説明

高機能シート

【課題】車や電車や飛行機のシートの背もたれやヘッドレストの背面に画像モニターがある場合、後部座席に座る人はモニターに映った画像を単に受動的に視聴する場合が多かった。また、それらに乗る際や他の長時間椅子に座る際に、パソコンや携帯情報端末を持っていないとインターネットの検索や閲覧や電子メールやビジネスソフト等を十分活用できなかった。また、公共交通機関におけるコンピューターの時間貸しのビジネスを実現できなかった。
【解決手段】シートの背もたれの背面にキーボード等の情報入力装置を設けた。また背もたれの背面に連結バーを結合して設けて、連結バーにキーボード等の情報入力装置を結合して設けた。また、キーボード等の情報入力装置などから入力可能なコンピューターをシートに設けた。また、シートの背もたれの内部あるいはシート本体の内部に印刷用プリンターを装設した。また、シートの肘掛けにキーボードやモニターや記憶媒体の記憶読み取り装置を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、背もたれや肘掛けを具備したシートに座る人、または背もたれの背面に面した後部座席に座る人が利用するコンピューターの機能を提供するシートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、背もたれやヘッドレストの背面に画像モニターを装着しているシートがあった。しかし、背もたれにキーボードやタッチパッドなどの入力装置が設置されていないために、後部座席に座る人は画像モニターに表示された画像を受動的に視聴する場合が多かった。
【0003】
また、背もたれやヘッドレストの背面にタッチパネルの機能が付加された画像モニターが装着された場合であっても、文字情報の入力速度や入力内容が著しく制限されるとともに、前席の背面に設けた画像モニターまで腕を上げて伸ばした状態で長時間入力することには多大な労力を伴うため、ビジネスに用いる大量の文字情報の入力等には適していなかった。
【0004】
そのため車や電車や飛行機に乗った際にインターネットによる検索や閲覧や電子メールやビジネスソフト等を利用するには、通常はパソコンや携帯情報端末の所持が必要であった。
【0005】
一方、現代はクラウドコンピューティングの台頭等に伴い必ずしもハードディスクなどを含むコンピューター本体を持ち歩く必要がないコンピューター社会へと移行しつつある。また、電車や飛行機に長時間乗る際にコンピューターを活用する潜在的ニーズは大きいが、搭乗時間以外を含む長時間にわたりコンピューターを携行することには大きな負担を伴う。その結果、パソコンを持たないために前記の各種の機能を利用できない場合が多かった。
【0006】
また、画像モニターに表示された画像を必要に応じて紙に印刷することができなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は車や電車や飛行機の後部座席に座る際やその他の長時間椅子に座る状況において、コンピューターのデータを能動的かつ自在に入力および加工できるようにするものであり、パソコンや携帯情報端末を携行していない場合でも、インターネットによる検索や閲覧や電子メールやビジネスソフト等を長時間にわたり十分活用できるようにするものである。また、必要に応じてモニターに映る画像をプリントアウトできるようにするものである。また、公共交通機関におけるコンピューターの時間貸しビジネスを可能にするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記目的を達成するために、シートの背もたれの背面にキーボードを回動可能に装着した。また、背もたれの背面とモニターとキーボードを相互に回動可能に接続した。あるいは背もたれの背面に連結バーを結合して設けて、前記連結バーにコンピューターの情報入力装置であるキーボードなどを結合して設けた。また、コンピューターの情報入力装置であるキーボードなどから入力することが可能なコンピューターをシートに装設した。また、シートの背もたれの内部あるいはシート本体の内部に印刷用プリンターを装設した。
【0009】
また、シートの肘掛けにコンピューターの情報入力装置であるキーボードなどを結合して設けた。また、シートの肘掛けに画像モニターや記憶媒体の記憶読み取り装置を設けた。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は本発明の一実施形態に係るシートの斜視図でありキーボード1が閉位置に位置する。後部座席に座る人は取手2を手前に引いてキーボード1を水平な展開位置まで回動させる。その際に、モニター8もモニター8の上部に位置する回動軸を中心に左回りに回動する。
【0011】
図2はキーボード1が展開位置まで回動した前記一実施形態に係るシートの斜視図である。モニター8はキーボード6に対して鈍角の位置にあり、後部座席に座る人から見やすい。
【0012】
図3は前記実施形態に係るシートの断面図でありキーボード1が閉位置に位置している。その際、キーボード1とモニター8は背もたれの背面にある凹部14に格納されている。
【0013】
後部座席に座る人が取手2を手前に引くと、キーボード1が回動軸a10を中心に右回りに回動して水平な展開位置まで移動する。その際モニター8もキーボード1とモニター8をつなぐ回動軸c12を中心に回動しながら、同時に回動軸b11を中心に左回りに回動する。その際に回動軸c12はモニター8の側面に設けた回動軸の軸受け13に沿って移動する。
