説明

電子装置用筐体

【課題】電子機器や電子部品を搭載する電子装置用筐体において、筐体周辺に対して障害や雑音対策がとられる一方、機器や電子部品からの発熱を効率的に放熱する電子装置用筐体を得ること。
【解決手段】電子装置用筐体10は、内部に電子装置を装着した電子装置用筐体本体11と、電子装置用筐体本体11の側面および前面の少なくとも一方に設けられる開口11aを開閉自在に設けられる扉体13Aとを具備する。電子装置用筐体本体11は、電子装置からの発熱を吸熱した吸熱空気b2を外部に排出する排気装置12を備え、扉体13Aは、表面13Aaおよび裏面13Abに設けられる透孔群14aおよび14bと、表面13Aaおよび裏面13Abの間に設けられる空洞部kを備え、空洞部kには、電子装置から発生する電波漏洩を抑止する電波等漏洩抑止手段14Aを備える。この電波等漏洩抑止手段14Aは、電子装置から発生する音波漏洩を抑止する音波吸収体17を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子機器等の電磁波の発生する機器を搭載したラック等の筐体に係るもので、筐体から電磁波や電子音が漏出るのを防止して外部環境にもやさしい電子装置用筐体の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電子装置用筐体は、電磁波が発生したり、電子装置の大型化や設置密度の高度化に伴い、電子装置から発する電磁波や電子音が大きくなったり、また同時に発熱量も増大して、近年に至っては、電子装置や電子部品の電磁環境適合性(EMC;Electro Magnetic Compatibility)が評価されるようになってきた。
【0003】
例えば、従来の電子装置用筐体においては、特に電子部品の実装密度が高度化することにより、電磁波や電子音が大きくなり、また、内部発熱量も増大することから、これらの電磁波や電子音が漏れ出ないようにして、電磁環境適合性を改善したり、更には、内部発熱の外部への放熱構造を積極的に採用せざるを得ない状況に変わりつつある。
【0004】
このように、電子装置用筐体用としても利用可能な電磁波や電子音を吸収する防壁としての壁体が開発されている。従来の電磁波電子音吸収壁体の利用例として、図5および図6に示すように、道路側壁用として用いるに適する直方体形状の電磁波電子音吸収壁体が開発されている(特許文献1参照)。
【0005】
図5は、従来の電磁波電子音吸収壁体の斜視図である。図6は、図5のB−B線に沿う拡大断面図である。
【0006】
図5に示す電磁波電子音吸収壁体1は、道路中央部側(図示せず)から車両側から発する電磁波Dの入射する矢視方向に面して、多数の空孔2が設けられた外壁体3と、図6に示すように、この外壁体3内の中央部において縦に仕切るように設けられる反射層4と、外壁体3の空孔2の設けられない反対側の面3aと反射層4との間に充填される吸音層5とから構成されている。
【0007】
外壁体3に設けた空孔2は、平板状の板面に多数設けられ、その1つの孔径が、例えば電磁波の波長(λ)に対して、λ/4以下の径になるように設けられる。従って、電磁波Dの入射する方向からが入射しても透過しない構成になっている。こうすることにより、漏洩を防止することができるが、あまり小さくすると、空気aの通りが悪くなり電子機器に対する冷却効果が低減するので所望の大きさに考慮する必要がある。
【0008】
反射層4は、外壁体3に設けた空孔2よりやや形の小さい孔4aが多数設けられる。吸音層5は、道路中央部側から入る音波Eの音を吸収するように設けられる。従って、道路を走行する車両側から発せられる電磁波Dや音波Eを吸収して、道路周辺の電波障害や雑音対策をとることができるようになっている。
【特許文献1】特開2005−64401号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来の電磁波電子音吸収壁体1によれば、その利用例として、道路周辺の電波障害や雑音対策をとる点において、一定の効果が得られるものであるが、近時、その他の電磁波(以下、電波という。)や電子音(以下、音波という。)を発する物が多様化しており同様に電磁波による電波障害や電子音の雑音障害においてもその対策が求められている。
【0010】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、電子装置(電子部品を含む)を搭載する電子装置用筐体において、筐体周辺に対して電波障害や雑音対策がとられる一方、電子装置からの発熱を効率的に吸収して外部へ放熱する電子装置用筐体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、本発明によれば、内部に電子装置を装着した電子装置用筐体本体と、前記電子装置用筐体本体の側面および前面の少なくとも一方に設けられる開口を開閉自在に設けられる扉体と、を具備し、前記電子装置用筐体本体は、前記電子装置からの発熱を吸熱した吸熱空気を外部に排出する排気装置を備え、前記扉体は、表面および裏面に設けられる通気孔群と、前記表面および裏面の間に設けられる空洞部を備え、前記空洞部には、前記電子装置から発生する電波漏洩を抑止する電波等漏洩抑止手段を備え、前記電波等漏洩抑止手段は、前記電子装置から発生する音波漏洩を抑止する音波吸収体を備えたことを特徴とする電子装置用筐体を提供する。
