電機子コイル及びこれを使用する発電機
【課題】発電効率が高く、放熱性の高い発電機及びそれに使用するコイル及びこれを使用する発電機を提供する。
【解決手段】中孔を有し、耐熱性樹脂によって封入され円板形状に成形されたコイルからなり、該コイルを封入する耐熱性樹脂に磁性体を分散して充填した形成した。また、このコイルからなる電機子と、複数の永久磁石を前記電機子のコイルに対向して放射状に配置して構成した界磁極を、交互に積層して構成したことを特徴とする発電機。
【解決手段】中孔を有し、耐熱性樹脂によって封入され円板形状に成形されたコイルからなり、該コイルを封入する耐熱性樹脂に磁性体を分散して充填した形成した。また、このコイルからなる電機子と、複数の永久磁石を前記電機子のコイルに対向して放射状に配置して構成した界磁極を、交互に積層して構成したことを特徴とする発電機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な電機子コイルに関し、さらにこれを用いた発電機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、風力発電等に使用される発電機や各種のモーター用のコイルとして、棒状のコア(鉄芯)にコイルを長い円筒状に巻いた電機子コイルを有するものが多用されている。しかし、コア入りの電機子コイルは、コアと永久磁石との間において互いに引き合う力が生じ、回転に必要なトルクが大きくなり、低風速時には発電出力が低下する問題点が有った。
【0003】
そこで、風車の回転軸部側に結合され、前記波形部に対応する複数組の平板形状の界磁石と対向し、波形部をもつ様に環状の平板形状に巻かれたコアレスの電機子コイルからなるアウターロータ形コアレス発電機用コイルが提案されている(特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特願2000−287426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に提案されているコアレス発電機用コイルは、コア(鉄芯)よるトルクの増大や、低風速時における発電出力の低下は解消されるものの、電機子コイルが環状の平板形状に巻かれて作成されているため、コイルの品質にバラツキがあるという問題点があった。しかも、発電出力を増大させるためには、前記平板形状の界磁石の径を大きくする必要があり、必然的にコアレス発電機用コイルが大型化しコストアップとなるという問題点もあった。
【0006】
そこで、本発明者らはインナーロータ方式の樹脂成形電機子コイルを使用した発電機(特願2007−21637号公報)によって、低風速であっても効率良く発電できる技術を提案したが、さらなる効率の高い発電機が熱望されている。
。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、従来の鉄心に替わる素材として磁性体を使用して、従来のコアレス発電機用コイルより効率の高い発電が可能な電機子コイルを提供することを目的とし、さらにこの電機子コイルを使った発電機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このため本発明の電機子コイルは、中孔を有し、耐熱性樹脂によって封入され円板形状に成形された電機子コイルからなり、巻線コイルを封入する耐熱性樹脂に磁性体を分散して充填し形成したことを特徴とする。
【0009】
また、請求項1に記載された電機子コイルと、複数の永久磁石を前記電機子コイルに対向して放射状に配置して構成した界磁極を、交互に積層して構成した発電機であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の電機子コイルによれば、巻線コイルを封入する耐熱性樹脂に磁性体を分散して充填したため、熱伝導率が向上し発電に伴なう電機子コイルの温度上昇が抑えられるという優れた効果を有する。
【0011】
上記電機子コイルと、複数の永久磁石を前記電機子コイルに対向して放射状に配置して構成した界磁極を、交互に積層して構成したため、発電効率が向上するという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の電機子コイルの一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の電機子コイルを使用した発電機の一実施例を示す斜視図である。
【図3】図2の構成を説明する断面構成説明図である。
【図4】本発明の電機子コイルの放熱特性を示すグラフである。
【図5】本発明の電機子コイルの発電効率を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の電機子コイル及びこれを使用する発電機を一実施例に基づいて説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明の電機子コイルの一実施例を示す説明図、図2は本発明の発電機の一実施例を示す斜視図、図3は図2の構成を説明する断面構成説明図である。
【実施例1】
【0014】
図1は、本発明の電機子コイル1を示す説明図であり、図1(a)は電機子コイル1の一実施例を示す断面図、図1(b)は図1(a)の平面図、図1(c)はコイル2の配置を示す説明平面図である。図に示すように、 電機子コイル1は環状に巻回されたコイル2を周方向に複数配置し、耐熱性樹脂3によって中孔円板形状に加熱及び加圧成形される。そしてコイル2のリード線(図示せず)は耐熱性樹脂3から外部へ引き出される。
