３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造
【課題】本発明は、接続状態が安定しており、且つコストが低い３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造は、２つのレンズと、２つの該レンズの間に位置する１つの回路基板と、前記レンズのそれぞれを前記回路基板に接続するための２つの接続片と、を備え、各々の前記レンズのノーズパッドに近い側縁には電気的接合面が設けられ、２つの前記接続片の一端は、前記回路基板と電気的にそれぞれ接続され、２つの前記接続片の他端は、前記レンズの電気的接合面とそれぞれ電気的に接続され、それによって、前記回路基板と前記電気的接合面とは、電気信号を介して導通される。
【解決手段】本発明に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造は、２つのレンズと、２つの該レンズの間に位置する１つの回路基板と、前記レンズのそれぞれを前記回路基板に接続するための２つの接続片と、を備え、各々の前記レンズのノーズパッドに近い側縁には電気的接合面が設けられ、２つの前記接続片の一端は、前記回路基板と電気的にそれぞれ接続され、２つの前記接続片の他端は、前記レンズの電気的接合面とそれぞれ電気的に接続され、それによって、前記回路基板と前記電気的接合面とは、電気信号を介して導通される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、眼鏡レンズの電気接続構造に関し、特に３Ｄ映像を観覧することができる３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
現在、３Ｄ映画が流行しているが、３Ｄ映画を鑑賞する際は、通常、３Ｄ立体視覚効果を持つ専用の眼鏡（以下、３Ｄ眼鏡とする）をかけなければならない。一般的に、３Ｄ眼鏡は、作動原理に基づいて、受動式及び主動式の２種類に分けられ、前記主動式３Ｄ眼鏡は、眼鏡自身の自発的動作を介して、３Ｄ立体表示効果を実現する。例えば、ダブルディスプレイ式３Ｄ眼鏡と液晶式３Ｄ眼鏡とがある。該液晶式３Ｄ眼鏡は、左右交互に画面を表示する方法によって、像収差（ａｂｅｒｒａｔｉｏｎ）を生み出し、それによって３Ｄ立体映像を作る。現在この方法は、３Ｄテレビ等の娯楽方面において広く用いられている。しかし、前記主動式３Ｄ眼鏡は、２つのレンズの相互作動を制御することによって、立体的な映像を作るため、電子システムにより供給される電流及び情報を必要とする。
【０００３】
前記主動式３Ｄ眼鏡レンズは、通常フレキシブル回路基板を介して、電子システムに電気的に接続されて、関連情報や信号を獲得する。従来の３Ｄ眼鏡のフレキシブル回路基板は、２つのレンズの外側縁位置（眼鏡のモダンに近い位置）を電気接続部位とする。これにより、フレキシブル回路基板は、一方のレンズの外側から他方のレンズの外側まで延伸することにより、前記２つのレンズを電気的に接続することができる。しかし、電気接続の安定性を維持するため、レンズの電気接続部位に対する接触面積を大きくするだけでなく、電気接続部位の厚さも厚くしなければならない。
【０００４】
また、上記のような電気接続構造は、フレキシブル回路基板の使用材料を増やし、且つ製品の組み立て或いは該製品を持ち運ぶ過程において、引っ張られ易く、前記電気接続部位の脱落或いは接触不良を招く恐れがある。また、前記３Ｄ眼鏡レンズも、外側の電気接続部位の厚さの増加に起因して、その中央部と外側縁との厚さの差異が大きくなり、落下すると破損し易くなるなど、レンズの構造の強度に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
そこで、本発明は、上記の問題点を考慮してなされたものであり、接続状態が安定しており、且つコストが低い３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の目的を達成するために、本発明に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造は、２つのレンズと、２つの該レンズの間に位置する１つの回路基板と、前記レンズのそれぞれを前記回路基板に接続するための２つの接続片と、を備え、各々の前記レンズのノーズパッドに近い側縁には電気的接合面が設けられ、２つの前記接続片の一端は、前記回路基板と電気的にそれぞれ接続され、２つの前記接続片の他端は、前記レンズの電気的接合面とそれぞれ電気的に接続され、それによって、前記回路基板と前記電気的接合面とは、電気信号を介して導通される。
【発明の効果】
【０００７】
