説明

電子機器、及び薄型電子機器

【課題】 カード型デバイス挿抜用スロットを具備する電子機器の展示中に、不
審者により、該カードが抜き取られ、あるいは不正なカードが挿入され、機器が不正に使用されることを防止する手段を提供する。
【解決手段】 カード用スロットの開口部1を通じ、カード2を挿抜時に、該カードの移動経路を閉塞すべく、コネクターを配置する。機器側に取り付けられたコネクターのレセプタクル3は、カード挿抜時のカード移動経路を閉塞することが無きよう配置する。しかしながら、ケーブル端末に取り付けられたコネクタープラグ4を、レセプタクル3に、嵌合、または螺合した状態では、ケーブル端末に取り付けられたプラグ4により、あるいは、機器と周辺機器と接続する外部入出力ケーブルが、カード挿抜時のカード移動経路を閉塞するように配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁気カードや半導体記憶素子組み込みカードなどのカード型デバイス挿抜用スロットを有する電子機器の展示中に、不審者による該カードの抜き取り盗難被害、および、盗難カードや不正なカードの挿入による不正な放送番組視聴などの犯罪被害を未然防止する防犯技術に関する。
【背景技術】
【0002】
放送の送受信システムへのデジタル化技術の導入に伴い、視聴者による放送番組情報の不正な複製や改変の防止による著作権保護、及び双方向サービス利用や有料放送視聴の許諾などの目的で、特定の視聴者と放送事業者による受信契約に基づく視聴権を認証する手段として、視聴者毎に設定された固有情報を記憶させたカード(以下、カードと言う)を受信機のスロットに挿入するシステムが広く適用されている。
【0003】
前記の機能を有するカードを具備する機器を展示中に、不審者による前記カードの抜き取り盗難被害、盗難カードや不正なカードの使用による不正な放送番組視聴などの犯罪被害が発生しており、該カード盗難被害の防止手段として、特許公開公報「特開平10−171552」に見られるごとく、カードを所定位置に保持するためのロック機構を拘止する発明が、考案されている。
【特許文献1】特開平10−171552 「ポートリプリケータ」
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、カード用スロットを具備する電子機器の展示中に、不審者により、該スロットからカードが抜き取られ、あるいは該スロットの開口部を通じ、機器内に不正なカードが挿入され、機器が不正に使用されることを防止する手段を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明においては、カード型デバイス用スロットを具備する電子機器において、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口前方にカード型デバイスの挿抜操作を阻害する障害物を配したことを特徴とする。
【0006】
また、本発明においては、カード型デバイス用スロットを具備する電子機器において、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口前方であってカード型デバイスの挿抜操作を阻害する領域に前記電子機器に接続されるケーブルを配したことを特徴とする。
【0007】
また、本発明においては、カード型デバイス用スロットを具備する電子機器において、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口側近傍にあって、ケーブル接続部先端位置が該カード挿入口高さに達しない高さのケーブル接続端子を配置したことを特徴とする。
【0008】
また、本発明においては、機器背面に機器の厚みと厚み方向を揃えてカード型デバイス用スロットを配置した薄型電子機器において、該カード型デバイス用スロットの挿入口側であって、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口に隣接する一方にケーブル接続端子を配置し、隣接する他方に前記ケーブル端子に接続されるケーブルを保持するクランプを配置したことを特徴とする。
【0009】
また、本発明においては、機器背面に機器の厚みと厚み方向を揃えてカード型デバイス用スロットを配置した薄型電子機器において、該カード型デバイス用スロットの挿入口側であって、薄型電子機器を設置した状態で該カード型デバイス用スロットのカード挿入口の長手方向の上方に位置する部分にケーブル接続端子を配置し、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口の長手方向の下方に位置する部分に前記ケーブル端子に接続されるケーブルを保持するクランプを配置したことを特徴とする。
【0010】
さらに本発明においては、本発明の薄型電子機器において、前記カード型デバイス用スロットの挿入口と前記ケーブル接続端子と前記ケーブルを保持するクランプは前記薄型電子機器背面に設けられた凹部内に設けられ、且つ該凹部は一体端子カバーで覆われていることを特徴とする。
【0011】