【0015】
耐熱性樹脂3には、所定量の磁性体4が分散して投入されており、電機子コイル1が中孔円板形状に加熱及び加圧成形される際に、一体に形成される。尚、電機子コイル1の成形に使用される耐熱性樹脂3は市販のポリエステル樹脂・エポキシ樹脂などが使用可能であり、後述する発電機の設計温度に耐えるものであればかまわない。また、磁性体4としては、酸化鉄・酸化クロム・コバルト・フェライトなどが使用される。
【0016】
この構成からなる電機子コイル1をインナーロータ型発電機に使用し、発電性能と、放熱特性のテストを行なった。以下にその試験方法と結果を示す。
【0017】
(放熱特性のテスト)
本発明の電機子コイルと従来の電機子コイルに直流電源から定電流(8A)を流し、時間経過と温度変化を測定した。結果を図4に示す。
【0018】
図4に示すように、本発明の電機子コイルを使用すると、従来の電機子コイルと比較して温度上昇が低いことが確認された。
【0019】
(発電性能テスト)
風力発電機(A−WING社製PS3−K32B)に、本発明の電機子コイルと従来の電機子コイルを搭載して、それぞれモータによって回転させ、発電出力側に負荷抵抗をかけて、それぞれ12V、24Vの出力となるように調節した。その結果を図5に示す。
【0020】
図5に示すように、本発明の電機子コイルを使用する発電機のほうが、約10%発電効率が高くなることが確認された。
【0021】
上記構成からなる、本発明の電機子コイルは、従来のコアレス発電機用電機子コイルと比較し、放熱特性に優れ、この電機子コイルを使用する発電機は発電効率が向上する。
【0022】
次に図2及び図3に従って、本発明の電機子コイルを使用した発電機を説明する。図2は本発明の電機子コイル1を使用した発電機の一実施例を示す斜視図、図3は図2の構成を説明する断面構成説明図である。図に示すように、発電機11は、回転軸12を嵌入し回転可能に保持した円板形状を有する一対の外側界磁極13と、一対の外側界磁極13に挟持された3個の中孔円板形状を有する電機子コイル14と、電機子コイル14と交互に配置され回転軸12を嵌入する2個の内側界磁極15と、回転軸12を挿通し電機子コイル14を外周面で保持するする外ケース16とから構成され、回転軸12の回転による界磁極13、15の回転によって電機子コイル14のコイル17に誘導電流が発生し発電する。
【0023】
外側界磁極13・13は、回転軸12を嵌入する中央孔部18を有する段付き円板形状のホルダー19と、ホルダー19の片面の外縁近傍に周方向に磁極を交互に入れ替えて配置された複数の永久磁石20と、永久磁石20をホルダー19と接続する磁石ホルダー21とからなり、夫々永久磁石20を対向して配置され、対向する永久磁石20の磁極はそれぞれ逆とされる。また、内側界磁極15・15は、回転軸12を嵌入する中央孔部18を有する段付き円板形状のホルダー22と、ホルダー22の両面の外縁近傍に周方向に磁極を交互に入れ替えて配置された複数の永久磁石20と、から構成され、電機子14と交互に積層されて回転軸12を嵌入される。さらに、電機子14の外周部は2枚のアルミ製ホルダー26によって挟持して保持されている。尚、ホルダー19、22はいずれもアルミ若しくはアルミ合金にて形成されている。
【0024】
外ケース16は、中央部に回転軸12を回転可能に保持するベアリング23が設けられ、上記した界磁極13、15及び電機子コイル14をスペーサー24を介して挟持する。また、回転軸12は円筒状に成形された鋼製部材からなり、外ケース16のベアリング23及び上記界磁極13、15を嵌入して保持される。そして、外ケース16の外縁部に設けられた取り付け孔にボルトによって、上記した磁極13,15及び電機子コイル14が積層して取り付けられる。
【0025】
上記の構成からなる本発明の電機子コイルを使用する発電機によれば、複数の界磁極と電機子を回転軸方向に交互に積層して構成するため、高出力の発電を行なうことが可能となり、しかも界磁極の径を大きくすることがないため小型化が図れ、さらに界磁極と電機子を規格化することで、コストを軽減することができる。しかも電機子コイルを封止する耐熱樹脂に磁性体を分散してあるため熱伝導性が向上し、発電効率が向上する。
【0026】
以上本発明による電機子コイルは、耐熱樹脂にて封止したため、コイルを挟んで対向する界磁極間を狭くすることが可能となり、発電効率が向上する。
【符号の説明】
【0027】
1 電機子コイル
2 コイル
3 耐熱性樹脂
4 磁性体
11 発電機
12 回転軸
13 外側界磁極
14 電機子
15 内側界磁極
16 外ケース
17 コイル
18 中央孔部
19、22、26 ホルダー
20 永久磁石
21 磁石ホルダー
23 ベアリング
24 スペーサー
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規な電機子コイルに関し、さらにこれを用いた発電機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、風力発電等に使用される発電機や各種のモーター用のコイルとして、棒状のコア(鉄芯)にコイルを長い円筒状に巻いた電機子コイルを有するものが多用されている。しかし、コア入りの電機子コイルは、コアと永久磁石との間において互いに引き合う力が生じ、回転に必要なトルクが大きくなり、低風速時には発電出力が低下する問題点が有った。
