説明

食品収納カップ

【課題】食品収納カップについて、繰り返しの使用を可能とし、強度を向上させ、厚みを増し、形状の自由度を高め、種々のサイズのおかずを収納可能とする。
【解決手段】デュロメータ硬さが10以上80以下のシリコーン樹脂を用いて、インジェクション成型法によりカップ10を一体成型し、その肉厚を0.01mm以上5mm以下とした。インジェクション成型法によるため、形状の自由がきき、デザイン性を高められる。上記所定の硬さ、肉厚であるため、適度の弾性、柔軟性を有しており、おかずの形状、サイズに対応させて、容易に変形させることができる。周壁12は、おかず等に押されても復元力が働くため、倒れ込む心配は無く、形状安定性が高い。周壁12および底壁11の内面はつや面であるため、使用後にはきれいに洗い流すことができ、再利用が容易である。また、カップ10の厚みが相当程度あるため、高級感が出る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、弁当箱に詰めるおかずを小分けする際に用いられる、食品収納カップに関する。
【背景技術】
【0002】
弁当箱におかずを詰める際には、種々のおかずを一緒にすると、味移りがして食味を損ね、また、箱内でずれ動いて混ざり合うと見た目も悪いため、おかずごとに小分けするのが通常である。
【0003】
その際によく用いられるのが、特許文献1に開示されているような、紙とフィルムの積層シートをはじめとする厚みの薄いシートをプレス成型して、フラットな底壁と、その周縁から立ち上がるしわ付きの周壁とを有する食品収納カップにしたものである。
【0004】
このような食品収納カップは、材料コスト、製造コストがともに安い点では有利であるが、厚みの薄いシートからなるため破れやすく耐久性に難があり、通常使い捨てられるため、資源の無駄遣いでもあり、さらに処分時に焼却して有毒ガスが発生するもの等については、環境に対する負荷も大きい。
【0005】
また、その周壁は、厚みの薄いシートの一部をプレスによりしわ付けすることで底壁から立ち上げただけであるから、形状安定性に劣る。
すなわち、大きな重いおかずを収納した場合に、弁当箱が傾くなどすると、おかずに押されたり、弁当箱の壁面に押されたりして倒れ、これにより食品収納カップの形状が大きく崩れて、おかずが容器から漏れ出してしまう。
【0006】
さらには、プレス成型による製作上、食品収納カップを複雑な形状に成型するのは困難であり、形状の自由度が乏しい。
また同じく製作上の要請から、シートの厚みを一定以下とせねばならず、このため収納カップは、その厚みが薄くて貧弱な印象を与えがちであり、高級感を出すのが難しい。
【0007】
一方で、弁当箱に中仕切りを設けておかずを小分けすることや、特許文献2に開示されているように、弁当箱を、外箱と、外箱に収容される複数の内箱の二層構造とし、それぞれの内箱に異種のおかずを詰めることで小分けすることもよく行われている。
【0008】
しかし、この場合、中仕切りにより小分けされた弁当箱の各収納空間や、内箱は、その形状や容積が決まっているため、おかずを詰める際のレイアウトの自由度が乏しく、盛り付けた際に見た目が単調になりがちである。
【0009】
また、このように収納部や内箱の容積、形状が決まっているため、これらに入りきらない比較的大きなおかずについては、切り分けるなどせねばならず、そのサイズが収納部や内箱以下に制限されてしまう。
【特許文献1】登録実用新案第3108231号公報
【特許文献2】特開2005−118551号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで、この発明は、食品収納カップについて、繰り返しの使用を可能とすることで、資源の無駄遣いをなくし、環境に対する負荷を低減し、また、強度を向上させて、おかずのカップからの漏れ出しを防ぎ、厚みを増すことで高級感を出し、かつ形状の自由度を高めて、種々のサイズのおかずを切り分けることなく収納できるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記した課題を解決するため、この発明では、底壁と、その周縁から立ち上がる周壁とを有する食品収納カップを、JIS K 6253に準拠して、タイプAデュロメータ(中硬さ用)で測定したデュロメータ硬さが10以上80以下の合成樹脂から一体成型し、底壁および周壁の肉厚が0.01mm以上5mm以下となるように形成したのである。
【0012】
このように食品収納カップを合成樹脂の一体成型品とすれば、シートをプレス成型してなる従来のカップと比較すると、以下のような利点を有する。
まず、様々な形状に成型したり、壁面に一体的に模様を施したりすることが可能となるため、形状の自由度が高く、デザイン性も高めることができる。
【0013】
また、このような所定のデュロメータ硬さの合成樹脂を用い、所定の肉厚の一体成型品とすれば、適度の弾性、柔軟性を有しているため、弁当箱のスペースや、収納するおかずの形状に応じて、食品収納カップを曲げたり、開口を広げたりして、容易に変形させることが可能である。
