説明

飼料原料およびその製造方法

【課題】植物油の精製工程において副生され、従来、産業廃棄物等としてその殆どが焼却処分等に付されていた植物油ソーダ油滓を今まで以上に有効活用でき、かつ製造コストを抑えた飼料原料の製造方法および取扱いが簡便な飼料原料を提供する。
【解決手段】ナタネ油の油脂精製工程において副生されるナタネ油ソーダ油滓1を原料として、該ナタネ油ソーダ油滓1を酸で中和してナタネ油中和ソーダ油滓2を得る中和工程と、ナタネ油中和ソーダ油滓2を乾燥する乾燥工程と、未乾燥のナタネ油中和ソーダ油滓3および乾燥したナタネ油中和ソーダ油滓4を混合する混合工程とを行ない、適度な粘度を有する飼料原料(混合ソーダ油滓5)を製造する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飼料原料およびその製造方法に関し、特に、植物油の精製工程において副生される植物油ソーダ油滓を原料とした飼料原料およびその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
植物油の精製工程(図1の上半分のフローを参照)において脱酸工程で副生される植物油ソーダ油滓は、水分を含み、かつ高粘性・ペースト状のものであるため、取扱いが困難であり、有益な利用方法が少なく、産業廃棄物等としてその殆どが焼却処分等に付されていた。従来の植物油ソーダ油滓の有効利用方法としては、例えば石けんや塗料の原料となる脂肪酸の製造が挙げられ、一部の工場において工業化されている。また、飼料原料としての可能性(例えば、特許文献1および特許文献2参照)や、堆肥化する方法(例えば、特許文献3参照)が検討されてきている。
【0003】
飼料原料としての可能性について、特許文献1では、酸にて中和した植物油ソーダ油滓と液状動植物原油とを水分含量を調整しつつ混合することで油脂質飼料を製造する方法を開示している。
【0004】
また、特許文献2では、植物油油滓に脂肪酸の低級アルコールエステルを粘度低下剤として加え、必要に応じて加温することで飼料原料を製造する方法を開示している。
【0005】
特許文献1および特許文献2のいずれも、これらの方法によれば、その取扱いが容易になると記載している。
【0006】
しかしながら、従来の特許文献1および特許文献2の製造方法によれば、液状動植物原油や脂肪酸の低級アルコールエステル等の有価物を別途使用しなければならないため、コストメリットの創出が困難であった。
【特許文献1】特開昭50−40372号公報
【特許文献2】特開昭50−51870号公報
【特許文献3】特開平9−268086号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って、本発明の目的は、植物油の精製工程において副生され、従来、産業廃棄物等としてその殆どが焼却処分等に付されていた植物油ソーダ油滓を今まで以上に有効活用でき、かつ製造コストを抑えた飼料原料の製造方法および取扱いが簡便な飼料原料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために、植物油の精製工程において副生される植物油ソーダ油滓を原料として飼料原料を製造する方法であって、前記植物油ソーダ油滓を酸で中和して植物油中和ソーダ油滓を得る中和工程と、前記植物油中和ソーダ油滓を乾燥する乾燥工程と、該乾燥工程を経た植物油中和ソーダ油滓および該乾燥工程を経ない前記植物油中和ソーダ油滓を混合することにより混合ソーダ油滓を得る混合工程とを含むことを特徴とする飼料原料の製造方法を提供する。
【0009】
また、本発明は、上記目的を達成するために、第1の植物油および第2の植物油の精製工程においてそれぞれ副生される第1の植物油ソーダ油滓および第2の植物油ソーダ油滓を原料として飼料原料を製造する方法であって、前記第1の植物油ソーダ油滓および第2の植物油ソーダ油滓をそれぞれ酸で中和して第1の植物油中和ソーダ油滓および第2の植物油中和ソーダ油滓を得る中和工程と、前記第1の植物油中和ソーダ油滓を乾燥する乾燥工程と、該乾燥工程を経た第1の植物油中和ソーダ油滓および乾燥工程を経ない前記第2の植物油中和ソーダ油滓を混合することにより混合ソーダ油滓を得る混合工程とを含むことを特徴とする飼料原料の製造方法を提供する。
【0010】
また、本発明は、上記目的を達成するために、上記本発明に係る製造方法により製造されることを特徴とする飼料原料を提供する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によると、植物油の精製工程において副生され、従来、産業廃棄物等としてその殆どが焼却処分等に付されていた植物油ソーダ油滓を今まで以上に有効活用でき、かつ製造コストを抑えた飼料原料の製造方法および取扱いが簡便な飼料原料を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
