魚の巣箱
【課題】魚礁ブロック内に無機質の素焼き陶管による快適なる生息、休息空間を設け、環境に配慮し、木炭、竹炭、貝殻片からなる材料を使用した魚の巣箱の提供。
【解決手段】従来のコンクリート製の魚礁には素焼き陶管、木炭、竹炭、貝殻片による魚礁ブロツクは見当たらず、この発明は魚貝類に対し、アルカリ成分の影響を受けにくく、表面がざらざらしていることから産卵・着床に有効とされる無機質の素焼き陶管2による生息、休息空間を提供するものである。 また、水質浄化に役立つとされ、環境に優しい木炭3、竹炭4、貝殻片5を組み込んだことを特徴とする。
【解決手段】従来のコンクリート製の魚礁には素焼き陶管、木炭、竹炭、貝殻片による魚礁ブロツクは見当たらず、この発明は魚貝類に対し、アルカリ成分の影響を受けにくく、表面がざらざらしていることから産卵・着床に有効とされる無機質の素焼き陶管2による生息、休息空間を提供するものである。 また、水質浄化に役立つとされ、環境に優しい木炭3、竹炭4、貝殻片5を組み込んだことを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、河川に生息する小動物(イトヨ、ヤゴ等)や水生生物(メダカ、タナゴ等)の生態性保護のため必要な自然環境の継続性を確保するためのものである。
近年、河川改修や水路整備事業等により水路等がコンクリート製となり、水の流れが良く、水路管理がし易くなった反面、水生生物や魚貝類の生息、休息場所がなくなり激減している。
このことから、コンクリート製の小河川及び用、排水路における水生生物の生息が可能となる棲み家や隠れ家の空間を提供に関するものである。
いま、自然環境が重要視をされ、「小川に魚を取り戻そう、蛍の住める川づくり」などの社会的要求があることから、コンクリート製水路等に魚貝類を取り戻すことにより自然との共生を図るものである。
なお、護岸材としての役目もある。
【背景技術】
【0002】
従来、コンクリート製の魚礁はあったが、「素焼き陶管」と水質浄化に役立つとされる「木炭」、「竹炭」、「貝殻片」を組み込んだ製品はなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような欠点があった。
(イ)従来の魚礁ブロックは、魚類の避難場所としての効果はあるものの、生息空間がコンクリート製のためアルカリ成分の影響を受け易く、魚類の生息、産卵、幼稚魚の生育場所としては良い環境とは言えず、魚貝類が死滅する状況もあった。
(ロ)従来の魚礁ブロツクは、生息空間がコンクリート製等のため、魚類等の餌となる良質の「水ごけ」「藻」の発生が少なく魚が住みにくかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、魚礁ブロック内に無機質の素焼き陶管による快適なる生息、休息空間を設ける。
また、環境に配慮し、木炭、竹炭、貝殻片からなる材料を使用した構成である。
【発明の効果】
【0005】
(イ)この発明は、魚の生息及び隠れ場所が、無機質の素焼き陶管のため、表面が「ざらざら」していることから、産卵、着床にも適しており、また、従来のコンクリート製品より魚貝類がアルカリ成分に影響されにくく、良質の藻の提供も可能となった。
(ロ)この発明は、木炭、竹炭、貝殻片などを使用していることにより、水質浄化に役立つと考えられる。
また、マイナスイオンの発生や河川支障木、間伐材等の利用による木炭の製造使用から、地球温暖化防止などの循環型社会に貢献ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
この発明は、素焼き陶管、木炭、竹炭、貝殻片を組み込んだ製品であり、魚貝類の生息、繁殖に適した魚礁を提供するものである。
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、河川やため池、沼、農業用、用排水路に設置するものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の正面図である。
【図3】 本発明の平面図である
【図4】 本発明のA−A断面図である
【図5】 本発明のB−B断面図である
【図6】 本発明のC−C断面図である
【図7】 本発明のD−D断面図である
【図8】 本発明のE−E断面図である
【図9】 本発明の斜視図である。
【図10】 本発明の正面図である。
【図11】 本発明のF−F断面図である。
【図12】 本発明のG−G断面図である。
【図13】 本発明の斜視図である。
【図14】 本発明のH−H断面図である。
【図15】 本発明のI−I断面図である。
【図16】 本発明のJ−J断面図である。
【図17】 本発明のK−K断面図である。
【図18】 本発明の斜視図である。
【図19】 本発明のL−L断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 コンクリート
2 素焼き陶管
3 木炭
4 竹炭
5 貝殻片
【技術分野】
【0001】
