説明

電子機器

【課題】 内部の構造を省スペース化できるテレビジョン装置、電子機器、およびレンズを提供する。
【解決手段】 テレビジョン装置は、プリント配線板と、前記プリント配線板上に設けられるとともに、前記プリント配線板と平行な方向に光を照射できる複数の発光ダイオードと、前記複数の発光ダイオードにそれぞれ対応した複数の受光部と、前記複数の受光部から入った前記複数の発光ダイオードからの光を表示した一つの表示部と、を有するとともに、前記各受光部同士の間の位置から前記表示部に向かって延びた切欠部を設けた一つのレンズと、を具備した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、発光ダイオードを有したテレビジョン装置、電子機器、およびレンズに関する。
【背景技術】
【0002】
テレビ等の電子機器において、LED(発光ダイオード)などを用いてレンズ部分を照らすことがしばしば行なわれる。このようなLEDは、例えばレンズに対向して設けられており、レンズに光を照射して、電子機器の状態などを表示することができる。また、近年では、発光色の異なる複数種類のLEDが市場で流通している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−162550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子機器の状態をLED等で表示することがユーザにとって便利であるが、一方であまりに多くのLEDを配置すると、電子機器の小型化およびケース内部の省スペース化の要請に反することとなり、その塩梅が難しい問題となっている。
【0005】
本発明は、内部の構造を省スペース化できるテレビジョン装置、電子機器、およびレンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態のテレビジョン装置は、プリント配線板と、前記プリント配線板上に設けられるとともに、前記プリント配線板と平行な方向に光を照射できる複数の発光ダイオードと、前記複数の発光ダイオードにそれぞれ対応した複数の受光部と、前記複数の受光部から入った前記複数の発光ダイオードからの光を表示した一つの表示部と、を有するとともに、前記各受光部同士の間の位置から前記表示部に向かって延びた切欠部を設けた一つのレンズと、を具備した。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】第1の実施形態の電子機器の一例であるテレビジョン装置を示した正面図。
【図2】図1に示すテレビジョン装置のプリント配線板の周囲を拡大して示した断面図。
【図3】図2に示すテレビジョン装置のF3−F3線に沿った断面図。
【図4】図3に示すテレビジョン装置のレンズを示した斜視図。
【図5】図2に示すレンズの周囲を拡大して示した平面図。
【図6】図5に示すレンズ中を通る光を示した模式図。
【図7】第2の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータを示した斜視図。
【図8】図7に示すポータブルコンピュータのプリント配線板の周囲を拡大して示した断面図。
【図9】図8に示すポータブルコンピュータのF9−F9線に沿った断面図。
【図10】第3の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータのレンズの周囲を拡大して示した平面図。
【図11】第4の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータのレンズの周囲を拡大して示した平面図。
【図12】図11に示すポータブルコンピュータの厚み方向に沿った断面図。
【図13】第5の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータのレンズの周囲を拡大して示した平面図。
【図14】第6の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータのレンズの周囲を拡大して示した平面図。
【図15】図14に示すポータブルコンピュータのF15−F15線に沿った断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1から図6を参照して、電子機器の第1の実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態にかかる電子機器の一例であるテレビジョン装置11は、長方形の外観を有した薄型の表示装置である。このテレビジョン装置11は、筐体12と、筐体12を支持する脚部13と、を備えている。図2に示すように、筐体12には、開口部14が一対に設けられている。テレビジョン装置11は、開口部14にそれぞれ嵌った一対のレンズ15を有している。
【0009】