〔本発明の第1の実施の形態に係る飼料原料の製造方法〕
本発明の第1の実施の形態に係る飼料原料の製造方法は、植物油の精製工程において副生される植物油ソーダ油滓を原料として飼料原料を製造する方法であって、前記植物油ソーダ油滓を酸で中和して植物油中和ソーダ油滓を得る中和工程と、前記植物油中和ソーダ油滓を乾燥する乾燥工程と、該乾燥工程を経た植物油中和ソーダ油滓および該乾燥工程を経ない前記植物油中和ソーダ油滓を混合することにより混合ソーダ油滓を得る混合工程とを含む。以下、本実施の形態を図1を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1は、混合ソーダ油滓の製造フローを示す説明図である。図1の上半分が一般的なナタネ油の精製工程であり、下半分が混合ソーダ油滓の製造フローである。一般的なナタネ油の精製工程についての説明は省略する。
【0014】
(原料)
原料としては、植物油の精製工程において副生される植物油ソーダ油滓を用いる。植物油としては、特に限定されるものではないが、好ましくはナタネ油、又はダイズ油を用いる。特に、ナタネ油が好ましい。
以下、ナタネ油を例に、図1を参照して飼料原料となる混合ソーダ油滓の製造フローを説明する。
【0015】
(中和工程)
まず、精製工程の脱酸工程で副生されたナタネ油ソーダ油滓1を硫酸、塩酸、リン酸、クエン酸等の酸で中和(pH6〜8程度)し、ナタネ油中和ソーダ油滓2を得る。得られたナタネ油中和ソーダ油滓2は90℃前後でナタネ油中和ソーダ油滓タンク11に貯留される。
【0016】
(乾燥工程)
ナタネ油中和ソーダ油滓タンク11に貯留されたナタネ油中和ソーダ油滓2は、ポンプにより移送しサービスタンク12を経て(又は経ずに)、乾燥工程に付される。乾燥は、真空発生装置14(真空ポンプ,100torr)と連結した強制撹拌式薄膜蒸発機(回転翼式薄膜蒸発機ともいう)13を用いて行なうことが好ましい。
【0017】
強制撹拌式薄膜蒸発機には、例えばルーワ(Luwa)式蒸発機や高粘度用薄膜蒸発機がある。ルーワ式蒸発機とは、処理物質を回転(ローター)翼により強制撹拌して加熱面上に薄膜・拡散降下させることで、効率良く蒸発を行なわせる装置であり、国内では木村化工機(株)他が取扱っている。高粘度用薄膜蒸発機としては、例えば(株)神戸環境ソリューションの商品名「エクセバ」がある。
【0018】
乾燥条件としては、例えば、蒸発機13の入口では65℃前後、出口では125℃前後とし、約200〜300kg/時間の処理流量にて行なう。これにより、乾燥後の水分含量を、0.5質量%以下、好ましくは0.2〜0.3質量%にすることができる。
【0019】
(混合工程)
混合工程では、ナタネ油中和ソーダ油滓タンク11から乾燥工程を経ずに移送されてきた未乾燥のナタネ油中和ソーダ油滓3(=ナタネ油中和ソーダ油滓2)と、乾燥工程で乾燥されたナタネ油中和ソーダ油滓4とをスタテックミキサー15で直ちに混合して混合ソーダ油滓5を得る。
【0020】
未乾燥のナタネ油中和ソーダ油滓3と乾燥工程で乾燥されたナタネ油中和ソーダ油滓4の混合比率は、1:2〜2:1の質量比で混合することが好ましい。より好ましくは、2:3〜3:2の質量比であり、1:1の質量比で混合することが特に好ましい。
【0021】
混合の方法としては、好ましくは70〜90℃、より好ましくは70〜80℃、最も好ましくは70〜75℃の温度で、約100〜150kg/時間の流量で連続的に混合処理する方法が挙げられる。得られた混合ソーダ油滓5は、混合ソーダ油滓タンク16に貯留された後、ローリー出荷される。
【0022】
〔本発明の第2の実施の形態に係る飼料原料の製造方法〕
本発明の第2の実施の形態に係る飼料原料の製造方法は、第1の植物油および第2の植物油の精製工程においてそれぞれ副生される第1の植物油ソーダ油滓および第2の植物油ソーダ油滓を原料として飼料原料を製造する方法であって、前記第1の植物油ソーダ油滓および第2の植物油ソーダ油滓をそれぞれ酸で中和して第1の植物油中和ソーダ油滓および第2の植物油中和ソーダ油滓を得る中和工程と、前記第1の植物油中和ソーダ油滓を乾燥する乾燥工程と、該乾燥工程を経た第1の植物油中和ソーダ油滓および乾燥工程を経ない前記第2の植物油中和ソーダ油滓を混合することにより混合ソーダ油滓を得る混合工程とを含む。以下、上記の第1の実施の形態と相違する点を中心に説明する。
【0023】
