説明

電気機器の取り付け装置

【課題】電気機器の取り外し作業性を向上させる電気機器の取り付け装置を提供する。
【解決手段】端子接続器1にレール3の配設方向と交差する方向に摺動可能に支持されるホルダ11を設け、端子接続器1にレール3の一方の係止片3aに係止する機器側係止部12を配置し、ホルダ11に機器取り付け位置でレール3の他方の係止片3bに係止し且つ機器取り外し位置で係止片3bから離間するホルダ側係止部13を配置し、機器取り付け位置で係止片3bから機器取り外し位置方向への力が付与された段階でホルダ11の摺動を規制する規制手段を設け、この規制で弾性変形して係止片3bがホルダ側係止部13を乗り越えた段階で係止片3bにホルダ側係止部13を係止させる弾性部17をホルダ11に設け、規制手段は、ホルダ11に対して所定以上の力が付与された段階で機器取り外し位置への摺動を許容して機器取り外し状態を維持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、断面略ハット形状を成すレール、例えば、配電盤や配線盤に装備されたDIN規格のレールに対して、コントローラなどの電気機器を取り付ける際に用いられる電気機器の取り付け装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
上記したコントローラなどの電気機器は、その正面側に接続端子部を有していて、配電盤や配線盤に装備された幅方向の両端に係止片を有する断面略ハット形状を成すDIN規格のレールに対して、その背面側に配置される取り付け装置を介して取り付けられるようになっている。
上記電気機器の取り付けに用いられる取り付け装置としては、例えば、電気機器の背面側に支持されるホルダを備えたものがあり、電気機器側には、レールの一方の係止片に係止する機器側係止部が配置され、ホルダには、レールの他方の係止片に係止するホルダ側係止部が配置されている。
【0003】
このホルダは、電気機器上においてレール配設方向と交差する方向に摺動可能となっており、電気機器をレールに取り付ける段階において、レールの他方の係止片からホルダ側係止部を介して付与される押圧力によって、機器取り外し方向に押し退けられるようになっていて、レールの他方の係止片がホルダ側係止部を乗り越えると、自動的に復帰するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特許第3352878号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記した従来における電気機器の取り付け装置において、電気機器をレールに取り付ける段階では、ホルダがレールの他方の係止片に押圧されて機器取り外し方向に一旦摺動して、レールの他方の係止片がホルダ側係止部を乗り越えてから自動的に復帰するようになっているので、電気機器のレールに対する取り付けを簡単に行うことはできるものの、電気機器をレールから取り外す段階では、ホルダを機器取り外し状態に維持するために、ドライバなどの工具を用いてホルダが自動復帰するのを抑える必要があり、電気機器の取り外し作業性が良いとは言えないという問題があり、この問題を解決することが従来の課題となっていた。
【0005】
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、電気機器のレールに対する取り付けを簡単に行うことができるのは勿論のこと、電気機器の取り外し作業性の向上をも実現することが可能である電気機器の取り付け装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した目的を達成するべく本発明の請求項1に係る発明は、幅方向の両端に係止片を有する断面略ハット形状を成すレールに対して電気機器を取り付ける電気機器の取り付け装置であって、前記電気機器に支持されて該電気機器上におけるレール配設方向と交差する方向に摺動可能としたホルダを設け、前記電気機器側には、前記レールの一方の係止片に係止する機器側係止部を配置すると共に、前記ホルダには、その摺動範囲内における機器取り付け位置で前記レールの他方の係止片に係止し且つ機器取り外し位置で前記レールの他方の係止片から離間するホルダ側係止部を配置し、前記機器取り付け位置におけるホルダに対して前記レールの他方の係止片から前記機器取り外し位置方向へ押し退ける力が前記ホルダ側係止部を介して付与された段階で該ホルダの摺動を規制する規制手段を設け、前記ホルダには、前記規制手段による摺動の規制により弾性変形して前記レールの他方の係止片が前記ホルダ側係止部を乗り越えるのを許容し、且つ、前記レールの他方の係止片が前記ホルダ側係止部を乗り越えた段階で復帰して前記レールの他方の係止片に前記ホルダ側係止部を係止させる弾性部を設け、前記規制手段は、前記ホルダに対して所定の大きさ以上の前記機器取り外し位置方向の力が付与された段階で該ホルダの前記機器取り外し位置への摺動を許容して機器取り外し状態を維持する構成としたことを特徴としており、このような構成の電気機器の取り付け装置を前述した課題を解決するための手段としている。