図1、図2に示すように、テレビジョン装置11は、チューナ基板と、テレビジョン装置11の各部を統括的に制御するシステム基板16と、例えば可撓性のあるケーブル等を介してシステム基板16に電気的に接続されたプリント配線板17と、平板状のディスプレイ18と、を筐体12の内部に備えている。ディスプレイ18は、例えば、液晶ディスプレイパネルで構成されているが、例えばプラズマディスプレイパネル等、他の種類のディスプレイパネルであってもよい。
【0010】
図2、3に示すように、テレビジョン装置11は、ディスプレイ18の表面を覆った透明な板状のカバー21と、プリント配線板17上に設けられた複数の第1の発光ダイオード22と、第1の発光ダイオード22の周囲を取り囲んだシェード23と、第1の発光ダイオード22とは分離した位置でプリント配線板17上に設けられた複数の第2の発光ダイオード24と、を備えている。
【0011】
プリント配線板17上には、第1の発光ダイオード22(光源)および第2の発光ダイオード24の他に複数の回路部品25が高密度で実装されている。プリント配線板17には、レンズ15の受光部15Bの外形に沿って略三角形に窪んで設けられた窪み部26と、窪み部26の周囲を規定している縁部27と、が設けられている。
【0012】
複数の第1の発光ダイオード22は、プリント配線板17の縁部27上に並ぶように、プリント配線板17の一方の面に設けられている。本実施形態において、3個の第1の発光ダイオード22がプリント配線板17上に配置されているが、その数は3個に限定されるものではない。図2において、最も上側の位置に配置される1つ目の第1の発光ダイオード22Aは、例えば、無線LANが作動しているときに例えばオレンジ色の光を照射して、ユーザにこれを報知する。また、図2において、中間の位置に配置される2つ目の第1の発光ダイオード22Bは、例えば、内蔵する光ディスクドライブが作動している際に、例えば緑色の光を照射して、ユーザにこれを報知するために用いられる。図2において、最も下側の位置に配置される3つ目の第1の発光ダイオード22Cは、例えば、内蔵するハードディスクドライブが駆動されるときに、例えば赤色の光を照射して、ユーザにこれを報知するために用いられる。また、1つ目から3つ目の第1の発光ダイオード22A〜Cを同時に点灯させて、テレビジョン装置11の内部で異常が起こっていることをユーザに報知するようにしてもよい。
【0013】
図2に示すように、各第1の発光ダイオード22は、レンズ15の後述する表示部15Cと受光部15Bとを結んだ直線上に設けられている。各第1の発光ダイオード22は、レンズ15の表示部15Cのある方向を向いて表示部15Cに対向するように設けられている。言い換えると、各第1の発光ダイオード22は、表示部15Cに向けて光を照射するように設けられている。第1の発光ダイオード22は、プリント配線板17と平行な方向に光を照射できるいわゆる側面発光タイプの発光ダイオードである。
【0014】
図2、図3に示すように、シェード23は、プリント配線板17上に設けられており、一対のレンズ15から外れた位置で、第1の発光ダイオード22の側面および上面を覆っている。シェード23には、2個の第1の発光ダイオード22を収容するように窪んだ第1の収容部23Aと、1個の第1の発光ダイオード22を収容するように窪んだ第2の収容部23Bと、が設けられている。シェード23は、第1の発光ダイオード22と第2の発光ダイオード24との間を仕切っており、例えば、第2の発光ダイオード24から照射される光が、第1の発光ダイオード22に対向するレンズ15に照射されないようにしている。
【0015】
第2の発光ダイオード24は、プリント配線板17上で縁部27から外れた位置、すなわちプリント配線板17の略中央部に設けられている。本実施形態において、2個の第2の発光ダイオード24がプリント配線板17上に配置されているが、その数は2個に限定されるものではない。第2の発光ダイオード24は、いわゆる上面発光タイプのもので構成されており、プリント配線板17の延びている方向とは交差(直交)する方向に光を照射することができる。第2の発光ダイオード24のうち、一方24Aは、例えば、カバー21を透過するように光を照射して、ユーザに対して電源オンの状態を報知することができる。また、第2の発光ダイオード24のうち、他方24Bは、例えば、カバー21を透過するように光を照射して例えば、テレビジョン装置11が省電力モードにあることをユーザに報知することができる。
【0016】
図2、図4に示すように、各レンズ15は、錐台形状の本体15Aと、本体15Aの下底部から第1の発光ダイオード22(光源)に向けて突出した複数の受光部15Bと、本体15Aの上底部にあたる位置に設けられた表示部15Cと、受光部15B同士の間の位置に設けられたくさび形の切欠部15Dと、を有している。また、本体15Aと表示部15Cとによって、受光部15Bから入った光を表示部15Cの表面にまで導くための導光部15Eが構成されている。本体15A、受光部15B、および表示部15Cは、例えば、アクリル系の樹脂等の透明な材料によって一体に成形されている。本体15Aおよび表示部15Cは、筐体12の開口部14の内側に嵌っている。
【0017】