図4はキーボード1が展開位置前まで回動した前記実施形態に係るシートの断面図である。
【0014】
前記キーボード1は従来のノートパソコンと同様にコンピューター本体との一体型である。しかし、コンピューター本体をキーボード1から分離して凹部14内外のシート内に内蔵してもよい。また、コンピューター本体をシート以外の場所に分離して設置してもよい。
【0015】
図5は回動軸b11が凹部14の内側の側面に設けた軸受け15に沿って移動可能である他の実施形態の断面図である。この実施形態は後部座席に座る人が取手2を手前に引くと、モニター8の回動に伴い回動軸b11が軸受け15に沿って右斜め下の方向に移動する。
【0016】
図6は前記他の実施形態にてキーボードが展開位置まで回動したシートの断面図である。キーボード1の回動に伴うモニター8の回動において、回動軸b11の軸受け15に沿った右斜め下への移動に伴い、モニター8は左回りに回動しながら右斜め下にスライドする。
【0017】
その結果、モニター8は図5の閉位置より背もたれの背面により近い位置にスライドして後部座席に座る人により近づき、後部座席に座る人からスクリーン9がより見やすくなる。
【0018】
なお、図5のように他の実施形態におけるモニター8は回動に伴い上下に移動するため、キーボード1が閉位置にある際にモニター8はキーボード1よりも高いところに位置する。そのためシート3の背面に設ける凹部14の上方の奥側に凹み16を設ける必要がある。
【0019】
図7は背もたれの内部にプリンターを装設した他の実施形態に係るシートの斜視図である。モニターとキーボード1は閉位置にありモニターとキーボードを収納するケース17内に収納されている。背もたれの背面の前記ケース17の下方に、プリントアウトされた紙を収納するトレーa18が回動軸を介して回動可能に接続されており閉位置に位置している。
【0020】
図8はケース17とトレーa18が開いた前記他の実施形態に係るシートの斜視図である。モニターとキーボードを収納するケース17ならびにプリントアウトされた紙を収納するトレーa18が背もたれ3の背面に面している後部座席の側に回動して開いた位置にある。また、モニターとキーボードを収納するケース17の背面に給紙用のトレーb19がある。
【0021】
図9と図10は背もたれの内部にプリンターを装設した本発明のシートの断面図である。トレーb19から紙が給紙されてプリンター20で印刷されてトレーa18に収納される。
【0022】
図11は背もたれ3の背面に連結バー21が結合して設けられて、前記の連結バー21に情報入力装置であるキーボード1が結合して設けられた本発明のシートの斜視図である。
【0023】
図12は図11に示した実施形態のシートが前後に2つ並列した状態を示す断面図である。シートの台座24の内部に設けてあるコンピューター25が、連結バー21内を通る配線26を介してキーボード1に、また配線27を介してモニター8に各々接続されている。
【0024】
図13の実施形態では背もたれ3と2本の連結バー21の下端部、2本の連結バー21の上端部とキーボード1、キーボード1とモニター8がそれぞれ回動可能に結合している。左側の背もたれ3の後方のモニター8は水平に位置してキーボード1の表側と接している。右側のモニター8は垂直に近い位置にあり後部座席に座る人からスクリーン9が見える。
【0025】
図14は図13に示した実施形態のシートが前後に2つ並列した状態を示す断面図である。左側のシートの後方の連結バー21とキーボード1とモニター8が開位置に位置しており、右側のシートに座った人がモニター8を見ながらキーボード1に入力することができる。シートの台座24の内部に設けてあるコンピューター25が、連結バー21内を通る配線26を介してキーボード1に、また配線27を介してモニター8に各々接続されている。
【0026】
図15の実施形態では背もたれ3と2本の連結バー21の下端部、2本の連結バー21の上端部とキーボードのケース28が各々回動可能に結合して、キーボードのケース27にキーボード1が収納されており、また背もたれ3の背面にモニター8が接合されている。右側のシートの後方のキーボードのケース28内にあるキーボード1を後部座席の方向に水平にスライドさせてキーボードのケース28のカバー29を背もたれ3の方向に水平にスライドさせると、キーボード1の表側が現れて左側のシートの後方における状態となる。
【0027】
図16は図15に示した実施形態のシートが前後に2つ並列した状態を示す断面図である。左側のシートの後方の連結バー21とキーボードのケース28が開位置に位置しており、右側のシートに座った人がモニター8を見ながらキーボード1に入力することができる。コンピューター25がシートの台座24の内部に設けられており、コンピューター25が配線26を介してキーボード1と、また配線27を介してモニター8と各々接続している。
【0028】
図17は肘掛け23と連結バー21、連結バー21とキーボード1がそれぞれ結合して、キーボード1が格納される凹部30が肘掛け23に設けられた実施形態の斜視図である。水平方向に展開するキーボード1と連結バー21は、右側のキーボード1と連結バー21のように垂直方向に回動した後、肘掛け23に向かって回動して凹部30に格納される。また、中央の肘掛けには光ディスク装置31とそれを格納する凹部32が設けられている。
