説明

静電気式掃除機

【課題】本発明は、静電気を応用して生活範囲のゴミや埃を、安全かつ容易に捕集するのを課題とする。
【解決手段】本体(1)には、握り手(9)と側板(2)を固着させ、本体(1)が保持するスライド具(1−1)には、ヘラ(1−2)貼着材(1−3)を、」スライド具(1−1)を引き出す凸具(1−4)備え、側板(2)にて軸(5)も保持し、掻き板(8)具備して構成し、円筒具(3)は帯電性の部材とし外輪(4)は絶縁性の部材で、軸(5)に有す、内筒(6)には緩衝具(7)を備え、緩衝具(7)に摩擦具(7−1)を保持させ、円筒具(3)の回転作用で、内筒(6)が有する摩擦具(7−1)が、円筒具(3)表面に静電気を帯電し、床面のゴミや埃を吸着し本体(1)のスライド具の貼着材(1−3)に集積させ、処分する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
電気や電池も使用せず、粘着テープも不要の安全、かつ静粛に使用が出来る掃除機を提供する。
【背景技術】
【0002】
静電気を利用した掃除機は、特開2006−314747は、電気掃除機の吸い込み口に装着するノズルのみで、特開2001−78939、特開2001−269301共に、ブラシでのゴミの捕集や、駆動に電動モターを使用し、実開平6−39176も電気器具を使用し、特開平8−336494では、ハタキが主流での掃除機である。
【発明の開示】
【0003】
上述の欠点を解決する為に、電気も電池などの二次的な動力源を使用せず、ましてゴミの捕集に粘着テープなども使用せず、床面を転動、移動させる作動で、静電気を発生、帯電させその応用で、ゴミを吸着、分離、集積させ、現状の掃除機は乳幼児や、寝たきりの病人等の傍での稼動は、作動時の排気が室内の埃を拡販させ、粘着テープでは、露出したゴミしか貼着せず、粘着したゴミは常に粘着しており、幼児等が触れば、不衛生で有り、収納時にはカバーが必要であり、汚れたらテープの取替えが必要で有り価格も高いのが現状である。
【発明が解決しょうとする課題】
【0004】
電気も電池も利用せず、粘着テープも不要で、安全かつ容易に生活範囲のゴミや埃を集積して、処分させるのを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、本発明の形態について説明する。
(イ) 本体(1)には、握り手(9)と側板(2)を固着させ、スライド具(1−1)を備え、スライド具(1−1)に、ヘラ(1−2)貼着材(1−3)、凸具(1−4)を備え側板(2)にて保持され、軸(5)を保持し、掻き板(8)を有す。
(ロ) 帯電性の部材の、円筒具(3)には絶縁性の外輪(4)を有し、軸(5)には、内筒(6)を具備させ、緩衝具(7)を有して、摩擦具(7−1)を保持させる。
【発明の効果】
【0006】
現在、市販されている静電気式の掃除機はハタキ類しか存在されず、静電気の応用では、複写機などの機械類が市場に利用され、樹脂材が静電気の取出しが容易であるが掃除機には応用はされてなく、本発明は容易に、安全に静電気を発生させて利用しうる掃除機である。
近年は愛玩動物を家屋内での飼育が多く、部屋の中での動作は、抜け毛等が飛散しており、幼児や、高齢者などの家庭では掃除などにも煩雑になるのが現状で、本発明は、子供でも、高齢者でも安易に使用され、電気類の危険性もなく、安全で、作動も静粛であり、静電気利用のハタキ類は、ゴミなどの処分には手で落とすので、不衛生であり、本発明はスライド具(1−1)にゴミは集積しゴミの堆積状況は視界にはなく衛生的であり、円筒具(3)表面の汚れの清掃を定期的に実施すれば永久的に使用が可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【007】
本発明は本体(1)が保持するスライド具(1−1)にてゴミの回収機能を具備させ、内筒具6)緩衝具に保持させた(7)摩擦具(7−1)にて、円筒具(3)内面に静電気を発生させ、円筒具(3)外面に帯電させ、外面でゴミを吸着させる構成であり、絨毯、カーペツト類には掻き板(8)は櫛の形状として、埋没しているペツトの抜け毛などを掻き出して、回収させる。
本発明はシンプルな構成の為に、永久的な使用が可能である。
【実施例】
【007】
本発明の提出図面の説明をする。
〔図1〕 本体(1)に固着されている握り手(9)を手に持ち左右に移動させれば床面に接する外輪(4)は軸(5)を中心に回転し円筒具(3)も回動し、軸(5)と内筒具(6)と緩衝具(7)摩擦具(7−1)は回動せずに、摩擦具(7−1)は円筒具(3)の内面で摩擦し静電気を発生させ、円筒具(3)の外面に静電気は帯電し吸着作用を生じさせる。
円筒具(3)外面に吸着したゴミは回転し本体(1)に具備されているスライド具(1−1)の有するヘラ(1−2)にて円筒具(3)の外面から剥離させ貼着材(1−3)に集積させ集積したゴミはスライド具(1−1)が有する凸具(1−4)を引くとスライド具(1−1)は引き出されて、貼着材(1−3)のゴミを処分する。
側板(2)の有する掻き板は(8)は床面が絨毯、カーペツトなどのゴミや、ペツトの抜け毛が埋没した状態時に握り手(9)を下げて使用すれば容易にゴミは取り出せる。
〔図2〕 軸(5)に固定されている内筒具(6)の有する緩衝材(7)に具備されている摩擦具(7−1)は円筒具(3)の内面に等間隔(A)で配置され空間(B)を設けることにて円筒具(3)の内面に接触させ緩衝具(7)の反発力で、常に円筒具(3)の内面に接触し安定した静電気の発生が確立され、摩擦も面の接触でなく、点の接触で帯電効果が大きいのが、試作の結果証明され実施した。
〔図3〕 本体(1)の背面図で、掻き板(8)の形状は櫛状とし、絨毯やカーペツトの植毛の間に潜り込むペツトの抜け毛などを掻き出し、絨毯やカーペツトの繊維を傷めず、位置も、床面よりも高くし(C)畳屋、」フローリングを傷めない構造で、円筒具(3)と外輪(4)の空間を設け、円筒具(3)の吸着を容易に(D)の位置の詳細である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本発明の側面断面図
【図2】 円筒具の詳細断面図
【図3】 本体背面詳細図
【符号の説明】
【0009】
本体(1) スライド具(1−1) ヘラ(1−2) 貼着材(1−3) 凸具(1−4) 側板(2) 円筒具(3) 外輪(4) 軸(5) 内筒(6) 緩衝具(7) 摩擦具(7−1) 掻き板(8)
A 摩擦具の位置 B 空間 C 掻き板と床の空間 D 円筒具と外輪の空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体(1)にスライド具(1−1)を備え、スライド具(1−1)には、ヘラ(1−2)、貼着材(1−3)、凸具(1−4)を有し、本体(1)に側板(2)を有し、側板(2)には円筒具(3)の軸(5)を固着させ、円筒具(3)に、外輪(4)を固着させ、軸(5)の内筒(6)に、緩衝具(7)を具備させて、緩衝具(7)には、摩擦具(7−1)を有し、側板(2)に掻き板(8)を保持させ、本体(1)に握り具(9)を固着させた事を特徴した静電気式掃除機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−152389(P2011−152389A)
【公開日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−30618(P2010−30618)
【出願日】平成22年1月26日(2010.1.26)
【出願人】(390027122)
【Fターム(参考)】