図4、図5等に示すように、レンズ15は、本体15Aの中心軸28に対して略対称形(左右対称形)をなしている。本実施形態においてレンズ15には、2個の受光部15Bが設けられている。また、受光部15Bの法線のうち、一つは、図5中に一点鎖線で示した第1の発光ダイオード22と表示部15Cとを結んだ線と合致している。このように、本実施形態のレンズ15は、受光部15Bの法線が表示部15Cに向けて延びるように設計されている。
【0018】
切欠部15Dは、各受光部15B同士の間の位置から表示部15Cに向かって延びている。切欠部15Dは、略V字形の断面形状を有している。図5に示すように、この切欠部15Dを規定した面31は、各第1の発光ダイオード22と表示部15Cとを結んだ線と略平行になっている。
【0019】
図2に示すように、各受光部15Bは、第1の発光ダイオード22に対応するようにプリント配線板17の窪み部26の内側に嵌っている。また、表示部15Cには、受光部15Bから入った第1の発光ダイオード22からの光が表示される。表示部15Cは、表面粗さが大きくなるように表面処理(シボ加工)が施されており、その表面において光を周囲に拡散することができる。
【0020】
図6に示すように、例えば、第1の発光ダイオード22から照射される光のうち、切欠部15Dに向けて照射される光は、本体15Aに向けて全反射され、本体15Aの側面でさらに反射されるなどして表示部15Cに導かれる。このように、レンズ15の材質、切欠部15Dを設ける角度、および第1の発光ダイオード22の設置位置および角度は、切欠部15Dに向けて照射される光が表示部15C方向に向けて全反射され、表示部15Cに効率的に表示されるように設計されている。
【0021】
なお、1つ目の第1の発光ダイオード22Aからの光は、図2中で上側に示されたレンズ15の表示部15Cに表示され、2つ目の第1の発光ダイオード22Bおよび3つ目の第1の発光ダイオード22Cからの光は、図2中で下側に示されたレンズ15の表示部15Cに表示される。このとき、1つ目の第1の発光ダイオード22Aは、2つ目の第1の発光ダイオード22Bおよび3つ目の第1の発光ダイオード22Cと同じようにレンズ15に対して傾けて配置されるため、1つ目の第1の発光ダイオード22Aの光量が適切な範囲に調節される。これによって、1つ目の第1の発光ダイオード22Aの見え方が他の2つ目の第1の発光ダイオード22Bや3つ目の第1の発光ダイオード22Cの見え方と同じ程度に調整され、ユーザに違和感を生ずることが防止される。
【0022】
第1の実施形態によれば、テレビジョン装置11は、プリント配線板17と、プリント配線板17上に設けられるとともに、プリント配線板17と平行な方向に光を照射できる複数の発光ダイオードと、複数の発光ダイオードにそれぞれ対応した複数の受光部15Bと、複数の受光部15Bから入った複数の発光ダイオードからの光を表示した一つの表示部15Cと、を有するとともに、各受光部15B同士の間の位置から表示部15Cに向かって延びた切欠部15Dを設けたレンズ15と、を具備する。
【0023】
この構成によれば、一つの受光部15Bから入った光を表示部15Cに導く経路と、他の受光部15Bから入った光を表示部15Cに導く経路と、を切欠部15Dによって仕切ることができる。これによって、複数の発光ダイオードに対応したレンズ15を一つにする場合であっても、表示部15Cで表示される光が弱くなる事態を生ずることを防止することができる。すなわち、複数の発光ダイオードに対応したレンズ15を一つにすると、一つの受光部15Bから入った光が他の受光部15Bの方向に反射して、レンズ15の内部に光がこもって、表示部15Cに光が上がってこなくなることがある。しかしながら、上記構成によれば、受光部15B同士の間の位置に切欠部15Dが設けられているため、一つの受光部15Bから入った光の一部が他の受光部15Bの方向のある方向に向かって照射されたとしても、この一部の光を表示部15Cの方向に向けて反射させることができる。これによって、表示部15Cにおいて十分な光量を確保することができる。さらに、上記の構成によれば、レンズ15の数を削減することができ、テレビジョン装置11の内部において、レンズ15が占めるスペースを削減して、テレビジョン装置11の小型化を図ることができる。
【0024】
この場合、各発光ダイオードは、表示部15Cに向けて光を照射するように表示部15Cのある方向を向いている。この構成によれば、発光ダイオードから照射される光のうち、正面方向に照射される強い光の大部分を表示部15Cに向けて直接照射することができる。これによって、レンズ15の内部で反射等を介在させることなく、表示部15Cに直進できる光についてはレンズ15に直接到達させることができ、表示部15Cにおいて十分な光量を確保することができる。
【0025】
また、切欠部15Dを規定した面31は、各発光ダイオードと表示部15Cとを結んだ線と略平行である。この構成によれば、発光ダイオードから切欠部15Dに向けて照射された光のうちのほとんどを表示部15Cに向けて全反射させることができる。これによって、切欠部15Dからレンズ15外に光が漏れてしまうことを極力防止して、表示部15Cにおいて十分な光量を確保することができる。