このように、電子機器に搭載されたカード型デバイス用スロットのカード挿入口前方であって、カード型デバイスの挿抜操作を阻害する領域に前記電子機器に接続されるケーブルを配したことで、例えば電子機器の展示中に不審者による該カードの抜き取り盗難被害、および、盗難カードや不正なカードの挿入による不正な放送番組視聴などの犯罪被害を未然に防止することが可能になる。
【発明の効果】
【0012】
磁気カードや半導体記憶素子組み込みカードなどのカード型デバイス挿抜用スロットを有する電子機器の展示中に、不審者による該カードの抜き取り盗難被害、および、盗難カードや不正なカードの使用による不正な放送番組視聴などの犯罪被害を未然防止する。本発明の具体的実施例として、日本国内向けの地上波デジタル放送のテレビ受信機用のB−CAS(BS-Conditional Access System)カードに適用し、有効である。また、B−CASカードも含めユーザー認証用のカードの場合は、販売店や展示場においては製品の入替えなどの場合にユーザー認証用のカードの入替えが発生するが、一般家庭においては一度カード挿入するとそのまま使用することが殆どであり頻繁に交換することは余り発生しない。このようにカード挿入口前方にカード型デバイスの挿抜操作を阻害する障害物を配したことは、販売店や展示場においては盗難カードや不正なカードの使用防止となるが一般家庭においては特別に支障をきたさないという、簡単構成にて適材適所に順じた効果をももたらすものである。
【0013】
機器内の所定位置に保持されたカードを取り出すには、事前に、カードを挿抜時に、該カードの移動経路を閉塞すべく配置された機器側のレセプタクルに嵌合、または螺合された、コネクタープラグを取り外す、または、カード挿抜時のカード移動経路を閉塞するよう配置し固定されたケーブルを除去し、カード移動経路を解放する手順を必要とする。前記手順の実行は、展示中の機器の一時的な動作の中断を伴うか、またはカード挿抜時に前記手順の追加が要求されることにより、機器展示環境での不正行為が抑止される。また、カード型デバイス用スロットの挿入口と前記ケーブル接続端子と前記ケーブルを保持するクランプは前記薄型電子機器背面に設けられた凹部内に設けられ、且つ該凹部は一体端子カバーで覆われており、一体成形の端子カバーによって、ケーブル配線を露出させずに美観が守られるとともに、カード型デバイス用スロットの挿入口にたいする防塵や盗難防止の一助をなしている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明は、磁気カードや半導体記憶素子組み込みカードなどのカード型デバイス用スロットを有する電子機器の展示中に、不審者による該カードの抜き取り盗難被害、および、盗難カードや不正なカードの挿入による不正な放送番組視聴などの犯罪被害を未然防止する防犯技術に関するもので、本発明を液晶テレビに実施した形態に関し、図とともに説明する。
【0015】
図1は、第1の実施例における本発明の主要構成部分であるカード用スロット開口部近傍の拡大斜視図である。図1において、1はカード用スロット、2はカード、3はレセプタクル、4はアンテナプラグ、5はケーブルである。カード2は、カード用スロット1の開口部を通じ挿入され、機器内に保持されている。機器側に取り付けられたアンテナレセプタクル3は、カード挿抜時のカードの移動経路上にはなく、レセプタクル3の取り付け部からの高さは、カード用スロット1の挿入口に達せず、従いレセプタクル3の存在がカード挿抜時の障害にならない。しかし、ケーブル5の端末に取り付けられたアンテナプラグ4を、図中の矢印Aに沿って、アンテナレセプタクル3に嵌合、または螺合した場合は、アンテナプラグ4の本体部分が、カード挿抜時の移動経路上に位置し、カード移動経路を閉塞する。
【0016】
図2は、第1の実施例を示す図1の切断線C−C’に沿って切断した横断面図である。図2に示すごとく、アンテナプラグ4をアンテナレセプタクル3に嵌合、または、螺合した状態では、アンテナプラグ4が、図中の矢印Bで示すカード2の移動経路を閉塞し、機器筐体6内に挿入し、保持されたカード2は、カード用スロット1を通じ、機器筐体6外に引き出すことができない。
【0017】
図3は、アンテナプラグ4、および、アンテナレセプタクル3との嵌合、または螺合を、図中の矢印Cに沿って解除した状態を示す。図中の矢印Dで示すごとく、カード2の挿抜時のカード移動経路上には閉塞する障害物が存在せず、カード2は自在に挿抜可能である。このように、カード用スロット1に保持されたカード2を取り出すには、事前に、カードを挿抜時に、該カードの移動経路を閉塞すべく配置された機器側のアンテナレセプタクル3に嵌合、または螺合された、アンテナプラグ4を取り外しカード移動経路を解放する手順が必要となり、この手順の実行は、展示中の機器の一時的な動作の中断を伴うか、またはカード挿抜時に前記手順の追加が要求されることにより、機器展示環境での不正行為が抑止される。
【0018】
図4は、第2の実施例における本発明の主要構成部分であるカード用スロット開口部近傍の拡大断面図である。図4において、6は機器筐体、7は電源コンセント、8は電源プラグ、9は電源ケーブルである。機器筐体6に取り付けられた電源コンセント7は、カード挿抜時のカードの移動経路上に位置せず、電源コンセント7の存在は、カード挿抜の障害にならない。しかしながら、電源ケーブル9の端末に取り付けられた電源プラグ8を、図中の矢印Eに沿って、電源コンセント7に嵌合し、接続した場合は、電源プラグ8の本体部分が、図4中の鎖線にて示すごとく、カード2の挿抜時の移動経路上に位置し、カード2の移動経路を閉塞する。カード用スロット1に保持されたカード2を取り出すには、カードを挿抜時に、該カードの移動経路を閉塞すべく配置された機器側の電源コンセント7に嵌合された電源プラグ8を取り外しカード移動経路を解放する手順が必要となり、この手順の実行は、展示中の機器の一時的な動作の中断を伴うか、またはカード挿抜時に前記手順の追加が要求されることにより、機器展示環境での不正行為が抑止される。
【0019】
図5、図6に基づいて第3の実施例に関し説明する。本発明に係る液晶テレビは、テレビジョン放送信号を受信するアンテナを通じ、受信されたテレビジョン放送信号を検波し、映像信号および音声信号を出力する放送信号受信部と、放送信号以外の外部からの映像音声信号を入出力するための外部入出力端子を有し、この放送信号と外部から入力された映像音声信号とのいずれかを表示するために選択する切り換え部により、表示あるいは音声出力すべき映像信号及び音声信号の選択がなされ、映像信号は映像処理部へ、音声信号は音声処理部へ伝達される。映像信号処理部及び音声信号処理部で処理された映像信号は液晶表示部に表示され、音声信号はスピーカー等の音声出力手段に出力される。
【0020】
テレビジョン放送の送受信システムへのデジタル化技術の導入に伴い、視聴者による放送番組情報の不正な複製や改変の防止による著作権保護、及び双方向サービス利用や有料放送視聴の許諾などの目的で、特定の視聴者と放送事業者による受信契約に基づく視聴権を認証する手段として、視聴者毎に設定された固有情報を記憶させたカードを液晶テレビのカード用スロットに挿入するシステムが広く適用されている。
【0021】
図5は前記の液晶テレビの背面部の端子カバーを外した斜視図を示し、(a)は外部入出力ケーブルが未接続の状態を表し、(b)は外部入出力ケーブルが接続された状態を表している。図6は液晶テレビの背面部の端子カバーが付いた状態を示した斜視図である。図5、図6において、20は液晶テレビ用リアキャビネット、21は外部入出力端子、22は前記の外部入出力端子21に接続された外部入出力ケーブル、23は外部入出力ケーブルを液晶テレビ用リアキャビネット20の所定位置に結束し、固定するためのケーブルクランプ、24はスタンド取り付け部、25はカード用スロット1や外部入出力端子21やケーブルクランプ23が配置され背面凹部を覆う端子カバー、1はカード用スロットである。外部入出力端子21とカード用スロット1は液晶テレビの背面部の凹部壁面に配置され、ケーブルクランプ23は凹部底面に立設されている。
【0022】
図5に示す本発明の第3の実施例では、外部入出力端子21はカード用スロット1の挿入口に隣接する上方に配置している。美観維持や外部入出力ケーブル22が端子カバー25に挟み込まれないように、外部入出力端子21に接続された外部入出力ケーブル22はケーブルクランプ23で結束され、スタンド取り付け部24の近傍を経由し、図示しないスタンドに設けられたケーブルホルダで再度結束された後、液晶テレビ周辺の各映像音声機器に接続される。第3の実施例では外部入出力ケーブル22を結束するケーブルクランプ23の適切な配設位置として、図5に示すごとくカード用スロット1の下方としている。外部入出力端子21に接続された外部入出力ケーブル22は、カード用スロット1の挿入口の直前を通過し、ケーブルクランプ23で結束固定され、スタンド取り付け部24に至る。
【0023】
次に展示場における液晶テレビの設置の一例に関し手順を追って説明する。先ず、液晶テレビに図示しないスタンドを取り付け展示場所に置く。次に液晶テレビ背面の端子カバーを外し、外部入出力端子21に音声入力ケーブル2本と映像入力ケーブル1本とアンテナケーブル1本を接続し、音声入力ケーブル2本と映像入力ケーブル1本を図示しないDVD機器の各出力端子に接続し、アンテナケーブル1本を図示しないデジタル放送アンテナに接続する。次にB−CASカード2をカード用スロット1に挿入し、音声入力ケーブル2本と映像入力ケーブル1本とアンテナケーブル1本をケーブルクランプ23で結束した後にスタンド取り付け部24近傍を経由して図示しないスタンドに設けられたケーブルホルダで再度結束する。ケーブル配線が終了すると液晶テレビの背面部の凹部を端子カバー25で覆い、液晶テレビの設置が終了する。ユーザーが液晶テレビの電源をオンしデジタル放送を選択することで、B−CASカード2の内容が照会され、認証されると、デジタル放送の視聴が可能となる。
【0024】
例えば展示場で液晶テレビがデジタル放送を放映中に、カード用スロット1からのカード2を抜き出そうとすると、カード用スロット1に隣接する上方に外部入出力端子21を、下方にケーブルクランプ23を配設しているため、カード2の抜き出し方向を閉塞するよう配置し固定された外部入出力ケーブル22を除去し、カード2の移動経路を解放する手順が必要になる。外部入出力ケーブル22による妨害を除去する方法としては、外部入出力ケーブル22をケーブルクランプ23から外すか、外部入出力ケーブル22を外部入出力端子21から外すか、または外部入出力ケーブル22束を掻き分けて無理やりカード2を抜き取るなどの手順を必要とし、機器展示環境での不正行為が抑止されることになる。
