飲食物循環搬送装置
【課題】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該傾斜した部分を介して該循環搬送路にスムーズに置くこと、該皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該循環搬送路から該傾斜した部分を介してスムーズに取ることができる飲食物循環搬送装置を提供する。
【解決手段】飲食物循環搬送装置において、循環搬送路側から外側に向かって上りに傾斜した部分と略水平な部分を該循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設ける。
【解決手段】飲食物循環搬送装置において、循環搬送路側から外側に向かって上りに傾斜した部分と略水平な部分を該循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設ける。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は飲食物循環搬送装置に係わる。
【背景技術】
【0002】
特許文献1においては書類より先願のマグネットを用いた搬送装置に改良を加え、飲食容器の摺動抵抗を小さくすることにより、マグネットの吸着力を最小限とし、容器の取り出しを容易に行いうるようにしたというところで本発明と目的を異にし、又、書類より上りに傾斜した部分あるいは上りに湾曲した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に前記循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に渡って設けたことが明確ではないというところで本発明と構成を異にする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−029207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部を介して前記循環搬送路にスムーズに置くこと、前記皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を前記循環搬送路から前記レール部のうちの少なくとも一方の前記レール部を介してスムーズに取ることが困難であるという短所があった。又、前記皿を前記循環搬送路一杯に置いた場合、前記皿が前記循環搬送路からはみだして落下するときがあるという短所があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上りに傾斜した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことを特徴とする。
【0006】
上りに湾曲した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、上りに傾斜した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことで、寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該傾斜した部分を介して該循環搬送路にスムーズに置くこと、該皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該循環搬送路から該傾斜した部分を介してスムーズに取ることができる。又、前記設けたことで、該皿の軌道修正部を安定して設けることができる。又、前記設けたことで、該皿を該循環搬送路一杯に置いた場合、該傾斜した部分で該皿が滑って該循環搬送路に戻るあるいは該皿の軌道修正部で該皿の軌道を修正することで該皿が該循環搬送路に戻ることから、該皿が該循環搬送路からはみだして落下することを防止することができる。
【0008】
又、本発明は、上りに湾曲した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことで、寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該湾曲した部分を介して該循環搬送路にスムーズに置くこと、該皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該循環搬送路から該湾曲した部分を介してスムーズに取ることができる。又、前記設けたことで、該皿の軌道修正部を安定して設けることができる。又、前記設けたことで、該皿を該循環搬送路一杯に置いた場合、該湾曲した部分で該皿が滑って該循環搬送路に戻るあるいは該皿の軌道修正部で該皿の軌道を修正することで該皿が該循環搬送路に戻ることから、該皿が該循環搬送路からはみだして落下することを防止することができる。
【0009】
又、本発明は低コストで実現することができるため、材料費のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置の外観図
【図2】図1の本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置のA−A断面図
【図3】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に設けた傾斜した部分を介して前記循環搬送路にスムーズに置いたときの図1の本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置のA−A断面図
【図4】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に設けた傾斜した部分を介して前記循環搬送路からスムーズに取ったときの図1の本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置のA−A断面図
【図5】本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置の外観図
【図6】図5の本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置のB−B断面図
【図7】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に設けた湾曲した部分を介して前記循環搬送路にスムーズに置いたときの図5の本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置のB−B断面図
【図8】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に設けた湾曲した部分を介して前記循環搬送路からスムーズに取ったときの図5の本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置のB−B断面図
【図9】従来の飲食物循環搬送装置の外観図
【図10】図9の従来の飲食物循環搬送装置のC−C断面図