本実施の形態は、異なる2種類の植物油の精製工程、すなわち第1の植物油および第2の植物油の精製工程においてそれぞれ副生される第1の植物油ソーダ油滓および第2の植物油ソーダ油滓を原料とした点において、第1の実施の形態と相違する。第1の植物油および第2の植物油としては、特に限定されるものではないが、第1の植物油がナタネ油であり、第2の植物油がダイズ油であることが望ましい。
【0024】
本実施の形態における飼料原料を得る上記の各工程は、殆どにおいて第1の実施の形態と同様であるが、混合工程において相違している。すなわち、混合対象物である乾燥工程で乾燥された植物油中和ソーダ油滓には、第1の植物油の精製工程で得られたものを使用し、もう一方の混合対象物である乾燥工程を経ていない植物油中和ソーダ油滓には、第2の植物油の精製工程で得られたものを使用する。
【0025】
ナタネ油とその他の植物油(例えばダイズ油)を用いた場合には、該乾燥工程を経た第1の植物油中和ソーダ油滓が、ナタネ油中和ソーダ油滓であり、乾燥工程を経ない前記第2の植物油中和ソーダ油滓が、その他の植物油中和ソーダ油滓(例えば、ダイズ油中和ソーダ油滓)であることが好ましい。
【0026】
乾燥工程を経た第1の植物油中和ソーダ油滓(例えばナタネ油中和ソーダ油滓)と乾燥工程を経ない第2の植物油中和ソーダ油滓(例えばダイズ油中和ソーダ油滓)の混合比率は、1:2〜2:1の質量比で混合することが好ましい。より好ましくは、2:3〜3:2の質量比であり、1:1の質量比で混合することが特に好ましい。
【0027】
〔本発明の実施の形態に係る飼料原料〕
上述の本発明の実施の形態に係る製造方法により、本発明の実施の形態に係る飼料原料が製造される。上述の本発明の実施の形態に係る製造方法により製造された混合ソーダ油滓5は、適度な粘度を有しており取扱いが簡便な飼料原料として利用できる。
【0028】
適度な粘度として、ディジタル粘度計((株)トキメック製、DVU−EII形)で測定(30℃)した値が0.4〜1.5Pa・sである飼料原料を得ることができる。
【0029】
また、得られた混合ソーダ油滓5(飼料原料)は、粗油分が50質量%以上であり、好ましくは60質量%以上(80質量%以下)である。混合比率の調整、原料ロットの選択等により適度な粗油分含量にすることが可能である。
【0030】
〔本発明の実施の形態の効果〕
本発明の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)植物油ソーダ油滓を用いた飼料原料の製造を低コストで可能としたため、廃棄による無駄や環境負荷を低減し、有効活用できる。
(2)取扱いが簡便な飼料原料を得ることができる。
【実施例】
【0031】
(実施例1〜4)
上述の本発明の実施の形態に係る製造方法(図1)により、実施例1〜3の飼料原料を製造した。原料としては、ロットの異なるカナダ産ナタネの油脂精製工程で得られたナタネ油ソーダ油滓をそれぞれ用いた。中和工程における酸は硫酸を用いて中和し、乾燥工程ではルーワ式の蒸発機(Luwa AG製、L−300/2200製)を用いて乾燥した。混合工程ではスタテックミキサー(ノリタケ(株)製、2−N10)を用いて混合した。混合工程における混合比率(質量比)は1:1とした。
【0032】
また、実施例1〜3と同様にして、未乾燥のダイズ油中和ソーダ油滓と乾燥工程で乾燥したナタネ油中和ソーダ油滓とを1:1の質量比で混合して実施例4の飼料原料を製造した。ダイズは米国産ダイズを用いた。
【0033】
製造した実施例1〜4の飼料原料を分析した結果を表1及び表2に示す。
各飼料原料の水分を常圧加熱乾燥法、粗脂肪をジエチルエーテル抽出法、粗灰分を直接灰化法で測定することにより、各飼料原料の成分組成を調べた。また、上記成分以外に、ナトリウム分及びリン脂質の含量も測定した。ナトリウム分は原子吸光光度法で測定し、リン脂質は基準油脂分析試験法(日本油化学会編)に準じて測定した(但しアセトン可溶物を差し引いた値)。粘度は、ディジタル粘度計((株)トキメック製、DVU−EII形)で測定(30℃)した。
【0034】
さらに、粗脂肪については、ジエチルエーテル抽出法に比べ、簡単に測定することができる簡易法を用いても測定を行った。以下、簡易法よる粗脂肪測定方法について説明する。
【0035】
まず、抽出フラスコの質量を計る(A)。ロートに濾紙をセットし、無水硫酸ナトリウムをロート上に半分ほど入れ、その無水硫酸ナトリウム上に、良く攪拌した試料を約0.2g計り採る(B)。さらに、無水硫酸ナトリウムを上から少量加えて、ロート上で試料と良く混ぜあわせる(ダマが残らないようにする)。抽出フラスコに、このロートをのせ、エチルエーテル20mlで抽出する。この操作を4回行なう(油分(黄色に着色)が残っている場合は回数を増やす)。これを溶剤回収機(ソックスレー抽出管)にセットしエーテルを回収し、二連球スプレーでブローする。抽出フラスコの周りの水分等をふき取り秤量する(C)。C−A/B×100=抽出油分(質量%)にて計算する。
