説明

電話応答システム

【課題】 生活して行く上での必要なちょっとした情報から、複雑で専門的な情報やビジネス・学問上の情報などを、簡単に電話で得ることは無理だった。
【解決手段】 不特定多数の人を氏名・性別・年齢・情報のジャンル・分単価・該当分野の有資格者か否か・住んでいる地域・電話番号・電話可能時間帯などの項目で記号と統一番号で整理登録した基本データを持ち、その中から電話質問者からの質問の内容による解答適任者をすばやく探し出し、質問者の電話機と解答者の電話機を接続する。接続時間によって質問者には課金、解答者には払い込みをする電話応答システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自分の欲しい情報を手軽に電話で聞ける電話応答システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自分の欲しい情報を電話で得るには、電話番号案内とか、決まった情報サービスをしている所の情報しか聞けなかった。又、インターネットで探すとしても、パソコンや携帯電話があって、インターネットに接続されていなければならないし、ある程度の経験と技術を要した。その上、インターネット上にない情報は当然無理だった。いわゆる生活して行く上での必要なちょっとした情報を得ることは非常に難しかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
生活していく上での必要なちょっとした情報から、複雑で専門的な情報やビジネス・学問上の情報などを、簡単に電話で得ることは、既存の方法・システムでは到底無理だった。
本発明電話応答システムは、生活上やビジネス・学問上などあらゆる分野で自分の必要としている情報を、手軽に電話でしかも低料金で得られるシステムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この世における既存の情報であれば、誰かの頭の中に記憶としてあるか又は、適当な記録媒体に記録されてあるはずである。その情報が誰にも話しても良い情報ならば、情報を欲しい人と情報を持っている人を、電話回線や無線で接続してやれば、必要な情報が必要な人にスムーズに伝達されるのである。
ほとんど生きている全ての人が、他の人に伝えて価値ある情報を持っているはずである。今までの社会の経済システムでは、その情報が専門性を帯びたものか、色々な有資格者からの情報でないと、有料化は非常に難しかった。
そこで本発明電話応答システムは、情報の欲しい人には、低料金ですばやく的確かつ確実な情報を提供し、情報を与える人には、今までは自分の知ってる情報など経済的価値などないと思っている人々に、自分の知ってる情報を電話で話すだけで、経済的利益を得られるようにしたシステムである。
具体的には、情報の欲しい人は、ある一定の決められた所コールセンターに電話をかける。その電話の話の内容を受け付け取り次ぎ人が聞き、パソコンソフト内に、不特定多数の人を予め記号や統一番号で、氏名・性別・年齢・情報のジャンル・分単価・該当分野の有資格者か否か・住んでいる地域・電話番号・電話可能時間帯などにより分類整理して登録してある基本データの中から、解答適任者をすばやく見つけ、受け付け取り次ぎ人がその解答適任者と接続をクリックすると、質問者の電話機と解答者の電話機が接続されるようになっている。接続された後は、質問者と解答者とで話をしてもらう。パソコンソフトには、電話が接続されてから切断されるまでの時間を計測するソフトが組み込まれており、話している時間により、電話料金並みの金額であるそれぞれの解答者の分単価で、質問者に電話料金とは別にシステム使用料が自動的に課金されるようになっている。そして質問者は電話料金と一緒か、又は別口でシステム使用料を徴収されるようになっている。
解答者には、適当な手数料を引いて、本人の銀行口座にその都度か又は一ヶ月毎に一ヶ月分まとめて払い込まれることになっている。
【発明の効果】
【0005】
上記のとおり本発明電話応答システムは構成されているので、情報を得たい人には、電話料金並みの低料金で、欲しい情報を持っている人と直接電話ができ、得たい情報を肉声かFAXで簡単にすばやく得られる。システム使用料金は話している時間を分単位で計算され課金されるので、必要なことをまとめて聞けば、最少料金で済ますことができる。
情報を与える人は、予め自分の電話可能時間帯を登録しておくので、その時間帯でかかって来た電話を取り、自分の知ってる情報を話すだけで、話している時間によって、自分で申請した分単価で計算された金額が、自分の銀行口座に後ほど払い込まれるので思わぬ副収入になる。