【0003】
そこで、風車の回転軸部側に結合され、前記波形部に対応する複数組の平板形状の界磁石と対向し、波形部をもつ様に環状の平板形状に巻かれたコアレスの電機子コイルからなるアウターロータ形コアレス発電機用コイルが提案されている(特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特願2000−287426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に提案されているコアレス発電機用コイルは、コア(鉄芯)よるトルクの増大や、低風速時における発電出力の低下は解消されるものの、電機子コイルが環状の平板形状に巻かれて作成されているため、コイルの品質にバラツキがあるという問題点があった。しかも、発電出力を増大させるためには、前記平板形状の界磁石の径を大きくする必要があり、必然的にコアレス発電機用コイルが大型化しコストアップとなるという問題点もあった。
【0006】
そこで、本発明者らはインナーロータ方式の樹脂成形電機子コイルを使用した発電機(特願2007−21637号公報)によって、低風速であっても効率良く発電できる技術を提案したが、さらなる効率の高い発電機が熱望されている。
。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、従来の鉄心に替わる素材として磁性体を使用して、従来のコアレス発電機用コイルより効率の高い発電が可能な電機子コイルを提供することを目的とし、さらにこの電機子コイルを使った発電機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このため本発明の電機子コイルは、中孔を有し、耐熱性樹脂によって封入され円板形状に成形された電機子コイルからなり、巻線コイルを封入する耐熱性樹脂に磁性体を分散して充填し形成したことを特徴とする。
【0009】
また、請求項1に記載された電機子コイルと、複数の永久磁石を前記電機子コイルに対向して放射状に配置して構成した界磁極を、交互に積層して構成した発電機であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の電機子コイルによれば、巻線コイルを封入する耐熱性樹脂に磁性体を分散して充填したため、熱伝導率が向上し発電に伴なう電機子コイルの温度上昇が抑えられるという優れた効果を有する。
【0011】
上記電機子コイルと、複数の永久磁石を前記電機子コイルに対向して放射状に配置して構成した界磁極を、交互に積層して構成したため、発電効率が向上するという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の電機子コイルの一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の電機子コイルを使用した発電機の一実施例を示す斜視図である。
【図3】図2の構成を説明する断面構成説明図である。
【図4】本発明の電機子コイルの放熱特性を示すグラフである。
【図5】本発明の電機子コイルの発電効率を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の電機子コイル及びこれを使用する発電機を一実施例に基づいて説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明の電機子コイルの一実施例を示す説明図、図2は本発明の発電機の一実施例を示す斜視図、図3は図2の構成を説明する断面構成説明図である。
【実施例1】
【0014】
図1は、本発明の電機子コイル1を示す説明図であり、図1(a)は電機子コイル1の一実施例を示す断面図、図1(b)は図1(a)の平面図、図1(c)はコイル2の配置を示す説明平面図である。図に示すように、 電機子コイル1は環状に巻回されたコイル2を周方向に複数配置し、耐熱性樹脂3によって中孔円板形状に加熱及び加圧成形される。そしてコイル2のリード線(図示せず)は耐熱性樹脂3から外部へ引き出される。
【0015】
耐熱性樹脂3には、所定量の磁性体4が分散して投入されており、電機子コイル1が中孔円板形状に加熱及び加圧成形される際に、一体に形成される。尚、電機子コイル1の成形に使用される耐熱性樹脂3は市販のポリエステル樹脂・エポキシ樹脂などが使用可能であり、後述する発電機の設計温度に耐えるものであればかまわない。また、磁性体4としては、酸化鉄・酸化クロム・コバルト・フェライトなどが使用される。
【0016】
この構成からなる電機子コイル1をインナーロータ型発電機に使用し、発電性能と、放熱特性のテストを行なった。以下にその試験方法と結果を示す。
【0017】
(放熱特性のテスト)
本発明の電機子コイルと従来の電機子コイルに直流電源から定電流(8A)を流し、時間経過と温度変化を測定した。結果を図4に示す。
【0018】
図4に示すように、本発明の電機子コイルを使用すると、従来の電機子コイルと比較して温度上昇が低いことが確認された。
【0019】
(発電性能テスト)
風力発電機(A−WING社製PS3−K32B)に、本発明の電機子コイルと従来の電機子コイルを搭載して、それぞれモータによって回転させ、発電出力側に負荷抵抗をかけて、それぞれ12V、24Vの出力となるように調節した。その結果を図5に示す。
