説明

風呂給湯器

【課題】1缶2水式熱交換器でのお湯張り時に設定温度に対してのお湯張り湯温のバラツキを解消し、使い勝手の向上を図る。
【解決手段】水回路を切り替える3方弁31を制御することにより、風呂お湯張り時に、実際に浴槽に注湯される湯温が配管の長さ、気温等の条件変化が生じても設定温度に対して湯温のバラツキがなく、また、シャワー使用中の浴槽水の湯温検知時に循環ポンプ35を動作する際にも、浴槽水の温度の上昇がなく、シャワー使用時、風呂お湯はり時、追い炊き時に同時に酸素供給運転が可能で、水位センサがないタイプの風呂給湯器でも風呂アダプタ33が浴槽水で満たされているか否かを検知する動作を短くして、風呂お湯はり時間を可能な限り短くし、使い勝手をよくした酸素供給機能付き1缶2水式風呂給湯器となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は浴槽内に湯を所定量落とし込む給湯器と、浴槽を追い炊きする浴槽循環ポンプおよび加熱器と酸素富化装置からの高濃度の酸素を追焚き循環配管を利用して、浴槽水に供給する機能を備えた風呂給湯装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の給湯風呂装置は、図3に示すような構成になっている。すなわち、外部入力装置1で浴槽水の設定温度を入力し、風呂お湯張り運転信号を入力すると、給湯電磁弁2が開いて給湯回路から風呂回路へ通水するため、水量センサ3が通水を検知した後、燃焼用のファン4が回転し、ガス元電磁弁5、ガス比例弁20が開き、燃焼用空気とガスが供給されたバーナ6に点火プラグ7により着火し、1缶2水式熱交換器の給湯用熱交換器8と追焚用熱交換器9がバーナ6により同時に加熱され、風呂お湯張り運転を開始する。この時、給湯回路内の給湯用熱交換器8で加熱された湯は、給湯センサ10により検出された温度が外部入力装置1に入力され風呂設定温度になるようにガス比例弁6の開き度合いを制御する。このようにして温度が制御された湯は、給湯回路から給湯電磁弁2を通過後、二手に別れ風呂回路を構成する風呂戻り通路11と追焚用熱交換器9を経て風呂往き通路12の双方から浴槽13へ注湯される。
【0003】
また、シャワー14使用時などに給湯用熱交換器8と追焚用熱交換器9がバーナ6により同時に加熱されるため、風呂センサ15による浴槽水の湯温検知時にポンプ16を循環する際、加熱された追焚用熱交換器9を経て浴槽水が浴槽13に戻される。
【0004】
さらには、シャワー14使用などと同時に酸素を追焚き循環回路に混入させるために酸素用ポンプ17を循環する際には、追焚用熱交換器9で浴槽水が熱交換されてしまうので、酸素供給運転を待機していた。
【0005】
そして、この種の酸素供給機能付き風呂給湯器は、浴槽水の水位を検知する水位センサ18を搭載しており風呂アダプタ19が浴槽水で満たされているか否かを常時監視が可能であった。よって風呂アダプタ19が浴槽水で満たされている場合のみ酸素富化装置からの高濃度の酸素を、追焚き循環配管を利用して浴槽内の浴水中に供給運転を許可する(特許文献1、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開平10−73312号公報
【特許文献2】特開2002−168516号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記従来の構成では、風呂お湯張り運転時に1缶2水式熱交換器の給湯用熱交換器と追焚用熱交換器がバーナにより同時に加熱され、風呂設定温度になるように制御された湯は、給湯回路から給湯電磁弁を通過後、二手に別れ風呂回路を構成する風呂戻り管側と追焚用熱交換器を経て風呂往き管側の双方から浴槽へ注湯されるため、実際に浴槽に注湯される温度を制御するには風呂戻り管側と風呂往き管側双方の水量の算出、双方の湯温の検知およびリアルタイムでの燃焼量制御などの複雑な制御が必要で、配管の長さ、気温等のバラツキにより湯温のバラツキが生じる恐れがあった。
