説明

靴及び手袋

【課題】たとえば靴に係り、特にひもが無いことからひもがほどけてこないことによる機能性や履き易さ、ひもを結び直すことからの時間・手間の省略、靴の内外からの空気の吸出入の簡便性に優れまた、耐空気抵抗性や軽量性を備える靴を提供すること。
【解決手段】伸縮性の素材からなる靴本体32と靴本体に足を挿入した状態で当該足の足首に密着し得る弾性の首部33とを有し、靴本体32には外部から当該靴本体内の空気を吸い出すための吸出口34を備え、当該吸出口34には、靴本体32外部からの空気の入り込みを防止するための弁を備え、吸出口34から空気を抜くことにより、靴本体32を収縮させて、足に密着させるようにしている。手袋は、伸縮性の素材からなる手袋本体と当該手袋本体に手を挿入した状態で当該手の手首に密着可能な弾性の首部とを有し、前記手袋本体には外部から当該手袋本体内の空気を吸い出すための吸出口を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば靴及び手袋に係り、特にひもが無いことからひもがほどけてこないことによる機能性や履き易さ、ひもを結び直すことからの時間・手間の省略、靴・手袋の内外からの空気の吸出入の簡便性に優れ、又、耐空気抵抗性や軽量性を備える靴及び手袋に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、靴外部と内部とで吸気・排気等の換気を行うことができる靴が知られている。
【0003】
かかる靴は、靴内部の空気通路やエアーポケット等を介して靴外部と内部とで吸気・排気等の換気が行われている。
【特許文献1】特開平2-5901号公報
【特許文献2】特開昭61-48301号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した特許文献1に記載の換気装置をそなえた靴では、換気作用を起こさせるのに足による一定の動作が必要となる。すなわち、靴底部に体重が加わった状態において靴底部におけるポンプ室からの空気が圧縮され、排気弁により押し出されて爪先側に送り出される。また、体重を除いた状態において当該ポンプ室が膨張することによって吸気弁から外部空気が吸い込まれる。この作用の繰り返しにより、換気が行われる。従って、一定の空気の移動に、足による一定動作の体重加除が必要とならざるを得ない。
【0005】
上記した特許文献2に記載のスキーブーツでは、靴内部のエアーポケットに空気を供給するポンプを備えているものの、かかる膨張可能なエアーポケットへの空気の供給は、すね部の曲げ動作によって操作しうるものである。従って、一定の空気の移動に、足を使った一定の運動による押圧が必要とならざるを得ない。
【0006】
また、従来ひもや面状ファスナー等により足に固定させる靴が知られているが、これでは、空気抵抗が生じさらにひもを結ぶ又はテープで接着させる等の手間や時間の必要性より、スポーツ等において最適ではないという問題点があった。
【0007】
本発明は、このような従来技術上の問題点を解決するためになされたもので、たとえばひもが存在せずひもがほどけてこないことによる機能性や履き易さ、ひもを結び直すことからの時間・手間の省略、靴の内外からの空気の吸出入の簡便性に優れ、また、耐空気抵抗性や軽量性を備える靴を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる目的を達成するために、本発明に係る靴は、伸縮性の素材からなる靴本体と当該靴本体に足を挿入した状態で当該足の足首に密着し得る弾性の首部とを有し、前記靴本体には外部から当該靴本体内の空気を吸い出すための吸出口を備え、当該吸出口には、前記靴本体外部からの空気の入り込みを防止するための弁を備え、前記吸出口から空気を抜くことにより、前記靴本体を収縮させて、足に密着させるようにしていることを特徴として構成される。
また、かかる目的を達成するために、本発明に係る手袋は、伸縮性の素材からなる手袋本体と当該手袋本体に手を挿入した状態で当該手の手首に密着可能な弾性の首部とを有し、前記手袋本体には外部から当該手袋本体内の空気を吸い出すための吸出口を備え、当該吸出口には、前記手袋本体外部からの空気の入り込みを防止するための弁を備え、前記吸出口から空気を抜くことにより、前記手袋本体を収縮させて、手に密着させるようにしていることを特徴として構成される。