従来の技術と比較して、本発明に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造の２つのレンズは、接続片を介して、その間に位置する回路基板とそれぞれ接続される。これにより、２つの前記レンズは、最短距離によって、前記回路基板との電気的な接続を実現できるため、従来のフレキシブル回路基板を使用する必要がなく、接続部品の材料を節約してコストを下げることができる。また、安定的な電気接続構造を形成し、且つ３Ｄ眼鏡レンズのコンパクト化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】本発明の実施形態に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造の使用状態を示す図である。
【図２】図１に示した３Ｄ眼鏡レンズと回路基板との間の電気接続構造を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１に示したように、本発明の実施形態に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造１０は、２つのレンズ１２と、１つの回路基板１４と、２つの接続片１６と、を備える。２つの前記レンズ１２は、左右対称に設けられ、３Ｄ眼鏡のフレームにおける左額縁又は右額縁（図示せず）とそれぞれ組み合わせて装着される。前記３Ｄ眼鏡のフレームの左右の額縁は、それらの間に位置するノーズパッド（図示せず）を介して互いに連接され、２つの前記レンズ１２は、該ノーズパッドを隔てて並列に設置される。前記３Ｄ眼鏡が前記ノーズパッドを介してユーザーの鼻にかけられた後、２つの前記レンズ１２は、ユーザーの両眼に対応する。この際、２つの前記レンズ１２は、映像を交互に表示することによって、ユーザーに３Ｄ立体映像を提供する。
【００１０】
また、図２を併せて参照すると、２つの前記レンズ１２の間には、回路基板１４が設けられている。各々の前記レンズ１２は、２つの前記接続片１６を介して、前記回路基板１４とそれぞれ連接される。前記接続片１６の一端は、前記回路基板１４と電気的に接続され、前記接続片１６の他端は、前記レンズ１２と電気的に接続される。前記回路基板１４は、正面１４２（スクリーンに対向している表面）を備え、該正面１４２には、スクリーンに設けられた赤外線装置（図示せず）から送信された赤外線信号を受信するための赤外線受信器１４０が設けられている。前記赤外線受信器１４０は、赤外線信号を受信した後、前記回路基板１４を介して、作動信号（制御指令）を生み出す。また、前記回路基板１４の前記正面１４２に対向する面は、背面１４４となる。該背面１４４は、前記接続片１６を介して、前記レンズ１２との電気的な接続を実現して、前記回路基板１４からの作動信号を前記レンズ１２に伝達する。前記レンズ１２は、前記作動信号により制御されて、映像を表示する或いは表示しない。従って、前記接続片１６の前記他端と前記レンズ１２とが電気信号を介して導通された後、前記レンズ１２は、前記接続片１６により伝送された前記作動信号を実行して、映像を表示する或いは表示しない。これにより、ユーザーは、前記３Ｄ眼鏡の２つの前記レンズ１２を通して、３Ｄ効果を有する映画或いはテレビを見ることができる。
【００１１】
また、前記回路基板１４は、電源装置１８を更に備える。前記電源装置１８は、リード線１８２を介して、前記回路基板１４に電気的に接続されて、前記回路基板１４に必要とされる電力を供給する。本発明の実施形態において、前記電源装置１８は電池である。
【００１２】
各々の前記レンズ１２の前記ノーズパッドに近い側縁には、電気的接合面１２２（図２を参照）を有する。前記電気的接合面１２２は、前記レンズ１２の左上縁又は右上縁の弧状部を斜めに切り取って形成され、且つその厚さが前記レンズ１２の厚さより非常に小さい。前記接続片１６の前記他端は、前記レンズ１２より薄い前記電気的接合面１２２に緊密に貼着される。２つの前記電気的接合面１２２は、各々の前記レンズ１２の前記回路基板１４に近接する左上隅又は右上隅に設けられているので、前記レンズ１２と前記回路基板１４とを連接する前記接続片１６の長さは短い。つまり、前記接続片１６はあまり長さを必要としないため、前記接続片１６の材料のコストを節約でき、且つ前記接続片１６は引っ張られて損傷することもない。また、前記電気的接合面１２２は、前記回路基板１４に近接しているので、前記接続片１６における前記回路基板１４及び前記電気的接合面１２２に対する接触面積を増加させることができる。これにより、互いの電気的接続は、更に強固で安定的となり、組み立て或いは持ち運ぶ過程において、前記接続片１６は、前記回路基板１４或いは前記レンズ１２との接触不良又は前記回路基板１４及び前記レンズ１２の何れか一方から脱落することに起因して、前記回路基板１４と前記レンズ１２との間の電気的な接続が遮断されることを効果的に防止することができる。
【００１３】
