説明

電子機器装置

【課題】専用カバーを製造するためのコストや、専用カバーを取り付けるための組み立て作業が必要となり、電子機器装置の製造コストが増加するという課題がある。
【解決手段】押圧部112を有し、回動することによって開閉可能な回動カバーとしての正面カバー11と、正面カバー11によって覆われる開口部の領域と隣接し、筐体40に固定された固定カバーと、押圧部112によって押圧される可動部であるレバー221とレバー221を支持する支持部222とを有し、レバー221の位置によって正面カバー11の開閉状態を検出する検出部としてのリミットスイッチ22と、を備え、リミットスイッチ22の支持部222は、固定カバーによって覆われ、リミットスイッチ22のレバー221は、開口部の領域に備えられたインクジェットプリンターを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複写機、ファクシミリ、プリンターなどの電子機器装置には、筐体に設けられた開口部から、消耗品を交換したり、搬送経路に詰まった用紙を取り除いたりするため、回動することによって開口部を開閉可能にするカバーが取り付けられている。このような電子機器装置には、カバーが閉じた状態にあるか、開けた状態にあるかを検出するため、カバーの開閉状態に応じて、電気回路を開閉するスイッチが取り付けられているものがある。
【0003】
例えば、特許文献1では、被カバー部材に機械的スイッチを設け、カバー部材に設けられたスイッチ押圧用リブによる機械的スイッチの押圧・押圧解除により、カバー部材の開閉を検出する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−73869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、機械的スイッチは、回動するカバーによって覆われる領域に備えられている。そのため、機械的スイッチを覆って保護するためや、機械的スイッチを固定して誤動作を防止するため、機械的スイッチの専用カバーを、回動するカバーによって覆われる領域に備えている。そのため、機械的スイッチの専用カバーを製造するためのコストや、専用カバーを取り付けるための組み立て作業が必要となり、電子機器装置の製造コストが増加するという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
【0007】
[適用例1]押圧部を有し、回動することによって開閉可能な回動カバーと、前記回動カバーによって覆われる領域と隣接し、筐体に固定された固定カバーと、前記押圧部によって押圧される可動部と前記可動部を支持する支持部とを有し、前記可動部の位置によって前記回動カバーの開閉状態を検出する検出部と、を備え、前記検出部の前記支持部は、前記固定カバーによって覆われ、前記検出部の前記可動部は、前記領域に備えられたことを特徴とする電子機器装置。
【0008】
本適用例によれば、検出部の支持部は、固定カバーによって覆われ、検出部の可動部は、回動カバーによって覆われる領域に備えられる。これにより、検出部を覆って保護するための専用カバーを設けないので、専用カバーを製造するためのコストや、専用カバーを取り付けるための組み立て作業が不要となり、電子機器装置の製造コストの上昇を抑制できる。
【0009】
[適用例2]前記固定カバーには、前記検出部の支持部を固定するための突出部が備えられたことを特徴とする上記電子機器装置。
【0010】
これにより、検出部を固定して誤動作を抑制するための専用カバーを設けないので、専用カバーを製造するためのコストや、専用カバーを取り付けるための組み立て作業が不要となり、電子機器装置の製造コストの上昇を抑制できる。
【0011】
[適用例3]前記押圧部の押圧方向に開口され、前記可動部を囲む開口壁を備えたことを特徴とする上記電子機器装置。
本適用例によれば、使用者の指などが可動部に当たってしまうことにより可動部が損傷してしまうことを抑制できる。
【0012】
[適用例4]前記押圧方向において、前記開口壁の長さは、前記可動部の可動範囲の長さより長いことを特徴とする上記電子機器装置。
本適用例によれば、さらに可動部が損傷することを抑制できる。
【0013】
[適用例5]前記固定カバーには、端子接続部を備えるための開口部が形成されたことを特徴とする上記電子機器装置。
【0014】
本適用例によれば、スイッチを固定するためのカバーと、端子接続部を備えるための開口部が形成されたカバーとを一体に形成できるので、電子機器装置の製造コストの上昇を抑制できる。
【0015】
[適用例6]前記突出部の断面形状は、L字形状であることを特徴とする上記電子機器装置。
本適用例によれば、スイッチの姿勢が変化することを抑制できる。
【0016】
[適用例7]前記検出部の前記可動部は、前記支持部によって支持される回動軸を有し、回動可能なレバーであることを特徴とする上記電子機器装置。
本適用例によれば、電子機器装置の製造コストの上昇を抑制できる。
【0017】
[適用例8]画像を形成する画像形成部を備えたことを特徴とする上記電子機器装置。
本適用例によれば、電子機器装置の製造コストの上昇を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】インクジェットプリンターを正面側から見た外観斜視図。