【0036】
【表1】

【0037】
【表2】

【0038】
表1及び表2から明らかなとおり、実施例1〜4の飼料原料のいずれも適度な粘度の範囲にあるため取扱いが容易であり、成分(組成、含量)も飼料原料として好適であることが分かった。
【0039】
なお、未乾燥のナタネ油中和ソーダ油滓は、水分45質量%、油分45質量%、その他10質量%の粘性流体であり、乾燥工程で乾燥したナタネ油中和ソーダ油滓は、水分0.3質量%、油分84.5質量%、その他15.2質量%の粘性流体(温度低下で固化)であった。いずれも粘度測定不能であった。
【0040】
(実施例5〜21)
次に、実施例1〜4と同様にして、ロットの異なるカナダ産ナタネの油脂精製工程で得られたナタネ油ソーダ油滓を用いて、実施例5〜21の飼料原料を製造した。
【0041】
製造した実施例5〜21の飼料原料の粗脂肪(簡易法)及び粘度を、実施例1〜4と同様にして分析した結果を表3に示す。表3から明らかなとおり、実施例5〜21の飼料原料のいずれも適度な粘度の範囲にあるため取扱いが容易であり、粗油分含量も飼料原料として好適であることが分かった。
【0042】
【表3】

【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】混合ソーダ油滓の製造フローを示す説明図である。
【符号の説明】
【0044】
1:ナタネ油ソーダ油滓
2:ナタネ油中和ソーダ油滓
3:ナタネ油中和ソーダ油滓(未乾燥)
4:ナタネ油中和ソーダ油滓(乾燥)
5:混合ソーダ油滓
11:ナタネ油中和ソーダ油滓タンク
12:サービスタンク
13:強制撹拌式薄膜蒸発機
14:真空発生装置
15:スタテックミキサー
16:混合ソーダ油滓タンク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物油の精製工程において副生される植物油ソーダ油滓を原料として飼料原料を製造する方法であって、前記植物油ソーダ油滓を酸で中和して植物油中和ソーダ油滓を得る中和工程と、前記植物油中和ソーダ油滓を乾燥する乾燥工程と、該乾燥工程を経た植物油中和ソーダ油滓および該乾燥工程を経ない前記植物油中和ソーダ油滓を混合することにより混合ソーダ油滓を得る混合工程とを含むことを特徴とする飼料原料の製造方法。
【請求項2】
前記植物油は、ナタネ油であることを特徴とする請求項1に記載の飼料原料の製造方法。
【請求項3】
第1の植物油および第2の植物油の精製工程においてそれぞれ副生される第1の植物油ソーダ油滓および第2の植物油ソーダ油滓を原料として飼料原料を製造する方法であって、前記第1の植物油ソーダ油滓および第2の植物油ソーダ油滓をそれぞれ酸で中和して第1の植物油中和ソーダ油滓および第2の植物油中和ソーダ油滓を得る中和工程と、前記第1の植物油中和ソーダ油滓を乾燥する乾燥工程と、該乾燥工程を経た第1の植物油中和ソーダ油滓および乾燥工程を経ない前記第2の植物油中和ソーダ油滓を混合することにより混合ソーダ油滓を得る混合工程とを含むことを特徴とする飼料原料の製造方法。
【請求項4】
前記第1の植物油は、ナタネ油であり、前記第2の植物油は、ダイズ油であることを特徴とする請求項3に記載の飼料原料の製造方法。
【請求項5】
前記乾燥工程は、強制攪拌式薄膜蒸発機を用いて行なうことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の飼料原料の製造方法。
【請求項6】
前記混合工程は、1:2〜2:1の質量比で混合することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の飼料原料の製造方法。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の製造方法により製造されることを特徴とする飼料原料。
【請求項8】
粘度計(30℃)で測定した粘度が0.4〜1.5Pa・sであることを特徴とする請求項7に記載の飼料原料。
【請求項9】
粗油分が50質量%以上であることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の飼料原料。

【図1】
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【公開番号】特開2008−67672(P2008−67672A)
【公開日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−251744(P2006−251744)
【出願日】平成18年9月15日(2006.9.15)
【出願人】(000227009)日清オイリオグループ株式会社 (251)
【Fターム(参考)】