【0009】
この場合の「首部」は、靴本体に足を挿入した状態で足首に密着する部分であって、一定の弾性を有するものである。たとえば、シリコンゴム等の靴内の空気を逃がさず足首と密に接合させる素材を用いて実現し得る。
【0010】
また、靴本体は、外側から内側へは空気を通しにくい性質を持つあらゆる材料により好適に実現し得る。たとえば、ハイドロシールラミネートやポリエステルリップダーミザクス、アクションパイルウィンドストッパーを用いて実現可能である。
かかる素材により、耐久性・吸汗性・透湿性等高機能性を保持することで、全シーズン対応型とすることができる。
【0011】
このとき、靴本体内部において、足と靴とを密着させる作用を発生させるには、靴内部に内袋を備える構造でもよい。かかる場合には、ポンプやスポイト等の簡易な器具により内袋に空気を吸入し、靴内で内袋をふくらませることで当該作用が実現される。また、足と靴との密着を解く作用を発生させるには、当該簡易な器具により空気を内袋から排出させることで前記作用が実現される。
【0012】
吸出口は、靴に設けられ空気の送出しが可能な弁を備えた吸い出し口を、また、吸入口は、靴に設けられ空気の送込みが可能な弁を備えた吸い込み口をいう。これらを総称して吸出入口という。この吸出入口は、たとえば、靴の甲部分に設けられており靴と一体化している。
【0013】
弁は、吸出入口に設けられ、意図せず空気の吸出入がされるのを防ぐものである。
【0014】
また、上記吸出入口に設けられた弁には、器具内に空気を流入させ又排出させる機能を有するポンプやスポイト等の簡易な器具を接続することにより、靴内部に空気を流入させ又外部に排出することが可能となる。
【0015】
上記構成を備える靴は陸上用のランニングシューズ、サッカーシューズ、レスリングシューズ、フリークライミングシューズ、スキーシューズ、スノーボードシューズ、スケート靴、ローラースケート靴、自転車競技用靴等々のさまざまなスポーツの分野においても、効果的に適用可能である。
【0016】
さらに、本発明は、布製靴や革製靴等通常の靴にはもちろん、日常で使用するその他の靴、たとえばレインシューズ、安全靴、バイク用ブーツ、乗馬用ブーツ等に適用することができる。
【0017】
上記のように構成されることで伸縮性の素材からなる靴本体と当該靴本体に足を挿入した状態で当該足の足首に密着する弾性の首部とを有する特徴から、足首部分の靴内部の空気を外部へ逃がさないよう足首に密接させることが可能である。また、かかる首部が弾性で伸び縮みする特質から、歩行等足を動かした際においても足に密着し、ずれることなく利用することができる。
【0018】
また、靴本体には外部から吸引されることにより、当該靴本体内の空気を吸い出す吸出口を備え、当該吸出口には、前記靴本体外部からの空気の入り込みを防止するための弁を備え、前記吸出口から空気を抜くことにより、前記靴本体を収縮させて、足に密着させるようにしていることを特徴としていることから、ひもを使用することなく足を靴に固定させることができる。
【0019】
このことから、ひもがほどけてこないことによる機能性を担保でき、それによる履き易さまた1回の吸入で足に靴を密着可能とする点からの簡便性を生じさせる。さらに、ひもを結び直すことからの時間・手間の省略化を実現することができる。
【0020】
さらに、このように構成することで、前記弁を備えた吸引口に器具内に空気を流入させ又排出させる機能を有するポンプやスポイト等の簡易な器具を接続することにより、靴の内外からの空気の吸出入を簡便性に優れた方法で行うことが可能となる。
【0021】
つまり、靴を履く際には、靴本体に足を挿入した状態でかかる簡易な器具により靴内部の空気を簡単に排出させ、靴を足に簡便に密着させることができる。一方、靴を脱ぐ際には、密着させた靴の吸出入口に設けられた弁に上述の簡易器具を接続することで、靴内部に空気を簡単に流入させ、足から靴を簡易に離間させることが可能となる。
【0022】