【0029】
図18は図17に示した実施形態のシートが前後に2つ並列した状態を示す断面図である。右側のシートのキーボード1と連結バー21は垂直方向に回動しており、左側のシートのキーボード1と連結バー21は凹部30に格納されている。左側のコンピューター25が配線27を介してモニター8と、配線26を介して右側のキーボード1と接続している。
【0030】
尚、本発明におけるコンピューターとキーボードとモニター間の伝送手段は無線でもよい。また、請求項にて設置位置を指定していないコンピューターの位置はシート以外でもよく、シートを搭載した乗り物の内外の、インターネットなどを介して接続された場所でもよい。また、本発明における入力装置はキーボードの他にタッチパネルやタブレット等でもよい。また、記憶読み取り装置は書き込みと読み取りのいずれかまたは両方が可能な装置である。
【発明の効果】
【0031】
本発明によって、車や電車や飛行機に乗った際やその他の長時間椅子に座る状況において、パソコンや携帯情報端末を携行していない場合でも、インターネットによる検索や閲覧や電子メールやビジネスソフト等の各種機能を長時間にわたり十分に活用できるようになる。また、キーボードとモニターと背もたれが互いを接続する回動軸を中心に回動する場合は、後部座席に座る人がキーボードに設けた取手を手前に引いたり押し戻したりするわずかな操作のみで、簡単にキーボードとモニターを引き出したりシート内にしまうことができる。また、シートの内部にプリンターを設けた場合は随時プリントアウトできるようになる。また、連結バーを介して入力装置を背もたれや肘掛けと連結する場合は、前後の席の間が離れていても後部座席に座る人は手元で入力できる。また、肘掛けに入力装置を連結するとともにシートにコンピューターを設ける場合は、後部座席でなくても効果を発揮する。また、鉄道会社や航空会社がコンピューターを時間貸して課金するビジネスが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】図1はキーボードが閉位置に位置する本発明の一実施形態に係るシートの斜視図である。
【図2】図2はキーボードが展開位置に位置する前記の一実施形態に係るシートの斜視図である。
【図3】図3はキーボードが閉位置に位置する前記の一実施形態に係るシートの断面図である。
【図4】図4はキーボードが展開位置に位置する前記の一実施形態に係るシートの断面図である。
【図5】図5は凹部14の内側に軸受けを設けた他の実施形態に係るシートの断面図である。
【図6】図6はキーボードが展開位置に位置する図5の実施形態に係るシートの断面図である。
【図7】図7は背もたれにプリンターを設けた本発明の実施形態に係るシートの斜視図である。
【図8】図8はケースとトレーが開いている図7の実施形態に係るシートの斜視図である。
【図9】図9は背もたれにプリンターを設けた図7の実施形態に係るシートの断面図である。
【図10】図10は背もたれにプリンターを設けた図7の実施形態に係るシートの断面図である。
【図11】図11はキーボードが連結バーを介して背もたれに結合している実施形態の斜視図である。
【図12】図12は図11に示した実施形態のシートが前後に2つ並列した状態を示す断面図である。
【図13】図13は背もたれと連結バーの下端、連結バーの上端とキーボードの両端、キーボードとモニターの下端がそれぞれ回動可能に結合している実施形態に係るシートの斜視図である。
【図14】図14は図13に示した実施形態のシートが前後に2つ並列した状態を示す断面図である。
【図15】図15は背もたれと連結バー、連結バーとキーボードのケースが各々回動可能に結合して、キーボードのケースにキーボードが収納されている実施形態に係るシートの斜視図である。
【図16】図16は図15に示した実施形態のシートが前後に2つ並列した状態を示す断面図である。
【図17】図17は肘掛けと連結バー、連結バーとキーボードがそれぞれ回動可能に結合しており、肘掛けに光ディスク装置と凹部が設けられている実施形態に係るシートの斜視図である。
【図18】図18は図17に示した実施形態のシートが前後に2つ並列した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0033】
1 キーボード
2 取手
3 背もたれ
4 ヘッドレスト
5 シート本体
6 キー
7 タッチパッド
8 モニター
9 スクリーン
10回動軸a
11回動軸b
12回動軸c
13モニターの側面に設けた軸受け
14凹部
15凹部の内側の側面に設けた軸受け
16凹部の上方の奥側に設けた凹み
17モニターとキーボードを収納するケース
18プリントアウトされた紙を収納するトレーa
19給紙用のトレーb
20プリンター
21連結バー
22ストッパー
23肘掛け
24シートの台座
25コンピューター
26コンピューターとキーボードをつなぐ配線
27コンピューターとモニターをつなぐ配線
28キーボードのケース
29キーボードのケースのカバー
30キーボードと連結バーを格納する凹部
31光ディスク装置
