説明

CRTの封止装置

【課題】簡易な構成を有し安価でありながら、作業者によるばらつきが無く、精度の良い位置合せができ、CRTの品位を向上させるCRTの封止装置を提供する。
【解決手段】封止装置は、電子銃11を管軸の回りに回転させる手段32と、電子銃に形成された一対の孔14の一方に平行光線58を入射させる手段71と、一対の孔の他方から出射された平行光線を受光して受光量を出力する手段72と、受光量をアナログ的に表示する手段75と、受光量をデジタル値で表示する手段76と、受光量のピーク値を保持してデジタル値で表示する手段77とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カラー受像管など、複数のビームを放出する電子銃を備えたCRT(陰極線管)の封止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
CRTは、図4に示すように、パネル及びファンネルが接合されてなるバルブ12と、このバルブ12のネック内に所定の位置関係で挿入され保持されたインライン型の電子銃11とを有している。インライン型の電子銃11は、同一平面上に一列配置された赤(R)、緑(G)、青(B)用の3電子ビームを放出する。
【0003】
このようなCRTに電子銃11を封止する際には、図5に示す電子銃11を構成する電極11aに形成された3電子ビーム孔11r、11g、11bの各中心を通る仮想線X−Xと、図4に示すバルブ12の矩形状映像面の中心を通る長軸方向の仮想線H−Hとが、図6に示すように一致することが望ましい。図7は、仮想線X−Xと仮想線H−Hが一致せず、角度θだけ傾いた状態を示しており、このような場合には封止装置上で角度θをゼロに近付けるように調整を行う必要がある。
【0004】
この調整を行う装置として、仮想線H−Hと平行に発射されるレーザー光を電子銃の電極11aの両側面に形成された一対の角孔14に通過させ、それによって生じたレーザー光線の回折像を利用して調整を行うCRTの封止装置が提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
【0005】
図8は、特許文献1に開示された従来の封止装置に搭載された電子銃の回転機構を示した斜視図である。この回転機構を用いた封止工程は以下のように行われる。
【0006】
まず、両側面に一対の角孔14が形成された電極11aを有する電子銃(図8では電極11a以外の電子銃の構成部材を省略している)が、回転可能な回転修正台32上に装着される。電子銃が挿入されるバルブ(図示せず)は回転修正台32の上方に、そのネックを回転修正台32側にして保持される。回転修正台32の回転中心軸と、バルブの中心軸(管軸)Z−Zとが一致するように、回転修正台32とバルブを保持するバルブ保持台(図示せず)とが所定の位置関係に設定されている。
【0007】
次に、その光軸が、中心軸Z−Zと直交し且つバルブの仮想線H−Hと平行であるレーザー光線58が電極11aの一対の角孔14の一方に向けて照射される。レーザー光線58は、一対の角孔14を通過して検出器(図示せず)に入射する。レーザー光線58が一対の角孔14を通過する際に回折光が発生し、その回折像がモニタ(図示せず)に表示される。モニタに表示された回折像が所定の像になるまで回転修正台32を手動にて回転し、電極11aを含む電子銃のバルブに対する角度が調整される。
【0008】
この後、電子銃がバルブのネック内に図4に示すように挿入され、図示しないバーナーによってネック端が加熱融解されてバルブ12内に電子銃11が封止される。
【0009】
図9は、特許文献2に開示された従来の封止装置の制御ブロック図である。この封止装置は、特許文献1の封止装置において作業者が手動で行っていた操作を自動化するために、特許文献1の封止装置に、CCDカメラ85、画像処理装置86、及び演算処理装置83からなる、回折像が所定の像になったか否かを自動判定する検出装置と、パルスモータ80及びその制御装置84とからなる、回転修正操作を自動化する為の駆動装置とが追加されている。
【0010】
レーザー光線58によって生じた回折像はCCDカメラ85により検出され、その画像信号が画像処理装置86により処理されて演算処理装置83に入力される。演算算処理装置83はこの入力信号に基づいて制御装置84に駆動信号を出力し、制御装置84はパルスモータ80を駆動し、回転修正台32が回転される。81はCCDカメラ85が撮像した回折像を表示するモニタ、82は所定の情報を記録するメモリである。
【特許文献1】特許第1357754号明細書
【特許文献2】特開2000−106085号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、上記の封止装置は以下の問題を有していた。
【0012】
特許文献1の封止装置では、電子銃11の中心軸Z−Z回りの回転位置合せは、作業者がモニタに表示された回折像を見ながら行っているために、作業者によるばらつきが多く、電子銃11を精度良く位置決めして封止することが難しいという課題を有していた。
