説明

電気機器の取付装置

【課題】取付具を所望の位置に取付け、取付具に電気機器を仮止めし、その仮止位置から電気機器を所望位置及び所望角度に移動させて固定することができる取付装置を提供する。
【解決手段】取付具は、天井面または壁面に取付けるための取付面と、前記取付面の両側を電気機器の幅に対応する間隔で折り曲げて形成した折曲片とを有する。前記取付面は、取付具を天井面または壁面に取付けるためのネジ穴を備える。前記折曲片は、電気機器の取付ボルトが移動する溝と、前記溝に連続する部分にある仮止め部分と、電気機器の取付部分を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器の取付装置に関し、特に電気機器を天井面または壁面に取付けるための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
スピーカ、照明器具、監視カメラ、警報機または換気扇のような電気機器を天井面または壁面に取付ける場合、まず天井面または壁面に取付具を取付け、その取付具に電気機器が取付けられる。取付具を天井面または壁面に取付ける作業は、取付具の取付穴に取付ネジを通して、天井又は壁面に取付ネジを締付けることができるので、取付作業は比較的容易である。しかし、その取付金具に電気機器を取付ける作業は、取付具と電気機器を位置合わせし、その状態で複数箇所をボルトで締付け、固定しなければならないので、作業は容易でない。特に、体裁上、取付具が露出しないように電気機器に隠れる構造の場合は、位置合わせが困難である。また、電気機器の取付位置及び角度を調整可能にするためには、複雑な取付具を使用する必要があり、また複雑な取付作業を行わなければならない。
このような問題を解決するため、例えば、特許文献1が公知である。特許文献1は、蛍光灯器具本体の側板に、その下方より取付ネジが挿入可能で、かつ係止端で取付ネジを保持する略U字溝を設け、反射板には両側に取付ネジを設け、略U字溝の係止端で取付ネジに化粧ナットを螺着して、反射板を側板に固定するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−300230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1により、反射板を器具本体の側板に保持させて、取付ネジにより固定することができる。しかしながら、更に電気機器を容易に取付け、またその取付位置及び取付角度が調整できる取付装置が望まれている。
本発明は、このような要望に対応するため、取付具を所望の位置に取付け、その後、取付具に電気機器を仮止めし、その仮止位置から電気機器を所望の位置及び所望角度に移動させて固定することができる取付装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の取付装置は、上記課題を解決するものであり、天井面または壁面に取付けるための取付面と、前記取付面の両側に電気機器の幅に対応する間隔で折り曲げて形成した折曲片とを有する取付具を備え、前記取付面に取付具を天井面または壁面に取付けるためのネジ穴を設け、前記折曲片に電気機器の取付ボルトが滑らかに移動するために湾曲した溝と、前記溝に連続した仮止部分と、電気機器の取付部分を設けたことを特徴とする。
これにより、取付具を所望の位置に取付けて電気機器の取付位置を決めることができる。そして、取付具の仮止部分に電気機器を仮止めするので、簡単な作業により、電気機器を仮止めすることができる。このようにして、仮止めした位置から取付部分に電気機器を移動させて固定するので、ボルトの締付作業は容易に行うことができる。更に、ボルトの締付作業の際に、電気機器を所望角度に調整すれば、電気機器を所望角度に設置することができる。
【0006】
また、本発明の取付装置は、実施形態において、仮止部分は折曲片の先端側に配置し、取付部分は仮止部分と取付面との間に配置することが好ましい。これにより、仮止部分は、取付具が取付けられている天井面または壁面から遠い位置にあるので、仮止部分に電気機器を仮止めする作業を容易に行うことができる。
【0007】
また、本発明の取付装置は、実施形態において、前記取付部分を複数備えることが好ましい。これにより、電気機器は天井面または壁面に近い位置及び天井面または壁面から離れた位置を選択することができ、取付可能範囲を多くすることができる。また、天井面または壁面から離れるほど、電気機器の取付角度を大きく変化させることが可能になり、より広い角度で調整することができる。
【0008】
また、本発明の取付装置は、実施形態において、前記取付部分は、前記溝の下側に備えることが好ましい。これにより、電気機器を仮止部分から取付部分へ移動させる場合、電気機器を仮止部分で持ち上げて溝内を滑らせるように取付部分へ移動させればよいので、電気機器の取付部分への移動が容易になる。
【0009】
また、本発明の取付装置は、実施形態において、前記溝は折曲片の先端側に開口部を有することが好ましい。これにより、取付具に電気機器を仮止めする場合、開口部より滑り込ませて仮止位置へ取付けることができるので、仮止作業を容易に行うことができる。