【0026】
さらに、切欠部15Dは、略V字形をなしている。この構成によれば、切欠部15Dを簡単な形状で実現することができる。
【0027】
続いて、図7から図9を参照して、電子機器の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ41は、外観が第1の実施形態のテレビジョン装置11とは異なっているが、主要な構成において第1の実施形態と概ね共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
【0028】
また、以下の実施形態では、手前側(即ちユーザ側)を前方向F、ユーザから見て奥側を後方向R、ユーザから見て左側を左方向、ユーザから見て右側を右方向、ユーザから見て上方を上方向、ユーザから見て下方を下方向と定義する。
【0029】
図7に示すように、ポータブルコンピュータ41は、同図中の前方向Fに位置した第1のユニット42と、同図中の後方向Rに位置した第2のユニット43と、第1のユニット42と第2のユニット43との間に位置するとともに、これらを回転可能に連結したヒンジユニット44と、を具備している。
【0030】
第1のユニット42は、第1のケース45と、第1のケース45に取り付けられた第1のタッチパネル46と、第1のタッチパネル46の下方で第1のケース45の内側に設けられた第1のディスプレイ47と、を有している。第1のディスプレイ47は、例えば、液晶ディスプレイで構成されており、第1のタッチパネル46に隣接した位置に設けられている。また、第1のユニット42は、第1のタッチパネル46を間に挟んだ両側に一対の操作ボタン48を有している。
【0031】
図7、図9に示すように、第2のユニット43は、第2のケース51と、第2のケース51に取り付けられた第2のタッチパネル52と、第2のタッチパネル52の下方で第2のケース51の内側に設けられた第2のディスプレイ53と、第2のタッチパネル52に隣接した位置に設けられたパワーボタン54と、を有している。パワーボタン54は、第2のケース51に設けられた貫通孔55の内側に嵌って設けられている。筐体12は、第1のケース45と第2のケース51とで構成されている。
【0032】
図7、図9に示すように、第2のケース51は、第2のタッチパネル52および第2のディスプレイ53の前面方向の周囲を取り囲んだマスク56と、第2のタッチパネル52および第2のディスプレイ53の背面方向を取り囲んだカバー57と、を有している。第2のケース51のカバー57には、開口部14が一対に設けられている。第2のユニット43は、開口部14にそれぞれ嵌った一対のレンズ15を有している。開口部14およびレンズ15は、後述するスピーカ58の近傍に設けられている。
【0033】
図7から図9に示すように、第2のユニット43は、CPU等が実装されたシステム基板16と、システム基板16と可撓性のケーブル等で電気的に接続されたプリント配線板17と、プリント配線板17上に設けられた複数の第1の発光ダイオード22と、第1の発光ダイオード22の周囲を取り囲んだシェード23と、第1の発光ダイオード22とは分離した位置でプリント配線板17上に設けられた複数の第2の発光ダイオード24と、プリント配線板17上に設けられてパワーボタン54の押下を検出可能なスイッチ61と、スピーカ58と、を第2のケース51の内部に備えている。
【0034】
図8に示すように、プリント配線板17上には、第1の発光ダイオード22(光源)および第2の発光ダイオード24の他に複数の回路部品25が高密度で実装されている。プリント配線板17には、レンズ15の受光部15Bの外形に沿って略三角形に窪んで設けられた窪み部26と、切欠部15Dの周囲を規定している縁部27と、が設けられている。
【0035】
複数の第1の発光ダイオード22は、プリント配線板17の縁部27上に並ぶように、プリント配線板17の一方の面に設けられている。本実施形態において、3個の第1の発光ダイオード22がプリント配線板17上に配置されているが、その数は3個に限定されるものではない。図8において、最も上側の位置に配置される1つ目の第1の発光ダイオード22Aは、例えば、無線LANが作動しているときに例えばオレンジ色の光を照射して、ユーザにこれを報知する。また、図8において、中間の位置に配置される2つ目の第1の発光ダイオード22Bは、例えば、内蔵するバッテリに充電している際に例えばオレンジ色の光を照射して、ユーザにこれを報知するために用いられる。図8において、最も下側の位置に配置される3つ目の第1の発光ダイオード22Cは、例えば、内蔵するバッテリの充電が完了している状態(バッテリの電力に残量がある場合)において例えば緑色の光を照射して、ユーザにこれを報知する。
【0036】