そして、底壁と一体的に成型された周壁は、その材質から、おかず等に押されても復元力が働くため、倒れ込む心配は無く、形状安定性が高い。
【0014】
また、使用後には洗浄することで再利用が可能であるため、資源の無駄遣いとならず、環境に対してもやさしい。
さらに、食品収納カップに、ある程度の厚みを持たせることができるため、高級感を出すことができる。
【0015】
また、中仕切りを設けた弁当箱や、おかずを盛り付ける内箱と、内箱を収納する外箱との二層構造の弁当箱と比較すると、以下のような利点を有する。
まず、上記したように、この食品収納カップは自由に変形可能であるため、中仕切りや、内箱のように、小分け空間の形状、容積が一定に定まっておらず、おかずの配列等を自由に決めることができる。
また、食品収納カップよりやや大きなおかずについても、開口から押し込むと広がって収納することができるため、切り分けずに丸ごと収納することも可能である。
【0016】
なお、食品収納カップに用いる合成樹脂のデュロメータ硬さを10以上80以下としたのは、10を下回ると、やわらかすぎて形状保持能力が不十分となり、80を上回ると、硬すぎて変形しにくくなるからである。
同様に、食品収納カップの厚みを0.01mm以上5mm以下としたのは、0.01mmを下回ると厚みが小さすぎて形状を保持できず、5mmを上回ると厚みが大きすぎて変形が困難となるからである。
厚みは、より好ましくは0.05mm以上2mm以下であり、この範囲では、一層変形性、形状保持性等が良好である。
【0017】
また、食品収納カップの底壁外面を、底壁と周壁により囲まれる収納部側に向けて凹ませると、この底壁を弁当箱の底に押し付けることで、底壁と弁当箱の底の隙間に陰圧が生じ、これにより吸着作用が生じる(いわゆる吸盤効果)ため、弁当箱内でのずれ動きが抑えられる。
そのため、おかずを食品収納カップに盛り付けることが容易となり、かつ、盛り付け後におかずの片寄ることが防止される。
このように、底壁自体が吸盤効果を有しているため、食品収納カップのずれ動きを防止するために、別途底壁に吸盤を取り付ける必要もない。
【0018】
さらに、底壁および周壁の内面を、平均粗度(R)が1.3以下のつや面に形成すると、食品収納カップに収納したおかずが内面に付着しにくくなるため、洗い流しが容易となり、繰り返し使用しやすい。
また、外面がつや消し面、内面がつや面であるため、デザイン的にも面白みがある。
【0019】
さらに、食品収納カップに用いる合成樹脂をシリコーン樹脂とすると、他の合成樹脂素材と比較しても摩擦係数が大きいため、弁当箱内での食品収納カップのずれ動きがより一層抑えられる。
また、耐熱性も高いため、おかずの熱により食品収納カップの品質が劣化する心配もない。
【0020】
また、周壁の上縁にタブを連設し、このタブの裏面に突起を形成すると、上記したように食品収納カップが弁当箱に吸着したり、摩擦力により、ずれ動きにくくなったりしている場合にも、タブをつまむことで容易に弁当箱から持ち上げることが可能となる。
このとき、タブをつまむと指に突起が引っかかることで、しっかりとグリップされるため、持ち上げが一層容易となっている。
【0021】
この食品収納カップは、インジェクション成型法(射出成型法)により一体成型すると、表面の粗度の制御が容易であり、比較的低コストで様々な形状に成型可能である。
このようにインジェクション成型法によると、形状の自由度が高く、例えば、容器の表面に種々の模様、図柄を立体的に形成することができる。
【発明の効果】
【0022】
上記所定のデュロメータ硬さの合成樹脂を一体成型して、上記所定の肉厚からなる食品収納カップを形成したことにより、繰り返しの使用が可能となり、強度が高く、おかずの漏れ出しが防止され、肉厚を持たせることで高級感もあり、形状の自由度が高いため、種々のサイズのおかずを切り分けることなく収納することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
【0024】
実施形態の食品収納カップ10、20(以下、10を長円カップと、20を円カップといい、あわせて述べるときは、単にカップ10、20という。)は、図1(a)および(b)のように、ほぼフラットな底壁11、21と、底壁11、21の周縁から広がって立ち上がる周壁12、22と、周壁12、22上縁の対向する2箇所から張り出すタブ13、23とから構成される。
図1(a)の長円カップ10では、底壁11は平面視長円形となっており、図1(b)の円カップ20では、底壁21は平面視円形となっている。
また、図1(a)の長円カップ10では、タブ13は、つまみやすいように、長手方向において対向している。
【0025】
このカップ10、20は、図2のように、弁当箱30に入れ、その底壁11、21と周壁12、22に囲まれる収納空間におかず40を収納することで、小分けするものである。