【図2】正面カバーを開けた状態におけるインクジェットプリンターの外観斜視図。
【図3】リミットスイッチが備えられた部分の拡大図。
【図4】(a)は、リミットスイッチの外観斜視図、(b)は、リミットスイッチにおけるレバーの断面を示す図。
【図5】(a)は、リミットスイッチが備えられた部分を示し、正面カバーが開いた状態を示す図、(b)は、正面カバーに押圧部が設けられた部分の拡大図。
【図6】リミットスイッチが備えられた部分を示し、正面カバーが閉じた状態を示す図。
【図7】固定カバーの表側から見た図。
【図8】(a)は、固定カバーの裏側から見た図、(b)は、突出部の断面形状を示す図。
【図9】(a)は、リミットスイッチと突出部と開口壁とを示す斜視図、(b)は、開口壁の長さと、レバーの可動範囲における長さを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、電子機器装置の一例である画像形成装置としてのインクジェットプリンター1(以降は、プリンターという)を、正面側から見た外観斜視図である。プリンター1には、画像形成部3と、画像形成部3の鉛直方向D1における上側に配置されたスキャナー部2とが備えられる。
【0020】
操作パネル4には、電源のオン・オフ操作や、印刷条件の設定操作などを行うための操作ボタン9が備えられる。また、操作パネル4には、印刷条件の設定内容や操作内容を表示するため、液晶パネルなどによって構成された表示部10が備えられる。
【0021】
スキャナー部2には、載置台7に載置された原稿(不図示)をスキャナー部2に給紙する給紙装置8が備えられる。スキャナー部2には、透明な原稿台(不図示)やイメージセンサーなどを搭載した読取部(不図示)などが備えられ、スキャナー部2は、読取部によって、原稿台上に給紙された原稿に描かれた画像を読取り、画像データを取得する。
【0022】
プリンター1の正面側には、使用者によって引き出し可能な用紙カセット5が備えられ、用紙カセット5には、記録媒体としての用紙(不図示)が収納される。また、プリンター1の背面側には、用紙(不図示)を載置する用紙サポート6を含んで構成される給紙装置が備えられ、用紙サポート6に載置された用紙は、給紙装置によって画像形成部3に給紙される。
【0023】
プリンター1は、用紙カセット5に収納された用紙または用紙サポート6に載置された用紙を画像形成部3内部に給紙し、用紙に画像を形成し、開口部12から排紙する。排紙された用紙は、トレイ13およびトレイ13から引き出されたスタッカー14に載置される。
【0024】
プリンター1の図面右側は、固定カバー30,31,32によって覆われる。固定カバー30に形成された凹部301には、端子接続部としてのUSBコネクター21が備えられる。
【0025】
使用者は、取手部110を持って、正面カバー11を回動カバーとして矢印の方向に回動させることができる。図2は、正面カバー11を開けた状態におけるプリンター1の外観斜視図である。図2に示すように、正面カバー11を開けると、プリンター1の筐体40における正面側には、プリンター1の横幅方向D2における長さの範囲Xと、鉛直方向D1における長さの範囲Yとによって示す開口部Aが形成されている。
【0026】
開口部Aは、仕切り部材17によって区分された、収納開口領域19と、除去開口領域16とが設けられている。正面カバー11は、開口部Aの鉛直方向D1における下側を回動軸として、回動することにより、図2に示すように開口部Aを開けた状態にしたり、開口部Aを、図1に示すように覆って閉じた状態にしたりすることができる。
【0027】
開口部Aは、本実施形態における正面カバー11によって覆われる領域である。固定カバー30は、開口部Aの領域と隣接して備えられる。
【0028】
プリンター1には、インクが収容されたインクカートリッジ(不図示)の下側角部を案内するガイドレール18を含んで構成され、インクカートリッジを収納する収納部が設けられている。使用者は、正面カバー11を開けた状態で、収納開口領域19からインクカートリッジを収納部に収納したり、取り外したりすることができる。
【0029】
記録媒体支持部15上を搬送される用紙(不図示)に画像が形成される。用紙が搬送されている途中で、紙ジャムなどによって、用紙が記録媒体支持部15に残ってしまう場合がある。このようなとき、使用者は、プリンター1の正面側に形成された除去開口領域16から手を入れて、記録媒体支持部15に残った用紙を取り除くことができる。
【0030】
正面カバー11の内側壁面111には、プリンター1の横幅方向D2に長い案内板20が備えられている。案内板20は、紙や樹脂材料などによって板状に形成されたものである。案内板20には、インクカートリッジを収納部に収納したり取り外したりする際の説明内容などが記載されている。説明内容を案内板20に印刷してもよいし、説明内容が印刷されたシートを案内板20に貼り付けてもよい。
【0031】
図3は、図2の検出部としてのリミットスイッチ22が備えられた部分Bの拡大図である。図4(a)は、リミットスイッチ22の外観斜視図である。リミットスイッチ22は、可動部であるレバー221と、レバー221を支持する支持部222とを含んで構成される。
【0032】
図4(b)は、図4(a)の矢印E方向から見たレバー221の断面を示す図である。レバー221の一端には、支持部222によって支持される回動軸223が設けられる。支持部222には、レバー221を回動方向D4に回動させようとする付勢手段(不図示)が備えられている。図3、図4(a)、(b)のレバー221に対して、押圧方向D3の力が作用すると、図4(b)のレバー221は、回動軸223を回転中心として回動方向D5に回動する。
【0033】
支持部222には、開閉可能なスイッチ用端子(不図示)が備えられる。リミットスイッチ22は、回動方向D4,D5におけるレバー221の位置すなわち押圧方向D3におけるレバー221の位置によって、スイッチ用端子を接続状態または非接続状態にさせて電気回路を開閉するスイッチである。
【0034】
図3に示すように、支持部222は、筐体40に備えられ、筐体40と固定カバー30との間に位置する。リミットスイッチ22は、レバー221における先端側が固定カバー30側から図2の開口部Aの領域に突き出すように備えられ、図3、図4(a)、(b)のレバー221における被押圧面221aは、開口部Aの領域に位置する。
【0035】
図3の固定カバー30には、押圧方向D3における上流側と下流側すなわちプリンター1の正面側と裏面側が開口し、レバー221の先端側を囲む開口壁302が形成されている。開口壁302は、開口部A側に突出し、開口部Aの領域に位置するように備えられる。
【0036】
図5(a)は、図1、図2の固定カバー30を取り外し、リミットスイッチ22が備えられた部分を示し、正面カバー11が開いた状態を示す図である。リミットスイッチ22の支持部222は、筐体40に備えられる。
【0037】
図5(b)は、図5(a)の正面カバー11に押圧部112が設けられた部分Cの拡大図である。正面カバー11の横幅方向D2における図面右側には、図4の被押圧面211aを押圧可能な押圧部112が形成されている。
【0038】
図6は、固定カバー30を取り外し、リミットスイッチ22が備えられた部分を示し、正面カバー11が閉じられた状態を示す図である。
【0039】
図6の正面カバー11が閉じた状態では、押圧部112は、リミットスイッチ22のレバー221における被押圧面221aを押圧する。リミットスイッチ22は、レバー221の位置によって正面カバー11の開閉状態を検出することができる。
【0040】
図7は、固定カバー30の表側すなわちプリンター1の正面側から見た図である。図3を用いて前述したように、固定カバー30には、開口壁302が設けられる。また、固定カバー30における凹部301には、図1、図2のUSBコネクター21を備えるための開口部303が形成されている。
【0041】
図8(a)は、固定カバー30の裏側すなわち筐体40側から見た図である。固定カバー30の裏側には、筐体40側に突出する突出部304が設けられる。図8(b)は、突出部304を、図8(a)の横幅方向D2から見た断面形状を示す図である。
【0042】
図9(a)は、図7、図8の固定カバー30を図5、図6の筐体40に固定した状態において、筐体40に備えられたリミットスイッチ22と、突出部304と、開口壁302とを示す斜視図である。
【0043】
図8(b)に示すように、突出部304の断面形状は、L字形状である。固定カバー30を筐体40に固定した状態では、図8(b)の突出部304における当接面304a、当接面304aと略直交する当接面304bとが、図9(a)のリミットスイッチ22における支持部222に当接し、支持部222が固定される。
【0044】
図9(b)は、押圧方向D3において、開口壁302の長さL1と、レバー221の可動範囲における長さL2を示す図である。図9(b)の実線に示したレバー221は、正面カバー11が開口部Aを開けた状態において、正面カバー11の押圧部112がレバー221の被押圧面221aと離間した状態にあるときの位置を示す。
【0045】
図9(b)の破線に示したレバー221は、正面カバー11が開口部Aを閉じた状態において、正面カバー11の押圧部112がレバー221の被押圧面221aを押圧した状態にあるときの位置を示す。
【0046】
正面カバー11が開口部Aを開けた状態における実線に示すレバー221は、正面カバー11が開口部Aを閉じた状態になると、レバー221の被押圧面221aが、正面カバー11の押圧部112に押圧されて破線に示すレバー221の位置に移動する。
【0047】
図9(a)、(b)の開口壁302の長さL1は、押圧部112の押圧方向D3における長さである。レバー221の可動範囲における長さL2は、正面カバー11が開口部Aを開けた状態におけるレバー221の被押圧面221aの位置から、正面カバー11が開口部Aを閉じた状態におけるレバー221の先端部221bの図面下端の位置までの押圧方向D3における長さである。開口壁302の長さL1は、レバー221の可動範囲における長さL2より長い。
【0048】
以上、本実施形態で説明したプリンター1は、押圧部112を有し、回動することによって開閉可能な回動カバーとしての正面カバー11と、正面カバー11によって覆われる開口部Aの領域と隣接し、筐体40に固定された固定カバー30と、押圧部112によって押圧される可動部であるレバー221とレバー221を支持する支持部222とを有し、レバー221の位置によって正面カバー11の開閉状態を検出する検出部としてのリミットスイッチ22と、を備え、リミットスイッチ22の支持部222は、固定カバー30によって覆われ、リミットスイッチ22のレバー221は、開口部Aの領域に備えられる。
【0049】
この構成によれば、リミットスイッチ22を覆って保護するための専用カバーを設けないので、専用カバーを製造するためのコストや、専用カバーを取り付けるための組み立て作業が不要となり、プリンター1の製造コストの上昇を抑制できる。
【0050】
また、固定カバー30には、リミットスイッチ22の支持部222を固定して誤動作を抑制するための突出部304が備えられる。
【0051】
これにより、リミットスイッチ22を固定して誤動作を抑制するための専用カバーを設けないので、専用カバーを製造するためのコストや、専用カバーを取り付けるための組み立て作業が不要となり、電子機器装置の製造コストの上昇を抑制できる。
【0052】
また、プリンター1は、図5(a)、(b)の押圧部112が押圧する押圧方向D3に開口され、図3のレバー221の先端側を囲む開口壁302を備える。
【0053】
この構成によれば、使用者の指などがレバー221に当たってしまうことによりレバー221が損傷してしまうことを抑制できる。
【0054】
また、図9(a)、(b)の開口壁302の押圧方向D3における長さL1は、レバー221の可動範囲の長さL2より長い。これにより、さらにレバー221が損傷することを抑制できる。
【0055】
固定カバー30には、図1、図2の端子接続部としてのUSBコネクター21を備えるための図7の開口部303が形成されている。
【0056】
これにより、リミットスイッチ22を固定するためのカバーと、USBコネクター21を備えるための開口部303が形成されたカバーとを一体に形成できるので、プリンター1の製造コストの上昇を抑制できる。
【0057】
また、突出部304の断面形状は、L字形状である。これにより、L字形状の端面を支持部222に当接させれば、リミットスイッチ22の姿勢が変化することを抑制できる。
【0058】
本実施形態では、検出部としてリミットスイッチ22を用いたが、LEDやフォトトランジスターなどを用いて可動部の位置を光によって検出する検出部を用いてもよい。あるいは、可動部の位置を静電容量の変化によって検出する検出部を用いてもよい。
【0059】
本実施形態では、電子機器装置の一例である画像形成装置としてのプリンター1について説明したが、パーソナルコンピューターなどの情報処理装置、コピーなどの画像複写装置、HDDレコーダーなどの画像記録装置、製品を組み立てる組み立て装置、製品を検査する検査装置などの電子機器装置にも適用できる。
【符号の説明】
【0060】
1…インクジェットプリンター、3…画像形成部、11…正面カバー、21…USBコネクター、22…リミットスイッチ、30…固定カバー、40…筐体、112…押圧部、221…レバー、221a…被押圧面、222…支持部、223…回動軸、302…開口壁、303…開口部、304…突出部、A…開口部、D3…押圧方向、L1,L2…長さ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
押圧部を有し、回動することによって開閉可能な回動カバーと、
前記回動カバーによって覆われる領域と隣接し、筐体に固定された固定カバーと、
前記押圧部によって押圧される可動部と前記可動部を支持する支持部とを有し、前記可動部の位置によって前記回動カバーの開閉状態を検出する検出部と、を備え、
前記検出部の前記支持部は、前記固定カバーによって覆われ、前記検出部の前記可動部は、前記領域に備えられたことを特徴とする電子機器装置。
【請求項2】
請求項1に記載の電子機器装置であって、
前記固定カバーには、前記検出部の支持部を固定するための突出部が備えられたことを特徴とする電子機器装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の電子機器装置であって、
前記押圧部の押圧方向に開口され、前記可動部を囲む開口壁を備えたことを特徴とする電子機器装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器装置であって、
前記押圧方向において、前記開口壁の長さは、前記可動部の可動範囲の長さより長いことを特徴とする電子機器装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器装置であって、
前記固定カバーには、端子接続部を備えるための開口部が形成されたことを特徴とする電子機器装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子機器装置であって、
前記突出部の断面形状は、L字形状であることを特徴とする電子機器装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子機器装置であって、
前記検出部の前記可動部は、前記支持部によって支持される回動軸を有し、回動可能なレバーであることを特徴とする電子機器装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電子機器装置であって、
画像を形成する画像形成部を備えたことを特徴とする電子機器装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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