分割した手順データシートを保存し、表示された電子手順書の各項目が選択されることで、その項目にリンクした手順データシートを表示させる。手順データシートは、当該項目の手順をステップ毎に分けた項目を有し、各ステップ毎に良否判定を入力する欄と、各ステップ毎にコメント文を入力可能なコメント欄とを設ける。手順データシートに入力された良否判定及びコメント文は、権限を持った特定の端末での承認処理が行われることで、過去ログとして保存され、保存された過去ログは変更できないように制限を加える。過去ログは、表示された手順データシートから簡単に選択して表示できるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、本発明は電子化された手順書の表示を行う電子手順書表示システム及び電子手順書表示方法に係わり、特に手順書に従い操作を行ったエビデンスを保存する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば発電所などのプラントで使用される手順書は、紙で印刷されるのが一般的であったが、近年はPDF(Portable Document Format)等の電子データとして存在し、コンピュータ装置などの端末上で閲覧される事も多い。電子データには紙に比べて場所を取らない、コストがかからない等のメリットが存在する。また、電子データでは他のデータへのリンク付けを行なう事により、容易に参考データを参照する事ができるという優れた効果を有する。
【0003】
特許文献1には、保守点検を必要とする機器の点検支援用として、作業手順書を表示させる点についての記載が、図5及び明細書の段落0051〜0053などにある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−108445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたように、手順書に相当するデータを電子化することは従来から行われているが、そのような電子手順書は、必ずしも使い勝手が良いとは言えない問題があった。即ち、電子化することで多くのメリットが存在する反面、メモ書きやちょっとした訂正を行なう手軽さがなくなると共に、どこにでも持ち運べる利便性に欠けるという問題がある。
【0006】
また、手順書のような公式の書類には、許認可の関係上容易に変更修正を行なう事のできないものが存在する。許認可関連の手順書が紙で存在する場合には、メモを書き込む事により、原文に手を加える事無く分かり辛い箇所を補足する事が可能である。しかし、電子データの場合には、原文を修正する必要がある為、許認可の手続きが発生する可能性がある。
【0007】
本発明は、電子データのメリットを活かし、手順書を電子化した場合における使い勝手を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、作業手順が記載された電子手順書を保存すると共に、電子手順書の各項目をステップ毎に分割した手順データシートを保存する。
そして、保存された電子手順書を表示させた際に、その表示された電子手順書の各項目が選択されることで、その項目にリンクした手順データシートを表示させる。
保存された手順データシートは、当該項目の手順をステップ毎に分けた項目を有し、各ステップ毎に良否判定を入力する欄と、各ステップ毎にコメント文を入力可能なコメント欄とを設け、それぞれの欄に入力されたデータの表示及び保存を行う。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、電子手順書をステップ毎に細かく分けた手順データシートを作成して保存することで、作業エビデンスの作成や自由なメモの書き込みが可能となる。また、手順データシートを上位職位者による承認による保存、及びマスタの修正を行なう運営をすることが可能となり、電子手順書の原文を変更する事なく情報の補足が可能となる。また、上位職位者のチェックにより、誤った記述や誤解を招く記述を過去ログに残すのを防ぐ事ができ、適正な手順データシートだけを過去ログとして残せるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施の形態による電子手順書による作業管理システムの全体構成例を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるにおける電子手順書及び手順データシートのフォーマット例を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるにおける電子手順書処理部の例を示す構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態による運転監視システム用端末での処理例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施の形態による電子手順書による作業管理システムの全体構成例を示したものである。ここでは、発電所などのプラントの運転作業の監視を行うシステムとしてあり、現場1内の特定箇所1aで、可搬型端末4を使用して電子手順書10などを表示できるようにしてある。また、中央操作室2内の特定箇所2aに設置された運転監視端末5でも、電子手順書10などを表示できるようにしてある。さらに、現場1や中央操作室2とは離れた場所にある事務所3の特定箇所3aに設置された業務用端末6でも、電子手順書10などを表示できるようにしてある。
【0013】
また図1に示すように、電子手順書及び手順データシートの管理や保存を行う運転監視システム用端末7が設置してあり、上述した可搬型端末4と運転監視端末5と業務用端末6とは、それぞれネットワーク8を介して運転監視システム用端末7と通信が行える構成としてある。運転監視システム用端末7はいずれの位置に設置してもよく、また、業務用端末6などの他の端末が運転監視システム用端末7を兼ねる構成としても良い。ネットワーク8は、有線ネットワークと無線ネットワークのいずれでもよい。例えば、可搬型端末4については、例えば無線ネットワークに接続させることで、その無線ネットワークで通信が可能な任意の場所で使用できることになる。
【0014】
それぞれの端末4,5,6,7は、例えばコンピュータ装置などの情報処理装置を使用して構成する。
運転監視システム用端末7は、プラントにおける運転操作処理やプラント状態の監視を行う運転監視装置として機能する。また、本実施の形態の運転監視システム用端末7は、電子手順書10や手順データシート20についての処理を行う電子手順書処理部30(図3)として機能する処理手段を備え、電子手順書10や手順データシート20のマスタの保存を行う構成としてある。
可搬型端末4に表示された手順データシート20Aは、操作手順のステップ毎の良否判定及び気づき事項を記入するフォーマットになっており、これらを実際の作業を行う現場の可搬型端末4などで記入し、運転監視システム用端末7に保存する事でエビデンスを残す事ができる。
【0015】
また、中央操作室2では運転監視端末5に電子手順書10を表示する事により、手順に従って監視画面の確認をしながらのプラントの操作が可能である。
運転監視端末5に表示された手順データシート20Bは、操作手順のステップ毎の良否判定及び気づき事項のメモを記入するフォーマットになっており、これらを記入し運転監視用計算機7に保存する事でエビデンスを残す事ができる。
【0016】
業務用端末6では、現場1や中央操作室2で作成した手順データシート20A及び20Bを閲覧可能であり、その業務用端末6を操作する権限を有する上位職位者が、各手順データシート20A及び20Bの記載内容のチェック、承認を行なう。承認された手順データシートは、運転監視システム用端末7で過去ログとして保存する。
【0017】
なお、運転監視システム用端末7に保存された電子手順書10や手順データシート20は、ネットワーク8に接続された可搬型端末4と運転監視端末5と業務用端末6のいずれでも表示させることができる。
【0018】
次に、図2を参照して、本実施の形態のシステムで作成されて運用される電子手順書10や手順データシート20の構成例について説明する。
図2は、電子手順書10と手順データシート20のフォーマットを示す。
電子手順書10は、インデックス欄11と、本文表示欄12とを有し、インデックス欄11で示された各章の番号と、本文表示欄12の各項目の本文とをリンクさせてあり、章番号をクリックする操作を端末で行うことにより、本文表示欄12に当該章の本文を表示することが可能である。
また、電子手順書10の下側には、各種操作ボタン13と、手順書選択用ボタン14と、送りボタン15とを表示させてあり、各ボタン13,14,15の表示箇所をクリックする操作を端末で行うことにより、電子手順書10中の本文の頁送りや拡大縮小などが可能な構成としてある。
【0019】
そして、本実施の形態の例においては、電子手順書10に記載された各項目毎に、マスタとなる手順データシート20を作成してある。そのマスタの手順データシート20は、電子手順書10の各項目をステップ毎に分割したシートとしてあり、電子手順書10の対応した項目とハイパーリンク19を設定してある。従って、電子手順書10の各項目から、その項目に対応した手順データシート20を表示させることができる。
【0020】
図2に示すように、本実施の形態の例の手順データシート20は、表題欄21と、日付欄22と、手順表示欄23と、コメント欄24と、良否判定欄25とを設けてある。また、手順データシート20の下側には、過去ログ参照ボタン26と送りボタン27とが設けてある。拡大縮小などを行うボタンを設けてもよい。
【0021】
表題欄21には当該章タイトルが表示される。
日付欄22には日付や作業実施者が入力される。この日付欄22への入力は、自動的に行うようにしてもよい。
手順表示欄23には、当該章の操作に関する手順を、1ステップ毎に細かく分けられた内容が表示される。
コメント欄24には、各ステップ毎の気づき事項を、各端末の操作者が文章で自由に記入可能な欄である。
良否判定欄25は、各ステップ毎の良否を選択記入する欄である。
なお、当該章の手順がデータシート1枚に収まらない場合は、複数のシートに分割し、現在表示されているシートの全てのステップについて良否判定欄への入力が完了した後に次のシートが表示される構成とする。