【0007】
また、シャワー使用時などに給湯用熱交換器と追焚用熱交換器がバーナにより同時に加熱されるため、風呂センサによる浴槽水の湯温検知時にポンプを循環する際、追焚用熱交換器で熱交換され、浴槽水の温度が意図されずに上昇する課題を有していた。
【0008】
さらには、シャワー使用などと同時に酸素を追焚き循環回路に混入させるためにポンプを循環する際には、追焚用熱交換器で浴槽水が熱交換されてしまうので、酸素供給運転を待機せざるをえなかった。よってシャワー使用時などには酸素供給運転が働かないという使い勝手の面で悪くなる課題を有していた。
【0009】
そして、この種の酸素供給機能付き風呂給湯器は、浴槽水の湯量を検知する水位センサを搭載しており風呂アダプタが浴槽水で満たされているか否かを常時監視が可能であった。しかし水位センサがないタイプの風呂給湯器は風呂アダプタが浴槽水で満たされているか否かを検知するには、循環ポンプで浴槽水を循環させ、浴槽水の有無を検知する水流スイッチで検知するしか検知手段がなく、風呂アダプタの設置条件によっては自動お湯はり時間が非常に長くなり、使い勝手の面で非常に悪くなる課題が生じることが予想されていた。
【0010】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、風呂お湯張り運転時に、実際に浴槽に注湯される湯温が配管の長さ、気温等の条件変化により設定温度に対して湯温のバラツキがなく、また、シャワー使用時などに、風呂センサによる浴槽水の湯温検知時に循環ポンプを動作する際にも、浴槽水の温度の上昇がなく、シャワー使用時に酸素供給運転が可能で、水位センサがないタイプの風呂給湯器でも風呂アダプタが浴槽水で満たされているか否かを検知する動作を短くして、風呂お湯はり時間を可能な限り短くし、使い勝手をよくした酸素供給機能付き1缶2水式風呂給湯器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記従来の課題を解決するために、本発明の風呂給湯器は、給湯回路と風呂回路を有する1缶2水式熱交換器と、給水路に設けられた給水温度を検知する水温センサおよび給水流量を検知する水量センサと、出湯路に設けられた湯温を検知する給湯センサおよび出湯流量を制御する給湯水量制御弁と、浴槽から1缶2水式熱交換器へ循環水が流れる戻り通路と、浴槽水を循環させる循環ポンプと、浴槽水の有無を検知する水流スイッチと、循環させる浴槽の湯温を検出する風呂センサと、給湯の出湯路と戻り通路を接続する通路に設けられた給湯電磁弁と、風呂の通路を切り替える三方弁と、前記浴槽に設けた風呂アダプタと、高濃度の酸素を供給する酸素富化装置と、前記酸素富化装置からの高濃度の酸素を追焚き循環回路に混入させる混入手段と、運転モードを入力したり、浴槽水の温度や水量等を設定できる外部入力装置とを有し、前記1缶2水式熱交換器で加熱した湯を前記給湯電磁弁から再度前記1缶2水式熱交換器を通らずに浴槽へ注湯する手段を備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明の風呂給湯器は、風呂お湯張り時に、実際に浴槽に注湯される湯温が配管の長さ、気温等のバラツキにより設定温度に対して湯温のバラツキがなく、また、シャワー使用中の浴槽水の湯温検知時に循環ポンプを動作する際にも、浴槽水の温度の上昇がなく、シャワー使用時、風呂お湯はり時、追い炊き時に酸素供給運転が可能で、水位センサがないタイプの風呂給湯器は風呂アダプタ が浴槽水で満たされているか否かを検知する動作を短くして、風呂お湯はり時間を可能な限り短くし、使い勝手をよくした酸素供給機能付き1缶2水式風呂給湯器となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
