説明

DWRの製造方法

【課題】FRPの機械的強度及び耐熱水性を向上させることができるDWRの製造方法を提供する。
【解決手段】白金製ブッシングより引き出した溶融ガラスをガラスフィラメントに引き伸ばし、ガラスフィラメントの表面に、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される少なくとも1種類のシランと、アクリルシランを含む集束剤を塗布し、集束剤を塗布した複数本のフィラメントを集束してガラスストランドとし、ガラスストランドを円筒状に巻いた後、90〜110℃の温度で皮膜形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、DWRの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、直接巻き取り法により製造されるDWR(Direct Wound Roving)は、数百〜数千のノズルを有する白金製ブッシングより引き出された溶融ガラスを、数ミクロンから二十数ミクロンのガラスフィラメントに引き伸ばし、取扱の際の作業性、いわゆる成形作業性とFRPのマトリックスとの接着性の向上を目的として、酢酸ビニル樹脂エマルジョンやポリエステル樹脂エマルジョンなどの結束剤、シランカップリング剤、界面活性剤やワックスなどの潤滑剤を含む集束剤を、ガラスフィラメントの表面に塗布した後、ガラスフィラメントを複数本引き揃え、ガラスストランドとし、コレットに綾を掛けながら巻き取ることにより製造される。
【0003】
綾を掛ける方法としては、トラバースを用いガラスストランドの導糸ガイドをコレット近傍に設置して、左右に往復移動させる方法が一般的である。ガラスストランドとコレットの回転軸とが成す角、いわゆる綾角度は、コレットの回転数とトラバースの往復運動の速度比により決定される。
【0004】
DWRは、短時間で集束剤に含まれる約10質量%の水分を蒸発させ、集束剤の皮膜を形成させるために、125〜150℃の熱風で乾燥されている。
【0005】
また、ガラスロービングには、DWR以外に、溶融ガラスを一旦ケーキと呼ばれるドーナツ状に巻き取り、乾燥後、数個〜数十個のケーキを引き揃え、再度円筒状に巻き取ることにより製造する方法もある。このようにケーキから再度巻き取る方法により製造されるガラスロービングは、DWRと区別して合糸ロービングと呼ばれている。合糸ロービングは、比較的細いストランドを数本から数十本束ねた事を特徴とし、通常1本の太いガラスストランドからなるDWRとこの点において大きく異なっている。
【0006】
これらのガラスロービングは、フィラメントワインディング法(FW法)、引抜法、シートモールディングコンパウンド法(SMC法)、スプレーアップ法、プリフォーム法などの成形法により、FRP成形品の強化材として広く使用されるが、一般に細いストランドを束ねた合糸ロービングはSMC法やスプレーアップ法、プリフォーム法など切断して使用する製法に多く用いられ、一方、1本のガラスストランドからなるDWRは、FW法や引抜法といった連続して用いる製法に多く用いられる。特に、ガラスフィラメントのイーブネス(ガラスストランド中のガラスフィラメント1本1本の等長性)を要求される分野において、DWRは大きな優位性を有している。
【0007】
このようなFW法や引抜法で製造したFRPは、工業用パイプ、工業用タンク、建築部材、スポーツ用具などの多岐に亘る用途に使用されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、FW法や引抜法で製造したFRPは、構造部材等の機械的強度を必要とする分野に使用される。FRP成形品の安全性を高めるため、FRPには機械的強度及び耐熱水性の更なる向上が求められている。尚、耐熱水性とは、FRP成形品を熱水中で長時間処理した際の耐久性を機械的強度及び外観で評価したものである。
【0009】
本発明の目的は、FRPの機械的強度及び耐熱水性を向上させることができるDWRの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のDWRの製造方法は、白金製ブッシングより引き出した溶融ガラスをガラスフィラメントに引き伸ばし、前記ガラスフィラメントの表面に、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される少なくとも1種類のシランと、アクリルシランを含む集束剤を塗布し、前記集束剤を塗布した複数本の前記フィラメントを集束してガラスストランドとし、前記ガラスストランドを円筒状に巻いた後、90〜110℃の温度で皮膜形成することを特徴とする。
【0011】
本発明により製造したDWRをFRPの強化材として用いると、FRPの機械的強度及び耐熱水性が向上する。すなわちエポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランは、ガラスフィラメントに対するマトリックスの濡れ性を良くし、ガラスフィラメントとマトリックスの接着強度向上を助長する効果があり、アクリルシランは、ガラスフィラメントとマトリックスとを接着させる効果がある。
【0012】
