説明

風鈴

【課題】
自然の風を利用して鳴る風鈴であって、風鈴本体(1)1に対して、振り子(2)を少な
くとも1有する風鈴において。従来は、風が奏でる音を単一の音色のみ楽しむといった以
外に、とくに工夫されることがなかった。売店やイベントで複数同時に風に吹かれ鳴って
いる風鈴は、音高など一定の規則があるわけでないので、その不協和の音は、長く聞いて
いると、疲れを感じさせた。
【解決手段】
あらかじめ、意図し、決められた音階に則った音高を有することを特徴とした単数あるいは複数の風鈴とした。さらに、その音階を12分割平均律音階としたもの、あるいは癒し効果が高い純正律音階とすることはより望ましい解決手段である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自然の風を利用した風鈴に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の風鈴は風情を楽しむもので、夏場によく利用されている。
自然の風による揺らぎで、癒し効果が高いとされている。
【0003】
振動を検知してなる風鈴(特開2004−163117号)や光を発する風鈴(特開2003−304008号)などが提案されている。
【0004】
構成がまったく異なるが、実開昭61−165597号のように中央部にリング状の振り子1を配置し、回りに音階をなす8つの筒形状の鳴り物を配置してなる風鈴が提案されている。
【0005】
一方。自然の風を利用しないものであるが、風鈴時計として、風鈴を用いたものがある。これはベルの代わりに風鈴を用いて、自然の風によらず、強制的な送風制御により、風鈴の音や美しさの特徴を生かした時計である。特定の時間になると特定の風鈴に送風制御されて、音階やメロディーを奏でる時計が提案されている。(特開平11−84037号)
【0006】
ここで、後述する本発明に密接に関連する音のことについて、言及する。音に関する用語は各辞書や専門の書物の中でも異なっていたり、誤解を与える表現が少なからず見受けられる。確認を含めて、音階、音律、音高について、一般的に解釈されている内容を述べる。
【0007】
音高:音の高低を表す。ここでは、主に周波数(単位はHz)で表す。
音階:音階とは音楽で使われる音を一定の基準に従って、高さの順に配列したものである。しかし、その内容は全音階、半音階のように基本的な音程関係を示したものや、オクターブ内での音の数によって分類したもの、長音階、短音階のように全音、半音の配置によって区別するものなど、分類基準や民族によって多種多様な種類がある。
音律:音律とは音楽に使われる全ての音の音高関係を一定の原理に従って厳密に決定したもので、時代や民族によってさまざまな方法がある。西洋音楽で用いられる主なものには、ピタゴラス音律、純正律、中全音、平均律などがある。「音律」とは「音階の調律法」として通常理解されている。
また、音律と音階の関係において、「OO律の音律で調律した音階」を「OO律音階」あるいは「OO音階」と一般に表現されている。
【0008】
音律、音階について理解を深めるために以下具体的に述べる。歴史的にはピタゴラス音律などからはじまり、ベルクマイスター音律やその他さまざまな音律が考え出された。現代の主流は対数的に1オクターブを12等分した12分割平均律によるものである。この音律による12分割平均律音階は転調などが簡単であるのが特徴で、利便性が良い。この平均律音階の基準音としては一般に4A(ラの音)を用いる。この音高の周波数は440Hzを標準として用いられるが、オーケストラなどが実際に使用する際には、明るさを出すために442Hzなど少し高めの設定にする場合もある。ここで、基準音を440Hzとした12分割平均律音階を表1で示す。また、参考のため、続けて、基準音を442Hzとした場合の12分割平均律音階を表2で示す。
【0009】
【表1】

【0010】
【表2】

【0011】
参考のため、ピタゴラス律音階、純正律音階、12分割平均律音階の各長音(ドを基調とした音階)の基準音に対する周波数比率を表3〜5で示す。表で、表示されている音階の音高は比較のために選んだものである。
【0012】
【表3】