【0010】
また、本発明の取付装置は、実施形態において、前記開口部は、前記仮止部分より上方に位置することが好ましい。これにより、電気機器を開口部より滑り込ませて仮止部分に仮止めし、安定に保持することができる。この仮止め状態で手を離しても電気機器は安定に保持され、取付時の落下防止することができる。また、次の取付作業を容易に行うことができる。
【0011】
また、本発明の取付装置は、実施形態において、前記溝が取付部分の中心線に並行に配置され、仮止部分と取付部分との間では、溝を形成する。一方の溝縁は、仮止部分の下側縁に向かって傾斜していることが好ましい。これにより、仮止部分から取付部分へ傾斜を利用してスムーズに移動させることができる。
【0012】
また、本発明の取付装置は、実施形態において、前記電気機器は、側壁に形成した透孔に取付ボルトを挿入してその先端に板ナットを緩く止め、前記折曲片を取付ボルトと板ナットの間に挿入して締付けることが好ましい。これにより、電気機器の取付状態において、取付ボルト、板ボルト及び取付装置が外観上見えなくなり、体裁がよくなる。
【0013】
また、本発明の取付装置は、実施形態において、前記電気機器は、前面に少なくとも90度以上に回転可能な銘板を有することが好ましい。これにより、天井又は壁面に電気機器を取付けた際、その取付方向に応じて、銘板を回転させることができ、電気機器の取付方向と銘板の方向を一致させることができる。
【0014】
また、本発明の取付装置は、実施形態において、前記電気機器は、側壁に取付ボルトを備え、取付ボルトを前記開口部から挿入して、折曲片の仮止部分に電気機器を仮止めし、電気機器を仮止部分から取付部分に移動させて取付ボルトを締付けることが好ましい。これにより、電気機器を仮止位置に安定に保持し、取付位置に所望の角度に調整して確実に固定することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、取付具を所望の位置に取付けて電気機器の取付位置を決めることができる。また、本発明の取付装置は、取付具の仮止部分に電気機器を仮止めするので、簡単な作業により電気機器を仮止めすることができる。このようにして、仮止めした位置から取付部分に移動させて電気機器を固定するので、その移動距離は短く、容易にボルトの締付作業を行うことができる。更に、ボルトの締付作業の際にも、仮止位置に電気機器を安定に保持することができ、取付時の落下防止とともに、次の取付作業を容易に行うことができる。更に、ボルトの締付作業の際に、電気機器を所望角度に調整すれば、電気機器を所望角度に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の取付装置に使用される取付具の斜視図を示す。
【図2】本発明の取付装置に使用される取付具の側面図を示す。
【図3】本発明の取付装置によって、天井面に電気機器を仮止めした状態を示す斜視図であり、電気機器の底面側から見た図である。
【図4】本発明の取付装置によって、天井面に電気機器を取付けた状態を示す斜視図であり、電気機器の底面側から見た図である。
【図5】本発明の取付装置によって、壁面に電気機器を取付ける場合の取付具の側面図を示す。
【図6】本発明の取付装置によって、電気機器を取付けた場合の電気機器の一部分解斜視図であり、正面側から見た図である。
【図7】本発明の取付装置によって、電気機器を取付けた場合の電気機器の一部分解斜視図であり、背面側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の取付装置は、天井面または壁面に取付けるための取付面と、前記取付面の両側を電気機器の幅に対応する間隔で折り曲げて形成した折曲片とを有する取付具によって構成される。ここで、前記取付面は、取付具を天井面または壁面に取付けるためのネジ穴を備え、取付ネジをネジ穴に通して天井面または壁面に締付けることにより、取付具を天井面または壁面の所望位置に固定することができる。また前記折曲片は、電気機器の取付ボルトが移動する溝と、前記溝に連続して仮止部分と、電気機器の取付部分を備え、電気機器の取付けの際には、まず電気機器に取付けたボルトを溝に通して、仮止部分に仮止めする。次に、電気機器を所望の取付部分に移動させて、取付ボルトを締付け固定する。
【0018】
本発明において使用される取付具は、電気機器を支持し、固定することが可能な材質であり、例えば、金属製、又は樹脂製であり、これらの剛性によって電気機器を支持する。
また、電気機器は、例えば、スピーカ、照明器具、監視カメラ、インターホンまたは人感センサー、警報機、換気扇などを指すが、これら以外であってもよい。
また、仮止部分は、電気機器を所望位置及び所望角度で取付け、固定する前に一時的に電気機器を保持する部分である。しかし、この仮止部分に電気機器を所望位置及び所望角度で取付けてもかまわない。
【0019】
以下に図を参照して、本発明の取付装置を説明する。