第1の発明は、給湯回路と風呂回路を有する1缶2水式熱交換器と、給水路に設けられた給水温度を検知する水温センサおよび給水流量を検知する水量センサと、出湯路に設けられた湯温を検知する給湯センサおよび出湯流量を制御する給湯水量制御弁と、浴槽から1缶2水式熱交換器へ循環水が流れる戻り通路と、浴槽水を循環させる循環ポンプと、浴槽水の有無を検知する水流スイッチと、循環させる浴槽の湯温を検出する風呂センサと、給湯の出湯路と戻り通路を接続する通路に設けられた給湯電磁弁と、風呂の通路を切替える三方弁と、前記浴槽に設けた風呂アダプタと、高濃度の酸素を供給する酸素富化装置と、前記酸素富化装置からの高濃度の酸素を追焚き循環回路に混入させる混入手段と、運転モードを入力したり、浴槽水の温度や水量等を設定できる外部入力装置とを有し、前記1缶2水式熱交換器で加熱した湯を前記給湯電磁弁から再度前記1缶2水式熱交換器を通らずに浴槽へ注湯する手段を備えたものである。
【0014】
これにより、実際に浴槽に注湯される温度を制御するには風呂戻り管側と風呂往き管側双方の水量の算出、双方の湯温の検知およびリアルタイムでの燃焼量制御などの複雑な制御が必要でなくなり、配管の長さ、気温等の条件変化により湯温のバラツキが生じる恐れがなくなる構成としたものである。
【0015】
第2の発明は、1缶2水式熱交換器を加熱中に熱交換器を通らずに浴槽水を循環させる手段を備えたものである。
【0016】
これにより、シャワー使用時などに給湯用熱交換器と追焚用熱交換器がバーナにより同時に加熱されても、風呂センサによる浴槽水の湯温検知時にポンプを循環する際、追焚用熱交換器を通らずに、浴槽水の温度が意図されずに上昇しない構成としたものである。
【0017】
第3の発明は、酸素を追焚き循環回路に混入させる運転中に、浴槽水を加熱しながらか否かを選択できる手段を備えたものである。
【0018】
これにより、シャワー使用時などには酸素供給運転が動作可能になり、使い勝手をよくした構成となる。
【0019】
第4の発明は、風呂アダプタが浴槽水に完全に浸かる湯量を記憶し、記憶値以上の湯量が浴槽にある場合にのみ、前記酸素富化装置からの高濃度の酸素を追焚き循環回路に混入させる運転を許可する手段を備えたものである。
【0020】
これにより、水位センサがないタイプの風呂給湯器でも風呂アダプタが浴槽水で満たされているか否かを検知する動作を短くして、自動お湯はり時間を可能な限り短くし、使い勝手をよくした構成となる。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
【0022】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における風呂給湯器の全体構成図である。
【0023】
水は水入口より水量センサ21、水温センサ22を通り、給湯熱交換器23aで熱を吸収して、給湯水量制御弁25、給湯センサ24を通り、湯出口より放出される。ガスはガス入口より元電磁弁26、ガスの比例弁27を通り、バーナ28で燃焼される。
【0024】
浴槽へのお湯はりは、図2に示すような外部入力装置51のふろ自動スイッチ53が押されると、給湯熱交換器23aで熱を吸収した設定温度のお湯が給湯水量制御弁25、給湯センサ24を通り、給湯電磁弁29、往き通路30に水回路を固定した3方弁31、往き通路30および風呂の戻り通路32を通って、風呂アダプタ33から浴槽34に設定された水量までお湯張りされる。
【0025】
