説明

電子機器

【課題】シンプルな操作で被写体の画像を適切に取得できる画像取得装置を提供する。
【解決手段】書類DCMを撮像するために撮像装置CAの撮像光学系を変位させるに当たり、予めパターンとして記憶されている本体PCBの一部の画像が、撮影画面内に入った時点で、制御部は撮像光学系を駆動するアクチュエータの駆動を中断する。これにより適切な画角で書類DCMを撮像することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、CCD(Charge Coupled Devices)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、CCD型イメージセンサやCMOS型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた撮像装置が搭載されたビデオカメラ、デジタルカメラの普及が進み、より高画質の画像が得られるよう高画素数を有する固体撮像素子を使用した撮像装置を搭載したものが市揚に供給されるようになってきた。又、インターネットの普及に伴い、パソコンに取り付けて、送信者の画像を取得して相手先に伝送するための、いわゆるウェブカメラなども既に市販されている。
【0003】
ところで、情報セキュリティの観点,あるいは手書き書面を用いた遠隔コミュニケーションのために,書類を電子化するニーズが増している。書類を電子化するために従来から用いられている機器としてスキャナがある。しかるにスキャナは、撮像光学系に正対する像面を撮影するものであって,特に文字を含むような書類を卓上で電子化する際にはラインセンサを備えた大型のスキャナ装置を用いることが多いが、装置自体が比較的嵩張るという問題がある。一方、デジタルカメラをスキャナの代わりに用いることもあるが、この場合、像面とデジタルカメラとをある程度距離を置いて正対させながら撮影する必要があるので、被写体となる紙の資料等を、わざわざ床面などに載置して撮像を行わなくてはならず、使い勝手が良くないという問題がある。
【0004】
ここで、特許文献1には、モニターを包囲するモニター枠部にCCDカメラを内蔵し、インターネット等のコンピュータネットワークを通じてリアルタイムに画像を送りながら電子メールやチャットなど文字ベースでの会話を行なえるようにしたカメラ内蔵パソコンが開示されている。よって、かかるCCDカメラを用いて、被写体となる紙の資料等を撮像して相手方に伝送することも考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3113062号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかるに、特許文献1の従来技術において、CCDカメラの本体的な用途は、カメラ内蔵パソコンを操作するユーザーを撮影することであり、かかる場合、ディスプレイ部の一部には操作するユーザー自身を表示することもできる。ところが、特許文献1のカメラ内蔵パソコンを用いて、机上に載置された資料を撮像する場合、ディスプレイ部を倒すようにしてCCDカメラの軸線を資料に向ける必要があるが、そうするとディスプレイ部の一部に表示された資料の画像をユーザーが視認しにくくなり、撮像された資料の画像の一部が切れたりして、使い勝手が悪いという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、シンプルな操作で被写体の画像を適切に取得できる画像取得装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載の電子機器は、
本体と、
撮像の向きを変えるように前記本体に対して変位可能となっている撮像手段と、
前記撮像手段からの信号に基づいて画像を取得する画像取得手段と、
前記撮像手段を変位させる変位手段と、を有し、
前記本体の近傍に配置した平面状の被写体を撮像するモードを設定することに応じて、前記変位手段は、前記画像取得手段が取得した画像中の前記本体に関する画像情報に基づいて、前記撮像手段を変位させることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、前記本体の近傍に配置した平面状の被写体を撮像するモードを設定することに応じて、前記変位手段は、前記画像取得手段が取得した画像中の前記本体に関する情報に基づいて、前記撮像手段を変位させるので、ユーザーの手を煩わせることなく、正確に被写体を撮像することができる。
【0010】
請求項2に記載の電子機器は、前記電子機器を操作するユーザーを撮像するモードを設定したときは、前記変位手段は、前記画像取得手段が取得した画像で認識した前記ユーザーを追跡して画像取得を続けるように、前記撮像手段を変位させることを特徴とする。これにより、ユーザーの手を煩わせることなく、正確にユーザー自身を撮像することができる。
【0011】
請求項3に記載の電子機器は、前記本体に対して傾動可能なディスプレイ部を有し、前記撮像手段は前記ディスプレイ部に取り付けられていることを特徴とする。これにより、被写体としての机上の書類などをディスプレイ部の高い位置から前記撮像手段により撮像できるため、文字等を読み取りやすい画像を取得することができる。尚、取得した画像に対して台形補正等を行うことは任意である。