このように、カップ10、20は、通常サイズの弁当箱30に入れ、おかず40を小分けするのに用いるものであるから、口径が15mm〜150mmくらいであるのが好ましく、30mm〜100mmであればなおよい。
【0026】
ここで、カップ10、20は、シリコーン樹脂をインジェクション成型法により一体成型してなる。
シリコーン樹脂のデュロメータ硬さは、JIS K 6253に準拠してタイプAデュロメータ(中硬さ用)で測定したデュロメータ硬さで測定して、10以上80以下の範囲となっており、また、カップ10、20の肉厚は、0.01mm以上5mm以下、より好ましくは、0.05mm以上2mm以下となるように形成されている。
【0027】
このように、カップ10、20は、硬さが比較的やわらかく、肉厚も比較的薄いものであるから、容易に変形させることができ、かつ保形性も十分である。
カップ10、20は、シリコーン樹脂の伸縮により、その容積を一定程度変化させることも可能である。
そのため、変形前は、カップ10、20に入りきらないようなおかず40も、カップ10、20を湾曲させたり、開口から押し広げたりすることで、切り分けることなくそのまま収納することができる。
この場合、カップ10、20は、おかず40収納後には、収縮しておかず40に密着するため、カップ10、20からおかず40がはみ出たりするのが防止される。
なお、シリコーン樹脂は耐熱性に優れるため、出来立ての暖かいおかず40を冷まさずに直接入れても劣化する心配はない。
また、カップ10、20の肉厚は、このように比較的薄く形成しているが、それでもシート状物と比べれば十分な厚みを持っているため、重厚感、高級感を持たせることができる。
【0028】
また、カップ10、20の内面は、インジェクション成型法により平均粗度(R)が1.3以下のつや面に形成されている。
そのため、カップ10、20の内面にはおかずが付着しにくく、使用後に水洗いするときれいに洗い流すことが可能である。
また、カップ10、20の外面は、インジェクション成型法により粗度が1.5を超えるつや消し面に形成されている。
このように、カップ10、20は、内外面で光沢、質感が異なるため、見た目にも面白みがある。
なお、上記平均粗度(R)は、JIS B 0651に準拠して触針式表面粗さ測定機で測定されている。
【0029】
また、カップ10、20は、図3および図4のように、その底壁11、21の中央部が薄肉部11a、21aとなっている。
詳しくは、図5のように、底壁11、21の外面は、底壁11、21と周壁12、22により囲まれる収納部に向かい凸となるように形成され、内面は、ほぼフラットになるように形成されている。
【0030】
このため、カップ10、20を弁当箱30内に置いた状態では、薄肉部11a、21aと弁当箱30の底には隙間ができ、薄肉部11a、21aを弁当箱の底に指で押し付けると、この隙間に陰圧が生じる。
そのため、いわゆる吸盤効果によりカップ10、20は弁当箱30の底に吸着し、ずれ動かないようになる。
【0031】
ここで、図5における、薄肉部11a、21aの外面の凹みの深さdは、0.1mm〜4.5mmとするのがよい。
これは、0.1mmを下回ると、弁当箱30と底壁11、21との隙間が小さすぎ、ずれ動きを防止するのに十分な吸盤効果を発揮することができなくなり、4.5mmを上回ると、底壁11、21の肉厚が大きくなりすぎて、収納の邪魔になるからである。
同様の観点から、薄肉部の凹みの深さは、0.3mm〜2mmとするとさらに好ましい。
【0032】
なお、上述したように、底壁11、21の内面は、フラットであるため、カップ10、20の収納空間の容積は薄肉部11a、21aを設けない場合となんら変わることがなく、収納の邪魔となることはない。
【0033】
また、図3および図4のように、カップ10、20の各タブ13、23の裏面には、半球面状の突起13a、23aが1つずつ形成されている。
ここで、上述したように、カップ10、20は、弁当箱30の底に吸盤効果や摩擦力により貼り付いた状態となっているが、タブ13、23を指でつまむと爪に裏面の突起13a、23aが引っかかることでしっかりとグリップでき、強い力で引っ張ることが可能であるため、弁当箱30から引き剥がすことが容易である。
【0034】
なお、図3および図4のように、カップ10、20の周壁12、22には、意匠性を高めるため、柄12a、22aが立体的に浮き出るように形成されている。
長円カップ10においては、柄12aは、クローバーを模ったものであり、円カップ20おいては、柄22aは、花を模ったものとなっている
インジェクション成型法によれば、このように様々な柄を形成することも容易である。
【0035】
ここで、食品収納カップの形状は、実施形態に限られることはなく、インジェクション成型法によると、様々な形状に形成可能である。
例えば、底壁を平面視方形、楕円形などとし、その周縁から周壁が立ち上がる形状としてもよい。