この発明は、河川に生息する小動物(イトヨ、ヤゴ等)や水生生物(メダカ、タナゴ等)の生態性保護のため必要な自然環境の継続性を確保するためのものである。
近年、河川改修や水路整備事業等により水路等がコンクリート製となり、水の流れが良く、水路管理がし易くなった反面、水生生物や魚貝類の生息、休息場所がなくなり激減している。
このことから、コンクリート製の小河川及び用、排水路における水生生物の生息が可能となる棲み家や隠れ家の空間を提供に関するものである。
いま、自然環境が重要視をされ、「小川に魚を取り戻そう、蛍の住める川づくり」などの社会的要求があることから、コンクリート製水路等に魚貝類を取り戻すことにより自然との共生を図るものである。
なお、護岸材としての役目もある。
【背景技術】
【0002】
従来、コンクリート製の魚礁はあったが、「素焼き陶管」と水質浄化に役立つとされる「木炭」、「竹炭」、「貝殻片」を組み込んだ製品はなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような欠点があった。
(イ)従来の魚礁ブロックは、魚類の避難場所としての効果はあるものの、生息空間がコンクリート製のためアルカリ成分の影響を受け易く、魚類の生息、産卵、幼稚魚の生育場所としては良い環境とは言えず、魚貝類が死滅する状況もあった。
(ロ)従来の魚礁ブロツクは、生息空間がコンクリート製等のため、魚類等の餌となる良質の「水ごけ」「藻」の発生が少なく魚が住みにくかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、魚礁ブロック内に無機質の素焼き陶管による快適なる生息、休息空間を設ける。
また、環境に配慮し、木炭、竹炭、貝殻片からなる材料を使用した構成である。
【発明の効果】
【0005】
(イ)この発明は、魚の生息及び隠れ場所が、無機質の素焼き陶管のため、表面が「ざらざら」していることから、産卵、着床にも適しており、また、従来のコンクリート製品より魚貝類がアルカリ成分に影響されにくく、良質の藻の提供も可能となった。
(ロ)この発明は、木炭、竹炭、貝殻片などを使用していることにより、水質浄化に役立つと考えられる。
また、マイナスイオンの発生や河川支障木、間伐材等の利用による木炭の製造使用から、地球温暖化防止などの循環型社会に貢献ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
この発明は、素焼き陶管、木炭、竹炭、貝殻片を組み込んだ製品であり、魚貝類の生息、繁殖に適した魚礁を提供するものである。
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、河川やため池、沼、農業用、用排水路に設置するものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の正面図である。
【図3】 本発明の平面図である
【図4】 本発明のA−A断面図である
【図5】 本発明のB−B断面図である
【図6】 本発明のC−C断面図である
【図7】 本発明のD−D断面図である
【図8】 本発明のE−E断面図である
【図9】 本発明の斜視図である。
【図10】 本発明の正面図である。
【図11】 本発明のF−F断面図である。
【図12】 本発明のG−G断面図である。
【図13】 本発明の斜視図である。
【図14】 本発明のH−H断面図である。
【図15】 本発明のI−I断面図である。
【図16】 本発明のJ−J断面図である。
【図17】 本発明のK−K断面図である。
【図18】 本発明の斜視図である。
【図19】 本発明のL−L断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 コンクリート
2 素焼き陶管
3 木炭
4 竹炭
5 貝殻片
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンクリートブロツクの中に、素焼き陶管による魚貝類の生息、休息空間を設け、環境に配慮し、水質浄化機能を有する、木炭、竹炭、貝殻片を組込んだことを特徴とする人工魚礁。
【請求項1】
コンクリートブロツクの中に、素焼き陶管による魚貝類の生息、休息空間を設け、環境に配慮し、水質浄化機能を有する、木炭、竹炭、貝殻片を組込んだことを特徴とする人工魚礁。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【公開番号】特開2007−138685(P2007−138685A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−365483(P2005−365483)
【出願日】平成17年11月21日(2005.11.21)
【出願人】(505467328)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年11月21日(2005.11.21)
【出願人】(505467328)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]