【0012】
上記目的を達成するために、本発明によれば、内部に電子装置を装着した電子装置用筐体本体と、前記電子装置用筐体本体の側面に設けられる開口を開閉自在に設けられる扉体と、を具備し、前記電子装置用筐体本体は、前記電子装置からの発熱を吸熱した吸熱空気を外部に排出する排気装置を備え、前記扉体は、表面および裏面の少なくとも一方に設けられる電波透過抑制孔群と、前記表面および裏面の間に設けられる空洞部を備え、前記空洞部には、前記電子装置から発生する電波漏洩および音波漏洩の少なくとも一方を抑止する電波等漏洩抑止手段を備えたことを特徴とする電子装置用筐体を提供する。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、使用する特定電子装置から発生する特定周波数の不快な電子音等の音波を発する電子装置を搭載した電子装置用筐体において、筐体周辺に対して電波障害や雑音対策がとられる一方、電子装置からの発熱を効率的に外部へ放熱する電子装置用筐体を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明に係る電子装置用筐体の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明の電子装置用筐体の概要を示す斜視図である。図2は、図1のA−Aに沿う拡大断面図である。
【0016】
図1に示す電子装置用筐体10は、内部に電子装置あるいは電子部品(以下、電子装置という。)(図示せず)を装着した電子装置用筐体本体11と、この電子装置用筐体本体11の両側面に設けられる開口11a,11bが開閉自在になるように扉体(蓋体を含む)13Aおよび13Bとより構成される。これらの扉体13Aおよび13Bには、電子装置用筐体本体11内に設けられる電子装置の作動時において発生する障害波となる電波や電子音等の音波が発生するために、これらの電波や音波が外部へ漏出して電波障害や音波障害を防ぐために設けられる。
【0017】
また、電子装置用筐体本体11は、図1の点線で示すように、背面上部に排気装置用穴11cが設けられ、この排気装置用穴11cに面して排気装置12が取り付けられる。この排気装置12は、電子装置用筐体本体11内の電子装置からの発熱を吸熱した吸熱空気b2を外部に排出する。例えば強制排気ファン12aと駆動モータ12bを備えている。
【0018】
扉体13Aには、表面13Aaおよび裏面13Ba間に空洞部kが設けられる。この空洞部kには、図2に示すように、電波等透過抑制手段14Aが設けられる。この電波等透過抑制手段14Aには、音波の透過を抑制する音波吸収体17と、電波の透過を抑制する電波反射体18が設けられる。そして、この電波等透過抑制手段14Aは、その基板部16が、扉体13Aの内側上下に掛け渡して取り付けられている。
【0019】
また、扉体13Aは、その表面13Aaには、通気孔として透孔群14aおよび14bが設けられる。更に、扉体13Aの裏面13Abの周面には、電波xや音波yの漏洩を抑制するシールパッキング15が設けられる。このシールパッキング15は、電波や音波の漏洩を抑制するために、例えば導電性を有する金属粉を混入したやや弾力性を有する材料が用いられる。
【0020】
扉体13Aの空洞部kに設けられる電波等透過抑制手段14Aは、例えば図3および図4に示すように、方形状をなす板面を有する基板部16と、この基板部16の両面に添付される、例えばラバー状の音波吸収体17および電波反射体18が設けられる。
【0021】
基板部16は、図2〜図4に示すように、通気性を阻害させない一方で電波の透過を抑制する複数の透孔19aからなる透孔群19が設けられる。
【0022】
ラバー状の音波吸収体17は、図3に示すように、外気b1を通過させる通気性を有する一方で、水分cの通過を抑制する吸湿性をも備えたものであって、吸入される外気b1が乾燥された状態となり電子装置を冷却する際に、湿気を嫌う電子装置にとって好適する。
【0023】
また、電波反射体18は、電波吸収体18aと、この電波吸収体18aの外面を覆うように設けられた電波反射層、例えば導電層18bとにより構成される。電波吸収体18aは、音波yや水分cをも吸収する一方、通気性にも優れているスポンジ状の素材、例えばウレタンフォームが用いられる。
【0024】