図8に示すように、各第1の発光ダイオード22は、レンズ15の後述する表示部15Cと受光部15Bとを結んだ直線上に設けられている。各第1の発光ダイオード22は、レンズ15の表示部15Cのある方向を向いて表示部15Cに対向するように設けられている。図9に示すように、第1の発光ダイオード22は、プリント配線板17と平行な方向に光を照射できるいわゆる側面発光タイプの発光ダイオードである。
【0037】
図8、図9に示すように、シェード23は、一対のレンズ15から外れた位置で、第1の発光ダイオード22の側面および上面を覆っている。シェード23には、2個の第1の発光ダイオード22を収容するように窪んだ第1の収容部23Aと、1個の第1の発光ダイオード22を収容するように窪んだ第2の収容部23Bと、が設けられている。シェード23は、第1の発光ダイオード22と第2の発光ダイオード24との間を仕切っており、例えば、第2の発光ダイオード24から照射される光が、第1の発光ダイオード22に対向するレンズ15に照射されないようにしている。
【0038】
図8に示すように、第2の発光ダイオード24は、プリント配線板17上で縁部27から外れた位置、すなわちプリント配線板17の略中央部に設けられている。図12に示すように、第2の発光ダイオード24は、いわゆる上面発光タイプのもので構成されており、プリント配線板17の延びている方向とは交差(直交)する方向に光を照射することができる。
【0039】
図9に示すように、第2の発光ダイオード24のうち、一方は、パワーボタン54を透過するように光を照射して、ユーザに対してポータブルコンピュータ41が電源オンの状態を報知することができる。また、第2の発光ダイオード24のうち、他方は、パワーボタン54を透過するように光を照射して例えば、ポータブルコンピュータ41が例えばサスペンド(スリープ)状態にあることをユーザに報知することができる。図9に示すように、パワーボタン54の表面には表面粗さが大きくなるように表面処理がなされており、第2の発光ダイオード24からの光を周囲に拡散することができる。
【0040】
本実施形態のレンズ15は、図4に示す第1の実施形態のレンズ15と同形態である。切欠部15Dは、略V字形の断面形状を有している。図5に示すように、この切欠部15Dを規定した面31は、各第1の発光ダイオード22と表示部15Cとを結んだ線と略平行になっている。
【0041】
第2の実施形態によれば、ポータブルコンピュータ41は、複数の発光ダイオードと、複数の発光ダイオードにそれぞれ対応した複数の受光部15Bと、複数の受光部15Bから入った複数の発光ダイオードからの光を表示した一つの表示部15Cと、を有するとともに、各受光部15B同士の間の位置から表示部15Cに向かって延びた切欠部15Dを設けた一つのレンズ15と、を具備する。
【0042】
この構成によれば、受光部15B同士の間の位置に切欠部15Dが設けられているため、一つの受光部15Bから入った光の一部が他の受光部15Bの方向のある方向に向かって照射されたとしても、この一部の光を表示部15Cの方向に向けて反射させることができる。これによって、表示部15Cにおいて十分な光量を確保することができる。また、レンズ15の数を削減することができ、ポータブルコンピュータ41の内部において、レンズ15が占めるスペースを低減して、ポータブルコンピュータ41の小型化を図ることができる。
【0043】
続いて、図10を参照して、電子機器の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ41は、第1の発光ダイオード22の数、およびレンズ15の形状が第2の実施形態のポータブルコンピュータ41とは異なっているが、他の部分は第2の実施形態と概ね共通している。このため、主として第2の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
【0044】
図10に示すように、プリント配線板17上には、例えば、3つの第1の発光ダイオード22が設けられている。各第1の発光ダイオード22は、レンズ15の後述する表示部15Cと受光部15Bとを結んだ直線上に設けられている。各第1の発光ダイオード22は、レンズ15の表示部15Cのある方向を向いて表示部15Cに対向するように設けられている。
【0045】
図10において、最も上側の位置に配置される1つ目の第1の発光ダイオード22Aは、例えば、内蔵するバッテリに充電している際に、例えばオレンジ色の光を照射して、ユーザにこれを報知する。また、図11において、中間の位置に配置される2つ目の第1の発光ダイオード22Bは、例えば、内蔵するバッテリの充電が完了している状態で、例えば緑色の光を照射して、ユーザにこれを報知するために用いられる。図11において、最も下側の位置に配置される3つ目の第1の発光ダイオード22Cは、例えば、バッテリの電力の残量が少なくなった場合(例えば、1/3あるいは1/4以下)において、一定間隔で点滅するように例えば赤色の光を照射して、ユーザにこれを報知する。
【0046】