32光ディスク装置を格納する凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に情報入力用のキーボードを結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項2】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に軸または軸受けを設けて、前記軸または軸受けを介して前記背もたれの背面に情報入力用のキーボードを回動可能に結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項3】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に情報入力用のキーボードを背もたれの背面に平行して近接する閉位置と水平方向に位置する展開位置との間で回動可能に装着していることを特徴とするシート。
【請求項4】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に軸または軸受けを設けて、前記軸または軸受けを介して前記背もたれの背面にキーボード等の情報入力装置を、前記背面に平行して近接する閉位置と水平方向に位置する展開位置との間で回動可能に装着していることを特徴とするシート。
【請求項5】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面にモニターとキーボード等の情報入力装置をそれぞれ回動可能に装着していることを特徴とするシート。
【請求項6】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面にモニターとキーボード等の情報入力装置をそれぞれ回動可能に装着して、前記モニターと前記入力装置を互いに回動可能に接続していることを特徴とするシート。
【請求項7】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面の上下の各位置に軸または軸受けを設けて、前記上方の軸または軸受けを介し前記背もたれの背面にモニターを回動可能に装着して、前記下方の軸または軸受けを介し前記背もたれの背面にキーボードを回動可能に装着していることを特徴とするシート。
【請求項8】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面の上下の各位置に軸または軸受けを設けて、前記上方の軸または軸受けを介し前記背もたれの背面にモニターを回動可能に装着して、前記下方の軸または軸受けを介し前記背もたれの背面にキーボードを回動可能に装着して、かつ前記キーボードと前記モニターを互いに回動可能に接続していることを特徴とするシート。
【請求項9】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に凹部を設けて、前記凹部の内側面の上方と下方の各々に軸また軸受けを設けて、前記上方に設けた軸または軸受けを介してモニターを前記背もたれに回動可能に装着して、前記下方に設けた軸または軸受けを介してキーボード等の情報入力装置を前記背もたれに回動可能に装着していることを特徴とするシート。
【請求項10】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に凹部を設けて、前記凹部の内側面の上方と下方の各々に軸また軸受けを設けて、前記上方に設けた軸または軸受けを介してモニターを前記背もたれに回動可能に装着して、前記下方に設けた軸または軸受けを介してキーボード等の情報入力装置を前記背もたれに回動可能に装着して、かつ前記モニターと前記キーボードを互いに回動可能に接続していることを特徴とするシート。
【請求項11】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面の上方に縦方向に幅のある軸受けを設けて前記軸受けを介してモニターを前記背もたれの背面に回動可能に装着して、前記軸受けより下方に別の軸または軸受けを設けて、前記別の軸または軸受けを介してキーボード等の情報入力装置を前記背もたれの背面に回動可能に装着していることを特徴とするシート。
【請求項12】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に凹部を設けて、前記凹部の内側面の上方に、縦方向に幅のある軸受けを設けて前記軸受けを介してモニターを背もたれの背面に回動可能に装着して、前記軸受けよりも下方の位置に別の軸または軸受けを設けて、前記別の軸または軸受けを介して情報入力用のキーボードを背もたれの背面に回動可能に装着していることを特徴とするシート。
【請求項13】
請求項1から請求項12のいずれかに記載の背もたれを具備したシートであって、
前記キーボードから入力が可能なコンピューターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項14】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に設けたモニターに映し出された画像をプリントするためのプリンターを、背もたれまたはシート本体に設けていることを特徴とするシート。
【請求項15】
請求項1から請求項13のいずれかに記載の背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に設けたモニターに映し出された画像をプリントするためのプリンターを、背もたれまたはシート本体に設けていることを特徴とするシート。