【0013】
特許文献2の封止装置では、特許文献1の封止装置の上記の課題が改善されているものの、回折像の自動認識及び判定を行う為の検出装置や、回転修正操作を自動化するための駆動装置等が必要で、構成が複雑となり、故障の原因となり易い。また、封止装置の価格が非常に高くなってしまう。
【0014】
本発明は、このような従来の課題を解決し、簡易な構成を有し安価でありながら、作業者によるばらつきが無く、精度の良い位置合せができ、CRTの品位を向上させることができる、CRTの封止装置を提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明の封止装置は、管軸に対して直交する一直線上に一対の孔が形成された電子銃をCRTに位置決めし封止するCRTの封止装置であって、前記電子銃を前記管軸の回りに回転させる手段と、前記一対の孔の一方に平行光線を入射させる手段と、前記一対の孔の他方から出射された前記平行光線を受光して受光量を出力する手段と、前記受光量をアナログ的に表示する手段と、前記受光量をデジタル値で表示する手段と、前記受光量のピーク値を保持してデジタル値で表示する手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明の封止装置によれば、電子銃の位置決めを、精度良く、作業者によるばらつき無く行うことが出来るので、CRTの品位を向上させることが可能となる。また、画像処理装置等を用いて電子銃の位置決め作業を自動化する場合に比べ、構成が簡単となり、安価な封止装置を実現出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態に係るCRTの封止装置の概略構成を表す図である。
【0019】
基台24上に支持台25が取り付けられている。支持台25上の両端部には、バルブ(図示せず)の中心軸Z−Zと平行に上下方向に延びた互いに平行な一対のスタンションロッド26が立設されている。一対のスタンションロッド26の上端には電子銃が挿入されるバルブを保持するバルブ保持台(図示せず)が設置されている。バルブは、そのネックを下側にして保持される。
【0020】
上下方向に昇降可能なマウントロッド30が基台24及び支持台25を貫通している。マウントロッド30の上端にフランジ31が取り付けられている。一方のスタンションロッド26を挟持するように一対のローラ43がフランジ31に保持されている。マウントロッド30及びその上端に取り付けられたフランジ31が昇降すると、一対のローラ43がスタンションロッド26上を転がり走行する。これにより、フランジ31の水平面内での回転が規制される。
【0021】
フランジ31上に、バルブの中心軸Z−Zを回転中心として、フランジ31に対して回転方向K−Kに沿って回転可能な回転修正台32が搭載されている。回転修正台32は、回転円板34と、回転円板34の中心に立設された円筒部33と、円筒部33の上端に取り付けられたマウントチップ35とを有する。
【0022】
マウントチップ35には、電子銃を装着できるように、電子銃に設けられたステムピンが挿入される複数個の小孔36が形成されている。
【0023】
回転円板34には、その回転方向K−Kに沿った複数の円弧状の長孔38が形成されている。回転円板34の浮き上がりを防止するビス39が、長孔38を通ってフランジ31にねじ込まれている。このため、回転円板34のフランジ31に対する回転方向K−Kにおける回転範囲は、円弧状長孔38の長さ範囲に制限される。
【0024】
回転円板34には、その半径方向に延出する作動片37が取付けられている。フランジ31には、支持片40が取り付けられている。作動片37の先端の側面と、支持片40の先端の側面とが対向している。支持片40の先端には修正ネジ41が螺合されており、修正ネジ41の先端は、作動片37の先端の前記側面に当接している。作動片37と支持片40との間には引っ張りバネ42が架張されており、引っ張りネジ42の弾性引っ張り力が修正ネジ41の先端と作動片37の前記側面との間の接触圧力を発生させている。修正ネジ41の後端には歯車44が取り付けられており、歯車44は、作業者によって操作される回転ハンドル62に取り付けられた歯車61と噛み合っている。作業者が回転ハンドル62を回すと、修正ネジ41が回転し、その先端がn−n方向に前後し、作動片37を介して回転円板34を有する回転修正台32が中心軸Z−Zを中心として回転する。
【0025】
回転ハンドル62はj−j方向に移動可能に保持移動機構(図示せず)により保持されており、これにより歯車44と歯車61との噛み合い状態と噛み合い解除状態とを自由に切り替えることができる。
【0026】