マスタの手順データシート20に対して、これらの各項目への入力が各端末4,5で行われることで、各端末上で手順データシート20A及び20Bが作成される。
【0022】
また、図2に示すように、手順データシート20に表示された過去ログ参照ボタン26を押す操作を行うことで、同じ項目についての過去ログとして保存された手順データシートが読み出されて表示され、送りボタン27の操作で、同じ項目についての過去ログが複数ある場合に、表示させる過去ログを選択できる構成としてある。
【0023】
次に、図3を参照して、システム内の運転監視システム用端末7内の電子手順書処理部30での処理について説明する。
図3に示すように、運転監視システム用端末7は、電子手順書処理部30として機能する処理手段を有する。電子手順書処理部30は、データをフォルダとして記憶(保存)する記憶部(保存部)と、そのフォルダ内のデータを、業務用端末6などの指示で管理する管理処理部とで構成される。
【0024】
なお、データを記憶する記憶部としては、電子手順書マスタ31と、手順データシートマスタ32と、承認待ちフォルダ33と、過去ログフォルダ34を保有している。
電子手順書マスタ31には、電子手順書10のデータが記憶され、手順データシートマスタ32には、各電子手順書10にリンクされた個々の手順データシートのマスタが記憶される。
【0025】
そして、各端末(可搬型端末4、運転監視端末5、業務用端末6)からの要求に応じて、その電子手順書マスタ31に記憶された電子手順書の各端末での手順書表示処理35を行う。さらに、その表示された電子手順書10の各項目が選択されることで、手順データシート表示処理36が行われる。即ち、選択された項目に関する手順データシートが、手順データシートマスタ32から読み出されて、要求があった端末に送られて、電子手順書10と同一の画面上に、手順データシートマスタが表示される。
【0026】
可搬型端末4では、手順の良否及び気づき事項を記入し、手順データシート20Aを手順を実行した記録としてのエビデンスとして作成する。可搬型端末4で作成された手順データシート20Aは、運転監視システム用端末7へ伝送して承認待ち登録処理37Aを行い、運転監視システム用端末7内の承認待ちフォルダ33にエビデンスが保存される。
【0027】
運転監視端末5においても、同様に、手順の良否及び気づき事項を記入し、手順データシート20Bをエビデンスとして作成する。運転監視端末5で作成された手順データシート20Bは、運転監視システム用端末7へ伝送して承認待ち登録処理37Bを行い、運転監視システム用端末7内の承認待ちフォルダ33にエビデンスが保存される。
【0028】
承認待ちフォルダ33に保存された手順データシート20A及び20Bは、業務用端末6を使用して承認待ち表示処理38を行なうことで、業務用端末6で表示可能であり、その業務用端末6を操作する権限のある上位職位者が表示された手順データシート20A及び20Bをチェックして承認することで、過去ログ保存処理39が行われる。
【0029】
この業務用端末6からの過去ログ保存処理39が行われることで、運転監視システム用端末7内の過去ログフォルダ34に、承認された手順データシート20A及び20Bが保存される。なお、業務用端末6での承認処理時には、各手順データシート20A及び20Bの修正を行って、その修正された手順データシート20A及び20Bを過去ログフォルダ24に保存してもよい。
【0030】
図4のフローチャートは、運転監視システム用端末7内の電子手順書処理部30での手順データシートに関する処理の例を示したものである。
電子手順書処理部30では、ネットワーク8を介して他の端末から手順データシートを受信したか否か判断する(ステップS11)。この判断で、手順データシートを受信した場合、承認待ちフォルダ33に受信した手順データシートを保存する(ステップS12)。
【0031】
その後、承認待ちフォルダ33内に保存された手順データシートに対して、業務用端末6での承認処理が行われたか否か判断する(ステップS13)。承認処理が行われた場合には、その承認処理が行われた手順データシートのデータを、承認待ちフォルダ33から過去ログフォルダ34に移し、その過去ログフォルダ34で保存する(ステップS14)。
【0032】
なお、図4のフローチャートには記載していないが、承認待ちフォルダ33内に保存された手順データシートに対して、業務用端末6で承認しない処理が行われた場合には、その手順データシートのデータを、承認待ちフォルダ33から削除し、以後は保存しない。或いは、承認されなかった手順データシートだけを、過去ログフォルダ34とは別の専用のフォルダに保存してもよい。
【0033】
このように本実施の形態のシステムによると、電子手順書を使用した場合の良好な管理が行えるようになる。即ち、電子手順書に付随した手順データシートで、各端末での作業エビデンスの作成や自由なメモの書き込みが可能となる。また、手順データシートを上位職位者による承認による保存、及びマスタの修正を行なう運営をすることが可能となり、電子手順書の原文を変更する事なく情報の補足が可能となる。また、上位職位者のチェックにより、誤った記述や誤解を招く記述を過去ログに残すのを防ぐ事ができ、適正な手順データシートだけを過去ログとして残せるようになる。