【図11】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部をまたいで前記循環搬送路に置いたときの図9の従来の飲食物循環搬送装置のC−C断面図
【図12】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部をまたいで前記循環搬送路から取ったときの図9の従来の飲食物循環搬送装置のC−C断面図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明を実施するための形態を各図を参照して説明する。
本発明は、上りに傾斜した部分5と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けた飲食物循環搬送装置である。本発明の素材は合成樹脂、金属などにしてもよい。又、該循環搬送路3はクレセントチェーンによるフラットチェーンコンベアにしてもよい。又、該循環搬送路3と該レール部4の該循環搬送路3側の略端部の高さは略一致していてもよいし、略一致していなくてもよい。又、該傾斜した部分5と該略平坦な部分7を設ける手段は交互に設ける場合、交互に設けない場合を含む。又、該傾斜した部分5と該略平坦な部分7はそれぞれ1ヶ所に限定しなくてもよい。
【0012】
又、本発明は、上りに湾曲した部分6と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けた飲食物循環搬送装置にしてもよい。又、該湾曲した部分6は上りに湾曲していれば上向きに湾曲していてもよいし、下向きに湾曲していてもよい。又、該湾曲した部分6と該略平坦な部分7を設ける手段は交互に設ける場合、交互に設けない場合を含む。又、該湾曲した部分6と該略平坦な部分7はそれぞれ1ヶ所に限定しなくてもよい。
【実施例1】
【0013】
本発明の実施例1においては図1〜図4に示すように上りに傾斜した部分5と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けた飲食物循環搬送装置に係わる。又、本発明の実施例1においては図においては皿8に置いた寿司などの飲食物などは省略する。又、本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置を飲食物循環搬送装置1とする。
【0014】
図9〜図12に示す従来の飲食物循環搬送装置においては図11に示すように寿司などの飲食物などを置いた皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4を介して該循環搬送路3にスムーズに置くこと、図12に示すように該皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該循環搬送路3から該レール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4を介してスムーズに取ることが困難である。又、該皿8を該循環搬送路3一杯に置いた場合、該皿8が該循環搬送路3からはみだして落下するときがある。
【0015】
しかし、本発明の実施例1においては図1〜図4に示すように上りに傾斜した部分5と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けたことで、図3に示すように寿司などの飲食物などを置いた皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該傾斜した部分5を介して該循環搬送路3にスムーズに置くこと、図4に示すように該皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該循環搬送路3から該傾斜した部分5を介してスムーズに取ることができる。又、前記設けたことで、図1に示すように該皿8の軌道修正部10を安定して設けることができる。又、前記設けたことで、該皿8を該循環搬送路3一杯に置いた場合、該傾斜した部分5で該皿8が滑って該循環搬送路3に戻るあるいは該皿8の軌道修正部10で該皿8の軌道を修正することで該皿8が該循環搬送路3に戻ることから、該皿8が該循環搬送路3からはみだして落下することを防止することができる。
【0016】
又、本発明の実施例1は低コストで実現することができるため、材料費のコストダウンを図ることができる。
【実施例2】
【0017】
本発明の実施例2においては図5〜図8に示すように上りに湾曲した部分6と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けた飲食物循環搬送装置に係わる。又、従来の飲食物循環搬送装置においての説明は本発明の実施例1と同様であるため、省略する。又、本発明の実施例2においては図においては皿8に置いた寿司などの飲食物などは省略する。又、本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置を飲食物循環搬送装置2とする。
【0018】
本発明の実施例2においては図5〜図8に示すように上りに湾曲した部分6と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けたことで、図7に示すように寿司などの飲食物などを置いた皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該湾曲した部分6を介して該循環搬送路3にスムーズに置くこと、図8に示すように該皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該循環搬送路3から該湾曲した部分6を介してスムーズに取ることができる。又、前記設けたことで、図5に示すように該皿8の軌道修正部10を安定して設けることができる。又、前記設けたことで、該皿8を該循環搬送路3一杯に置いた場合、該湾曲した部分6で該皿8が滑って該循環搬送路3に戻るあるいは該皿8の軌道修正部10で該皿8の軌道を修正することで該皿8が該循環搬送路3に戻ることから、該皿8が該循環搬送路3からはみだして落下することを防止することができる。
【0019】
又、本発明の実施例2は低コストで実現することができるため、材料費のコストダウンを図ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明は、使い勝手がよい構成を低コストで実現することができるため、市場における拡販及び利便性の向上を期待することができる。
【符号の説明】
【0021】
1 飲食物循環搬送装置
2 飲食物循環搬送装置
3 循環搬送路
4 レール部
5 傾斜した部分
6 湾曲した部分
7 略平坦な部分
8 皿
9 皿8の脚
10 皿8の軌道修正部
【技術分野】
【0001】
本発明は飲食物循環搬送装置に係わる。
【背景技術】
【0002】