図1は、本発明の本発明の取付装置に使用される取付具の斜視図を示す。本発明の取付装置は、主として取付具10によって構成される。取付具10は金属製又は樹脂製である。取付具10は、天井面または壁面に取付けるための取付面11と、前記取付面の両側を電気機器の幅に対応する間隔で折り曲げて形成した折曲片12および13とを有する。厳密には、折曲片12と13の間隔は、電気機器の側板の厚さ分だけ短く形成され、折曲片12及び13は、側板の内側に隠れるようになっている。取付面11と、折曲片12および13は一体的に構成されていることが望ましい。折曲片12および13は同形状に形成される。
前記取付面11は、取付具10を天井面または壁面に取付けるためのネジ穴11aを備える。ネジ穴11aは、2つ以上必要であり、好ましくは図示のように中央に1つと、その両側に2つの計3つである。両側のネジ穴は、少なくとも一方を取付角度調整用に長穴にするとよい。
【0020】
前記折曲片12および13は、電気機器の取付ボルトの軸が移動する溝12a、13aと、前記溝12a、13aに連続する部分に仮止部分12b、13bと、電気機器の取付部分12c、13cを備える。溝12a、13aは、電気機器を固定するための取付ボルトが移動できる程度の幅、即ち、取付ボルト軸部の直径以上の幅を有することが好ましい。図2に示すように、仮止部分12b及び13bと、取付部分12c及び13cの中心を結ぶ中心線は、折曲片12、13の中心線にほぼ一致し、溝12a、13aの中心線は、折曲片12、13の中心線より外れ、上側にある。そして、溝12a、13aの中心線は、仮止部分12b及び13bと、取付部分12c、13cの中心を結ぶ中心線に並行に配置されるが、仮止部分12b及び13bと、取付部分12c及び13cとの間では、溝12a、13aを形成する一方の溝縁は、仮止部分12b、13bの下側縁に向かって傾斜している。
【0021】
また、取付具10は、図1及び図2に示すように、仮止部分12b、13bを折曲片12および13の先端側に配置し、取付部分12c、13cを仮止部分12b、13bと取付面11との間に配置している。
【0022】
また、前記取付部分12c、13cは、それぞれ2つ備えている。前記取付部分の個数に制限はないが、多くすると、折曲片12および13が長くなり、少なくすると、取付位置の選択自由度が少なくなる。
【0023】
また、前記溝12a、13aは、折曲片の先端側に開口部12d、13dを有する。前記開口部12d、13dは、取付具10を天井面に取付けた状態において、下向きに開口するよう形成される。また、取付具10が壁面に取付けられた状態において、仮止部分12b、13bより上側に位置するよう形成される。
【0024】
また、仮止部分12b、13bは1つでもよいが、取付部分12c、13cはそれぞれ2つ以上有することが好ましい。ここでは、仮止部分12b、13bと、取付部分12c、13cを分けているが、仮止部分12b、13bに電気機器を取付け、固定してもかまわない。
【0025】
次に、本発明の取付装置の取付手順を説明する。
図3は、本発明の取付装置によって電気機器を仮止部分に仮止めした状態を示す斜視図であり、天井を透視して、電気機器の底面側から見た図である。図4は、本発明の取付装置によって電気機器を取付部分に取付けた状態(天井は透視)を示す斜視図であり、電気機器の底面側から見た図である。
図1、図2、図3及び図4は、電気機器を天井面に取付ける場合を示す。
まず、取付具10を天井の所望の取付位置に、ネジ(図示しない)によって固定する。取付具10は、取付面11が天井に取付けられるので、折曲片12及び13に形成した開口部12d及び13dは天井から下側に開口する。
【0026】
一方、電気機器20の側壁21、22に形成した透孔(図示しない)に取付ボルト25、26を挿入する。電気機器20は、スピーカ、照明器具、カメラ、インターホンまたは人感センサーなどであるが、これら以外の電気機器であってもかまわない。
【0027】
この実施形態では、電気機器20は、図6及び図7に示すように、底板27の側壁21、22の近傍に板ナット挿入部31、32を形成しているので、板ナット挿入部31、32に板ナット33、34を挿入し、取付ボルト25、26の先端部分を板ナット33、34に緩く止める。即ち、取付ボルト25、26と板ナット33、34の間に、折曲部12、13が挿入できる隙間ができるように緩く止める。このように、電気機器20の底板27に形成した板ナット挿入部31、32に、取付ボルト25、26及び板ナット33、34を挿入するので、電気機器の取付状態において、取付ボルト25、26、板ナット33、34及び取付装置10が外観上見えなくなり、体裁がよくなる。
【0028】
次に、図3に示すように、折曲片12及び13に形成した開口部12d及び13dより溝12a、13aに、取付ボルト25、26の軸部分を挿入し、折曲片12及び13の仮止部分12b、13bに仮止めする。仮止部分12b、13bの突起部により、開口部12d、13dに落ちることなく、仮止め位置で手を離しても電気機器は仮止め位置で保持され、落下することはない。
【0029】
次に、電気機器20を仮止部分12b、13bより溝12a、13aを滑らせて、取付部分12c、13cまで移動させ、電気機器20の向きを調整して、取付ボルト25、26を締付け、固定する(図4参照)。電気機器20を取付部分12c、13cへ移動させる際は、右側または左側の一方を取付部分12cまたは13cへ移動させて、緩く止め、次に他方の側を取付部分12cまたは13cへ移動させて止め、電気機器20の向きを調整して、最後に取付ボルト25、26を締付けて固定する。
あるいは、電気機器20の両側を同時に取付部分12c、13cへ移動させ、電気機器20の向きを調整して、右側または左側の取付ボルト25、26を順次締付け、固定する。
【0030】
以上は、天井面に電気機器を取付ける場合であるが、壁面に取付ける場合は、次のようにして取付ける。
まず、取付具10を壁面の所望の取付位置に、ネジ(図示しない)によって固定する。ここで、取付具10を壁面に取付ける方向は、図5に示すように、開口12d、13dが仮止部分12b及び13bと、取付部分12c及び13cより上方に位置するように配置し、電気機器を横向きに取付ける場合は、取付具を水平方向に取付ける。電気機器を垂直方向に取付ける場合は、開口12d、13dが下向きになるように取付具10を垂直方向に取付ける。
電気機器20を仮止部分12b及び13bに仮止めし、取付ボルト25、26によって締付け、固定する様子は図3及び図4に示した通りである。
【0031】
本発明の取付装置は、電気機器を天井又は壁面に取付けることができ、特に、壁面に取付ける場合は、電気機器を水平方向又は垂直方向に取付けることができる。その場合、電気機器の正面に取付けられている銘板は、電気機器の取付け方向に合わせて銘板を回転させるのが望ましい。そのため、本発明の取付装置は、図6及び図7に示すように、電気機器20の正面板41の中央部分に円盤状の銘板42を配置し、銘板42に中心軸43を取付ける。中心軸43は電気機器内部に延長させ、先端部にコイルバネ44を取付け、銘板42は少なくとも90度以上に回転可能にする。
このように、銘板は電気機器に取付けられているので、電気機器を本発明の取付装置によって取付けた後、銘板42を引っ張り出し、銘板42の方向と、電気機器の取付け方向が一致するように回転させ、位置合わせする。そして、銘板42を電気機器に固定すると、電気機器の取付け方向と、銘板の方向が一致する。
【符号の説明】
【0032】
10 取付具
11 取付面
12、13 折曲片
12a、13a 溝
12b、13b 仮止部分
12c、13c 取付部分
20 電気機器
25、26 取付ボルト
27 底板
30、31 板ナット挿入部
33、34 板ナット
42 銘板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天井面または壁面に取付けるための取付面と、
前記取付面の両側を電気機器の幅に対応する間隔で折り曲げて形成した折曲片と
を有する取付具を備え、
前記取付面に取付具を天井面または壁面に取付けるためのネジ穴を設け、
前記折曲片に電気機器の取付ボルトが移動する溝と、前記溝に連続する部分に仮止部分と、電気機器の取付部分を設ける
ことを特徴とする電気機器の取付装置。
【請求項2】
前記仮止部分は、折曲片の先端側に配置し、前記取付部分は仮止部分と取付面との間に配置した請求項1に記載の電気機器の取付装置。
【請求項3】
前記取付部分を複数備える請求項1または2に記載の電気機器の取付装置。
【請求項4】
前記取付部分は、前記溝の下側に位置する請求項1から3までのいずれか1項に記載の電気機器の取付装置。
【請求項5】
前記溝は、折曲片の先端側に開口部を有する請求項1から4までのいずれか1項に記載の電気機器の取付装置。
【請求項6】
前記開口部は、前記仮止部分より上方に位置する請求項1から5までのいずれか1項に記載の電気機器の取付装置。
【請求項7】
前記溝は、取付部分の中心線に並行に配置され、仮止部分と取付部分との間では、溝を形成する一方の溝縁は、仮止部分の下側縁に向かって傾斜している請求項1から6までのいずれか1項に記載の電気機器の取付装置。
【請求項8】
前記電気機器は、側壁に形成した透孔に取付ボルトを挿入して、その先端に板ナットを緩く止め、前記折曲片を取付ボルトと板ナットの間に挿入して締付ける請求項1から7までのいずれか1項に記載の電気機器の取付装置。
【請求項9】
前記電気機器は、前面に少なくとも90度以上に回転可能な銘板を有する請求項1から8までのいずれか1項に記載の電気機器の取付装置。
【請求項10】
前記電気機器は、側壁に取付ボルトを備え、取付ボルトを前記開口部から挿入して、折曲片の仮止部分に電気機器を仮止めし、電気機器を仮止部分から取付部分に移動させて取付ボルトを締付ける請求項1から9までのいずれか1項に記載の電気機器の取付装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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