【0020】
図5に示すように、本発明の電機子コイルを使用する発電機のほうが、約10%発電効率が高くなることが確認された。
【0021】
上記構成からなる、本発明の電機子コイルは、従来のコアレス発電機用電機子コイルと比較し、放熱特性に優れ、この電機子コイルを使用する発電機は発電効率が向上する。
【0022】
次に図2及び図3に従って、本発明の電機子コイルを使用した発電機を説明する。図2は本発明の電機子コイル1を使用した発電機の一実施例を示す斜視図、図3は図2の構成を説明する断面構成説明図である。図に示すように、発電機11は、回転軸12を嵌入し回転可能に保持した円板形状を有する一対の外側界磁極13と、一対の外側界磁極13に挟持された3個の中孔円板形状を有する電機子コイル14と、電機子コイル14と交互に配置され回転軸12を嵌入する2個の内側界磁極15と、回転軸12を挿通し電機子コイル14を外周面で保持するする外ケース16とから構成され、回転軸12の回転による界磁極13、15の回転によって電機子コイル14のコイル17に誘導電流が発生し発電する。
【0023】
外側界磁極13・13は、回転軸12を嵌入する中央孔部18を有する段付き円板形状のホルダー19と、ホルダー19の片面の外縁近傍に周方向に磁極を交互に入れ替えて配置された複数の永久磁石20と、永久磁石20をホルダー19と接続する磁石ホルダー21とからなり、夫々永久磁石20を対向して配置され、対向する永久磁石20の磁極はそれぞれ逆とされる。また、内側界磁極15・15は、回転軸12を嵌入する中央孔部18を有する段付き円板形状のホルダー22と、ホルダー22の両面の外縁近傍に周方向に磁極を交互に入れ替えて配置された複数の永久磁石20と、から構成され、電機子14と交互に積層されて回転軸12を嵌入される。さらに、電機子14の外周部は2枚のアルミ製ホルダー26によって挟持して保持されている。尚、ホルダー19、22はいずれもアルミ若しくはアルミ合金にて形成されている。
【0024】
外ケース16は、中央部に回転軸12を回転可能に保持するベアリング23が設けられ、上記した界磁極13、15及び電機子コイル14をスペーサー24を介して挟持する。また、回転軸12は円筒状に成形された鋼製部材からなり、外ケース16のベアリング23及び上記界磁極13、15を嵌入して保持される。そして、外ケース16の外縁部に設けられた取り付け孔にボルトによって、上記した磁極13,15及び電機子コイル14が積層して取り付けられる。
【0025】
上記の構成からなる本発明の電機子コイルを使用する発電機によれば、複数の界磁極と電機子を回転軸方向に交互に積層して構成するため、高出力の発電を行なうことが可能となり、しかも界磁極の径を大きくすることがないため小型化が図れ、さらに界磁極と電機子を規格化することで、コストを軽減することができる。しかも電機子コイルを封止する耐熱樹脂に磁性体を分散してあるため熱伝導性が向上し、発電効率が向上する。
【0026】
以上本発明による電機子コイルは、耐熱樹脂にて封止したため、コイルを挟んで対向する界磁極間を狭くすることが可能となり、発電効率が向上する。
【符号の説明】
【0027】
1 電機子コイル
2 コイル
3 耐熱性樹脂
4 磁性体
11 発電機
12 回転軸
13 外側界磁極
14 電機子
15 内側界磁極
16 外ケース
17 コイル
18 中央孔部
19、22、26 ホルダー
20 永久磁石
21 磁石ホルダー
23 ベアリング
24 スペーサー
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中孔を有し、耐熱性樹脂によって封入され円板形状に成形された電機子コイルからなり、巻線コイルを封入する耐熱性樹脂に磁性体を分散して充填し形成したことを特徴とする電機子コイル。
【請求項2】
請求項1に記載された電機子コイルと、複数の永久磁石を前記電機子コイルに対向して放射状に配置して構成した界磁極を、交互に積層して構成したことを特徴とする発電機。
【請求項1】
中孔を有し、耐熱性樹脂によって封入され円板形状に成形された電機子コイルからなり、巻線コイルを封入する耐熱性樹脂に磁性体を分散して充填し形成したことを特徴とする電機子コイル。
【請求項2】
請求項1に記載された電機子コイルと、複数の永久磁石を前記電機子コイルに対向して放射状に配置して構成した界磁極を、交互に積層して構成したことを特徴とする発電機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【公開番号】特開2011−125169(P2011−125169A)
【公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−282323(P2009−282323)
【出願日】平成21年12月12日(2009.12.12)
【出願人】(508014718)A−WINGインターナショナル株式会社 (4)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年12月12日(2009.12.12)
【出願人】(508014718)A−WINGインターナショナル株式会社 (4)
【Fターム(参考)】
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