特許文献1においては書類より先願のマグネットを用いた搬送装置に改良を加え、飲食容器の摺動抵抗を小さくすることにより、マグネットの吸着力を最小限とし、容器の取り出しを容易に行いうるようにしたというところで本発明と目的を異にし、又、書類より上りに傾斜した部分あるいは上りに湾曲した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に前記循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に渡って設けたことが明確ではないというところで本発明と構成を異にする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−029207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部を介して前記循環搬送路にスムーズに置くこと、前記皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を前記循環搬送路から前記レール部のうちの少なくとも一方の前記レール部を介してスムーズに取ることが困難であるという短所があった。又、前記皿を前記循環搬送路一杯に置いた場合、前記皿が前記循環搬送路からはみだして落下するときがあるという短所があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上りに傾斜した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことを特徴とする。
【0006】
上りに湾曲した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、上りに傾斜した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことで、寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該傾斜した部分を介して該循環搬送路にスムーズに置くこと、該皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該循環搬送路から該傾斜した部分を介してスムーズに取ることができる。又、前記設けたことで、該皿の軌道修正部を安定して設けることができる。又、前記設けたことで、該皿を該循環搬送路一杯に置いた場合、該傾斜した部分で該皿が滑って該循環搬送路に戻るあるいは該皿の軌道修正部で該皿の軌道を修正することで該皿が該循環搬送路に戻ることから、該皿が該循環搬送路からはみだして落下することを防止することができる。
【0008】
又、本発明は、上りに湾曲した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことで、寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該湾曲した部分を介して該循環搬送路にスムーズに置くこと、該皿の略端部をつまんで該皿の略端部あるいは該皿の脚を滑らせた形態で該皿を該循環搬送路から該湾曲した部分を介してスムーズに取ることができる。又、前記設けたことで、該皿の軌道修正部を安定して設けることができる。又、前記設けたことで、該皿を該循環搬送路一杯に置いた場合、該湾曲した部分で該皿が滑って該循環搬送路に戻るあるいは該皿の軌道修正部で該皿の軌道を修正することで該皿が該循環搬送路に戻ることから、該皿が該循環搬送路からはみだして落下することを防止することができる。
【0009】
又、本発明は低コストで実現することができるため、材料費のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置の外観図
【図2】図1の本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置のA−A断面図
【図3】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に設けた傾斜した部分を介して前記循環搬送路にスムーズに置いたときの図1の本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置のA−A断面図
【図4】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に設けた傾斜した部分を介して前記循環搬送路からスムーズに取ったときの図1の本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置のA−A断面図
【図5】本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置の外観図
【図6】図5の本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置のB−B断面図
【図7】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に設けた湾曲した部分を介して前記循環搬送路にスムーズに置いたときの図5の本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置のB−B断面図
【図8】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿の略端部あるいは前記皿の脚を滑らせた形態で前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部に設けた湾曲した部分を介して前記循環搬送路からスムーズに取ったときの図5の本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置のB−B断面図
【図9】従来の飲食物循環搬送装置の外観図
【図10】図9の従来の飲食物循環搬送装置のC−C断面図
【図11】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部をまたいで前記循環搬送路に置いたときの図9の従来の飲食物循環搬送装置のC−C断面図
【図12】寿司などの飲食物などを置いた皿の略端部をつまんで前記皿を循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の前記レール部をまたいで前記循環搬送路から取ったときの図9の従来の飲食物循環搬送装置のC−C断面図
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明を実施するための形態を各図を参照して説明する。
本発明は、上りに傾斜した部分5と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けた飲食物循環搬送装置である。本発明の素材は合成樹脂、金属などにしてもよい。又、該循環搬送路3はクレセントチェーンによるフラットチェーンコンベアにしてもよい。又、該循環搬送路3と該レール部4の該循環搬送路3側の略端部の高さは略一致していてもよいし、略一致していなくてもよい。又、該傾斜した部分5と該略平坦な部分7を設ける手段は交互に設ける場合、交互に設けない場合を含む。又、該傾斜した部分5と該略平坦な部分7はそれぞれ1ヶ所に限定しなくてもよい。
【0012】