これにより、3方弁31を介して熱交換器23を加熱中に追焚用熱交換器23bを通らずに浴槽水を循環させる手段を備えることにより、複雑な湯温制御が不必要になり配管の長さ、気温等のバラツキにより湯温などのバラツキに対して設定温度に対して実際の湯温の信頼性が高くなった。
【0026】
浴槽内の湯温検知は循環ポンプ35が循環し、浴槽内の湯が風呂アダプタ33、戻り通路32、風呂センサ36、水流スイッチ37、往き通路30に水回路を固定した3方弁31、風呂往き通路30、風呂アダプタ33と循環する。
これによりシャワー38使用時に給湯用熱交換器23aと追焚用熱交換器23bがバーナ28により同時に加熱されても、浴槽水の湯温検知時にポンプ35を循環する際、追焚用熱交換器23bを循環水が通らないので浴槽水の温度が意図されずに上昇せず、快適に入浴をすることが可能になった。
【0027】
浴槽水への単独酸素供給運転およびシャワー38使用時等の給湯使用と酸素供給運転の同時使用は、図2に示すような外部入力装置51の酸素スイッチ52が押されると、浴槽水が循環ポンプ35により、風呂アダプタ33、戻り通路32、風呂センサ36、水流スイッチ37、往き通路30に水回路を固定した3方弁31、往き通路30、風呂アダプタ33と循環し、酸素用ポンプ38と酸素用ファン39が動作し、酸素富化膜40へ新鮮な空気が供給され酸素富化膜40によって高濃度化された酸素が風呂アダプタ33を通してエゼクタ効果で循環水と一緒に浴槽内に泡状に噴出される。
【0028】
また、お湯張りしながらの酸素運転時は図2に示すような外部入力装置51のふろ自動スイッチ53と酸素スイッチ52が押されると、給湯熱交換器23aで熱を吸収した設定温度のお湯が給湯水量制御弁25、給湯センサ24を通り、給湯電磁弁29、往き通路30に水回路を固定した3方弁31、往き通路30および風呂の戻り通路32を通って、風呂アダプタ33から浴槽に設定された水量までお湯張りされる。それと同時に酸素用ポンプ38と酸素用ファン39が動作し、酸素富化膜40へ新鮮な空気が供給され酸素富化膜40によって高濃度化された酸素が風呂アダプタ33を通してエゼクタ効果で循環水と一緒に浴槽内に泡状に噴出される。
【0029】
また、浴槽水の追焚きしながらの酸素供給運転は、図2に示すような外部入力装置51の追焚きスイッチ54と酸素スイッチ52が押されると、浴槽水が循環ポンプ35により、風呂アダプタ33、戻り通路32、風呂センサ36、水流スイッチ37、風呂熱交換器23b、3方弁31、風呂往き通路30、風呂アダプタ33と循環し、ガスがガスの元電磁弁26、比例弁27を通り、バーナ28で燃焼し、風呂熱交換器23bで熱を吸収して、浴槽水の追焚きを行いながら、酸素用ポンプ38と酸素用ファン39が動作し、酸素富化膜40へ新鮮な空気が供給され酸素富化膜40によって高濃度化された酸素が風呂アダプタ33を通してエゼクタ効果で循環水と一緒に浴槽内に泡状に噴出される。
【0030】
これにより、給湯使用時、お湯張り時、追い炊き時などの酸素運転との同時運転が可能になり使い勝手の面で非常に快適に酸素入浴をすることが可能になる。
【0031】
浴槽への最初のお湯はりは、図2に示すような外部入力装置51のふろ自動スイッチ53が押されると、給湯熱交換器23aで熱を吸収した設定温度のお湯が給湯水量制御弁25、給湯センサ24を通り、給湯電磁弁29、往き通路30に水回路を固定した3方弁31、往き通路30および風呂の戻り通路32を通って、風呂アダプタ33から所定の流量を浴槽34にお湯張りする。その後浴槽水が循環ポンプ35により、風呂アダプタ33、戻り通路32、風呂センサ36、水流スイッチ37、往き通路30に水回路を固定した3方弁31、往き通路30、風呂アダプタ33と循環し、水流スイッチ37により風呂アダプタ33が浴槽水で満たされているか否かを判断する。なければ再度所定流量注湯して再度循環ポンプ35を回し水流スイッチ37で湯量を確認する。これを繰り返し、風呂風呂アダプタ33を満たした状態の注湯総流量40を記憶する。2度目からのお湯張りは記憶値40以上の湯量が浴槽にある場合にのみ、前記酸素富化装置からの高濃度の酸素を追焚き循環回路に混入させる運転を許可する。