ラバー状の音波吸収体17および電波反射体18の外面を波面に形成している。この波面の形成により電子装置用筐体本体11内の電子装置から発する音波yの吸音作用がより効果的に得られる。
【0025】
また、電波反射体18の導電層18bは、電子装置から発する電波の漏洩を防止するもので、波の振幅は、図3に示すように、λ/4以下の寸法が望まれる。この形状にすることにより、電波の漏洩抑制効果が向上する。
【0026】
また、導電層18bには、図示しないが、電波波長がλ/4以下の開口幅の通気孔を設けてもよい。この場合には、外気a1が電波吸収体18a側からも通過できるようになり通気性が一層向上する。更にまた、基板部16の透孔群19は、通気用としてのみならず、透孔19aの開口幅をλ/4以下の寸法にして、電波透過抑制作用を得るようにしてもよい。
【0027】
このような構成の基板部16を採用した場合には、電波反射体18の導電層18bを不要とすることができる。
【0028】
なお、符号21は、扉体13Aには、扉体13Aを開閉動作させるための取っ手である。
【0029】
扉体13Bは、扉体13Aと同様形状であるので説明を省略する。
【0030】
次に、電子装置用筐体10の作用について説明する。
【0031】
電子装置用筐体10内の電子装置(図示せず)が作動すると、電子装置用筐体本体11内の電子装置から電波xおよび音波yを発する。
【0032】
この電波xは、電波等透過抑制手段14Aの電波反射体18の導電層18bの反射作用により電波xが反射される。この反射にあたっては、波状に設けられた振幅の高さがλ/4以下に設定されているので電波xの透過がより一層抑制される。
【0033】
なお、基板部16に設けられる透孔群19の透孔19aをλ/4以下の開口幅寸法にした場合には、この基板部16により電波の漏洩がより一層抑制効果が一層向上する。
【0034】
また、電子装置の作動に伴い排気装置12が作動すると、扉体13Aの前方から外気b1が電子装置用筐体本体11内に吸引され、電子装置の自己発熱を吸収して吸熱空気b2が生成されて天井部の排気装置用孔11cから外部へ放熱する。
【0035】
一方、音波yは、図2の実線で示すように、電波xと同様に、扉体13Aの透孔群14aおよび14bから漏れ出ようとするが、電波等透過抑制手段14Aの音波吸収体17により、更には電波反射体18の電波吸収体18aにより大部分が吸収され、外部への漏洩が抑制される。
【0036】
更には、排気装置12が作動することにより、扉体13Aおよび13B側から吸引される外気b1は、図2の実線矢印に示す流路を通過する途中で、図3の点線で示すように、電波等透過抑制手段14Aの音波吸収体17および電波反射体18の電波吸収体18aを通過する際に、外気b1に含まれる水分cが取除かれる。従って、外気b1が電子装置の周囲に漂っても水分cの影響がないので水分を嫌う電子装置に対してよい環境が得られる。
【0037】
また、扉体13Aのシールパッキング15部からも、電波xおよび音波yが一部は漏れ出ようとするが、電波xはシールパッキング15部の導電性作用により電波漏洩を抑止できる一方、音波yについては、シールパッキング15による電子装置用筐体本体11への密閉作用により音漏れが抑制される。
【0038】
従って、電子装置用筐体本体11に搭載した電子装置の電磁環境適合性(EMC)について、一定の評価を得ることができる。
【0039】
なお、扉体13Bは、上記扉体13Aと同様に作用するので説明を省略する。
【0040】
従って、電子装置用筐体10の排気装置12が作動することにより、電子装置用筐体本体11内の電子装置の作用により発生する電波xや音波yの扉体13Aあるいは更に扉体13Bにより外部への漏洩を抑制することができる。
【0041】
更には、電子装置の作用により発生した発熱を吸収した吸熱空気b2は、排気装置12により外部に排出され、電子装置の過熱による劣化を防止する一方、性能を維持に寄与させることができる。
【0042】
更には、上述した扉体13A(13B)は、蓋体であっても差し支えなく、電子装置用筐体本体11内に設けられる電子装置の取り付けや交換に差し支えない電子装置用筐体本体11の壁体の一部が開放可能な構成であればよい。
【0043】
また、電波等透過抑制手段14Aの音波吸収体17の特性として、音波吸収に加えて水分cの吸収作用を得るようにしたが、必ずしも水分cの吸収の作用は必要ではない。また、音波吸収体17は、振動を吸収する特性を備えたものを用いることができる。
【0044】
更に、電子装置用筐体本体11の天井部に設けた排気装置12は、必ずしもこの位置に特定されず、電子装置用筐体本体11の底面部(図示せず)や側面部に1つまたは複数個設けてもよい。
【0045】
更にまた、上述した本発明の電子装置用筐体10によれば、図2に示すように、扉体13Aの表面13Aaおよび裏面13Abに設けた透孔群14aおよび14bのそれぞれの孔の開口幅dをλ/4以下に形成した場合には、これらの透孔群14aおよび14bから電波漏洩はなくなるので、扉体13Aの空洞部kに設けた電波等透過抑制手段14Aの電波透過抑制機能は必要ではなく、単なる音波吸収機能を有するものであっても差し支えない。