図10に示すように、各レンズ15は、錐台形状の本体15Aと、本体15Aの下底部から第1の発光ダイオード22に向けて突出した複数の受光部15Bと、本体15Aの上底部にあたる位置に設けられた一つの表示部15Cと、受光部15B同士の間の位置に設けられたくさび形の切欠部15Dと、を有している。
【0047】
また、本実施形態のレンズ15では、3つの第1の発光ダイオード22に対応して、3つの受光部15Bが設けられている。また、本実施形態のレンズ15では、2つの切欠部15Dが設けられている。本体15A、受光部15B、および表示部15Cは、例えば、アクリル系の樹脂等の透明な材料によって一体に成形されている。本体15Aは、筐体12の開口部14の内側に嵌っている。
【0048】
レンズ15は、本体15Aの中心軸28に対して略対称形(左右対称形)をなしている。図10に示すように、各受光部15Bは、第1の発光ダイオード22に対応するようにプリント配線板17の窪み部26の内側に嵌っている。また、表示部15Cには、受光部15Bから入った第1の発光ダイオード22からの光が表示される。
【0049】
本実施形態では、例えば、第1の発光ダイオード22から照射される光のうち、切欠部15Dに向けて照射される光は、本体15Aに向けて全反射され、本体15Aの側面でさらに反射されるなどして表示部15Cに導かれる。このように、レンズ15の材質、切欠部15Dの角度、および第1の発光ダイオード22の設置位置および角度は、切欠部15Dに向けて照射される光が表示部15C方向に向けて全反射され、表示部15Cに効率的に表示されるように設計されている。
【0050】
第3の実施形態によれば、第1の発光ダイオード22、受光部15Bが3個ずつ設けられ、切欠部15Dが2個設けられる場合であっても、表示部15Cにおいて十分な光量を確保するとともに、レンズ15の数を削減して、ポータブルコンピュータ41を小型化できる。また、本実施形態によれば、ポータブルコンピュータ41の状態を上記のように3段階で表示する必要がある場合などに、特に有用である。
【0051】
続いて、図11、図12を参照して、電子機器の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ41は、第1の発光ダイオード22の数、およびレンズ15の形状が第2の実施形態のポータブルコンピュータ41とは異なっているが、他の部分は第2の実施形態と概ね共通している。このため、主として第2の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
【0052】
図11、図12に示すように、プリント配線板17の各面には、例えば、第1の発光ダイオード22が2個ずつ設けられている。このため、本実施形態では、合計4個の第1の発光ダイオード22が設けられている。プリント配線板17の一方の面に設けられた2つの第1の発光ダイオード22は、レンズ15の後述する表示部15Cと受光部15Bとを結んだ直線上に設けられている。この2つの第1の発光ダイオード22は、表示部15Cのほうに向いて表示部15Cに対向するように設けられている。同様に、プリント配線板17の他方の面に設けられた2つの第1の発光ダイオード22についても、レンズ15の後述する表示部15Cと受光部15Bとを結んだ直線上に設けられ、表示部15Cに対向するように設けられている。
【0053】
4個の第1の発光ダイオード22のうち、プリント配線板17の一方の面に設けられた1つ目の第1の発光ダイオード22Aは、例えば、内蔵するバッテリに充電している際に、例えばオレンジ色の光を照射して、ユーザにこれを報知する。また、プリント配線板17の一方の面に設けられた2つ目の第1の発光ダイオード22Bは、例えば、内蔵するバッテリの充電が完了している状態で、例えば緑色の光を照射して、ユーザにこれを報知するために用いられる。プリント配線板17の他方の面に設けられた3つ目の第1の発光ダイオード22Cは、例えば、バッテリの電力の残量が少なくなった場合(例えば、1/3あるいは1/4以下)において、一定間隔で点滅するように例えば赤色の光を照射して、ユーザにこれを報知する。プリント配線板17の他方の面に設けられた4つ目の第1の発光ダイオード22Dは、例えば、赤色の連続した光を照射して、例えば、家庭用の交流電源にポータブルコンピュータ41が接続された際に、ユーザにこれを報知する。なお、本実施形態では、1つ目の第1の発光ダイオード22Aと4つ目の第1の発光ダイオード22Dとが同時に点灯することがある。
【0054】
図11、図12に示すように、各レンズ15は、錐台形状の本体15Aと、本体15Aの下底部から第1の発光ダイオード22に向けて突出した複数の受光部15Bと、本体15Aの上底部にあたる位置に設けられた一つの表示部15Cと、受光部15B同士の間の位置に設けられたくさび形の切欠部15Dと、を有している。
【0055】
また、本実施形態のレンズ15では、4つの第1の発光ダイオード22に対応して、合計4つの受光部15Bが設けられている。また、本実施形態のレンズ15では、切欠部15Dが略十字形に設けられており、各受光部15Bの間の位置に切欠部15Dが位置している。本体15A、受光部15B、および表示部15Cは、例えば、アクリル系の樹脂等の透明な材料によって一体に成形されている。