【0036】
また、実施形態では、食品収納カップに用いる合成樹脂をシリコーン樹脂としたが、これに限られず、例えば、他の耐熱性樹脂としてもよい。
具体的には、ポリイミド、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、液晶ポリマー、フッ素樹脂などを挙げることができる。
なお、シリコーン樹脂およびこれらの耐熱樹脂は、2種以上混合して使用してもよい。
【0037】
実施形態では、底壁11、21が吸盤効果を奏するように、薄肉部11a、21aを設けているが、肉厚は変わらないままで、底壁全体を収納部に向かって凹ませることにより、吸盤効果を持たせてもよい。
【実施例】
【0038】
以下、さらに詳細な実施例および比較例を挙げて、この発明の内容を一層明確にする。
【0039】
まず、形状が図1(b)の例と同様の、シリコーン樹脂製のカップを、内面がつや面、外面がつや消し面となるように、インジェクション成型法にて複数作製した。
ここで、JIS B 0651に従い、カップ底壁内外面の中心線平均粗さを接触式表面粗度計((株)東洋精密社製 製品名「SURFCOM1400D−12」)を用いて測定し、カップ内面は平均粗度(R)が0.42のつや面、外面は平均粗度(R)が1.76のつや消し面であることを確認した。
その寸法は、すべて、周壁の開口径が62.4mm、肉厚が1.5mmとした。
また、シリコーン樹脂は、JIS K 6253に準拠してタイプAデュロメータ(中硬さ用)で測定したデュロメータ硬さが、5、10、20、30、40、50、60、70、80、90のものを用いた。
なお、デュロメータ硬さが5のシリコーン樹脂は、タイプEデュロメータ(低硬さ用)でも測定してその値を確認した。
【0040】
次に、このような各カップを用い、これに寸法が65mm×20mm×20mmの鳥のから揚げを収納し、収納性の良否を判定するテストを行った。
【0041】
下記の表1に、結果を示す。
表中、○は、おかずをカップに容易に収納できたことを、×は、おかずをカップに容易には収納できなかったことを示す。
【0042】
【表1】

【0043】
この表から、JIS K 6253に準拠してタイプAデュロメータ(中硬さ用)で測定したデュロメータ硬さが、10以上80以下の合成樹脂(シリコーン樹脂)を用いると、収納性が良好であることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】(a)は長円形食品収納カップの、(b)は円形食品収納カップの斜視図
【図2】(a)は長円形食品収納カップの、(b)は円形食品収納カップの使用状態を示す図
【図3】長円形食品収納カップの、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図、(e)は(a)の縦断面図
【図4】円形食品収納カップの、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図、(e)は縦断面図
【図5】両食品収納カップの底壁の拡大縦断面図
【符号の説明】
【0045】
10 長円形食品収納カップ
11 底壁
11a 薄肉部
12 周壁
12a 柄(クローバー)
13 タブ
13a 突起
20 円形食品収納カップ
21 底壁
21a 薄肉部
22 周壁
22a 柄(花)
23 タブ
23a 突起
30 弁当箱
40 おかず
d 薄肉部の凹みの深さ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
JIS K 6253に準拠して測定したデュロメータ硬さが10以上80以下の合成樹脂を一体成型してなり、底壁と、その周縁から立ち上がる周壁とを有し、その底壁および周壁の肉厚が0.01mm以上5mm以下である食品収納カップ。
【請求項2】
上記底壁の外面を、底壁と周壁により囲まれる収納部側に向けて凹ませた請求項1に記載の食品収納カップ。
【請求項3】
上記底壁の内面および周壁の内面の平均粗度(R)が1.3以下である請求項1または2に記載の食品収納カップ。
【請求項4】
上記合成樹脂はシリコーン樹脂である、請求項1から3のいずれかに記載の食品収納カップ。
【請求項5】
上記周壁の上縁にタブを連設し、このタブの裏面に突起を形成した請求項1から4のいずれかに記載の食品収納カップ。
【請求項6】
インジェクション成型法により成型された、請求項1から5のいずれかに記載の食品収納カップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−162610(P2008−162610A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−351737(P2006−351737)
【出願日】平成18年12月27日(2006.12.27)
【出願人】(000222141)東洋アルミエコープロダクツ株式会社 (106)
【Fターム(参考)】