また、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される少なくとも1種類のシランとアクリルシランは、単独で用いるより併用する方がガラスフィラメントとマトリックスとの接着性を大幅に増大させることができる。しかしながら、集束剤の皮膜形成温度が110℃より高くなると、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される少なくとも1種類のシランと、集束剤中の結束剤や潤滑剤との反応が進行し、皮膜が変質してDWRが黄色に変色し、DWRの糸質硬化、結束性低下、フィラメント切れ等をもたらし、DWR本来の特性が失われるため、好ましくない。また、集束剤の皮膜形成温度が90℃より低くなると、DWR内部に多量の水分が残存しやすいため、FRPのマトリックスの硬化反応が損なわれやすく、また、シランカップリング剤とガラスとの反応が十分に行われないため、FRPの特性が損なわれ好ましくない。皮膜形成温度は、90〜110℃とすることが好ましい。
【0013】
本発明において、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される1種類のシランの合計付着量が0.005〜0.1質量%で、アクリルシランの付着量が0.01〜0.1質量%であることが好ましい
【0014】
上記構成とすることにより、ガラスフィラメントとマトリックスの接着強度が向上し、FRPの機械的強度及び耐熱水性が向上しやすい。即ち、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される少なくとも1種類のシランの合計付着量が0.005質量%より少ないか、或いは、アクリルシランの付着量が0.01質量%より少ないと、ガラスフィラメントとマトリックスの接着強度が低下しやすく、FRPの機械的強度及び耐熱水性を向上させる効果に乏しく、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される少なくとも1種類のシランの合計付着量が、0.1質量%よりも多く、或いはアクリルシランの付着量が0.1質量%よりも多くなっても、FRPの機械的強度及び耐熱水性を向上させる効果がほとんど増大せず、経済的でないからである。
【発明の効果】
【0015】
本発明の製造方法によって製造されるDWRを強化材として用いることにより、FRPの機械的強度及び耐熱水性を向上させることができる。
【0016】
また、本発明の製造方法によって製造されるDWRを強化材として用いたFRP、機械的強度及び耐熱水性に優れているため、工業用パイプ、工業用タンク、スポーツ用具等の多岐に亘る用途に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明のDWRの概略斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明のガラスロービング(DWR)2の外観斜視図を示している。このガラスロービング(DWR)2は、ガラスの溶解炉から白金製ブッシングを経由して引き出した多数本のガラスフィラメントの表面に後述する所定の組成比率からなる集束剤を塗布し、ギャザリングシューで集束してガラスストランド1とし、トラバース装置及びワインダーを用いてコレットに円筒状に綾巻きし、その後、熱風乾燥法や誘電乾燥法を用いて、集束剤中の含有水分の除去や、皮膜形成のために後述する所定の条件で乾燥が行われることによって作製される。
【0019】
上記ガラスロービング(DWR)2は、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択された1種類のシランとアクリルシランを含む集束剤が塗布され、90〜110℃以下の温度で皮膜形成される。
【0020】
エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランは、ガラスフィラメントに対するマトリックスの濡れ性を良くし、ガラスフィラメントとマトリックスの接着強度向上を助長する効果があり、アクリルシランは、ガラスフィラメントとマトリックスとを接着させる効果がある。
【0021】
また、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択された1種類のシランとアクリルシランは、単独で用いるより併用する方がガラスフィラメントとマトリックスとの接着性を大幅に増大させることができる。しかしながら、集束剤の皮膜形成が高い温度で行われるほど、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランと、集束剤中の結束剤や潤滑剤との反応が進行し、皮膜が変質してDWRが黄色に変色し、DWRの糸質硬化、含浸性の低下、フィラメント切れ等をもたらし、ガラスロービング本来の特性が失われるため、DWR取り扱い時の作業性の悪化や成時の成欠点の増大を引き起こす。即ち、集束剤の皮膜形成温度が110℃より高くなると、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択された1種類のシランと、結束剤や潤滑剤との反応が進行するため好ましくない。一方、集束剤の皮膜形成温度が、90℃より低くなると、DWR内部に多量の水分が残存しやすいため、FRPのマトリックスの硬化反応が損なわれやすく、また、シランカップリング剤とガラスとの反応が十分に行われないため、FRPの特性が損なわれ好ましくない。
【0022】
DRWの皮膜形成は、熱風乾燥法や、誘電乾燥法による乾燥によって行うことが出来る。