【0013】
【表4】

【0014】
【表5】

【0015】
【特許文献1】特開2004−163117号公報
【特許文献2】特開2003−304008号公報
【特許文献3】実開昭61−165597号公報
【特許文献4】特開平11−84037号公報
【非特許文献1】音楽之友社発行「音楽小事典」2004年2月29日
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
自然の風を利用して鳴る風鈴であって、風鈴本体1に対して、振り子を少なくとも1有する風鈴において、
従来は単数、あるいはイベント的に複数雑多に風に任せて鳴らし、その風情を楽しむものであった。夏に清涼感を感じさせる癒しの効果があった。
しかしながら、せっかく風が奏でる音を単一の音色のみ楽しむといった以外にとくに、工夫されることがなかった。売店やイベントで複数同時に風に吹かれ鳴っている風鈴は、特に音高など一定の規則があるわけでないので、その不協和の音は、長く聞いていると、疲れを感じさせる。また、自然の風が奏でる風鈴の音は、基準とする音階あるいは属する音域、音高が、もともと考慮され、意図してつくられていない。そのため、これら数量化あるいは呼称された明示がないため、一体どのような風鈴が自分の求める音であるのか、一つ一つ、聞き比べて選ぶしか方法がなかった。それに、複数選ぶ場合に、音の相性のよいものを選びたいが、その選び出しの作業は大変である。選び出し作業が、前記の聞き比べしか方法がないため、膨大な作業がともなう。また、無限に近い風鈴がないと、望む音高の風鈴をなかなか選び出すことができない。
【0017】
これらの、前記複数からなる音高の乱雑さを律し、また前記選び出し作業の困難を軽減し、自分の好きな音域、音階、音高を選び、単数、あるいは複数で自然の風の風情を楽しめる風鈴が課題である。
【課題を解決するための手段】
【0018】
自然の風を利用して鳴る風鈴であって、風鈴本体(1)1に対して、振り子(2)を少なくとも1有する風鈴において、
あらかじめ、意図して、決められた音階に則った意図的な音高を有する単数、あるいは複数からなる風鈴とした。
【0019】
さらに、上記音階が平均律音階であることを特徴とする風鈴は後述する理由により、好ましい。
【0020】
かつ、その分割が12分割である12分割平均律音階であることを特徴とする前述の風鈴は後述する理由により、望ましい。
【0021】
また基準音となる音の音高が440Hzである12分割平均律音階は後述する理由により好ましい。
【0022】
音階に純正律音階を用いる手段がある。つぎに詳細を述べる。
今まで述べてきた上記平均律音階であると、とても後述されるよい面がある反面、複数の種類からなる和音としてみた場合に少なからずズレが生じているために、短的には美しく聞こえるが、長時間聞いたりした場合に知らず知らずに心身にストレスを生じたりする。 特に音域の高い周波数帯域では、顕著なズレを感じやすく、ストレス度が高い。上記音階が純正律音階であることを特徴とすることは前記不具合を解消し、長時間聞いていても疲れず、和音としても自然で美しいハーモニーを奏でる。
【0023】
また、風鈴の音高が2000Hz〜4000Hzの音域に属することを特徴とした風鈴は後述する理由により好ましい。
【0024】
また、上記理由とは別に、風鈴の音高が4000Hz〜9000Hzの音域に属することを特徴とした風鈴は後述する理由により好ましい。
【0025】
柄(5)を脱着可能としハンドベル(6)としても利用できることを特徴とした風鈴は後述する理由により、好ましい。
【0026】
以上述べてきた風鈴で、音高の異なる該風鈴2以上複数で構成されることを特徴とする風鈴群は、音高の高低の差を楽しめて好ましい。
【発明の効果】
【0027】
自然の風を利用して鳴る風鈴であって、風鈴本体1に対して、振り子を少なくとも1有
する風鈴において、
あらかじめ決められた音階に則った音高を有する単数あるいは複数からなる風鈴としたことで以下の効果を有する。課題とする自分の好きな音域、音階、音高を選び、単数あるいは複数で自然の風の風情を楽しむといった特徴を備えた風鈴が可能となった。複数で好きな和音を楽しむといったことも簡単にでき、好みのきれいな和音が得られる。今まで、複数乱雑な音高による疲労感が軽減される。調和の取れた音階で律せられた音を楽しむことができる。
【0028】
さらに、上記音階が平均律音階であることを特徴とする風鈴は、数オクターブにまたがった場合でも、対数的に平均化した音程を保つために、安定した和音を提供できる。また、平均律音階独特のズレのある緊張感は、ある意味で現代人が慣れている和音とも言える。
【0029】
かつ、平均律音階の分割が12分割である12分割平均律音階であることを特徴とする前述の風鈴は普段慣れ親しんだ音符と連動してなじみやすく望ましい。
この基準音に対して対数的に1オクターブについて12分割の指数を用いたベキ数で表される12分割平均律音階は、現在もっとも普通に用いられている音階である。
【0030】
また基準となる基準音を440Hzとした12分割平均律音階は音に対して、敏感な人や、絶対音感を有する人に対しても違和感なくメリハリのあるしっくりとした音を提供できる。また、音叉の代わりにも利用できる。
【0031】
音階を純正律音階とした方法は次に述べる効果がある。
平均律音階であると、よい面がある反面、和音としてみた場合に少なからずズレが生じている。長時間聞いたりした場合に知らず知らずに心身にストレスを生じたりする。特に音域の高い周波数帯では、顕著なズレを感じやすくストレス度が高い。
そこで、音階を純正律音階に則った音高の風鈴とする手段を使う。前期不具合を解消し、長時間聞いていても疲れず、和音としても自然で美しい。癒しを求める人にとって、癒し効果として、優れた効果を発揮する。ウイーン少年合唱団や教会の聖楽隊などのきれいなハーモニーはこの純正律音階の和音であるといわれている。とくに教会などの響く場所は残響効果が高いため、これら純正律音階で作られるハーモニーは多用されている。風鈴においても同様にこの美しいハーモニーが風の調べとして癒し効果を発揮する。
【0032】
また、音高が2000Hz〜4000Hzの音域は、人間の耳にとって、もっとも聞き取りやすい領域といわれている。(表6参考のこと)この音域に属する音高の風鈴は音圧レベルに対して効率よく風鈴を響かせることができる。新しい規格の等ラウドネス曲線を表6に示す。(表6の等ラウドネス曲線は1000Hzで40dBを40phonとしたものです。簡便のためこの1曲線のみ掲示。)もちろん、この曲線は人によって異なるものであるが、音に関するさまざまな設計や製品開発を行う際には便利な曲線である。
【0033】
【表6】