加えて、上記のように構成されることでひもを備えない構造から、当該靴を履き歩行や走行をする際にひもが空気との関係で摩擦を生じず抵抗性を付加することがないため、耐空気抵抗性を高く保持することが可能となる。
【0023】
しかも、ひもをなくし布だけで構成することから、即ちひもを通す金具を備えていない等の簡易な構成により、これらを軽量性に優れた構造で実現することができる。
【発明の効果】
【0024】
本発明は、上記のように構成されるので、外部から吸引されることにより、たとえば靴本体内の空気を吸い出す吸出口を靴本体に備え、当該吸出口には、靴本体外部からの空気の入り込みを防止するための弁を備え、前記吸出口から空気を抜くことにより、前記靴本体を収縮させて、足に密着させるようにしている形態上の特徴から、ひもがほどけてこないことによる機能性や履き易さ、ひもを結び直すことからの時間・手間の省略化を図ることができ、さらに耐空気抵抗性を有し、加えて靴の内外から空気の吸出入を簡便性に優れた状態で使用することができる。
【0025】
しかも、前記吸出口に上記の如く弁が構成されていることにより、靴を履く場合に靴内部の空気を吸出した際には、必要以上に空気が吸い出されることは無く、一方、靴を脱ぐ場合に靴外部から空気を吸入した際には、必要以上に空気が吸い込まれることは無い。即ち、この弁は、意図せず空気の吸出入がされるのを防ぐものであり、靴を脱ぎ履きする者にとって適切な具合に調整することができる。
【0026】
さらに、上記のように構成されるので、かかる構成を備える靴は陸上用のランニングシューズ、サッカーシューズ等々のさまざまなスポーツの分野においてのみならず、布製靴や革製靴等通常の靴にはもちろん、日常で使用するその他の靴、たとえばレインシューズ、安全靴等々に効果的に適用可能である。
【0027】
加えて、構造が複雑でなく、比較的少数の部品数で構成されているため、簡易に廉価で製造することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、図面1を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0029】
図1は、本発明の一実施形態に係る靴の全体像を示す斜視図である。
同図に示すように、本発明の一実施形態に係る靴本体1は、靴底部31、靴側部32、首部33、弁34を設けた吸出入口35を具備して構成されている。
【0030】
図1における首部33は、靴本体に足を挿入した状態で足首に密着する部分であり、一定の弾性を有するものである。たとえば、シリコンゴム等の材料を用いて形成されるのが好ましいが、靴内の空気を逃がさず足首を首部と密に接合させる素材であれば、これに限定されるものではない。
【0031】
また、図1における弁34は、逆止弁であり、上記の簡易な器具を接続することで靴本体内の空気を吸出する際に必要以上に空気が吸い出されることが無く、一方靴本体内へ空気を吸入する際に必要以上に空気が吸い込まれることが無い限りにおいて、即ち、意図せず空気の吸出入がされるのを防ぐものである限りにおいていかなるものであっても良い。但し、構造について簡易で重量について軽量なものが好ましい。
【0032】
かかる弁34を設けた吸出入口35は、たとえば、靴本体1の側部32の甲部分に設けられ靴本体1と一体化している。但し、上述の如く空気の吸入吸出が容易に可能であれば、側部32のいかなる位置に設置しても良い。たとえば、サッカーシューズの場合には、甲部分に凸部が突出するのを避けるため、靴底部31、側部32等に吸出入口35を設けることもできる(図示しない)。また、かかる弁を設けた吸出入口は、上記のように空気の吸入吸出が容易に可能であれば、ほとんど表に突出しない形状の構造であってもよい。
【0033】
図2A内至Cは、図1のA-A断面図である。図2Aは靴本体1に足60を挿入した状態の断面図、図2Bは靴本体1に足60を挿入し密着させた状態の断面図である。
図2Aの足60を挿入した段階では足60と靴内部20の間に隙間50が生じるが、ポンプやスポイト等の簡易な器具の作用により空気を吸入させた図2Bの状態では、足に靴が密着した状態であり、靴の内部が歪曲している。ここで、靴本体1内部20において、足60と靴内部20とを密着させる作用を発生させるには、靴内部20に内袋を備える構造でもよい。図2Cは靴内部20に内袋21を備えた場合において、靴本体1に足60を挿入し密着させた状態の断面図である。
【0034】
図3は、靴本体1の側部32に設けられた吸出入口35に空気吸排出機構40を接続する状態を表した斜視図である。
かかる吸出入口35に設けられた弁34は、空気吸排出機構40を接続する。ここで、かかる空気吸排出機構40は、器具内に空気を流入させ又排出させる機能を有するシリンジ40Aその他の簡易な器具を接続することにより構成してもよい。
【0035】
なお、吸出入口35及び弁34は、合成樹脂、金属等の一定の剛性を有する材料で一体的に形成しても良いし、部分的に同一若しくは異なる材料を用いて生成したものを連結して形成しても良い。
【0036】
次に、上記のように構成される本発明に係る靴の機能・使用法を説明する。本発明の一実施形態に係る靴を利用する際には、靴本体1に、足60を挿入する。かかる場合は、靴内部20と足60との間に空気が存在し、隙間50を有する状態である。
この場合において、吸出入口35にシリンジ40Aを接続し図3に示すようにシリンジ40Aの引手41を引くことによって、靴内部20と足60との間の空気を排出させる。この結果、足60と靴内部20とを密着させることができる。
また、本発明に係る靴を脱ぐ場合には、吸出入口35にシリンジ40Aを接続しシリンジ40Aの引手41を押すことによって、靴内部20と足60との間の空気を吸入させる。この結果、足60と靴内部20とを離間させることができる。
かかるシリンジ40Aは、器具内に空気を流入させ又は排出させる機能を有する簡易な器具であれば、代替可能である。
【0037】
そして、足60を挿入して上記のように足60と靴内部20を密着させて歩行又は走行するについて、上記のように構成され、ひもが備えられていないことにより、当該ひもを有する靴における欠点を防止することができる。
【0038】
以上、説明したように、本発明に係る被覆装具によれば、足を挿入した際に足首部分の靴内部の空気を外へ逃がさないよう足首と首部を好適にフィットさせることができる。また、歩行・走行時にもずれを生じさせずに利用可能である。さらに、ひもを使用せずに足を靴に固定させることから、ひもを有する靴の欠点を防止することができる。加えて、本発明に係る靴にポンプ等の簡易な器具を接続することで、足を挿入し靴を履く際には、かかる器具により靴内部の空気を簡単に排出させ、一方、靴を脱ぐ際には靴内に空気を簡単に流入させることが可能である。しかも、ひもを備えない構造から、耐空気抵抗性を高く保持することができる。
さらに、これらを比較的簡便な構造で実現することが可能である。
【0039】
したがって本発明によれば、ひもが無いことからひもがほどけてこないことによる機能性や履き易さ、ひもを結び直すことからの時間・手間の省略、靴の内外からの空気の吸出入の簡便性を十分担保し利用することができる。さらに、かかるひも靴と比較して空気抵抗を格段に少なくすることができる。また、靴の内外からの空気の吸出入の簡便性を高く維持しつつ利用することができる。そのため、特に老人や子供、身体に障害を持つ者等においても、簡易に利用が可能となる。加えて、製造についても廉価で行うことが可能である。
【0040】
なお、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものでなく、その技術思想の同一及び等価に及ぶ範囲において上述した実施形態への様々な変形、追加、置換、拡大、縮小等を許容するものである。たとえば、上述の説明では靴として説明したが、靴に限定されず、かかる形態をとらないものでも、本願に係る技術的思想は適用可能である。具体的には、上記の説明における足首を手首に置き換えることにより、同じ思想を手袋について実現することができる。その詳細については上記の説明をもって替えるものとし、ここでの記載は省略する。
【0041】