【0012】
請求項4に記載の電子機器は、前記本体と前記ディスプレイ部との傾動角を検出するセンサを有し、前記変位手段は、前記センサが検出した角度を、前記撮像手段を変位させる際の制御情報として用いることを特徴とする。これにより、前記本体と前記ディスプレイ部との傾動角が大きすぎる場合や小さすぎる場合など、被写体としての机上の書類などを撮像しても文字等を判別しにくくなるので、変位を制限したり、アラームを出力することなどを行える。
【0013】
請求項5に記載の電子機器は、前記変位手段は、前記撮像手段の撮像の向きを上下方向に変位させることを特徴とする。但し、左右方向にも変位させることは任意である。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、シンプルな操作で被写体の画像を適切に取得できる画像取得装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本実施の形態にかかる撮像装置CAを搭載したノート型パソコンPCの斜視図である。
【図2】本実施の形態にかかる撮像装置CAを搭載したノート型パソコンPCのブロック図である。
【図3】撮像装置CAの斜視図である。
【図4】ノート型パソコンPCを側方から見た図である。
【図5】第1撮像モード設定時に、ノート型パソコンPCのモニタ112に表示された画像の例を示す図である。
【図6】第2撮像モード設定時に、ノート型パソコンPCのモニタ112に表示された画像の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態にかかる撮像装置CAを搭載したノート型パソコン(電子機器)PCの斜視図である。図2は、本実施の形態にかかる撮像装置CAを搭載したノート型パソコンPCのブロック図である。図3は、撮像装置CAの斜視図である。
【0017】
図1に示すように、ノート型パソコンPCは、本体PCBと、モニタ112を有するディスプレイ部PCDがヒンジPCHで連結されて折り畳み可能となっている。図示していないが、ノート型パソコンPCのヒンジPCHに、本体PCBに対するディスプレイ部PCDの傾き角を検出する角度センサを設けている。
【0018】
撮像手段としての撮像装置CAは、ディスプレイ部PCDにおけるモニタ112より上方の上辺中央の切欠CT内に変位可能に設けられている。撮像装置CAは、ノート型パソコンPCに内蔵させてモニタ112を表示手段とすることで、モニタ112により取り込んだ画像を確認できると共に、パソコン側の画像処理回路を利用して高速で画像処理を行え、メール送信や他の資料への貼り付け、文字・絵等の抽出や再利用を行えるので好ましい。又、ヒンジPCHにより本体PCBに対する傾き角が調整可能なディスプレイ部PCDを撮像装置CAの支持部として利用できるため、机上に載置した書類DCMの撮像時における画角を確保できるという利点もある。
【0019】
図2において、撮像装置CAは、撮像光学系101と、固体撮像素子102と、A/D変換部103とを有する。一方、ノート型パソコンPCは、制御部104と、光学系駆動部105と、タイミング発生部106と、撮像素子駆動部107と、画像メモリ108と、画像取得手段である画像処理部109と、画像圧縮部110と、画像記録部111と、モニタ112と、キーボード113と、撮像装置CAを回転駆動するためのアクチュエータACとを備えて構成され、それ以外にも通常のパソコンに用いるデバイスを備えているが、ここでは省略する。尚、アクチュエータACと制御部104が変位手段を構成する。
【0020】
撮像光学系101は、被写体像を固体撮像素子102の撮像面(受光面)に結像させる機能を有する。固体撮像素子102は、CCDやCMOS等の撮像素子であり、入射光をR、G、B毎に光電変換してそのアナログ信号を出力する。A/D変換部103は、アナログ信号をデジタルの画像データに変換する。又、撮像光学系101はズーム機能を有している。
【0021】
制御部104は、撮像装置CAを制御する機能を有する。制御部104は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を含み、ROMから読み出されてRAMに展開された各種プログラムと、CPUとの協働で各種処理を実行する。
【0022】
光学系駆動部105は、制御部104の制御により、合焦、露出、ズーム移動等において、撮像光学系101を駆動制御する。タイミング発生部106は、制御部104の制御により、アナログ信号出力用のタイミング信号を出力する。撮像素子駆動部107は、タイミング発生部106から出力されたタイミング信号に同期して、固体撮像素子102よりアナログ信号を出力させる。
【0023】
画像メモリ108は、画像データを読み出し及び書き込み可能に記憶する。画像処理部109は、画像データに各種画像処理を施す。画像圧縮部110は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の圧縮方式により、撮像画像データを圧縮する。画像記録部111は、ハードディスクや図示しないスロットにセットされた、メモリカード等の記録メディアに画像データを記録する。