【0034】
またこれとは別に音高が4000Hz〜9000Hzの音域をもつ風鈴は、次の点で優れている。表6でわかる通り4000Hz〜9000Hzの音域は周波数に対して、音圧レベルが高い傾きの直線性を示している。このもっとも極端な高低の差であって、直線性を示す周波数領域を利用した音高の風鈴は音の強弱、音の高低とあいまって、人固有の特徴からくる独特の心地よさを感じさせる効果を有するため、好ましい。
【0035】
以上の風鈴からなる異なる音高で2以上複数で構成された風鈴群は、以上述べてきたように、ある規則に則った音階からなるために雑多な音とは異なり、規則性があるので、音の音高の差異を耳で楽しめる。
【0036】
それから、本発明の効果として、次の効果が期待できる。
年齢が上がるに従い、耳の感受性が高音域から失なわれていくことが知られている。数値化、また、明示化された風鈴により、感受性を具体的に自覚し、確認できる効果がある。
【0037】
また、通常人間は高域において、20000Hz以下が可聴領域といわれている。ところが、最近のデジタル携帯電話などの普及で、本来聞けるはずの音域が日常会話で普通に提供されずに、刺激を受けることが少ない。そのような、高域の可聴領域を本発明の風鈴で補うことができる。
【0038】
さらに、風鈴の設置場所を異なる場所に複数取り付けることで、風の吹いている場所を音の音高によって聞き分けるといった楽しい使い方もできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0039】
あらかじめ意図し決められた音階に則った音高を有する風鈴で、課題を実現する。その音階に則った音高は以下のように関係式から数値化した周波数のものを利用する。
【0040】
例として、ピタゴラス律音階、純正律音階、平均律音階について、数式化した関係式を表す。
【0041】
ピタゴラス律音階の構成を理論化すると、下記数式1に表される関係式を有する音階といえる。この音階の音高f(x、y)は基準音f(0,0)に対して下記数式1の関係式を満たす。この式1で表される音階がピタゴラス律音階といえる。(音高の単位はHzとする)
【0042】
【数1】

【0043】
一方。純正律音階は下記数式2に表される音階といえる。純正律音階の音高f(x、y、z)と基準音f(0,0,0)との関係式である。(音高の単位はHzとする)
【0044】
【数2】

【0045】
また、平均律音階は下記数式3のように表すことできる。平均律音階の音高f(x)は、基準音f(0)と数式3の関係式で表すことができる。(音高の単位はHzとする)このとき分割数kが12である場合が、12分割平均律音階といえる。ピアノの普及発展にともなう一般的調律法の普及や、転調のしやすさなどから、現在ではもっとも用いられる音階といえる。
【0046】
【数3】