例え解答者が高レベルの有資格者であって忙しい人でも、それなりの分単価とすれば、正味使用した時間全てが金額に換算されるので、自分の時間を無駄にすることなく仕事ができる。一方質問者は聞きたい事だけを短い時間で聞けば、低料金で済ますことが出来、いちいち会って一時間何万円という高額な報酬を払わなくても良くなるのである。
以上のように電話で質問する人、電話で答える人両者とも利益を受けるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明電話応答システムを実施する為には、まず色々な情報を持っている不特定多数の人を、氏名・性別・年齢・情報のジャンル・分単価・該当分野の有資格者か否か・住んでいる地域・電話番号・電話可能時間帯などの項目で、記号と統一番号で、整理登録する必要がある。このデータをパソコン基本データとし、そのデータを動かすパソコンとパソコンソフトが存在する。このパソコンソフトを用い、質問者の電話を受け付け取り次ぎ人が受け、質問者の話を聞き、パソコン画面上で情報のジャンルや分単価などそれぞれ適当な項目をクリックして、質問に対しての解答適任者をすばやく選び出す。そして適任者と接続をクリックすると接続機が動き、解答適任者の電話機に、質問者の電話機が接続され、両者で話し合いが開始されるのである。
パソコンソフトの中には、この両者の話している時間を計測し、予め決められていた分単価で質問者側には課金され、解答者側には支払いができるソフトが組み込まれている。そして質問者は別口か又は電話料金と一緒に徴収され、解答者には本人の銀行口座にその都度か又は一ヶ月毎にまとめて払い込まれることになる。
【実施例】
【0007】
実施例を図面によって説明すると、図1にあるように、まず質問者は決められた場所、電話番号のコールセンターに電話をする。受け付け取り次ぎ人がそれを受け取り、話を聞き、立ち上げてあるパソコン画面上で、整理登録してある基本データの不特定多数の人の中から、該当項目をクリックして行って解答適任者をすばやく探す。質問者から個人指名があれば、その人を探す。適任者が見つかったら、その人と接続をクリックすると、接続機のスイッチが入り質問者の電話機と解答者の電話機が接続され、両者で話し合いがされることになる。パソコンソフトの中には、両電話機が接続されてから切断されるまでの時間を計測するソフトと、それぞれの解答者の分単価に応じて質問者には課金され、解答者には、手数料を引いた金額が支払いできるよう計算及び記録するソフトも組み込まれている。質問者は、システム使用料を、一ヶ月まとめて直接か又は電話料金と一緒に徴収されるようになっている。解答者には、一ヶ月分まとめて本人の銀行口座に払い込まれるようになっている。
【産業上の利用可能性】
【0008】
本発明電話応答システムは、経済界・教育界のみならず、生活をして行く上での全ての業界で情報伝達が頻繁にスムーズに行われることとなり、全国民のコミュニケイションが活発となり、知識力向上や連帯感が強くなり、又心が大変豊かになると共に知らないことでの物事の実行の断念や失敗が非常に少なくなり、学力向上、経済発展に大きく寄与するものと思う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明電話応答システム概略説明図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
不特定多数の人を・氏名・性別・年齢・情報のジャンル・分単価・該当分野の有資格者か否か・住んでいる地域・電話番号・電話可能時間帯などの項目で記号と統一番号で整理登録した基本データを持ち、順次該当項目をクリックして行くと解答適任者がピックアップされ、その解答適任者と接続をクリックすると、質問者の電話機と解答適任者の電話機が接続機を介して接続され、会話ができる。その会話時間を計測し、予め決めていたそれぞれの分単価で質問者に課金、解答者には払い込みができる状態にするパソコン・パソコンソフトと接続機を有する電話応答システム。
【請求項2】
基本データのデータを、順次加算、削減できるようにしたパソコンソフトを有する請求項1の電話応答システム。
【請求項3】
質問者への課金を電話料金と一緒に徴収できるようにしたパソコンソフトを有する請求項1の電話応答システム。
【請求項4】
解答者への払い込みを自動的に解答者の銀行口座に振り込むようにしたパソコンソフトを有する請求項1の電話応答システム。

【図1】
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【公開番号】特開2006−197529(P2006−197529A)
【公開日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−35088(P2005−35088)
【出願日】平成17年1月14日(2005.1.14)
【出願人】(599075494)
【Fターム(参考)】