【0025】
このように、カード用スロット1に保持されたカード2を取り出すには、事前にカード2の抜き出し方向を閉塞するよう配置し固定された外部入出力ケーブル22を除去し、カード2の移動経路を解放する手順が必要になり、この手順の実行は、展示中の機器の一時的な動作の中断を伴うか、またはカード挿抜時に前記手順の追加が要求されることにより、機器展示環境での不正行為が抑止されることになる。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明は、放送番組の視聴認証用カードに限定せず、番組内容の記録用の半導体記憶素子を内蔵するカード型記憶デバイス、磁気カード、および、その他のカードデバイス、および、カード用スロットを具備する電子機器に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の第1の実施例における主要構成部分の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例における主要構成部分の横断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例における主要構成部分の横断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例における主要構成部分の横断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例における液晶テレビの背面端子カバーを外した斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施例における液晶テレビの斜視図である。
【符号の説明】
【0028】
1:カード用スロット
2:カード
3:アンテナレセプタクル
4:アンテナプラグ
5:アンテナケーブル
6:機器筐体
7:電源コンセント
8:電源プラグ
9:電源ケーブル
20:液晶テレビ用リアキャビネット
21:外部入出力端子
22:外部入出力ケーブル
23:ケーブルクランプ
24:スタンド取り付け部
25:端子カバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カード型デバイス用スロットを具備する電子機器において、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口前方にカード型デバイスの挿抜操作を阻害する障害物を配したことを特徴とする電子機器。
【請求項2】
カード型デバイス用スロットを具備する電子機器において、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口前方であってカード型デバイスの挿抜操作を阻害する領域に前記電子機器に接続されるケーブルを配したことを特徴とする電子機器。
【請求項3】
カード型デバイス用スロットを具備する電子機器において、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口側近傍にあって、ケーブル接続部先端位置が該カード挿入口高さに達しない高さのケーブル接続端子を配置したことを特徴とする電子機器。
【請求項4】
機器背面に機器の厚みと厚み方向を揃えてカード型デバイス用スロットを配置した薄型電子機器において、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口側であって、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口に隣接する一方にケーブル接続端子を配置し、隣接する他方に前記ケーブル端子に接続されるケーブルを保持するクランプを配置したことを特徴とする薄型電子機器。
【請求項5】
機器背面に機器の厚みと厚み方向を揃えてカード型デバイス用スロットを配置した薄型電子機器において、該カード型デバイス用スロットの挿入口側であって、前期薄型電子機器を設置した状態で該カード型デバイス用スロットのカード挿入口の長手方向の上方に位置する部分にケーブル接続端子を配置し、該カード型デバイス用スロットのカード挿入口の長手方向の下方に位置する部分に前記ケーブル端子に接続されるケーブルを保持するクランプを配置したことを特徴とする薄型電子機器。
【請求項6】
請求項5に記載の薄型電子機器において、前記カード型デバイス用スロットの挿入口と前記ケーブル接続端子と前記ケーブルを保持するクランプは前記薄型電子機器背面に設けられた凹部内に設けられ、且つ該凹部は一体端子カバーで覆われていることを特徴とする薄型電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−4218(P2006−4218A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−180518(P2004−180518)
【出願日】平成16年6月18日(2004.6.18)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】