【請求項16】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に情報入力用のキーボードを結合して設けているとともに、前記背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項17】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に軸または軸受けを設けて、前記軸または軸受けを介して前記背もたれの背面に情報入力用のキーボードを回動可能に装着しているとともに、前記背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項18】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に情報入力用のキーボードを背もたれの背面に平行して近接する閉位置と水平方向に位置する展開位置との間で回動可能に装着しているとともに、背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項19】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に軸または軸受けを設けて、前記軸または軸受けを介して前記背もたれの背面にキーボード等の情報入力装置を、前記背面に平行して近接する閉位置と水平方向に位置する展開位置との間で回動可能に装着しているとともに、背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項20】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面にモニターとキーボード等の情報入力装置をそれぞれ回動可能に結合して設けているとともに、背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項21】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面にモニターとキーボード等の情報入力装置をそれぞれ回動可能に装着して、かつ前記モニターと前記キーボード等の情報入力装置を互いに回動可能に接続しているとともに、背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項22】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面の上下の各位置に軸または軸受けを設けて、前記上方の軸または軸受けを介し前記背もたれの背面にモニターを回動可能に装着して、前記下方の軸または軸受けを介し前記背もたれの背面にキーボード等の情報入力装置を回動可能に装着して、背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項23】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面の上下の各位置に軸または軸受けを設けて、前記上方の軸または軸受けを介し前記背もたれの背面にモニターを回動可能に装着して、前記下方の軸または軸受けを介し前記背もたれの背面にキーボード等の情報入力装置を回動可能に装着して、かつ前記キーボード等の情報入力装置と前記モニターを互いに回動可能に接続しているとともに、背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項24】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に凹部を設けて、前記凹部の内側面の上方と下方の各々に軸また軸受けを設けて、前記上方に設けた軸または軸受けを介してモニターを前記背もたれに回動可能に装着して、かつ前記下方に設けた軸または軸受けを介してキーボード等の情報入力装置を背もたれに回動可能に装着しているとともに、背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項25】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に凹部を設けて、前記凹部の内側面の上方と下方の各々に軸また軸受けを設けて、前記上方に設けた軸または軸受けを介してモニターを前記背もたれに回動可能に装着して、前記下方に設けた軸または軸受けを介してキーボード等の情報入力装置を前記背もたれに回動可能に装着して、かつ前記モニターと前記キーボード等の情報入力装置を互いに回動可能に接続しているとともに、背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項26】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面の上方に縦方向に幅のある軸受けを設けて前記軸受けを介してモニターを前記背もたれの背面に回動可能に装着して、前記軸受けより下方に別の軸または軸受けを設けて、前記別の軸または軸受けを介してキーボード等の情報入力装置を背もたれの背面に回動可能に装着しているとともに、背もたれまたはシート本体にプリンターを装設していることを特徴とするシート。