【0034】
また、手順データシートを各端末で表示させた際には、その手順データシートと同じ作業に対する過去の状況を示す過去ログを、手順データシート上のボタンのクリック操作で簡単に表示させることができ、過去の状況を参照しながらの運転が可能になるという格別な効果を有する。
【0035】
なお、上述した実施の形態では、図1に示した運転監視システム用端末7で、電子手順書10や手順データシート20の管理や保存を行う構成としたが、このような構成は1つの例であり、ネットワーク8に接続されるその他の端末が、電子手順書10や手順データシート20の管理や保存を行うようにしてもよい。あるいは、電子手順書10や手順データシート20の保存や管理を行う専用の端末(情報処理装置)を用意してネットワークに接続させてもよい。
【0036】
また、図1の例では、端末をネットワークに接続して、電子手順書10や手順データシート20の伝送を行う構成としたが、特定の端末内で作成された電子手順書10や手順データシート20を、特定の記憶媒体に記憶させて、その記憶媒体を使用して、作業用や業務用の端末にデータを受け渡すようにして、同様の処理を行うようにしてもよい。
【0037】
また、電子手順書や手順データシートの構成についても、図2などに示した構成に限定されるものではなく、種々の表示形態の手順書やデータシートとすることが可能である。
また、上述した実施の形態では、発電所の運転監視用のシステムに適用した例としたが、その他のプラントなどで使用される手順書に適用してもよいことは勿論である。
【符号の説明】
【0038】
1…現場、2…中央操作室、3…事務所、4…可搬型端末、5…運転監視端末、6…業務用端末、7…運転監視システム用端末、8…ネットワーク、10…電子手順書、11…インデックス欄、12…本文表示欄、13…操作ボタン、14…手順書選択用ボタン、15…送りボタン、19…ハイパーリンク、20,20A,20B…手順データシート、21…表題欄、22…日付欄、23…手順表示欄、24…コメント欄、25…良否判定欄、26…過去ログ参照ボタン、27…送りボタン、30…電子手順書処理部、31…手順書マスタ、32…手順データシートマスタ、33…承認待ちフォルダ、34…過去ログフォルダ、35…手順書表示処理、36…手順データシート表示処理、37A,37B…承認待ち登録処理、38…承認待ち表示処理、39…過去ログ保存処理

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業手順が記載された電子手順書を保存すると共に、前記電子手順書の各項目をステップ毎に分割した手順データシートを保存する保存部と、
前記電子手順書を表示させた際に、その表示された電子手順書の各項目が選択されることで、その項目にリンクした手順データシートを表示させる表示制御部とを備え、
前記保存部が保存した手順データシートは、当該項目の手順をステップ毎に分けた項目を有し、各ステップ毎に良否判定を入力する欄と、各ステップ毎にコメント文を入力可能なコメント欄とを設け、それぞれの欄に入力されたデータの表示及び保存を行うことを特徴とする電子手順書表示システム。
【請求項2】
前記手順データシートに入力された良否判定及びコメント文は、権限を持った特定の端末での承認処理が行われることで、過去ログとして保存され、保存された過去ログは変更できないように制限を加えることを特徴とする請求項1記載の電子手順書表示システム。
【請求項3】
前記手順データシートを表示させた場合に、前記過去ログの表示を指示するボタンを画面上に表示させ、前記ボタンの選択操作で、同じ項目の手順データシートの過去ログを表示させることを特徴とする請求項2記載の電子手順書表示システム。
【請求項4】
作業手順が記載された電子手順書を保存すると共に、前記電子手順書の各項目をステップ毎に分割した手順データシートを保存し、
保存された電子手順書を表示させた際に、その表示された電子手順書の各項目が選択されることで、その項目にリンクした手順データシートを表示させる電子手順書表示方法であり、
前記保存された手順データシートは、当該項目の手順をステップ毎に分けた項目を有し、各ステップ毎に良否判定を入力する欄と、各ステップ毎にコメント文を入力可能なコメント欄とを設け、それぞれの欄に入力されたデータの表示及び保存を行うことを特徴とする電子手順書表示方法。
【請求項5】
前記手順データシートに入力された良否判定及びコメント文は、権限を持った特定の端末での承認処理が行われることで、過去ログとして保存され、保存された過去ログは変更できないように制限を加えることを特徴とする請求項4記載の電子手順書表示方法。
【請求項6】
前記手順データシートを表示させた場合に、前記過去ログの表示を指示するボタンを画面上に表示させ、前記ボタンの選択操作で、同じ項目の手順データシートの過去ログを表示させることを特徴とする請求項5記載の電子手順書表示方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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