【0056】
レンズ15は、本体15Aの中心軸に対して略対称形(左右対称形)をなしている。例えば、第1の発光ダイオード22から照射される光のうち、切欠部15Dに向けて照射される光は、本体15Aに向けて全反射され、本体15Aの側面でさらに反射されるなどして表示部15Cに導かれる。このように、レンズ15の材質、切欠部15Dの角度、および第1の発光ダイオード22の設置位置および角度は、切欠部15Dに向けて照射される光が表示部15C方向に向けて全反射され、表示部15Cに効率的に表示されるように設計されている。
【0057】
第4の実施形態によれば、第1の発光ダイオード22の数が4つで、レンズ15に受光部15Bが4つ設けられる場合であっても、表示部15Cにおいて十分な光量を確保しつつ、レンズ15の数が増加することを防止できる。また、第1の発光ダイオード22がプリント配線板17の両面に設けられているため、ポータブルコンピュータ41の筐体12の内部におけるスペースの使用効率を向上することができ、第1の発光ダイオード22の数が多くなった場合でも、ポータブルコンピュータ41の筐体12が大型化してしまうことを防止できる。また、本実施形態によれば、ポータブルコンピュータ41の状態を上記のように4段階で表示する必要がある場合などに、特に有用である。
【0058】
続いて、図13を参照して、電子機器の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ41は、第1の発光ダイオード22の設置角度、およびレンズ15の形状が第2の実施形態のポータブルコンピュータ41とは異なっているが、他の部分は第2の実施形態と概ね共通している。このため、主として第2の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
【0059】
図13に示すように、プリント配線板17上には、例えば、2つの第1の発光ダイオード22が設けられている。各第1の発光ダイオード22は、レンズ15のほうを向いて、互いに平行に設けられている。各第1の発光ダイオード22は、レンズ15の受光部15Bに対向するように設けられている。第1の発光ダイオード22は、プリント配線板17と平行な方向に光を照射できるいわゆる側面発光タイプの発光ダイオードである。
【0060】
各レンズ15は、錐台形状の本体15Aと、本体15Aの下底部から第1の発光ダイオード22に向けて突出した複数の受光部15Bと、本体15Aの上底部にあたる位置に設けられた表示部15Cと、受光部15B同士の間の位置に設けられた方形の切欠部15Dと、を有している。本体15A、受光部15B、および表示部15Cは、例えば、アクリル系の樹脂等の透明な材料によって一体に成形されている。本体15Aは、筐体12の開口部14の内側に嵌っている。
【0061】
図13に示すように、レンズ15は、本体15Aの中心軸に対して略対称形(左右対称形)をなしている。本実施形態においてレンズ15には、2個の受光部15Bが設けられている。表示部15Cには、受光部15Bから入った第1の発光ダイオード22からの光が表示される。表示部15Cは、表面粗さが大きくなるように表面処理(シボ加工)が施されており、その表面において光を周囲に拡散することができる。
【0062】
第5の実施形態によれば、第1の発光ダイオード22から照射された光のうち、一部が表示部15Cに向けて直接照射されることになるため、表示部15Cにおいて十分な光を外部に向けて表示することができる。また、切欠部15Dによって、一つの受光部15Bからの光が他方の受光部15Bのほうに向かうことが防止されるため、表示部15Cにおいて一定の光量を確保することができる。なお、本実施形態では、上記した各実施形態よりも照明の効率において劣っているが、この形態でもポータブルコンピュータ41の状態をユーザに報知する目的で使用するのに十分な光量が確保される。
【0063】
続いて、図14、図15を参照して、電子機器の第6の実施形態について説明する。第6の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ41は、第1の発光ダイオード22の種類および設置角度、およびレンズ15の形状が第2の実施形態のポータブルコンピュータ41とは異なっているが、他の部分は第2の実施形態と概ね共通している。このため、主として第2の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
【0064】
図14に示すように、プリント配線板17上には、例えば、2つの第1の発光ダイオード22が設けられている。各第1の発光ダイオード22は、プリント配線板17の端部に沿って互いに平行に設けられている。各第1の発光ダイオード22は、レンズ15の受光部15Bに対向するように設けられている。第1の発光ダイオード22は、上記各実施形態とは異なり、プリント配線板17と交差(直交)する方向に光を照射できるいわゆる上面発光タイプの発光ダイオードである。