【請求項27】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれの背面に凹部を設けて、前記凹部の内側面の上方に、縦方向に幅のある軸受けを設けて前記軸受けを介してモニターを背もたれの背面に回動可能に装着して、前記軸受けよりも下方の位置に別の軸または軸受けを設けて、前記下方の位置に設けた別の軸または軸受けを介してキーボード等の情報入力装置を背もたれの背面に回動可能に装着しているとともに、背もたれまたはシート本体にプリンターを設けていることを特徴とするシート。
【請求項28】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれに連結バーを結合して設けて、前記連結バーにコンピューターの情報入力装置を結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項29】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれに連結バーを結合して設けて、前記連結バーにキーボードを結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項30】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれに連結バーを結合して設けて、前記連結バーにキーボードを結合して設けているとともに、前記キーボードに画像モニターを結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項31】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれに連結バーを結合して設けて、前記連結バーにキーボードを結合して設けているとともに、背もたれの背面に画像モニターを結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項32】
背もたれを具備したシートであって、
背もたれに連結バーを結合して設けて、前記連結バーにキーボードを結合して設けているとともに、背もたれに記憶媒体の記憶読み取り装置を設けていることを特徴とするシート。
【請求項33】
背もたれと肘掛けを具備したシートであって、
肘掛けにコンピューターの情報入力装置を結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項34】
背もたれと肘掛けを具備したシートであって、
肘掛けにキーボードを結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項35】
背もたれと肘掛けを具備したシートであって、
肘掛けに記憶媒体の記憶読み取り装置を設けていることを特徴とするシート。
【請求項36】
背もたれと肘掛けを具備している複数のシートが前後に並列してなるシート群であって、各シートの肘掛けにコンピューターの情報入力装置を結合して設けているとともに、また各シートの背もたれの背面に画像モニターを設けて、前記の情報入力装置から入力された情報を、前記の複数のシートを搭載する乗り物の内外に位置するコンピューターを介して各シートの前方に位置する他のシートの背もたれの背面の画像モニターに伝送するための情報伝送手段を設けていることを特徴とする複数のシートが前後に並列してなるシート群。
【請求項37】
背もたれと肘掛けを具備している複数のシートが前後に並列してなるシート群であって、各シートの肘掛けにコンピューターの情報入力装置を結合して設けているとともに、また各シートの背もたれの背面に連結バーを結合して、かつ前記の連結バーに画像モニターを結合して設けて、また前記の情報入力装置から入力された情報を、前記の複数のシートを搭載する乗り物の内外に位置するコンピューターを介して各シートの前方に位置する他のシートの背もたれの背面に結合した連結バーに設けている画像モニターに伝送するための情報伝送手段を設けていることを特徴とする複数のシートが前後に並列してなるシート群。
【請求項38】
背もたれと肘掛けを具備したシートであって、
肘掛けにコンピューターの情報入力装置および画像モニターを結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項39】
背もたれと肘掛けを具備したシートであって、
肘掛けにコンピューターとコンピューターの情報入力装置および画像モニターを結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項40】
背もたれと肘掛けを具備したシートであって、
肘掛けにコンピューターの情報入力装置を結合して設けて、また、前記の情報入力装置に画像モニターを結合して設けていることを特徴とするシート。
【請求項41】
背もたれと肘掛けを具備したシートであって、
肘掛けにコンピューターの情報入力装置と画像モニターを結合して設けているとともに、ヘッドレスト、背もたれ、肘掛け、シート本体、シートの台座等からなるシートの内部にコンピューターを設けていることを特徴とするシート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2010−284505(P2010−284505A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2009−299633(P2009−299633)
【出願日】平成21年12月30日(2009.12.30)
【出願人】(598018063)
【Fターム(参考)】