本発明の実施形態によると、３Ｄ眼鏡レンズの前記電気接続構造１０の前記２つのレンズ１２は、鼻筋の間隔によって、前記回路基板１４の両側に設けられるので、前記接続片１６は最短の距離によって前記レンズ１２と前記回路基板１４との間の電気的な接続を達成することができる。このような短い距離の接続構造は、部品の材料を節約してコストを下げることができるだけでなく、その組み立て過程において、接続部品が引っ張られて損傷されることも防止でき、且つ３Ｄ眼鏡レンズのコンパクト化に有利である。また、前記接続片１６と前記レンズ１２の前記電気的接合面１２２との間の接続における安定性も高くなるため、前記３Ｄ眼鏡レンズ全体の性能を向上させることができる。
【符号の説明】
【００１４】
１０ ３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造
１２ レンズ
１４ 回路基板
１６ 接続片
１８ 電源装置
１２２ 電気的接合面
１４０ 赤外線受信器
１４２ 正面
１４４ 背面
１８２ リード線
【技術分野】
【０００１】
本発明は、眼鏡レンズの電気接続構造に関し、特に３Ｄ映像を観覧することができる３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
現在、３Ｄ映画が流行しているが、３Ｄ映画を鑑賞する際は、通常、３Ｄ立体視覚効果を持つ専用の眼鏡（以下、３Ｄ眼鏡とする）をかけなければならない。一般的に、３Ｄ眼鏡は、作動原理に基づいて、受動式及び主動式の２種類に分けられ、前記主動式３Ｄ眼鏡は、眼鏡自身の自発的動作を介して、３Ｄ立体表示効果を実現する。例えば、ダブルディスプレイ式３Ｄ眼鏡と液晶式３Ｄ眼鏡とがある。該液晶式３Ｄ眼鏡は、左右交互に画面を表示する方法によって、像収差（ａｂｅｒｒａｔｉｏｎ）を生み出し、それによって３Ｄ立体映像を作る。現在この方法は、３Ｄテレビ等の娯楽方面において広く用いられている。しかし、前記主動式３Ｄ眼鏡は、２つのレンズの相互作動を制御することによって、立体的な映像を作るため、電子システムにより供給される電流及び情報を必要とする。
【０００３】
前記主動式３Ｄ眼鏡レンズは、通常フレキシブル回路基板を介して、電子システムに電気的に接続されて、関連情報や信号を獲得する。従来の３Ｄ眼鏡のフレキシブル回路基板は、２つのレンズの外側縁位置（眼鏡のモダンに近い位置）を電気接続部位とする。これにより、フレキシブル回路基板は、一方のレンズの外側から他方のレンズの外側まで延伸することにより、前記２つのレンズを電気的に接続することができる。しかし、電気接続の安定性を維持するため、レンズの電気接続部位に対する接触面積を大きくするだけでなく、電気接続部位の厚さも厚くしなければならない。
【０００４】
また、上記のような電気接続構造は、フレキシブル回路基板の使用材料を増やし、且つ製品の組み立て或いは該製品を持ち運ぶ過程において、引っ張られ易く、前記電気接続部位の脱落或いは接触不良を招く恐れがある。また、前記３Ｄ眼鏡レンズも、外側の電気接続部位の厚さの増加に起因して、その中央部と外側縁との厚さの差異が大きくなり、落下すると破損し易くなるなど、レンズの構造の強度に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
そこで、本発明は、上記の問題点を考慮してなされたものであり、接続状態が安定しており、且つコストが低い３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の目的を達成するために、本発明に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造は、２つのレンズと、２つの該レンズの間に位置する１つの回路基板と、前記レンズのそれぞれを前記回路基板に接続するための２つの接続片と、を備え、各々の前記レンズのノーズパッドに近い側縁には電気的接合面が設けられ、２つの前記接続片の一端は、前記回路基板と電気的にそれぞれ接続され、２つの前記接続片の他端は、前記レンズの電気的接合面とそれぞれ電気的に接続され、それによって、前記回路基板と前記電気的接合面とは、電気信号を介して導通される。
【発明の効果】
【０００７】
従来の技術と比較して、本発明に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造の２つのレンズは、接続片を介して、その間に位置する回路基板とそれぞれ接続される。これにより、２つの前記レンズは、最短距離によって、前記回路基板との電気的な接続を実現できるため、従来のフレキシブル回路基板を使用する必要がなく、接続部品の材料を節約してコストを下げることができる。また、安定的な電気接続構造を形成し、且つ３Ｄ眼鏡レンズのコンパクト化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】本発明の実施形態に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造の使用状態を示す図である。
【図２】図１に示した３Ｄ眼鏡レンズと回路基板との間の電気接続構造を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１に示したように、本発明の実施形態に係る３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造１０は、２つのレンズ１２と、１つの回路基板１４と、２つの接続片１６と、を備える。２つの前記レンズ１２は、左右対称に設けられ、３Ｄ眼鏡のフレームにおける左額縁又は右額縁（図示せず）とそれぞれ組み合わせて装着される。前記３Ｄ眼鏡のフレームの左右の額縁は、それらの間に位置するノーズパッド（図示せず）を介して互いに連接され、２つの前記レンズ１２は、該ノーズパッドを隔てて並列に設置される。前記３Ｄ眼鏡が前記ノーズパッドを介してユーザーの鼻にかけられた後、２つの前記レンズ１２は、ユーザーの両眼に対応する。この際、２つの前記レンズ１２は、映像を交互に表示することによって、ユーザーに３Ｄ立体映像を提供する。
【００１０】
また、図２を併せて参照すると、２つの前記レンズ１２の間には、回路基板１４が設けられている。各々の前記レンズ１２は、２つの前記接続片１６を介して、前記回路基板１４とそれぞれ連接される。前記接続片１６の一端は、前記回路基板１４と電気的に接続され、前記接続片１６の他端は、前記レンズ１２と電気的に接続される。前記回路基板１４は、正面１４２（スクリーンに対向している表面）を備え、該正面１４２には、スクリーンに設けられた赤外線装置（図示せず）から送信された赤外線信号を受信するための赤外線受信器１４０が設けられている。前記赤外線受信器１４０は、赤外線信号を受信した後、前記回路基板１４を介して、作動信号（制御指令）を生み出す。また、前記回路基板１４の前記正面１４２に対向する面は、背面１４４となる。該背面１４４は、前記接続片１６を介して、前記レンズ１２との電気的な接続を実現して、前記回路基板１４からの作動信号を前記レンズ１２に伝達する。前記レンズ１２は、前記作動信号により制御されて、映像を表示する或いは表示しない。従って、前記接続片１６の前記他端と前記レンズ１２とが電気信号を介して導通された後、前記レンズ１２は、前記接続片１６により伝送された前記作動信号を実行して、映像を表示する或いは表示しない。これにより、ユーザーは、前記３Ｄ眼鏡の２つの前記レンズ１２を通して、３Ｄ効果を有する映画或いはテレビを見ることができる。
【００１１】
また、前記回路基板１４は、電源装置１８を更に備える。前記電源装置１８は、リード線１８２を介して、前記回路基板１４に電気的に接続されて、前記回路基板１４に必要とされる電力を供給する。本発明の実施形態において、前記電源装置１８は電池である。
【００１２】
各々の前記レンズ１２の前記ノーズパッドに近い側縁には、電気的接合面１２２（図２を参照）を有する。前記電気的接合面１２２は、前記レンズ１２の左上縁又は右上縁の弧状部を斜めに切り取って形成され、且つその厚さが前記レンズ１２の厚さより非常に小さい。前記接続片１６の前記他端は、前記レンズ１２より薄い前記電気的接合面１２２に緊密に貼着される。２つの前記電気的接合面１２２は、各々の前記レンズ１２の前記回路基板１４に近接する左上隅又は右上隅に設けられているので、前記レンズ１２と前記回路基板１４とを連接する前記接続片１６の長さは短い。つまり、前記接続片１６はあまり長さを必要としないため、前記接続片１６の材料のコストを節約でき、且つ前記接続片１６は引っ張られて損傷することもない。また、前記電気的接合面１２２は、前記回路基板１４に近接しているので、前記接続片１６における前記回路基板１４及び前記電気的接合面１２２に対する接触面積を増加させることができる。これにより、互いの電気的接続は、更に強固で安定的となり、組み立て或いは持ち運ぶ過程において、前記接続片１６は、前記回路基板１４或いは前記レンズ１２との接触不良又は前記回路基板１４及び前記レンズ１２の何れか一方から脱落することに起因して、前記回路基板１４と前記レンズ１２との間の電気的な接続が遮断されることを効果的に防止することができる。
【００１３】
本発明の実施形態によると、３Ｄ眼鏡レンズの前記電気接続構造１０の前記２つのレンズ１２は、鼻筋の間隔によって、前記回路基板１４の両側に設けられるので、前記接続片１６は最短の距離によって前記レンズ１２と前記回路基板１４との間の電気的な接続を達成することができる。このような短い距離の接続構造は、部品の材料を節約してコストを下げることができるだけでなく、その組み立て過程において、接続部品が引っ張られて損傷されることも防止でき、且つ３Ｄ眼鏡レンズのコンパクト化に有利である。また、前記接続片１６と前記レンズ１２の前記電気的接合面１２２との間の接続における安定性も高くなるため、前記３Ｄ眼鏡レンズ全体の性能を向上させることができる。
【符号の説明】
【００１４】
１０ ３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造
１２ レンズ
１４ 回路基板
１６ 接続片
１８ 電源装置
１２２ 電気的接合面
１４０ 赤外線受信器
１４２ 正面
１４４ 背面
１８２ リード線
【特許請求の範囲】
【請求項１】
２つのレンズと、２つの該レンズの間に位置する１つの回路基板と、前記レンズのそれぞれを前記回路基板に接続するための２つの接続片と、を備える３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造であって、各々の前記レンズのノーズパッドに近い側縁には電気的接合面が設けられ、２つの前記接続片の一端は、前記回路基板と電気的にそれぞれ接続され、２つの前記接続片の他端は、前記レンズの前記電気的接合面とそれぞれ電気的に接続され、それによって、前記回路基板と前記電気的接合面とは、電気信号を介して導通されることを特徴とする３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造。
【請求項２】
前記電気的接合面は、前記レンズの左上縁又は右上縁の弧状部を斜めに切り取って形成され、且つその厚さが前記レンズの厚さより小さいことを特徴とする請求項１に記載の３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造。
【請求項３】
前記回路基板は、スクリーンに対向している正面及び該正面に対向する背面を備え、前記正面には赤外線受信器が設けられ、前記接続片の前記一端は、前記背面と電気的に接続されることを特徴とする請求項１に記載の３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造。
【請求項４】
前記回路基板は、電池からなる電源装置を更に備え、前記電源装置は、リード線を介して、前記回路基板と電気的に接続されることを特徴とする請求項１に記載の３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造。
【請求項１】
２つのレンズと、２つの該レンズの間に位置する１つの回路基板と、前記レンズのそれぞれを前記回路基板に接続するための２つの接続片と、を備える３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造であって、各々の前記レンズのノーズパッドに近い側縁には電気的接合面が設けられ、２つの前記接続片の一端は、前記回路基板と電気的にそれぞれ接続され、２つの前記接続片の他端は、前記レンズの前記電気的接合面とそれぞれ電気的に接続され、それによって、前記回路基板と前記電気的接合面とは、電気信号を介して導通されることを特徴とする３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造。
【請求項２】
前記電気的接合面は、前記レンズの左上縁又は右上縁の弧状部を斜めに切り取って形成され、且つその厚さが前記レンズの厚さより小さいことを特徴とする請求項１に記載の３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造。
【請求項３】
前記回路基板は、スクリーンに対向している正面及び該正面に対向する背面を備え、前記正面には赤外線受信器が設けられ、前記接続片の前記一端は、前記背面と電気的に接続されることを特徴とする請求項１に記載の３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造。
【請求項４】
前記回路基板は、電池からなる電源装置を更に備え、前記電源装置は、リード線を介して、前記回路基板と電気的に接続されることを特徴とする請求項１に記載の３Ｄ眼鏡レンズの電気接続構造。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２０１３−６２７９４（Ｐ２０１３−６２７９４Ａ）
【公開日】平成２５年４月４日（２０１３．４．４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１２−１８００５６（Ｐ２０１２−１８００５６）
【出願日】平成２４年８月１５日（２０１２．８．１５）
【出願人】（５０００８０５４６）鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司 (1,018)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年４月４日（２０１３．４．４）
【国際特許分類】
【出願日】平成２４年８月１５日（２０１２．８．１５）
【出願人】（５０００８０５４６）鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司 (1,018)
【Ｆターム（参考）】
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