【0023】
前記集束剤は、DWRに対する付着量が、0.15〜1.0質量%であることが好ましい。即ち、DWRに対する集束剤の付着量が0.15質量%より少なくなると、FRPの機械的強度及び耐熱水性への効果が小さく、また、1.0質量%より多くしても効果が増大せず、経済的でない。
【0024】
また、上記DWRは、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択された少なくとも1種類のシランの合計付着量が、0.005〜0.1質量%で、アクリルシランの付着量が0.01〜0.1質量%であることが望ましい。
【0025】
即ち、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択された少なくとも1種類のシランの合計付着量が、0.005質量%より少ないか、或いは、アクリルシランの付着量が0.01質量%より少ないと、ガラスフィラメントとマトリックスの接着強度が低下しやすく、FRPの機械的強度及び耐熱水性を向上させる効果に乏しく、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される少なくとも1種類のシランの合計付着量が、0.1質量%より多い、或いはアクリルシランの付着量が0.1質量%よりも多くなっても、FRPの機械的強度及び耐熱水性を向上させる効果がほとんど増大せず、経済的でないからである。
【0026】
上記したシランカップリング剤は、エポキシシランとしてγ―グリシドキシプロピルトリメトキシシランを、アミノシランとしてγ―アミノプロピルトリエトキシシランを、ウレイドシランとしてγ―ウレイドプロピルトリエトキシシランを、アクリルシランとしてγ―メタクリオキシプロピルトリメトキシシランを用いると好適である。
【0027】
例えば、管状や棒状のFRPを作製する場合、DWRの番手は290〜4630texであることが望ましく、そのような番手では、ガラスフィラメントの直径は、13〜23μmであることが望ましい。
【0028】
FRPのマトリックスとしては、特に制限はないが、その中でも、オルソ系不飽和ポリエステル樹脂が好適である。また、FRPのガラスフィラメント含有率も特に制限はないが、50〜80質量%が好適である。
【0029】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。表1に本発明の実施例1〜6を、表2に比較例7〜13を示す。
【0030】
【表1】

【0031】
【表2】

【0032】
実施例1は、先ず、直径23μm、2000本のガラスフィラメントに、表1に示すシランの付着量になるように、集束剤(ポリエステルを5.0質量%、アクリルシランを0.45質量%、アミノシランを0.2質量%、カチオン系潤滑剤を0.1質量%、イオン交換水を94.25質量%)を塗布し、ギャザリングシューを用いて集束させ、2310texのDWRとし、カムトラバースを経由してコレットに巻き取った。次いで、DWR内部に残存した約10%の水分を除去し、集束剤の皮膜形成を行うため、100℃に設定した熱風乾燥炉で24時間乾燥することにより、集束剤の付着量0.4質量%、水分率0.03質量%のDWRを得た。
【0033】
さらに、上記したDWRを強化材として、オルソ系不飽和ポリエステル樹脂をマトリックスとして使用し、フィラメントワインディング法を用い、ガラスフィラメントの含有量が65重量%のFRP製の管体を得た。
【0034】
実施例2は、実施例1において、集束剤中のカップリング剤をアクリルシラン0.45質量%、ウレイドシラン0.3質量%にした以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0035】
実施例3は、実施例1において、集束剤中のカップリング剤をアクリルシラン0.45質量%、アミノシラン0.2質量%、エポキシシラン0.1質量%にした以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0036】
実施例4は、実施例1において、集束剤中のカップリング剤をアクリルシラン0.5質量%、ウレイドシラン0.1質量%、エポキシシラン0.2質量%にした以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0037】
実施例5は、実施例1において、集束剤中のカップリング剤をアクリルシラン0.5質量%、アミノシラン0.2質量%、ウレイドシラン0.1質量%にした以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0038】
実施例6は、実施例1において、集束剤中のカップリング剤をアクリルシラン0.5質量%、アミノシラン0.2質量%、ウレイドシラン0.05質量%、エポキシシラン0.05質量%にした以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0039】
比較例7は、実施例1において、集束剤中のカップリング剤をアクリルシラン0.5質量%にした以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0040】
比較例8は、実施例1において、集束剤中のカップリング剤をアミノシラン0.5質量%にした以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0041】
