説明

3通りの使い方が出来る赤ちゃん授乳補助マクラ

【課題】本発明は3通りの使い方ができる赤ちゃんの授乳補助マクラを提供する。
乳児が寝たまま一人で授乳ができ、母親が腕に通しおっぱいマクラとして利用でき乳児が頭を乗せて使うベビーマクラとして3通り使用でき、母親のストレスが少しでも軽減できる育児用品を提供する。
【手段】授乳補助マクラの側面両サイドに2カ所ずつ計4カ所にゴムを設け背面には布とゴムを使って筒状に縫製し、そのカバーの中に入る素材は流動的な柔らかい素材を採用し、自由自在に形が変えられる事ができ、哺乳瓶をホールドし授乳マクラとして使用したり、母親の腕に通しおっぱいマクラとして使用したり、乳児の頭を乗せてベビーマクラとして3通り使えるマクラとして利用する。
以上よりなる赤ちゃん授乳補助マクラである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は乳児が寝たままの姿勢でミルクを飲めるよう授乳を補助するマクラである。授乳まくらとして、母親の腕に通して使うおっぱいマクラとして、乳児の頭を乗せて使うベビーマクラとして、3通りの使い方の出来るマクラに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、授乳の時は母親が乳児を抱っこし、哺乳瓶を手で持ち飲ませるが、乳児一人で飲ませようとした時、バスタオルやクッションなどで高さと角度をつけ、乳児一人でミルクが飲めるようにしていた。
また、母乳の場合は腕に乳児の頭を乗せるが体温が上がるため汗をかきやすいので腕にハンカチやタオル等をひいて汗を吸収し、乳児が愚図るのを防いでいた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために次のような問題点があった。
(イ)仰向けに寝かせたままの姿勢で乳児一人でミルクを飲ませようとした時バスタオルなどで角度をつけ飲ませていると哺乳瓶が落ちてしまったり、乳児の顔にあたるなど危険があった。
(ロ)母乳の場合、汗を吸収する為ハンカチやタオルを乗せおっぱいを飲ませるが乗せているだけなので安定が悪く、授乳が終わり寝かせようとした時に乳児が泣いてしまい時間が取られて母親のストレスとなってしまっていた。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
赤ちゃん授乳補助マクラの側面両サイドに2カ所づつゴムを設け、背面にも布を筒状に縫製し、その両端部にゴムを設ける。
内部には発砲ビーズの柔らかい流動する素材の物を内袋に入れて設ける。
下側には開閉でき、洗濯し清潔に保てるファスナーを設ける。
本発明は以上の構成よりなる赤ちゃん授乳補助マクラである。
【発明の効果】
【0005】
柔軟な材質からなるマクラ(1)を設け、このマクラの側面に2カ所ずつ両サイドにゴムを設ける事で哺乳瓶を安定してホールドする事ができ乳児に哺乳瓶が落下したり飲みにくくなり鼻に入るなど危険が防止できる。
片方の側面に哺乳瓶を固定し、反対側の2カ所のゴム上段のゴムを下ファスナー部分までまわし込み内部のクッションを圧迫する事で高さが調節でき乳児が一人で授乳できるよう補助する事ができる。
【0006】
背面に生地を筒状に縫製しその両端部にゴムを設ける事により、母親が腕を通しおっぱいマクラとして乳児の頭を乗せ授乳する時ある程度の高さがあるので飲ませやすく授乳が楽になり、汗も吸収し、乳児が寝てしまったらそっと腕を抜きベビーマクラとして乳児はそのまま眠りにつくことが出来る。すなわち、母親のストレスも軽減できる。
【0007】
流動的な柔軟な素材から出来ている為、乳児が頭を乗せた時に頭にフィットし、安定したベビーマクラとして使用する事が出来る。
3通りの使い方の出来る赤ちゃん授乳補助マクラである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)哺乳瓶ホールド用ゴム(5)(6)に哺乳瓶を通して(3)のホールド用ゴムをファスナーのある部分まで下へまわし込み使用する事によって、高さ調節ができ授乳が補助できる。ゴム(3)(4)(5)(6)を設けている。
(ロ)背面に生地とゴムで筒状に縫製し、その中に腕を通して(7)(7)で腕でホールドできるゴムを設けている。
(ハ)(2)の台部材を下に置き、形をととのえて乳児の頭を乗せる部分は吸水性のある乳児に優しい生地を使い快適に眠れるマクラを設けている
(ニ)この赤ちゃん授乳補助マクラ一つあるだけで3通りの使い方ができ、日々の育児に欠かせない物となるはずです。
子供のすこやかな成長は母親にとって育児ストレスの軽減となり、親子にとって便利な赤ちゃん授乳補助マクラです。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】(a)は本発明の正面図である。
【図2】(b)は母乳を授乳する時のおっぱいマクラの使用動作を説明する斜視図である。
【図3】(c)は乳児がマクラとして使う使用状態を示す正面図である。
【図4】(a)は本発明の使用状態を示す斜視図である。
【図5】(b)は(a)の形状で使用するまでの動作の途中を説明する側面図である。
【符号の説明】
【0010】
(1)赤ちゃん授乳補助マクラ全体図
(2)台部材
(3)哺乳瓶ホールド用ゴム(a)
(4)哺乳瓶ホールド用ゴム(b)
(5)哺乳瓶ホールド用ゴム(c)
(6)哺乳瓶ホールド用ゴム(d)
(7)腕ホールド用ゴム
(8)ファスナー開閉口
(9)母親の腕
(10)乳児
(11)哺乳瓶

【特許請求の範囲】
【請求項1】
授乳補助マクラの側面両サイドに2カ所ずつゴムを設け、哺乳瓶を安定して固定でき乳児の授乳を補助する特徴をもつ赤ちゃん授乳補助マクラ。
【請求項2】
赤ちゃん授乳補助マクラの背面に腕を通す部分を布とゴムで筒状に設け母親が腕を通し、乳児の頭を乗せ母乳を飲ませる時の授乳を補助する特徴をもつ赤ちゃん授乳補助マクラ。
【請求項3】
赤ちゃん授乳補助マクラをベビーマクラとして乳児が頭を乗せて使用する事の出来るのを特徴とする、赤ちゃん授乳補助マクラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−269102(P2010−269102A)
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−139647(P2009−139647)
【出願日】平成21年5月19日(2009.5.19)
【出願人】(509163455)
【Fターム(参考)】