【0007】
この場合、レールの一方の係止片に係止する機器側係止部は、電気機器自体に設けることができるほか、電気機器に装着される別部品に設けることができる。
また、ホルダには、合成樹脂や金属を採用することができるが、いずれの場合も全体的に又は部分的に弾性を有していることが必須であり、成形のし易さを考慮して、ポリアセタールなどの柔軟な合成樹脂を用いることが望ましい。
【0008】
このような構成を成す電気機器の取り付け装置では、電気機器をレールに取り付ける段階において、機器取り付け位置にあるホルダのホルダ側係止部がレールの他方の係止片に押圧されると、規制手段により摺動が規制されるホルダの弾性部が弾性変形して、レールの他方の係止片がホルダ側係止部を乗り越えるのを許容し、そして、レールの他方の係止片がホルダ側係止部を乗り越えた時点で自動的に復帰して、他方の係止片にホルダ側係止部を係止させるようになっているので、電気機器のレールに対する取り付けが容易に成されることとなる。
【0009】
一方、電気機器をレールから取り外す段階において、ホルダに対して所定の大きさ以上の機器取り外し位置方向の力を付与すると、規制手段による規制を受けつつもホルダの機器取り外し位置への摺動が許容されて、規制手段によって機器取り外し状態が維持されるので、ドライバなどの工具を用いてホルダが自動復帰するのを抑える必要がなく、その結果、電気機器の取り外し作業性が向上することとなる。
【0010】
本発明の請求項2に係る電気機器の取り付け装置において、前記規制手段は、前記電気機器側に設けられて該電気機器に対して摺動する前記ホルダに向けて突出する機器側突起と、前記ホルダに設けられて前記機器取り付け位置において該ホルダに対して前記機器取り外し位置方向へ押し退ける力が付与された段階で前記電気機器の機器側突起と押圧し合うホルダ側突起とから成っている構成としている。
【0011】
このような構成とすると、電気機器をレールに取り付ける段階において、レールの他方の係止片に押圧される機器取り付け位置にあるホルダの摺動を抑えて弾性部を確実に弾性変形させ得ることとなり、一方、電気機器をレールから取り外す段階において、機器取り外し位置へ移動したホルダの機器取り外し状態を確実に維持し得ることとなる。
この際、電気機器をレールに取り付ける段階においてホルダの摺動を抑え得る力(レールでホルダを機器取り外し位置方向に押圧する力)、及び、電気機器をレールから取り外す段階においてホルダを摺動させる力(所定の大きさ以上の機器取り外し位置方向の力)は、電気機器の機器側突起と押圧し合うホルダ側突起の大きさで決まるので、電気機器の取り付け仕様(取り外し頻度の多さなどの条件)に応じて、ホルダ側突起の大きさを決定することが望ましい。
【0012】
本発明の請求項3に係る電気機器の取り付け装置は、前記機器側突起及びホルダ側突起のいずれか一方が、断面略半円形状を成している構成としており、この構成とすると、電気機器をレールに取り付ける段階におけるホルダの自動復帰や、電気機器をレールから取り外す段階においてホルダが所定の大きさ以上の機器取り外し位置方向の力を受けた際の乗り越えが円滑に成されることとなる。
【0013】
本発明の請求項4に係る電気機器の取り付け装置において、前記ホルダは平板状を成し、前記ホルダ側突起は前記ホルダの平面に配置してあると共に、前記機器側突起は前記ホルダの平面と対向する面に配置してある構成とし、本発明の請求項5に係る電気機器の取り付け装置において、前記ホルダは平板状を成し、前記ホルダ側突起は前記ホルダの側面に配置してあると共に、前記機器側突起は前記ホルダの側面と対向する面に配置してある構成としており、電気機器の取り付け仕様に応じて、いずれかの構成を採用することができ、いずれの場合も、電気機器をレールに取り付ける段階において、レールの他方の係止片に押圧される機器取り付け位置にあるホルダの摺動を確実に抑えて弾性部を確実に弾性変形させ得ることとなり、一方、電気機器をレールから取り外す段階において、機器取り外し位置へ移動したホルダの機器取り外し状態を確実に維持し得ることとなる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の請求項1に係る電気機器の取り付け装置では、上記した構成としているので、電気機器のレールに対する取り付けを簡単に行うことができるのは言うまでもなく、電気機器の取り外し作業性の向上をも実現することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