また、上述したものは本願に係る技術思想を具現化するための実施形態の一例を示したにすぎないものであり、他の実施形態でも本願に係る技術思想を適用することが可能である。たとえば、上記では靴として説明したが、ヘルメット等その他適用可能な装具によって実現する可能性を排除するものではない。これらはすべて本願の技術思想の範囲に含まれる。
【0042】
さらに、たとえば、上記の説明においては、靴単体として本発明の技術思想を説明したが、本発明は、これらの被覆装具が集合的に形成される被覆装置として実現してもよく、本願はこれらの実施形態も包含するものである。
【0043】
また、本願発明を用いて生産される装置、方法、システムが、その2次的生産品に登載されて商品化された場合であっても、本願発明の価値は何ら減ずるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明に係る靴によれば、外部から吸引されることにより、たとえば靴本体内の空気を吸い出す吸出入口を靴本体に備え、当該吸出入口には、靴本体外部からの空気の入り込みを防止するための弁を備え、前記吸出口から空気を抜くことにより、前記靴本体を収縮させて、足に密着させるようにしている形態上の特徴から、ひもがほどけてこないことによる機能性や履き易さ、ひもを結び直すことからの時間・手間の省略化を図ることができ、さらに耐空気抵抗性を有し、加えて靴の内外から空気の吸出入を簡便性に優れた状態で使用することができる。
しかも、本発明は、布製靴や革製靴等通常の靴にはもちろん、日常で使用するその他の靴、たとえばレインシューズ、安全靴等に適用することができる。また、陸上用のランニングシューズ、サッカーシューズ、自転車競技用靴等々のさまざまなスポーツの分野においても、効果的に適用可能である。
さらに、構造が複雑でなく、比較的少数の部品数で構成されているため、簡易に廉価で製造することが可能となるので、あらゆる履物等の分野において広く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の一実施形態に係る靴の全体像を示す斜視図である。
【図2A】靴本体に足を挿入した状態の図1A-A断面図である。
【図2B】靴本体に足を挿入し密着させた状態の図1A-A断面図である。
【図2C】は靴内部に内袋を備えた場合において、靴本体に足を挿入し密着させた状態の図1A-A断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る靴の吸出入口にポンプを接続した状態の斜視図である。
【符号の説明】
【0046】
1 靴本体
20 靴内部
21 内袋
30 靴外部
31 靴底部
32 側部
33 首部
34 弁
35 吸出入口
40 空気吸排出機構
40A シリンジ
41 引手
50 隙間
60 足
70 内袋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
伸縮性の素材からなる靴本体と当該靴本体に足を挿入した状態で当該足の足首に密着し得る弾性の首部とを有し、
前記靴本体には外部から当該靴本体内の空気を吸い出すための吸出口を備え、
当該吸出口には、前記靴本体外部からの空気の入り込みを防止するための弁を備え、
前記吸出口から空気を抜くことにより、前記靴本体を収縮させて、足に密着させるようにしていることを特徴とする靴。
【請求項2】
伸縮性の素材からなる手袋本体と当該手袋本体に手を挿入した状態で当該手の手首に密着可能な弾性の首部とを有し、
前記手袋本体には外部から当該手袋本体内の空気を吸い出すための吸出口を備え、
当該吸出口には、前記手袋本体外部からの空気の入り込みを防止するための弁を備え、
前記吸出口から空気を抜くことにより、前記手袋本体を収縮させて、手に密着させるようにしていることを特徴とする手袋。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−178446(P2009−178446A)
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−21827(P2008−21827)
【出願日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願人】(303060413)
【Fターム(参考)】