【0024】
モニタ112は、カラー液晶パネル等であり、撮影後画像処理された画像、撮影前のスルー画像等を表示することができる。キーボード113は、モード設定コマンドや、情報を入力するための各種操作キーを含み、ユーザーにより操作入力された情報を制御部104に出力する。
【0025】
図3において、撮像光学系101と固体撮像素子102とを保持する筐体BXは、ディスプレイ部PCD(図1)に対してモニタ112の面と平行となる様に固定された軸SH回りに回動可能に配置され、アクチュエータACにより回転駆動されるようになっている。制御部104は、撮像装置CAを傾動させるアクチュエータACを駆動制御する。尚、アクチュエータACは、内蔵されたエンコーダ等により、例えばディスプレイ部PCDに対して撮像光学系101の光軸が90度となるホームポジションを記憶していると好ましい。かかる場合、不図示のスイッチの操作や、本体PCBの電源オフ等に応じて、アクチュエータACは撮像装置CAをホームポジションに変位させることができる。
【0026】
ここで、撮像装置CA及びノート型パソコンPCにおける動作を説明する。ユーザーは、キーボード113を用いて、自己を撮像可能な第1撮像モード(電子機器を操作するユーザーを撮像するモード)と、書類DCMを撮影可能な第2撮像モード(本体の近傍に配置した平面状の被写体を撮像するモード)のいずれかを選択できる。第1撮像モード時よりも、第2撮像モード時の方が焦点距離を短く設定すると好ましい。
【0027】
一般的には、TV会議等でユーザー自身を撮像する場合、図4(a)に示すように、ユーザーUSの顔の位置は、ノート型パソコンPCが机上に載置された状態で、撮像装置CAより上方に位置する。一方、書類DCMの位置は、図4(b)に示すように、ノート型パソコンPCの本体PCBの近傍における机上(不図示)に載置された状態で、撮像装置CAより下方に位置する。
【0028】
ユーザーが第1撮像モードを設定した場合、まず制御部104は、ヒンジ部PCHに内蔵したセンサにより、本体PCBに対するディスプレイ部PCDの傾き角を求め、これを制御情報として用いることで、アクチュエータACを駆動制御して、撮像光学系101の光軸が水平方向(例えば本体PCBに対するディスプレイ部PCDの傾き角がα度なら、ディスプレイ部PCDに対する撮像光学系101の光軸を(180−α)度に設定する)を向くように、撮影装置CAを回転変位させる。次いで、制御部104は、アクチュエータACを駆動制御して、撮像光学系101の光軸が徐々に上を向くよう(図3の矢印U方向)に撮影装置CAを回転変位させる。すると、図4(a)に示すように、ユーザーUSの顔が画角内に進入してくる。
【0029】
ここで制御部104は、A/D変換された固体撮像素子102からの画像データを画像処理部109で画像処理を行う制御をすることにより、顔認識を行う。顔認識については、例えば特開2004-265431号公報に記載された方法を用いることができる。制御部104は、画像処理部109の顔認識で抽出された顔画像FG(図5で枠FRで囲って表示)を抽出し、顔画像FGが画面中央付近に位置するまでアクチュエータACを駆動し、顔画像FGが画面中央付近に到達したところで、アクチュエータACの駆動を中断して撮像装置CAの位置を設定する(図5(b)参照)。顔画像FGの表示は画面中央付近ではなく、任意の位置になるように設定できる。尚、第1撮像モードが設定されている間、制御部104は撮像光学系101を駆動して顔画像FGの取得を続けることができる。例えばユーザーが立ち上がることで、顔の位置がずれてしまった場合、制御部104は、顔画像FGが撮像画面中央付近に位置するまで、アクチュエータACを駆動することができる。顔認識に加えて、動体検知技術を用いても良い。
【0030】
次に、ユーザーが第2撮像モードを設定した場合について説明する。かかる場合、制御部104は、ヒンジ部PCHに内蔵したセンサにより、本体PCBに対するディスプレイ部PCDの傾き角を求め、これを制御情報として用いることで、アクチュエータACを駆動制御して、撮像光学系101の光軸が水平方向(例えば本体PCBに対するディスプレイ部PCDの傾き角がα度なら、ディスプレイ部PCDに対する撮像光学系101の光軸を(180−α)度に設定する)を向くように、撮影装置CAを回転変位させる。次いで、制御部104は、アクチュエータACを駆動制御して、撮像光学系101の光軸が徐々に下を向くよう(図3で矢印D方向)に撮影装置CAを回転変位させると、書類DCMが画角内に進入してくる。
【0031】
ここで制御部104は、A/D変換部103によりデジタル信号とされた固体撮像素子102からの画像データを画像処理部111で画像処理を行う制御をすることにより、パターンマッチングを行う。パターンマッチングは、取得した画像が、予め記憶された画像情報に一致するか否かを画像処理によって判断するものであり、例えば特開2008-140208号公報に開示された技術を用いることができるが、ここではまず、書類DCMの外形から撮影画面上の位置を認識する。アクチュエータACを駆動し続けると、書類DCMの端部を過ぎ、やがてノート型パソコンPCの本体PCBの一部が画角内に進入してくる。本体PCBの一部の画像については、本体に関する画像情報として、制御部104が予めパターンとして記憶しており、よって図6(a)に示すように、画面内に本体PCBの一部の画像が入った時点で、制御部104はアクチュエータACの駆動を中断する。これにより、図6(a)に示すような適切な画角で書類DCMを撮像することができる。画面内に本体PCBの一部の画像が入った後、アクチュエータACを所定角度だけ逆転させて、画面内に本体PCBの一部の画像が写り込まないようにすることもできる。尚、書類DCMの上端と下端が画面からはみ出したり、或いは書類DCMの画像が小さすぎたりした場合、撮像光学系101をズーム駆動することで、適宜画角を変更することも可能である。
【0032】
尚、本体PCBとディスプレイ部PCDとの傾動角が大きすぎる場合や小さすぎる場合など、被写体としての机上の書類DCMなどを撮像しても文字等を判別しにくくなるので、ヒンジ部PCHに内蔵したセンサにより求めた、本体PCBに対するディスプレイ部PCDの傾き角としての制御情報を、撮像装置CAの変位を制限したり、アラームを出力する為にも利用できる。
【0033】
図6(b)〜(d)は、本実施の形態の変形例を示す図である。図6(b)に示す変形例では、制御部104がノート型パソコンPCの本体PCBに設けられた操作パッドMPの画像を、本体に関する画像情報として記憶しており、これを用いてパターンマッチングを行うものである。図6(c)に示す変形例では、制御部104がノート型パソコンPCの本体PCBに設けられたキーボード113の画像を、本体に関する画像情報として記憶しており、これを用いてパターンマッチングを行うものである。図6(d)に示す変形例では、制御部104がノート型パソコンPCの本体PCBに貼り付けられた製品シールSLの画像(例えばバーコード等)を、本体に関する画像情報として記憶しており、これを用いてパターンマッチングを行うものである。これに限らず、ノート型パソコンPCの各部の画像を記憶して、パターンマッチングに用いることができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明は、ノート型パソコンに限らず、携帯電話等の電子機器にも適用可能である。
【符号の説明】
【0035】
101 撮像光学系
102 固体撮像素子
103 変換部
104 制御部
105 光学系駆動部
106 タイミング発生部
107 撮像素子駆動部
108 画像メモリ
109 画像処理部
110 画像圧縮部
111 画像記録部
112 モニタ
113 キーボード
AC アクチュエータ
BX 筐体
CA 撮像装置
CT 切欠
DCM 書類
FG 顔画像
FR 枠
MP 操作パッド
PC ノート型パソコン
PCB 本体
PCD ディスプレイ部
PCH ヒンジ部
SH 軸
SL 製品シール
US ユーザー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と、
撮像の向きを変えるように前記本体に対して変位可能となっている撮像手段と、
前記撮像手段からの信号に基づいて画像を取得する画像取得手段と、
前記撮像手段を変位させる変位手段と、を有し、
前記本体の近傍に配置した平面状の被写体を撮像するモードを設定することに応じて、前記変位手段は、前記画像取得手段が取得した画像中の前記本体に関する画像情報に基づいて、前記撮像手段を変位させることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記電子機器を操作するユーザーを撮像するモードを設定したときは、前記変位手段は、前記画像取得手段が取得した画像中の前記ユーザーを追うように、前記撮像手段を変位させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記電子機器は、前記本体に対して傾動可能なディスプレイ部を有し、前記撮像手段は前記ディスプレイ部に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記本体と前記ディスプレイ部との傾動角を検出するセンサを有し、前記変位手段は、前記センサが検出した角度を、前記撮像手段を変位させる際の制御情報として用いることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記変位手段は、前記撮像手段を上下方向に変位させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−268367(P2010−268367A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−119852(P2009−119852)
【出願日】平成21年5月18日(2009.5.18)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】