また、本発明の請求項2〜5に係る電気機器の取り付け装置において、上記した構成としているので、電気機器をレールから取り外す段階において、機器取り外し位置へ移動したホルダの機器取り外し状態を確実に維持することができるという非常に優れた効果がもたらされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図5は、本発明の一実施形態に係る電気機器の取り付け装置を示しており、この実施形態では、本発明に係る電気機器の取り付け装置を配電盤に装備したDIN規格のレールに対する端子接続器の取り付けに用いた場合を例に挙げて説明する。
【0016】
図1に示すように、上記した端子接続器1は、その正面側(図1(b)右側)に接続端子部2を有していて、配電盤に装備された幅方向の両端に係止片3a,3bを有する断面略ハット形状を成すDIN規格のレール3に対して、その背面側(図1(b)左側)に配置される取り付け装置10を介して取り付けるようになっている。
このような端子接続器1の取り付けに用いるこの実施形態に係る取り付け装置10は、図2及び図3にも示すように、端子接続器1の背面側に支持される平板状を成す合成樹脂製のホルダ11を備えており、端子接続器1の背面には、水平方向に配設したレール3の上側に位置する一方の係止片3aに係止する機器側係止部12が設けてあると共に、ホルダ11には、レール3の下側に位置する他方の係止片3bに係止するホルダ側係止部13が設けてあって、ホルダ11は、端子接続器1の背面上においてレール配設方向と交差する方向、すなわち、上下方向に摺動可能となっている。
【0017】
この場合、端子接続器1の背面には、ホルダ11の表面に向けて突出する機器側突起15が設けてあると共に、ホルダ11の表面には、図4に示すように、端子接続器1の背面に向けて突出する断面略半円形状を成すホルダ側突起16が設けてあり、これらの突起15,16は、図1及び図2(a)に示す機器取り付け位置におけるホルダ11に対してレール3の他方の係止片3bから図2(b)に示す機器取り外し位置方向へ押し退ける力が先端テーパ状のホルダ側係止部13を介して付与された段階で互いに押圧し合って、ホルダ11の摺動を規制する規制手段として機能するようになっている。
【0018】
また、ホルダ11には、機器側突起15及びホルダ側突起16の相互押圧による摺動の規制により弾性変形してレール3の他方の係止片3bがホルダ側係止部13を乗り越えるのを許容すると共に、レール3の他方の係止片3bがホルダ側係止部13を乗り越えた段階で復帰してレール3の他方の係止片3bにホルダ側係止部13を係止させる弾性部17が設けてある。
【0019】
さらに、上記規制手段としての機器側突起15及びホルダ側突起16は、ホルダ11に対して所定の大きさ以上の機器取り外し位置方向の力が付与された段階において、互いに乗り越えてホルダ11の機器取り外し位置への摺動を許容して機器取り外し状態を維持し得るようになっている。
なお、図中における符号18は係止孔であり、機器取り付け位置及び機器取り外し位置において機器側突起15とそれぞれ係止して、ホルダ11を確実に停止させるようになっている。
【0020】
このような構成を成す取り付け装置10では、図5(a)に示すように、端子接続器1をレール3に取り付ける段階において、図5(b)に示すように、端子接続器1の背面の機器側係止部12に、レール3の上側に位置する一方の係止片3aを係止させた後、図5(c)に示すように、機器取り付け位置にあるホルダ11のホルダ側係止部13がレール3の他方の係止片3bに押圧されると、機器側突起15及びホルダ側突起16の相互押圧により摺動が規制されるホルダ11の弾性部17が弾性変形して、レール3の他方の係止片3bがホルダ側係止部13を乗り越えるのを許容し、そして、図5(d)に示すように、レール3の他方の係止片3bがホルダ側係止部13を乗り越えた時点で自動的に復帰して、他方の係止片3bにホルダ側係止部13を係止させるようになっているので、端子接続器1のレール3に対する取り付けが容易に成されることとなる。
【0021】
一方、端子接続器1をレール3から取り外す段階において、ホルダ11に対して所定の大きさ以上の機器取り外し位置方向の力を付与すると、機器側突起15及びホルダ側突起16同士が互いに押圧し合いつつも互いに乗り越えて、ホルダ11の機器取り外し位置への摺動を許容して、機器側突起15及びホルダ側突起16によって機器取り外し状態が維持されるので、ドライバなどの工具を用いてホルダ11が自動復帰するのを抑える必要がなく、その結果、電気機器の取り外し作業性が向上することとなる。
[第2実施形態]
図6は、本発明の他の実施形態に係る電気機器の取り付け装置を示しており、この実施形態においても、本発明に係る電気機器の取り付け装置を配電盤に装備したDIN規格のレールに対する端子接続器の取り付けに用いた場合を例に挙げて説明する。
【0022】
この実施形態に係る計器の取り付け装置10が先の実施形態に係る計器の取り付け装置10と相違するところは、平板状を成すホルダ11の側面に隙間Sを介してホルダ側突起26を配置していると共に、機器側突起25を端子接続器1のホルダ11の側面と対向する面に配置し、上記隙間Sを設けることでホルダ側突起26自体が弾性部27を兼ねるようにした点にあり、ホルダ11の側面におけるホルダ側突起26の上下には、第1実施形態の取り付け装置10の係止孔18に相当する係止溝28が配置してある。