比較例9は、実施例1において、集束剤中のカップリング剤をエポキシシラン0.5質量%にした以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0042】
比較例10は、実施例1において、集束剤中のカップリング剤をウレイドシラン0.5質量%にした以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0043】
比較例11は、実施例1において、130℃−24時間熱風乾燥炉で皮膜形成した以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0044】
比較例12は、実施例2において、130℃−24時間熱風乾燥炉で皮膜形成した以外は、全て実施例2と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0045】
比較例13は、実施例1において、80℃−24時間熱風乾燥炉で皮膜形成した以外は、全て実施例1と同様にしてDWRを得、FRP製の管体を作製した。
【0046】
DWRの水分率は、JIS R 3420に準拠し測定した。
【0047】
ストランドの着色は、DWR最外層のストランドが着色した度合いによって評価し、DWRが白色のものを「○」、やや黄変しているものを「△」、黄変しているものを「×」とした。
【0048】
管体強度は、JIS K 6911に基づきn=10で測定した。
【0049】
耐熱水性は、管体を95℃の熱水中に96時間浸漬後、50℃の乾燥炉で1時間乾燥させ、管体強度及び管体外観を評価することで判定した。
【0050】
管体の外観は、熱水浸漬後の管体の白化及び透明性によって評価し、白化が無く透明性を有しているものを「○」、白化しているものの透明性を有しているものを「△」、白化して不透明なものを「×」とした。
【0051】
表1から明らかなように、実施例は、DWRの着色がなく、管体強度が高く、更に熱水浸漬後の管体強度も高く、熱水浸漬後の外観が優れている。
【0052】
一方、比較例7は、アクリルシランのみを使用しているため、層間剪断やガラス−マトリックス界面への水の浸入などに対する界面強度が充分得られず、管体強度や耐熱水性が低かった。比較例8〜10は、カップリング剤として、それぞれ単独でアミノシラン、エポキシシラン、ウレイドシランを使用しているが、これらのカップリング剤が、ガラスに対するマトリックスの濡れ性は向上できるものの、基本的なガラスとマトリックスとを接着させる効果に乏しいため、管体強度や耐熱水性が低かった。比較例11、12は、皮膜形成が130℃で行われているため、エポキシシラン、ウレイドシラン、アミノシランと、結束剤や潤滑剤との反応が進行し、皮膜が変質してDWRの取扱作業性悪化による成形時の成形不良が増大した。比較例11における熱水浸漬後の管体強度が低いのは、アミノシランが特に結束剤や潤滑剤との反応性が高いため、反応に起因するDWRの糸質が硬くなる等、DWRの取扱作業性の悪化が著しいためである。比較例13は、皮膜形成温度が80℃と低いため、DWR中に水分が多く残り、その水分がマトリックスの特性を損ない、また、シランカップリング剤とガラスとの反応が十分でないため、管体強度及び熱水浸漬後の管体強度が低かった。
【符号の説明】
【0053】
1 ガラスストランド
2 DWR

【特許請求の範囲】
【請求項1】
白金製ブッシングより引き出した溶融ガラスをガラスフィラメントに引き伸ばし、
前記ガラスフィラメントの表面に、エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される少なくとも1種類のシランと、アクリルシランを含む集束剤を塗布し、
前記集束剤を塗布した複数本の前記フィラメントを集束してガラスストランドとし、
前記ガラスストランドを円筒状に巻いた後、90〜110℃の温度で皮膜形成することを特徴とするDWRの製造方法。
【請求項2】
エポキシシラン、アミノシラン、ウレイドシランから選択される少なくとも1種類のシランの合計付着量が0.005〜0.1質量%で、アクリルシランの付着量が0.01〜0.1質量%であることを特徴とする請求項1に記載のDWRの製造方法
【請求項3】
熱風乾燥法または誘電乾燥法によって皮膜形成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のDWRの製造方法
【請求項4】
90〜100℃の温度で皮膜形成することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のDWRの製造方法

【図1】
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【公開番号】特開2010−269999(P2010−269999A)
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−147405(P2010−147405)
【出願日】平成22年6月29日(2010.6.29)
【分割の表示】特願2001−237871(P2001−237871)の分割
【原出願日】平成13年8月6日(2001.8.6)
【出願人】(000232243)日本電気硝子株式会社 (1,447)
【Fターム(参考)】