【0032】
これにより、水位センサ18がないタイプの風呂給湯器でも風呂アダプタ33が浴槽水で満たされているか否かを検知する動作を短くして、お湯はり時間を可能な限り短くし使い勝手がよくなる。
【0033】
以上のように、本発明の風呂給湯器は、風呂お湯張り時に、実際に浴槽に注湯される湯温が配管の長さ、気温等のバラツキにより設定温度に対して湯温のバラツキがなく、また、シャワー使用中の浴槽水の湯温検知時に循環ポンプを動作する際にも、浴槽水の温度の上昇がなく、シャワー使用時、風呂お湯はり時、追い炊き時に酸素供給運転が可能で、水位センサがないタイプの風呂給湯器は風呂アダプタが浴槽水で満たされているか否かを検知する動作を短くして、風呂お湯はり時間を可能な限り短くでき、ガス、石油等を熱源とする酸素供給機能付き1缶2水式風呂給湯器に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施の形態1における風呂給湯器の全体構成図
【図2】同風呂給湯器の外部入力装置を示す図
【図3】従来の給湯器の全体構成図
【符号の説明】
【0035】
23a 給湯熱交換器
23b 追炊用熱交換器
29 給湯電磁弁
30 往き通路
31 3方弁
32 風呂戻り通路
33 風呂アダプタ
34 浴槽
35 ポンプ
38 酸素用ポンプ
39 酸素用ファン
40 酸素富化膜
51 外部入力装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
給湯回路と風呂回路を有する1缶2水式熱交換器と、給水路に設けられた給水温度を検知する水温センサおよび給水流量を検知する水量センサと、出湯路に設けられた湯温を検知する給湯センサおよび出湯流量を制御する給湯水量制御弁と、浴槽から1缶2水式熱交換器へ循環水が流れる戻り通路と、浴槽水を循環させる循環ポンプと、浴槽水の有無を検知する水流スイッチと、循環させる浴槽の湯温を検出する風呂センサと、給湯の出湯路と戻り通路を接続する通路に設けられた給湯電磁弁と、風呂の通路を切り替える三方弁と、前記浴槽に設けた風呂アダプタと、高濃度の酸素を供給する酸素富化装置と、前記酸素富化装置からの高濃度の酸素を追焚き循環回路に混入させる混入手段と、運転モードを入力したり、浴槽水の温度や水量等を設定できる外部入力装置とを有し、湯張り動作時に前記三方弁を切り替えることで、前記1缶2水式熱交換器で加熱した湯を前記給湯電磁弁から再度前記1缶2水式熱交換器を通らずに浴槽へ注湯する手段を備えた風呂給湯器。
【請求項2】
1缶2水式熱交換器を加熱中に熱交換器を通らずに浴槽水を循環させる手段を備えた請求項1に記載の風呂給湯器。
【請求項3】
酸素を追焚き循環回路に混入させる運転中に、浴槽水を加熱しながらか否かを選択できる手段を備えた請求項1に記載の風呂給湯器。
【請求項4】
風呂アダプタが浴槽水に完全に浸かる湯量を記憶し、記憶値以上の湯量が浴槽にある場合にのみ、前記酸素富化装置からの高濃度の酸素を追焚き循環回路に混入させる運転を許可する手段を備えた請求項1から4のいずれか1項記載の風呂給湯器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−22975(P2006−22975A)
【公開日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−199150(P2004−199150)
【出願日】平成16年7月6日(2004.7.6)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】