又、本発明は、上りに湾曲した部分6と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けた飲食物循環搬送装置にしてもよい。又、該湾曲した部分6は上りに湾曲していれば上向きに湾曲していてもよいし、下向きに湾曲していてもよい。又、該湾曲した部分6と該略平坦な部分7を設ける手段は交互に設ける場合、交互に設けない場合を含む。又、該湾曲した部分6と該略平坦な部分7はそれぞれ1ヶ所に限定しなくてもよい。
【実施例1】
【0013】
本発明の実施例1においては図1〜図4に示すように上りに傾斜した部分5と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けた飲食物循環搬送装置に係わる。又、本発明の実施例1においては図においては皿8に置いた寿司などの飲食物などは省略する。又、本発明の実施例1の飲食物循環搬送装置を飲食物循環搬送装置1とする。
【0014】
図9〜図12に示す従来の飲食物循環搬送装置においては図11に示すように寿司などの飲食物などを置いた皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4を介して該循環搬送路3にスムーズに置くこと、図12に示すように該皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該循環搬送路3から該レール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4を介してスムーズに取ることが困難である。又、該皿8を該循環搬送路3一杯に置いた場合、該皿8が該循環搬送路3からはみだして落下するときがある。
【0015】
しかし、本発明の実施例1においては図1〜図4に示すように上りに傾斜した部分5と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けたことで、図3に示すように寿司などの飲食物などを置いた皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該傾斜した部分5を介して該循環搬送路3にスムーズに置くこと、図4に示すように該皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該循環搬送路3から該傾斜した部分5を介してスムーズに取ることができる。又、前記設けたことで、図1に示すように該皿8の軌道修正部10を安定して設けることができる。又、前記設けたことで、該皿8を該循環搬送路3一杯に置いた場合、該傾斜した部分5で該皿8が滑って該循環搬送路3に戻るあるいは該皿8の軌道修正部10で該皿8の軌道を修正することで該皿8が該循環搬送路3に戻ることから、該皿8が該循環搬送路3からはみだして落下することを防止することができる。
【0016】
又、本発明の実施例1は低コストで実現することができるため、材料費のコストダウンを図ることができる。
【実施例2】
【0017】
本発明の実施例2においては図5〜図8に示すように上りに湾曲した部分6と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けた飲食物循環搬送装置に係わる。又、従来の飲食物循環搬送装置においての説明は本発明の実施例1と同様であるため、省略する。又、本発明の実施例2においては図においては皿8に置いた寿司などの飲食物などは省略する。又、本発明の実施例2の飲食物循環搬送装置を飲食物循環搬送装置2とする。
【0018】
本発明の実施例2においては図5〜図8に示すように上りに湾曲した部分6と略平坦な部分7を循環搬送路3の外側に該循環搬送路3の両側に有するレール部4のうちの少なくとも一方の該レール部4に渡って設けたことで、図7に示すように寿司などの飲食物などを置いた皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該湾曲した部分6を介して該循環搬送路3にスムーズに置くこと、図8に示すように該皿8の略端部をつまんで該皿8の略端部あるいは該皿8の脚9を滑らせた形態で該皿8を該循環搬送路3から該湾曲した部分6を介してスムーズに取ることができる。又、前記設けたことで、図5に示すように該皿8の軌道修正部10を安定して設けることができる。又、前記設けたことで、該皿8を該循環搬送路3一杯に置いた場合、該湾曲した部分6で該皿8が滑って該循環搬送路3に戻るあるいは該皿8の軌道修正部10で該皿8の軌道を修正することで該皿8が該循環搬送路3に戻ることから、該皿8が該循環搬送路3からはみだして落下することを防止することができる。
【0019】
又、本発明の実施例2は低コストで実現することができるため、材料費のコストダウンを図ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明は、使い勝手がよい構成を低コストで実現することができるため、市場における拡販及び利便性の向上を期待することができる。
【符号の説明】
【0021】
1 飲食物循環搬送装置
2 飲食物循環搬送装置
3 循環搬送路
4 レール部
5 傾斜した部分
6 湾曲した部分
7 略平坦な部分
8 皿
9 皿8の脚
10 皿8の軌道修正部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上りに傾斜した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことを特徴とする飲食物循環搬送装置。
【請求項2】
上りに湾曲した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことを特徴とする飲食物循環搬送装置。
【請求項1】
上りに傾斜した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことを特徴とする飲食物循環搬送装置。
【請求項2】
上りに湾曲した部分と略平坦な部分を循環搬送路の外側に該循環搬送路の両側に有するレール部のうちの少なくとも一方の該レール部に渡って設けたことを特徴とする飲食物循環搬送装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2012−75852(P2012−75852A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−273184(P2010−273184)
【出願日】平成22年12月8日(2010.12.8)
【特許番号】特許第4730861号(P4730861)
【特許公報発行日】平成23年7月20日(2011.7.20)
【出願人】(505020400)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月8日(2010.12.8)
【特許番号】特許第4730861号(P4730861)
【特許公報発行日】平成23年7月20日(2011.7.20)
【出願人】(505020400)
【Fターム(参考)】
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