【0065】
各レンズ15は、本体15Aと、本体15Aの下底部から第1の発光ダイオード22に向けて突出した複数の受光部15Bと、本体15Aの上底部にあたる位置に設けられた表示部15Cと、受光部15B同士の間の位置に設けられた方形の切欠部15Dと、を有している。本体15A、受光部15B、および表示部15Cは、例えば、アクリル系の樹脂等の透明な材料によって一体に成形されている。本体15Aおよび表示部15Cは、筐体12の開口部14の内側に嵌っている。
【0066】
図14に示すように、レンズ15は、本体15Aの中心軸に対して略対称形(左右対称形)をなしている。本実施形態においてレンズ15には、2個の受光部15Bが設けられている。表示部15Cには、受光部15Bから入った第1の発光ダイオード22からの光が表示される。表示部15Cは、表面粗さが大きくなるように表面処理(シボ加工)が施されており、その表面において光を周囲に拡散できる。
【0067】
第6の実施形態によれば、上記した各実施形態よりも照明の効率において劣るものの、切欠部15Dによって、第1の発光ダイオード22からの光を表示部15Cに向けて導くことができる。このため、この形態でもポータブルコンピュータ41の状態をユーザに報知する目的で使用する分には十分な光量が確保される。
【0068】
電子機器は、上記実施形態に示したテレビジョン装置11、ポータブルコンピュータ41に限らず、例えば携帯電話機のようなその他の電子機器に対しても当然に実施可能である。
【0069】
また、電子機器は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。さらに、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0070】
11…テレビジョン装置、15…レンズ、15B…受光部、15C…表示部、15D…切欠部、17…プリント配線板、22…第1の発光ダイオード、31…切欠部15Dを規定した面、41…ポータブルコンピュータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリント配線板と、
前記プリント配線板上に設けられるとともに、前記プリント配線板と平行な方向に光を照射できる複数の発光ダイオードと、
前記複数の発光ダイオードにそれぞれ対応した複数の受光部と、前記複数の受光部から入った前記複数の発光ダイオードからの光を表示した一つの表示部と、を有するとともに、前記各受光部同士の間の位置から前記表示部に向かって延びた切欠部を設けた一つのレンズと、
を具備したテレビジョン装置。
【請求項2】
前記各発光ダイオードは、前記表示部に向けて前記光を照射するように前記表示部のある方向を向いた請求項1に記載のテレビジョン装置。
【請求項3】
前記切欠部を規定した面は、前記各発光ダイオードと前記表示部とを結んだ線と略平行である請求項2に記載のテレビジョン装置。
【請求項4】
前記切欠部は、略V字形をなした請求項3に記載のテレビジョン装置。
【請求項5】
前記複数の発光ダイオードは、前記プリント配線板の一方の面に設けられた請求項4に記載のテレビジョン装置。
【請求項6】
前記複数の発光ダイオードは、前記プリント配線板の両方の面に設けられた請求項4に記載のテレビジョン装置。
【請求項7】
複数の発光ダイオードと、
前記複数の発光ダイオードにそれぞれ対応した複数の受光部と、前記複数の受光部から入った前記複数の発光ダイオードからの光を表示した一つの導光部と、を有するとともに、前記各受光部同士の間の位置から前記導光部に向かって延びた切欠部を設けた一つのレンズと、
を具備した電子機器。
【請求項8】
前記各発光ダイオードは、前記導光部に向けて前記光を照射するように前記導光部のある方向を向いた請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記切欠部を規定した面は、前記各発光ダイオードと前記導光部とを結んだ線と略平行である請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
複数の光源にそれぞれ対応した複数の受光部と、前記複数の受光部から入った前記複数の光源からの光を表示した一つの表示部と、を具備し、
前記各受光部同士の間の位置から前記表示部に向かって延びた切欠部を設けたレンズ。
【請求項11】
前記受光部の法線は、前記表示部に向けて延びた請求項10に記載のレンズ。
【請求項12】
前記切欠部は、略V字形をなした請求項11に記載のレンズ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2012−4974(P2012−4974A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−139796(P2010−139796)
【出願日】平成22年6月18日(2010.6.18)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】