【0047】
以上、実際に利用する音階の具体的関係式をあげた。
単純にいえば、音高が簡単な整数比で表せるほど、和音としては、美しい。多少の誤差があってもほぼ整数比として表すことができれば、和音として、人間は認識できる。この点の妥協と転調のしやすさなどから、12分割平均律音階が多用されるが、長時間聞いていると疲れを感じやすいとした欠点を有する。その点は純正律音階のほうが癒し効果は高い。
【0048】
つぎに本発明の形態を実施例で説明する。
【実施例1】
【0049】
図1のような金属製風鈴を作成した。材質は真鍮を用いた。風鈴本体(1)、振り子(2)、短冊(3)と連結に要する紐(41)、紐(42)、紐(43)から構成されている。平均律音階で基準音を4Aにおいて基準ピッチとした440Hzとし、表1における8C、8D,8E、8F、8G、8A,8Bおよび、表にはないが9Cに対応する周波数の音高の風鈴を作成した。自然の風により、非常に心地よい音色を実現した。
【実施例2】
【0050】
つぎに純正律音階に則った風鈴を作成した。8C(4186Hz)をドの音の基準とし、表4に則った風鈴を作成した。純正律音階のハーモニーは平均律音階に比べて、心地よい。逆に言えば、緊張感に欠けるところがあるが、癒し効果は高い。とくにドミソやシレソの和音については、きれいな音色を出し、風鈴本来の目的である癒しの効果が顕著である。ちなみに、純正律音階による音高の整数比はド:ミ:ソ=(4:5:6)、シ:レ:ソ=(3:4:5)で表される。
【実施例3】
【0051】
柄(5)を脱着可能な(つまりは取り付け可能な)構造にした風鈴にして、ハンドベル(6)として利用可能な風鈴も考えられる。
【0052】
以下、図2の縦断面図による説明図を用いて説明する。縦断面図であるが、簡明な説明のために、斜線による断面表示は省略する。
【0053】
まず、図2の説明をする。(a)の場合は風鈴として、利用されているときの縦断面図である。構成は、風鈴本体(1)、振り子(2)、短冊(3)、連結用紐(41、42、43)、連結用穴つきオネジ金具(7)、連結用穴つきメネジ金具(8)とからなる。
(b)の場合はハンドベルとして、利用されるときの縦断面図である。構成は風鈴本体(1)、球状の振り子(21)、柄(5)、連結用穴つきメネジ金具(8)とからなるハンドベル(6)である。部分的特長を表すために、柄のオネジ部(5−1)も表示してある。
【0054】
続いて、図2を用いて利用形態の詳細を述べる。図2の(a)で見られるように、連結用穴つきメネジ金具(8)と連結用穴つきオネジ金具(7)とで、風鈴本体(1)を挟み込み、螺状結合せしめて構成し、風鈴として利用する。つぎに、ハンドベルとして利用の際には、連結用穴つきオネジ金具(7)の代わりに、柄のオネジ部(5−1)を螺状結合せしめて、柄(5)を取り付ける。
【0055】
このとき、不要な短冊(3)や連結紐(42、43)など取り除くと利用しやすい。また、振り子(2)もハンドベル(6)として利用の際には、ハンドベル(6)に適した振り子にしたほうが、利用しやすい。たとえば、重さがある程度ある球状の振り子(21)が適している。またその際には、連結紐(41)も取り替えて、連結紐(44)を利用しやすい好適な長さとする。できれば、連結紐(44)は金属製であったほうが、扱いやすい。
【0056】
以上、図2(b)のように構成されたハンドベル(6)は遜色ない音量や音色を持ったものとなる。
【産業上の利用可能性】
【0057】
自然の風を利用した本発明の風鈴により、上述の風鈴の分野で大いに利用できる。他には音叉の役目を同時に持たせるなど、楽器などに利用が可能である。また、実施例3で示したように、柄を脱着可能としたハンドベルとして利用できることを特徴とした風鈴は夏だけでなく、四季にあわせて利用方法を変えるなど、無駄なく使えて効率的である。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明説明のため風鈴をフリーハンドで描いた説明図である。
【図2】実施例3の説明用縦断面図をフリーハンドで描いた説明図である。
【符号の説明】
【0059】
1 風鈴本体
2 振り子
21 球状の振り子
3 短冊
41、42、43、44 連結用紐
5 柄
5−1 柄のオネジ部
6 ハンドベル
7 連結用穴つきオネジ金具
8 連結用穴つきメネジ金具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自然の風を利用して鳴る風鈴であって、風鈴本体(1)1に対して、振り子(2)を少な
くとも1有する風鈴において、
あらかじめ決められた音階に則った音高を有することを特徴とした単数あるいは複数の風
鈴。
【請求項2】
音階が平均律音階であって、かつ12分割平均律音階であることを特徴とする請求項1に記載の風鈴。
【請求項3】
音階の基準音が440Hzであることを特徴とする請求項2に記載の風鈴。
【請求項4】
音階が純正律音階からなることを特徴とする請求項1に記載の風鈴。
【請求項5】
風鈴の音高が2000Hz〜4000Hzの音域に属することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の風鈴
【請求項6】
風鈴の音高が4000Hz〜9000Hzの音域からなることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の風鈴
【請求項7】
あらかじめ決められた音階の種類、音高のうち、少なくともどれか1以上表示してあることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6の風鈴。
【請求項8】
柄(5)を脱着可能としハンドベル(6)としても利用できることを特徴とした請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の風鈴。
【請求項9】
請求項1〜8のうちいずれか一項記載の風鈴からなり、音高の異なる該風鈴2以上複数で構成されることを特徴とする風鈴群。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−30337(P2006−30337A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−205548(P2004−205548)
【出願日】平成16年7月13日(2004.7.13)
【出願人】(392031790)株式会社小泉製作所 (49)