【0023】
この取り付け装置10においても、上記した第1実施形態に係る電気機器の取り付け装置10と同じく、端子接続器1をレール3から取り外す段階において、ホルダ11に対して所定の大きさ以上の機器取り外し位置方向の力を付与すると、弾性部27を兼ねるホルダ側突起26が弾性変形することで、機器側突起25及びホルダ側突起26同士が互いに乗り越えてホルダ11の機器取り外し位置への摺動を許容して、機器側突起25及びホルダ側突起26によって機器取り外し状態を維持し得るので、ドライバなどの工具を用いてホルダ11が自動復帰するのを抑える必要がなく、その結果、電気機器の取り外し作業性が向上することとなる。
【0024】
上記した実施形態では、いずれも本発明に係る電気機器の取り付け装置を配電盤に装備したDIN規格のレールに対する端子接続器の取り付けに用いた場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の一実施形態に係る電気機器の取り付け装置の正面説明図(a),側面説明図(b)及び背面説明図(c)である。
【図2】図1に示した取り付け装置のホルダが機器取り付け位置にある状態の断面説明図(a)及びホルダが機器取り外し位置にある状態の断面説明図(b)である。
【図3】図1に示した取り付け装置のホルダの正面説明図(a),側面説明図(b)及び背面説明図(c)である。
【図4】図3に示したホルダの断面説明図である。
【図5】図1おける取り付け装置による電気機器のレールに対する取り付け要領を示す断面説明図(a)〜(d)である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る電気機器の取り付け装置の背面説明図(a)及び側面説明図(b)である。
【符号の説明】
【0026】
1 端子接続器
2 端子接続部
3 レール
3a 一方の係止片
3b 他方の係止片
10 取り付け装置
11 ホルダ
12 機器側係止部
13 ホルダ側係止部
15,25 機器側突起(規制手段)
16,26 ホルダ側突起(規制手段)
17,27 弾性部
18 係止孔
28 係止溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
幅方向の両端に係止片を有する断面略ハット形状を成すレールに対して電気機器を取り付ける電気機器の取り付け装置であって、
前記電気機器に支持されて該電気機器上におけるレール配設方向と交差する方向に摺動可能としたホルダを設け、
前記電気機器側には、前記レールの一方の係止片に係止する機器側係止部を配置すると共に、前記ホルダには、その摺動範囲内における機器取り付け位置で前記レールの他方の係止片に係止し且つ機器取り外し位置で前記レールの他方の係止片から離間するホルダ側係止部を配置し、
前記機器取り付け位置におけるホルダに対して前記レールの他方の係止片から前記機器取り外し位置方向へ押し退ける力が前記ホルダ側係止部を介して付与された段階で該ホルダの摺動を規制する規制手段を設け、
前記ホルダには、前記規制手段による摺動の規制により弾性変形して前記レールの他方の係止片が前記ホルダ側係止部を乗り越えるのを許容し、且つ、前記レールの他方の係止片が前記ホルダ側係止部を乗り越えた段階で復帰して前記レールの他方の係止片に前記ホルダ側係止部を係止させる弾性部を設け、
前記規制手段は、前記ホルダに対して所定の大きさ以上の前記機器取り外し位置方向の力が付与された段階で該ホルダの前記機器取り外し位置への摺動を許容して機器取り外し状態を維持する
ことを特徴とする電気機器の取り付け装置。
【請求項2】
前記規制手段は、前記電気機器側に設けられて該電気機器に対して摺動する前記ホルダに向けて突出する機器側突起と、前記ホルダに設けられて前記機器取り付け位置において該ホルダに対して前記機器取り外し位置方向へ押し退ける力が付与された段階で前記電気機器の機器側突起と押圧し合うホルダ側突起とから成っている請求項1に記載の電気機器の取り付け装置。
【請求項3】
前記機器側突起及びホルダ側突起のいずれか一方が、断面略半円形状を成している請求項2に記載の電気機器の取り付け装置。
【請求項4】
前記ホルダは平板状を成し、前記ホルダ側突起は前記ホルダの平面に配置してあると共に、前記機器側突起は前記ホルダの平面と対向する面に配置してある請求項2又は3に記載の電気機器の取り付け装置。
【請求項5】
前記ホルダは平板状を成し、前記ホルダ側突起は前記ホルダの側面に配置してあると共に、前記機器側突起は前記ホルダの側面と対向する面に配置してある請求項2又は3に記載の電気機器の取り付け装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate