説明

5本指健康ループバンド

【課題】 健康効果の有る5本指靴下は着脱時に非常に手間が掛かり煩わしく、ファッション性、利便性の点でも利用者が限定されていた。本発明はそれらの問題点を解消し、健康効果にファッション性、利便性を加えて、利用者をも限定しない事を提供する。
【解決手段】 伸縮性布バンドに紐を付け、その紐を5本指間に掛ける、バンドの素材をファッション性の有る物で構成した5本指健康ループバンド。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は足の指間のツボを刺激して健康促進効果を得る5本指健康ループバンドに関するもので有る。
【背景技術】
【0002】
従来、足の指間のツボを刺激して健康効果を得るには5本指靴下型が主で有った。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−5272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
5本指靴下型は着脱時に、非常に手間が掛かり、裏返りを直す煩わしさが多大で有った。また、ファッション性、利便性にも欠けていて、利用者も限定されていた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたもので有る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
伸縮性布バンドに紐を付け、その紐を5本指間に掛ける、バンドの素材をファッション性の有る物で構成した5本指健康ループバンド。
【発明の効果】
【0006】
従来の5本指靴下の欠点を本発明は全て解消し、着脱時の手間や煩わしさが一切無く、非常に簡単で指間刺激での健康促進効果にファッション性も加わり、室内外対応でき、利用対象者も限定されずに多くの利便性を持っている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す斜視図
【図2】 本発明の第1の実施例の使用状態を示す斜視図
【図3】 本発明の第2の実施例を示す斜視図
【図4】 本発明の第2の実施例の使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の第1の実施例に係る形態を図1、図2を用いて説明する。
(イ)伸縮性の素材でできた布製のバンド(1)を足の甲部巾に輪にして、片面開口部側に指掛紐(2)をループ状にして大、中、小と3つ設ける。
(ロ)バンド(1)の寸法は足の土踏まず部から足の指付け根以内を覆う範囲で設定する。
(ハ)指掛紐(2)は大、中、小と長さを変えた3つの輪とし、3つの輪の間隔は大、中、小の間の2ヶ所に1/5間隔の巾を開けて設ける。
(ニ)指掛紐(2)は、大、中、小の大きさの輪とし、大が親指(3)、中が中指(5)、小が小指(7)を通す事のできる寸法とする。
(ホ)指掛紐(2)の太さは各指間に違和感無く納まる範囲の、直径3mm〜10mm以内とする。
(ヘ)バンド(1)と指掛紐(2)は共に伸縮性、吸湿性、通気性、ファッション性の有る、肌触りの良い素材とする。
本発明は以上のような構造である。
【0009】
本発明を使用するときは、伸縮性布バンド(1)を足のつま先側より入れ、足の甲(8)に装着し、指掛紐(2)の3つの輪の内の大の輪に親指を通し、中の輪に中指(5)、小の輪に小指(7)を通す。
【0010】
この時人差指(4)と薬指(6)には指掛紐(2)の輪は掛かっていない。指掛紐(2)の3つの輪が親指(3)、人差指(4)、中指(5)、薬指(6)、小指(7)の指間付け根に接触するように伸縮性布バンド(1)の足の甲の部分での位置で調整する。指掛紐(2)が5本指全ての指間に接触して収まるので、足から抜けない。
【0011】
続いて以下、本発明の第2の実施例に係る形態を図3、図4を用いて説明する。
(イ)伸縮性の素材でできた布製のバンド(1)を足の甲部巾に輪にして、片面開口部側に指掛紐(2)を4本、縦の橋状に設ける。
(ロ)バンド(1)の寸法は足の土踏まず部から足の指付け根以内を覆う範囲で設定する。
(ハ)指掛紐(2)の設置部はバンド(1)の横巾を4等分間隔として設け、親指(3)と人差指(4)の指間、人差指(4)と中指(5)の指間、中指(5)と薬指(6)の指間、薬指(6)と小指(7)の指間にそれぞれ1本ずつ納まる様に縦の橋状に設ける。
(ニ)指掛紐(2)の寸法は親指(3)、人差指(4)、中指(5)、薬指(6)、小指(7)がスムーズに通る長さとし、親指(3)側から小指(7)側に向かうにつれ、少しずつ短くなっている。
(ホ)指掛紐(2)の太さは各指間に違和感無く納まる3mm〜10mm以内とする。
(ヘ)バンド(1)と指掛紐(2)は共に伸縮性、吸湿性、通気性、ファッション性が有り、肌触りの良い素材とする。
本発明は以上のような構造である。
【0012】
本発明を使用するときは、バンド(1)を足のつま先側より入れ、足の甲(8)部に装着する。その際、開口部に付けられた4本の縦の橋状の指掛紐(2)の4本が長い寸法側より、親指(3)と人差指(4)の指間に1本、人差指(4)と中指(5)の指間に1本、中指(5)と薬指(6)の指間に1本、薬指(6)と小指(7)の指間に1本と、それぞれが納まる様に5本の指を通す。
【0013】
この時、指掛紐(2)の長さが長い方が必ず親指(3)側となる。指掛紐(2)の4本全てが指間の付け根に接触するように、バンド(1)の足の甲の部分での位置で調整する。指掛紐(2)が5本指全ての指間に接触して納まるので足から抜けない。
【符号の説明】
【0014】
1 バンド、2 指掛紐、3 親指、4 人差指、5 中指、6 薬指、7 小指、8 足の甲

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バンドを輪にした片面の開口部にループ状にした指掛紐を複数設けたことを特徴とする5本指健康ループバンド
【請求項2】
バンドを輪にした片面の開口部に橋状にした指掛紐を複数設けたことを特徴とする5本指健康ループバンド

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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