【0046】
また、上記構成の場合、電波等透過抑制手段14Aは、単に音波吸収機能を有すればよいので音波吸収体17のみを設ける構成でもよい。
【0047】
更にまた、電波等透過抑制手段14Aの基板部は、扉体13Aの内側上下に掛け渡して取り付けられているので、扉体13Aの表面13Aa,裏面13Abへの外気b1の通気性がよい一方で、電子装置用筐体本体11側からの電波xや音波yの漏洩を抑制し得る構成になっているが、必ずしもこの構成にかぎらず、柱状のもの数本を用いて電子装置用筐体本体11側に懸架支持してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の電子装置用筐体の概要を示す斜視図。
【図2】図1のA−Aに沿う拡大断面図。
【図3】図2のB部の拡大図。
【図4】図2に示す音波吸収手段の基板部の拡大斜視図。
【図5】従来の道路用として用いられる電磁波電子音吸収壁体の斜視図。
【図6】図5のB−B線に沿う拡大断面図。
【符号の説明】
【0049】
10 電子装置用筐体
11 電子装置用筐体本体
11a,11b 開口
11c 排気装置用穴
12 排気装置
12a 強制排気ファン
12b 駆動モータ
13A,13B 扉体
13Aa,13Ba 表面
13Ab,13Bb 裏面
14A 電波等透過抑制手段
14a,14b,19 透孔群
15 シールパッキング
16 基板部
17 音波吸収体
18 電波反射体
18a 電波吸収体
18b 電波反射層(導電層)
19a 透孔
21 取っ手
b1 外気
b2 吸熱空気
c 水分
k 空洞部
x 電波
y 音波

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に電子装置を装着した電子装置用筐体本体と、
前記電子装置用筐体本体の側面および前面の少なくとも一方に設けられる開口を開閉自在に設けられる扉体と、を具備し、
前記電子装置用筐体本体は、前記電子装置からの発熱を吸熱した吸熱空気を外部に排出する排気装置を備え、
前記扉体は、表面および裏面に設けられ、前記排気装置の作動により外気を通過し得る透孔群と、前記表面および裏面の間に設けられる空洞部を備え、
前記空洞部には、前記電子装置から発生する電波漏洩を抑止する電波等漏洩抑止手段を備えたことを特徴とする電子装置用筐体。
【請求項2】
前記電波等透過抑制手段は、基板部と、この基板部の少なくとも一方の面に添付される電波反射体を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子装置用筐体。
【請求項3】
前記電波反射体は、電波吸収体の外面を覆うように電波反射層を設けたことを特徴とする請求項2記載の電子装置用筐体。
【請求項4】
前記電波反射体は、電波吸収体を波面に形成し、この波面を覆うように電波反射層が設けられ、その波面の振幅がλ/4以下になされたことを特徴とする請求項3記載の電子装置用筐体。
【請求項5】
前記電波反射体に設けられる電波吸収体は、音波も吸収するラバー状のものであることを特徴とする請求項3記載の電子装置用筐体。
【請求項6】
内部に電子装置を装着した電子装置用筐体本体と、
前記電子装置用筐体本体の側面に設けられる開口を開閉自在に設けられる扉体と、を具備し、
前記電子装置用筐体本体は、前記電子装置からの発熱を吸熱した吸熱空気を外部に排出する排気装置を備え、
前記扉体は、表面および裏面に設けられ、前記排気装置の作動により外気を通過し得る透孔群と、前記表面および裏面の間に設けられる空洞部を備え、
前記空洞部には、前記電子装置から発生する音波の漏洩を抑止する電波等漏洩抑止手段を備えたことを特徴とする電子装置用筐体。
【請求項7】
前記電波等漏洩抑止手段は、基板部と、この基板部の少なくとも一方の面に添付される音波吸収体とを備えたことを特徴とする請求項6記載の電子装置用筐体。
【請求項8】
前記音波吸収体は、通気性を有するラバー状のものであることを特徴とする請求項7記載の電子装置用筐体。
【請求項9】
前記音波吸収体は、吸湿性および振動吸収性の少なくとも1つの機能を有することを特徴とする請求項7記載の電子装置用筐体。
【請求項10】
前記扉体は、電子装置用筐体本体の相対向する開口側のそれぞれに開閉自在に設けられたことを特徴とする請求項1または6記載の電子装置用筐体。
【請求項11】
前記電波等漏洩抑止手段の基板部は、扉体の内側上下に掛け渡して取り付けられたことを特徴とする請求項1または6記載の電子装置用筐体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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