一対のスタンションロッド26を挟んで、レーザー光線(平行光線)58を発射する投光器71と、レーザー光線58を受光する受光器72とが設置されている。レーザー光線58の光軸方向は、この上方のバルブ保持台に保持されたバルブの図4に示した仮想線H−Hと平行である。一対のスタンションロッド26には、レーザー光線58を通過させる長孔53がそれぞれ形成されている。投光器71から発射されたレーザー光線58は、一方のスタンションロッド26の長孔53を通過して、回転修正台32上に装着された電子銃の電極11aの両側面に形成された一対の角孔14を通過して、他方のスタンションロッド26の長孔53を通過して、受光器72に入射する。受光器72は受光した光量に応じた物理量を出力する。レーザー光線58の投光器71及び受光器72としては、例えば、不透明体の幅測定に用いられる透過型レーザーセンサを用いることが出来る。即ち、図1において、71は透過型レーザーセンサのレーザー投光器、72はレーザー受光器、73はセンサアンプユニットである。センサアンプユニット73は、受光したレーザー光線58の幅に比例したアナログ電圧を出力する。
【0027】
センサアンプユニット73から出力されるアナログ電圧は表示装置74に入力される。表示装置74は、入力されたアナログ電圧をアナログ的に表示するバーグラフメータ75と、入力されたアナログ電圧をデジタル値で表示するデジタル電圧計76と、入力されたアナログ電圧のピーク値を保持してデジタル値で表示するピークホールド機能を備えたデジタル電圧計77とを備える。ピークホールド機能付のデジタル電圧計77には、封止装置全体を制御する制御装置(図示せず)から、電子銃の回転調整操作に応じてピークホールド機能をON/OFFする信号が入力される。
【0028】
次に、本実施形態に係る封止装置を用いた封止作業を説明する。
【0029】
まず、バルブ12(図示せず)がバルブ保持台に保持され、その後、電極11aを含む電子銃11が回転修正台32上に装着される(図1では電極11a以外の電子銃の構成部材を省略している)。このとき、バルブ12の仮想線H−Hとレーザー光線58の光軸とが平行で、且つ、バルブ12の中心軸Z−Zと、回転修正台32の回転中心軸と、電子銃11の中心軸とが一致するように、バルブ12及び電子銃11が位置調整される。電子銃11の電極11aの両側面には同一寸法の一対の角孔14が形成されている。電子銃11の仮想線X−X(図5参照)は、一対の角孔14の各中心を通り、バルブ12の中心軸Z−Zと直交する。
【0030】
この状態で、レーザー投光器71からレーザー光線58が照射される。レーザー光線58は、一方のスタンションロッド26の長孔53を通過して、電子銃11の電極11aの両側面に設けられた一対の角孔14を通過し、他方のスタンションロッド26の長孔53を通過して、レーザー受光器72に達する。この時、ピークホールド機能付のデジタル電圧計77に、ピークホールド機能のON信号が入力され、ピークホールド機能が有効となる。
【0031】
ここで、電子銃11の仮想線X−X(図5参照)と、バルブの仮想線H−H(図4参照)とが一致していれば、図2(A)及び図2(B)に示すように、レーザー受光器72に到達するレーザー光線58の幅dは、一対の角孔14a,14bの幅Dと一致し最大となる。この時、センサアンプユニット73から出力される電圧値も最大となる。図2(A)及び図2(B)において、一対の角孔14のうち、投光器側の角孔を14a、受光器側の角孔を14bと表示している。
【0032】
一方、仮想線X−Xと仮想線H−Hとが一致していなければ、図3(A)及び図3(B)に示すように、レーザー受光器72に到達するレーザー光線58の幅dは、一対の角孔14a,14bの幅Dよりも小さくなり、センサアンプユニット73から出力される電圧値も小さくなる。
【0033】
従って、作業者は、回転ハンドル62を操作して電子銃11を回転させた時に、センサアンプユニット73からの出力電圧に応じて変化するバーグラフメータ75の表示がどのように変化するかを見れば、電子銃11の仮想線X−Xがバルブ12の仮想線H−Hに対して一致する方向に回転しているのか、或いは離れる方向に回転しているのかを知ることができる。
【0034】
作業者は、表示装置74のバーグラフメータ75の表示の増減を見ながら、回転ハンドル62をいずれかの方向に回して電子銃11を回転させる。バーグラフメータ75の表示が増加すれば、そのまま同一方向に回転ハンドル62を回し続け、バーグラフメータ75の表示が減少すれば、反対方向に回転ハンドル62を回す。電子銃11が回転して電子銃11の仮想線X−Xとバルブ12の仮想線H−Hとが一致すると、レーザー受光器72に到達するレーザー光線58の幅dが最大値(=D)となり、バーグラフメータ75の表示も最大となる。ピークホールド機能付のデジタル電圧計77には、この時の電圧値が保持され、その表示値も保持される。さらに電子銃11を回転し続けると、レーザー受光器72に到達するレーザー光線58の幅dが小さくなり、バーグラフメータ75の表示は減少に転じる。作業者は、バーグラフメータ75の表示の変化を見て、その変化が増加から減少に転じるのを確認したら回転ハンドル62の回転方向を反転し、今度は、デジタル電圧計76の表示値を見ながら、その表示値がピークホールド機能付デジタル電圧計77の表示値と一致するように回転ハンドル62の回転を微調整する。
【0035】
デジタル電圧計76の表示値がピークホールド機能付デジタル電圧計77の表示値と一致すると、電子銃11の仮想線X−Xとバルブ12の仮想線H−Hとが一致し、電子銃11のバルブ12に対する中心軸Z−Z回りの回転方向の位置決めが完了する。
【0036】
次いで、回転ハンドル62の保持移動機構(図示せず)を操作して回転ハンドル62を移動させ、歯車61と歯車44との噛み合い状態を解除する。このとき、ピークホールド機能付のデジタル電圧計77に、ピークホールド機能のOFF信号が入力され、ピークホールド機能は無効となる。
【0037】
その後、マウントロッド30を上昇させ、電子銃11をバルブ12のネック内に挿入し、ネック端をバーナーで加熱し融解させて封止する。
【0038】
以上のように本発明の封止装置は、電子銃11に形成された一対の貫通孔14を通過したレーザー光線58の光量は、一対の貫通孔14の中心を通る仮想線X−Xとレーザー光線58の光軸とが平行になった時に最大となることを利用して、電子銃11の回転調整を行う。
【0039】
作業者は、バーグラフメータ75にアナログ的に表示された受光量を見ながら電子銃11の回転調整を行う。電子銃11を回転させることによって受光量が増加すれば、電子銃11の回転位置が適正位置に近づいており、逆に受光量が減少すれば、電子銃11の回転位置が適正位置から遠ざかっていることを知ることが出来るので、電子銃11を適正位置に素早く近付けることが出来る。回転調整中に、受光量の変化が増加から減少に転じた後は、ともにデジタル値表示された受光量の現在値とピーク値とを見比べながら、現在値がピーク値に一致するように微調整を行うことにより、正確な回転位置の調整ができる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明のCRTの封止装置によれば、簡易な構成を有し安価でありながら、精度良く、作業者によるばらつきが少ないCRTの封止を行うことが出来る。従って、本発明の利用分野は特に制限はなく、電子銃の管軸回り位置調整が必要なCRTの封止装置として広く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る封止装置の概略構成を示した図である。
【図2】図2(A)は、本発明の一実施形態に係る封止装置において、電子銃の仮想線X−Xとバルブの仮想線H−Hとが一致した時の、電子銃の一対の角孔を通過するレーザー光線の幅を示す平面断面図である。図2(B)は、図2(A)において受光器からレーザー光線の光軸と平行に見た一対の角孔の正面図である。
【図3】図3(A)は、本発明の一実施形態に係る封止装置において、電子銃の仮想線X−Xとバルブの仮想線H−Hとが一致していない時の、電子銃の一対の角孔を通過するレーザー光線の幅を示す平面断面図である。図3(B)は、図3(A)において受光器からレーザー光線の光軸と平行に見た一対の角孔の正面図である。
【図4】図4は、一般的なCRTの構造を示した斜視図である。
【図5】図5は、一対の角孔が設けられた、電子銃を構成する電極の概略を示した斜視図である。
【図6】図6は、バルブと電子銃とが適正に位置決めされた状態を管軸に沿って見た平面断面図である。
【図7】図7は、バルブと電子銃とが不適正に位置決めされた状態を管軸に沿って見た平面断面図である。
【図8】図8は、従来の封止装置に搭載された電子銃の回転機構を示した斜視図である。
【図9】図9は、従来の封止装置の制御ブロック図である。
【符号の説明】
【0042】
11 電子銃
11a 電極
12 バルブ
14,14a,14b 角孔
24 基台
25 支持台
26 スタンションロッド
30 マウントロッド
31 フランジ
32 回転修正台
33 円筒部
34 回転円板
35 マウントチップ
36 小孔
37 作動片
38 長孔
39 ビス
40 支持片
41 修正ネジ
42 引っ張りバネ
43 ローラ
44 歯車
53 長孔
58 レーザー光線(平行光線)
61 歯車
62 回転ハンドル
71 レーザー投光器
72 レーザー受光器
73 センサアンプユニット
74 表示装置
75 バーグラフメータ
76 デジタル電圧計
77 ピークホールド機能付デジタル電圧計
80 パルスモータ
83 演算処理装置
84 制御装置
85 CCDカメラ
86 画像処理装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
管軸に対して直交する一直線上に一対の孔が形成された電子銃をCRTに位置決めし封止するCRTの封止装置であって、
前記電子銃を前記管軸の回りに回転させる手段と、
前記一対の孔の一方に平行光線を入射させる手段と、
前記一対の孔の他方から出射された前記平行光線を受光して受光量を出力する手段と、
前記受光量をアナログ的に表示する手段と、
前記受光量をデジタル値で表示する手段と、
前記受光量のピーク値を保持してデジタル値で表示する手段と
を備えることを特徴とするCRTの封止装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate