HSP47発現の調節
ここで提供されるのは、標的遺伝子、特に熱ショックタンパク質47(hsp47)の発現を調節するための組成物、方法およびキットである。組成物、方法およびキットは、hsp47をコードする遺伝子、例えばヒトhsp47をコードする遺伝子を調節する核酸分子(例えば短鎖干渉核酸(siNA)、短鎖干渉RNA(siRNA)、二本鎖RNA(dsRNA)、マイクロRNA(miRNA)または短鎖ヘアピンRNA(shRNA))を含んでもよい。ここで開示される組成物および方法はまた、hsp47に関連する状態および障害、例えば肝線維症、肺線維症、腹膜線維症および腎線維症などの処置に使用することができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
センス鎖とアンチセンス鎖とを含む二本鎖核酸分子であって、センス鎖およびアンチセンス鎖が、SERPINH1_2(配列番号60および127)、SERPINH1_6(配列番号63および130)、SERPINH1_45a(配列番号98および165)、SERPINH1_51(配列番号101および168)およびSERPINH1_51a(配列番号105および172)として記載されるオリゴヌクレオチドから選択される、前記二本鎖核酸分子。
【請求項2】
第1の鎖が配列番号127を含み、第2の鎖が配列番号60を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項3】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、センス鎖が配列番号60である、二本鎖核酸分子。
【請求項4】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、1、5、6または7位の少なくとも1つにおける2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着した3’末端非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、少なくとも1個の2’5’リボヌクレオチドまたは2’OMe修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項5】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、3、5、9、11、13、15、17および19位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着した3’末端非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、3’末端の15、16、17、18および19位(5’>3’)における5個の連続する2’5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項6】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、3、5、9、11、13、15、17および19位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、3’末端の15、16、17、18および19位(5’>3’)における5個の連続する2’5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3Pi非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基部分を含み、アンチセンス鎖の1位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチドをさらに含む、核酸分子(化合物_1)。
【請求項7】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、3、5、9、11、13、15、17および19位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、3’末端の15、16、17、18および19位(5’>3’)における5個の連続する2’5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3Pi非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基部分を含み、アンチセンス鎖の1位における2’5’リボヌクレオチドをさらに含む、核酸分子(化合物_6)。
【請求項8】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、1、3、5、9、11、13、15、17および19位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、3’末端の7、13、16および18位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、9位における2’5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基部分を含む、核酸分子(化合物_5)。
【請求項9】
第1の鎖が配列番号63を含み、第2の鎖が配列番号130を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項10】
センス鎖が配列番号63であり、アンチセンス鎖が配列番号130である、二本鎖核酸分子。
【請求項11】
センス鎖が配列番号63であり、2’OMe糖修飾ピリミジンリボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号130であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、5、6または7位の少なくとも1つにおける2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項12】
センス鎖が配列番号63であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号130であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項13】
センス鎖が配列番号63であり、(5’>3’)2、14および18位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号130であり、(5’>3’)1、3、5、9、12、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖分子(化合物_2)。
【請求項14】
センス鎖が配列番号63であり、(5’>3’)2、14および18位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号130であり、(5’>3’)1、3、5、9、11、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖分子(化合物_7)。
【請求項15】
第1の鎖が配列番号98を含み、第2の鎖が配列番号165を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項16】
センス鎖が配列番号98であり、アンチセンス鎖が配列番号165である、二本鎖核酸分子。
【請求項17】
センス鎖が配列番号98であり、3’末端における複数の位置における2’−5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分、5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号165であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、5、6または7位の少なくとも1つにおける2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項18】
センス鎖が配列番号98であり、(5’>3’)15、16、17、18および19位における2’−5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3−OH 3’部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号165であり、(5’>3’)2、4、6、8、11、13、15、17および19位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH部分を含む、二本鎖核酸分子(化合物_3)。
【請求項19】
第1の鎖が配列番号101を含み、第2の鎖が配列番号168を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項20】
センス鎖が配列番号101であり、アンチセンス鎖が配列番号168である、二本鎖核酸分子。
【請求項21】
センス鎖が配列番号101であり、2’OMe糖修飾ピリミジンリボヌクレオチド、任意に9または10位のうちの1つにおける2’−5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号168であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、5、6または7位の少なくとも1つにおける2’5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項22】
センス鎖が配列番号101であり、(5’>3’)4、11、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、9位における2’−5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号168であり、(5’>3’)1、4、8、11および15位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、6位における2’5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH部分を含む、二本鎖核酸分子(化合物_4)。
【請求項23】
センス鎖が配列番号101であり、(5’>3’)4、11、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号168であり、(5’>3’)1、4、8、13および15位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、6位における2’5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH部分を含む、二本鎖核酸分子(化合物_8)。
【請求項24】
センス鎖が配列番号101であり、(5’>3’)2、4、11、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号168であり、(5’>3’)1、4、8、11および15位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、6位における2’5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH部分を含む、二本鎖核酸分子(化合物_9)。
【請求項25】
細胞におけるhsp47の発現を低減するための、請求項1〜24のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項26】
hsp47に関連する疾患を処置するための、請求項1〜25のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項27】
線維症、肝線維症、肝硬変、肺線維症、腎線維症、腹膜線維症、慢性肝損傷および原線維形成からなる群から選択される疾患を処置するための、請求項1〜26のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項28】
肝線維症を処置するための、請求項1〜27のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項29】
肺線維症を処置するための、請求項1〜28のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項30】
腎線維症を処置するための、請求項1〜29のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項31】
腹膜線維症を処置するための、請求項1〜30のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項32】
慢性肝損傷を処置するための、請求項1〜31のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項33】
原線維形成を処置するための、請求項1〜32のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項34】
肝移植後C型肝炎または非アルコール性脂肪肝炎(NASH)による肝硬変、特発性肺線維症、肺線維症につながる放射線肺炎、糖尿病性腎症、持続携帯式腹膜透析(CAPD)に関連する腹膜硬化症および眼瘢痕性類天疱瘡からなる群から選択される疾患を処置するための、請求項1〜33のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項35】
肝移植後C型肝炎または非アルコール性脂肪肝炎(NASH)による肝硬変を処置するための、請求項1〜34のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項36】
特発性肺線維症を処置するための、請求項1〜35のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項37】
肺線維症につながる放射線肺炎を処置するための、請求項1〜36のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項38】
糖尿病性腎症を処置するための、請求項1〜37のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項39】
持続携帯式腹膜透析(CAPD)に関連する腹膜硬化症を処置するための、請求項1〜38のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項40】
眼瘢痕性類天疱瘡を処置するための、請求項1〜39のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項41】
核酸分子であって、
(a)該核酸分子はセンス鎖とアンチセンス鎖とを含み、
(b)該核酸分子のそれぞれの鎖は、独立して15〜49ヌクレオチドの長さであり、
(c)アンチセンス鎖の15〜49のヌクレオチド配列は、hsp47をコードするmRNAの配列に相補的であり、かつ
(d)センス鎖の15〜49のヌクレオチド配列はアンチセンス鎖の配列に相補的であり、hsp47をコードするmRNAの15〜49のヌクレオチド配列を含む、
前記核酸分子。
【請求項42】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド600〜800の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項43】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド801〜899の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項44】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド900〜1000の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項45】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド1001〜1300の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項46】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド674〜693の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項47】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド698〜716の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項48】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド698〜722の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項49】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド701〜720の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項50】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド920〜939の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項51】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド963〜982の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項52】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド947〜972の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項53】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド948〜966の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項54】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド945〜969の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項55】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド945〜963の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項56】
アンチセンス鎖が、配列番号4もしくはその部分、または配列番号6もしくはその部分、または配列番号8もしくはその部分、または配列番号10もしくはその部分、または配列番号12もしくはその部分、または配列番号14もしくはその部分、または配列番号16もしくはその部分、または配列番号18もしくはその部分、または配列番号20もしくはその部分、または配列番号22もしくはその部分、または配列番号24もしくはその部分、または配列番号26もしくはその部分、または配列番号28もしくはその部分、または配列番号30もしくはその部分、または配列番号32もしくはその部分、または配列番号34もしくはその部分、または配列番号36もしくはその部分、または配列番号38もしくはその部分、または配列番号40もしくはその部分、または配列番号42もしくはその部分、または配列番号44もしくはその部分、または配列番号46もしくはその部分、または配列番号48もしくはその部分、または配列番号50もしくはその部分、または配列番号52もしくはその部分、または配列番号54もしくはその部分、または配列番号56もしくはその部分、または配列番号58もしくはその部分からなる群から選択される配列を含む、請求項1〜55のいずれか一項に記載の核酸分子
【請求項57】
センス鎖が、配列番号3もしくはその部分、または配列番号5もしくはその部分、または配列番号7もしくはその部分、または配列番号9もしくはその部分、または配列番号11もしくはその部分、または配列番号13もしくはその部分、または配列番号15もしくはその部分、または配列番号17もしくはその部分、または配列番号19もしくはその部分、または配列番号21もしくはその部分、または配列番号23もしくはその部分、または配列番号25もしくはその部分、または配列番号27もしくはその部分、または配列番号29もしくはその部分、または配列番号31もしくはその部分、または配列番号33もしくはその部分、または配列番号35もしくはその部分、または配列番号37もしくはその部分、または配列番号39もしくはその部分、または配列番号41もしくはその部分、または配列番号43もしくはその部分、または配列番号45もしくはその部分、または配列番号47もしくはその部分、または配列番号49もしくはその部分、または配列番号51もしくはその部分、または配列番号53もしくはその部分、または配列番号55もしくはその部分、または配列番号57もしくはその部分からなる群から選択される配列を含む、請求項1〜56のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項58】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、17〜35ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項59】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、17〜30ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項60】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜25ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項61】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、18〜23ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項62】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、19〜21ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項63】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、25〜30ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項64】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、26〜28ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項65】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜49ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項66】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜35ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項67】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜25ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項68】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、17〜23ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項69】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、17〜21ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項70】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、25〜30ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項71】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜25ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項72】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、25〜28ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項73】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが別々のポリヌクレオチド鎖である、請求項1〜72のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項74】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが別々のポリヌクレオチド鎖であり、該アンチセンス鎖と該センス鎖とが、水素結合によって二本鎖構造を形成する、請求項1〜73のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項75】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが別々のポリヌクレオチド鎖であり、該アンチセンス鎖と該センス鎖とが、共有結合によって連結されている、請求項1〜74のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項76】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが、センス領域とアンチセンス領域とを有する単一のポリヌクレオチド鎖の一部である、請求項1〜72のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項77】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが、センス領域とアンチセンス領域とを有する単一のポリヌクレオチド鎖の一部であり、核酸分子がヘアピン構造を有する、請求項1〜72および76のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項78】
核酸分子が二本鎖分子であり、両方の末端に平滑末端を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項79】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端にオーバーハングを有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項80】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端にオーバーハングを有し、オーバーハングが1〜8ヌクレオチドの長さである、請求項1〜77および79のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項81】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端にオーバーハングを有し、オーバーハングが2ヌクレオチドの長さである、請求項1〜77、79および80のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項82】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端に3’オーバーハングを有する、請求項1〜77、79〜81のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項83】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端に3’オーバーハングを有し、該オーバーハングが2ヌクレオチドの長さである、請求項1〜77、79〜82のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項84】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端に5’オーバーハングを有する、請求項1〜77、79〜81のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項85】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端に5’オーバーハングを有し、該オーバーハングが2ヌクレオチドの長さである、請求項1〜77、79〜81および84のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項86】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項87】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが、1〜8ヌクレオチドオーバーハングである、請求項1〜77および86のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項88】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが、3’オーバーハングである、請求項1〜77、86および87のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項89】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが、2ヌクレオチドの3’オーバーハングである、請求項1〜77および86〜88のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項90】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングがセンス鎖にある、請求項1〜77および86〜89のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項91】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングがアンチセンス鎖にある、請求項1〜77および86〜89のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項92】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが5’オーバーハングである、請求項1〜77、86および87のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項93】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが2ヌクレオチドの5’オーバーハングである、請求項1〜77、86、87および92のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項94】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが5’オーバーハングであり、該オーバーハングがセンス鎖にある、請求項1〜77、86、87、92および93のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項95】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが5’オーバーハングであり、該オーバーハングがアンチセンス鎖にある、請求項1〜77、86、87、92および93のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項96】
オーバーハングヌクレオチドが修飾ヌクレオチドである、請求項1〜77および79〜95のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項97】
オーバーハングヌクレオチドが2’−デオキシヌクレオチドである、請求項1〜77および79〜96のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項98】
1個または2個以上のオーバーハングヌクレオチドが修飾ヌクレオチドである、請求項1〜77および79〜97のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項99】
1個または2個以上のオーバーハングヌクレオチドが2’−デオキシヌクレオチドである、請求項1〜77および79〜98のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項100】
核酸分子が表Iに示す核酸分子から選択される、請求項1〜99のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項101】
核酸分子が1または2以上の修飾または修飾ヌクレオチドを含む、請求項1〜100のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項102】
核酸分子が修飾糖部分を含む1個または2個以上ヌクレオチドを含む、請求項1〜101のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項103】
核酸分子が修飾糖部分を含む1個または2個以上ヌクレオチドを含み、該修飾糖部分が、2’−O−メチル、2’−メトキシエトキシ、2’−デオキシ、2’−フルオロ、2’−アリル、2’−O−[2(メチルアミノ)−2−オキソエチル]、4’チオ、4’−(CH2)2−O−2’−架橋、2’−ロックド核酸または2’−O−(N−メチルカルバメート)からなる群から独立して選択される、請求項1〜102のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項104】
核酸分子が1個または2個以上の修飾核酸塩基を含む、請求項1〜103のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項105】
核酸分子が1個または2個以上の修飾核酸塩基を含み、該1個または2個以上の修飾核酸塩基が、キサンチン、ヒポキサンチン、2−アミノアデニン、アデニンおよびグアニンの6−メチルおよび他のアルキル誘導体、アデニンおよびグアニンの2−プロピルおよび他のアルキル誘導体、5−ハロウラシルおよび5−ハロシトシン、5−プロピニルウラシルおよび5−プロピニルシトシン、6−アゾウラシル、6−アゾシトシンおよび6−アゾチミン、5−ウラシル(シュードウラシル)、4−チオウラシル、8−ハロ、アミノ、チオール、チオアルキル、ヒドロキシおよび他の8−置換アデニンおよびグアニン、5−トリフルオロメチルおよび他の5−置換ウラシルおよびシトシン、7−メチルグアニンおよびアシクロヌクレオチドからなる群から選択される、請求項1〜104のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項106】
核酸分子がホスホジエステル骨格に1または2以上の修飾を含む、請求項1〜105のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項107】
核酸分子がホスホジエステル骨格への1または2以上の修飾を含み、該ホスホジエステル骨格への1または2以上の修飾が、ホスホロチオエート、3’−(または−5’)デオキシ−3’−(または−5’)チオ−ホスホロチオエート、ホスホロジチオエート、ホスホロセレネート、3’−(または−5’)デオキシホスフィネート、ボラノホスフェート、3’−(または−5’)デオキシ−3’−(または5’−)アミノホスホルアミデート、水素ホスホネート、ボラノリン酸エステル、ホスホルアミデート、アルキルまたはアリールホスホネートおよびホスホトリエステルまたはリン結合からなる群から独立して選択される、請求項1〜106のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項108】
核酸分子が、1または2以上の修飾をセンス鎖に含むが、アンチセンス鎖には含まない、請求項1〜107のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項109】
核酸分子が、1または2以上の修飾をアンチセンス鎖に含むが、センス鎖には含まない、請求項1〜107のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項110】
核酸分子が、1または2以上の修飾をセンス鎖およびアンチセンス鎖の両方に含む、請求項1〜107のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項111】
センス鎖が、交互する修飾のパターンを含む、請求項1〜107、108および110のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項112】
アンチセンス鎖が、交互する修飾のパターンを含む、請求項1〜107、109および110のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項113】
センス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分である、請求項1〜107、108、110および111のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項114】
アンチセンス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分である、請求項1〜107、109、110、112および113のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項115】
センス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンがセンス鎖の5’末端における修飾ヌクレオチドから始まる、請求項1〜107、108、110、111、113および114のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項116】
アンチセンス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンがアンチセンス鎖の5’末端における修飾ヌクレオチドから始まる、請求項1〜107、109、110、112〜115のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項117】
センス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンがセンス鎖の3’末端における修飾ヌクレオチドから始まる、請求項1〜107、108、110、111、113〜116のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項118】
アンチセンス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンがアンチセンス鎖の3’末端における修飾ヌクレオチドから始まる、請求項1〜107、109、110、112〜117のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項119】
センス鎖およびアンチセンス鎖の両方が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンが、センス鎖の修飾ヌクレオチドがアンチセンス鎖の非修飾ヌクレオチドに対向するか、センス鎖の非修飾ヌクレオチドがアンチセンス鎖の修飾ヌクレオチドに対向するように構成される、請求項1〜118のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項120】
センス鎖およびアンチセンス鎖の両方が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンが、センス鎖の各の修飾ヌクレオチドがアンチセンス鎖の修飾ヌクレオチドに対向するように構成される、請求項1〜118のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項121】
アンチセンス鎖および/またはセンス鎖が核酸分子を含む、請求項1〜120のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項122】
センス鎖および/またはアンチセンス鎖の一方または両方が、3’末端における1〜3個のデオキシリボヌクレオチドを含む、請求項1〜121のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項123】
センス鎖および/またはアンチセンス鎖の一方または両方が、5’末端におけるリン酸基を含む、請求項1〜122のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項124】
センス鎖が少なくとも1個のニックまたはギャップを含む、請求項1〜123のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項125】
請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子を、hsp47の発現を低減するのに十分な量で細胞内に導入することを含む、細胞においてhsp47の発現を低減する方法。
【請求項126】
細胞が肝星細胞である、請求項125に記載の方法。
【請求項127】
細胞が、腎臓または肺組織における、または腎臓または肺組織からの星細胞である、請求項125に記載の方法。
【請求項128】
方法がin vitroで行われる、請求項125に記載の方法。
【請求項129】
方法がin vivoで行われる、請求項125に記載の方法。
【請求項130】
hsp47に関連する疾患を患う個体を処置する方法であって、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子を、hsp47の発現を低減するのに十分な量で前記個体に投与することを含む、前記方法。
【請求項131】
hsp47に関連する疾患が、線維症、肝線維症、肝硬変、肺線維症、腎線維症、腹膜線維症、慢性肝損傷と原線維形成からなる群から選択される疾患である、請求項130に記載の方法。
【請求項132】
請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子と、薬学的に許容し得る担体とを含む組成物。
【請求項133】
患者による使用のために包装された、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子を含む組成物。
【請求項134】
組成物が、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子をどのように用いることができるのかに関するが用いられるある種の情報を提供するラベルまたは添付文書を含む、請求項132または133に記載の組成物。
【請求項135】
請求項134、ラベルまたは添付文書が投薬情報を含む、請求項134に記載の組成物。
【請求項136】
ラベルまたは添付文書が使用適応を含む、請求項134または135に記載の組成物。
【請求項137】
ラベルまたは添付文書が、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子が治療への使用に適することを示す、請求項134〜136のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項138】
ラベルまたは添付文書が、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子が、hsp47に関連する疾患を患う患者を処置するために適することを示す、請求項134〜137のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項139】
ラベルまたは添付文書が、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子が、線維症、肝線維症、肝硬変、肺線維症、腎線維症、腹膜線維症、慢性肝損傷および原線維形成からなる群から選択される疾患を処置するために適することを示す、請求項134〜136のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項140】
構造(A1):
(A1) 5’ (N)x−Z 3’ (アンチセンス鎖)
3’ Z’−(N’)y−z’’ 5’(センス鎖)
ここで、各々のNおよびN’は非修飾であっても、修飾されていてもよいヌクレオチドであるか、非定型部分であり、
各々の(N)xおよび(N’)yは、各々の連続するNまたはN’が次のNまたはN’に共有結合的に連結されたオリゴヌクレオチドであり、
各々のZおよびZ’は、独立して、存在するか、不在であるが、存在する場合は、独立して、それが存在する鎖の3’末端に共有結合的に付着した1〜5個の連続したヌクレオチドまたは非ヌクレオチド部分またはその組合せを含み、
z’’は存在しても、または不在であってもよいが、存在する場合は、(N’)yの5’末端に共有結合的に付着したキャッピング部分であり、
xおよびyの各々は、独立して18〜40の間の整数であり、
(N’)yの配列は、(N)xの配列に相補的であり、(N)xは、配列番号1に対するアンチセンス配列を含む
を有する二本鎖オリゴヌクレオチド化合物。
【請求項141】
(N)xが、表A−19に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項140に記載の化合物。
【請求項142】
(N)xが、SERPINH1_4、SERPINH1_12、SERPINH1_18、SERPINH1_30、SERPINH1_58またはSERPINH1_88に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項141に記載の化合物。
【請求項143】
(N)xが、SERPINH1_4、SERPINH1_12、SERPINH1_30またはSERPINH1_58に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項142に記載の化合物。
【請求項144】
(N)xが、表BまたはCのいずれか1つに存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項140に記載の化合物。
【請求項145】
x=y=19である、請求項140〜144のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項146】
ZおよびZ’の両方が不在である、請求項140〜145のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項147】
ZおよびZ’のうちの1つが存在する、請求項140〜145のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項148】
ZまたはZが、独立して、無塩基デオキシリボース部分、無塩基リボース部分、逆位無塩基デオキシリボース部分、逆位無塩基リボース部分、C3部分、C4部分、C5部分、アミノ−6部分から選択される非定型部分である、請求項147に記載の化合物。
【請求項149】
ZまたはZ’が、独立して、C3部分およびアミノ−C6部分から選択される、請求項148に記載の化合物。
【請求項150】
NまたはN’の少なくとも1つが2’糖修飾リボヌクレオチドを含む、請求項140〜149のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項151】
2’糖修飾リボヌクレオチドが、アミノ、フルオロ、アルコキシまたはアルキル部分の存在を含む、請求項150に記載の化合物。
【請求項152】
2’糖修飾リボヌクレオチドが、2’−OCH3を含む、請求項151に記載の化合物。
【請求項153】
(N)xが、交互する2’OMe糖修飾リボヌクレオチドと非修飾リボヌクレオチドとを含む、請求項140〜152のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項154】
(N)xが、少なくとも5個の交互する2’OMe糖修飾リボヌクレオチドと非修飾リボヌクレオチドとを含む、請求項153に記載の化合物。
【請求項155】
(N)xが、2’OMe修飾リボヌクレオチドを、2、4、6、8、11、13、15、17および19位に含む、請求項154に記載の化合物。
【請求項156】
(N)xが、2’OMe修飾リボヌクレオチドを、1、3、5、7、9、11、13、15、17および19位に含む、請求項154に記載の化合物。
【請求項157】
(N)xが、2’OMe修飾ピリミジンリボヌクレオチドを含む、請求項140〜152のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項158】
(N)xにおける全てのピリミジンリボヌクレオチドが、2’OMe修飾ピリミジンリボヌクレオチドを含む、請求項157に記載の化合物。
【請求項159】
(N)xが、位置6または7位(5’>3’)に、L−DNA部分を含む、請求項140〜158のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項160】
(N’)yが、ミラーヌクレオチドおよび2’−5’リボヌクレオチドから選択される少なくとも1個の非定型部分を含む、請求項140〜159のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項161】
非定型部分がミラーヌクレオチドである、請求項160に記載の化合物。
【請求項162】
ミラーヌクレオチドが、L−デオキシリボヌクレオチド(L−DNA)である、請求項161に記載の化合物。
【請求項163】
そこで請求項163に記載の化合物(N’)yが、3’末端に1〜17および19位における非修飾リボヌクレオチドおよび3’の最後から2番目の位置(18位)におけるL−DNAからなる、請求項150〜162のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項164】
(N’)yが、1〜16および19位における非修飾リボヌクレオチドおよび3’の最後から2番目の位置(17および18位)における2個の連続するL−DNAを含む、請求項163に記載の化合物。
【請求項165】
非定型部分が、隣接するヌクレオチドに2’−5’ヌクレオチド間リン酸結合で連結しているヌクレオチドである、請求項160に記載の化合物。
【請求項166】
隣接するヌクレオチドに2’−5’ヌクレオチド間リン酸結合で連結しているヌクレオチドが、3’−O−メチル(3’OMe)糖修飾をさらに含む、請求項165に記載の化合物。
【請求項167】
下記の構造(A2):
(A2) 5’ N1−(N)x−Z 3’(アンチセンス鎖)
3’ Z−N2−(N’)y−z’’ 5’(センス鎖)
ここで、N2、NおよびN’の各々は、非修飾リボヌクレオチドまたは修飾リボヌクレオチドまたは非定型部分であり、
(N)xおよび(N’)yの各々は、各々の連続するNまたはN’が隣接するNまたはN’に共有結合によって連結したオリゴヌクレオチドであり、
xとyの各々は、独立して17〜39の間の整数であり、
(N’)yの配列は(N)xの配列に相補性を有し、(N)xは、標的RNAの連続する配列に相補性を有し、
N1は(N)xに共有結合的に結合しており、標的RNAに対してミスマッチであるか、または、標的RNAに対する相補的DNA部分であり、
N1は、天然または修飾ウリジン、デオキシリボウリジン、リボチミジン、デオキシリボチミジン、アデノシンまたはデオキシアデノシンからなる群から選択される部分であり、
z’’は存在しても、または不在であってもよいが、存在する場合はN2−(N’)yの5’末端に共有結合的に付着したキャッピング部分であり、
ZおよびZ’の各々は、独立して、存在するか、または不在であるが、存在する場合は、独立して、それが存在する鎖の3’末端に共有結合的に付着した、1〜5個の連続するヌクレオチド、連続する非ヌクレオチド部分またはその組合せである
を有する、二本鎖オリゴヌクレオチド化合物。
【請求項168】
x=y=18である、請求項167に記載の化合物。
【請求項169】
(N)xおよび(N’)yのオリゴヌクレオチドが、表DおよびEに記載のオリゴヌクレオチドのペアから選択される、請求項167に記載の化合物。
【請求項170】
(N)xが、表A−18に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項167に記載の化合物。
【請求項171】
(N)xが、SERPINH1_2、SERPINH1_6、SERPINH1_11、SERPINH1_13、SERPINH1_45、SERPINH1_45a、SERPINH1_51、SERPINH1_52またはSERPINH1_86に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項170に記載の化合物。
【請求項172】
(N)xが、SERPINH1_2、SERPINH1_6、SERPINH1_11、SERPINH1_13、SERPINH1_45a、SERPINH1_51、SERPINH1_52またはSERPINH1_86に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項171に記載の化合物。
【請求項173】
請求項140〜172のいずれか一項に記載の化合物と、薬学的に許容し得る担体とを含む、医薬組成物。
【請求項174】
肝線維症、あらゆる原因の腎線維症(ESRDを含むCKD)、肺線維症(ILFを含む)、骨髄線維症、偶発的および医原性(手術)の全ての可能な種類の皮膚損傷に関連する異常な瘢痕化(ケロイド)、強皮症、心線維症、緑内障濾過手術の失敗、腸管癒着症などの、線維性状態から選択される疾患または状態を患う対象を処置する方法であって、該対象に、HSP47の発現を阻害するsiRNA化合物を、前記疾患または状態を処置するために有効な量で投与することを含む、前記方法。
【請求項1】
センス鎖とアンチセンス鎖とを含む二本鎖核酸分子であって、センス鎖およびアンチセンス鎖が、SERPINH1_2(配列番号60および127)、SERPINH1_6(配列番号63および130)、SERPINH1_45a(配列番号98および165)、SERPINH1_51(配列番号101および168)およびSERPINH1_51a(配列番号105および172)として記載されるオリゴヌクレオチドから選択される、前記二本鎖核酸分子。
【請求項2】
第1の鎖が配列番号127を含み、第2の鎖が配列番号60を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項3】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、センス鎖が配列番号60である、二本鎖核酸分子。
【請求項4】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、1、5、6または7位の少なくとも1つにおける2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着した3’末端非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、少なくとも1個の2’5’リボヌクレオチドまたは2’OMe修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項5】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、3、5、9、11、13、15、17および19位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着した3’末端非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、3’末端の15、16、17、18および19位(5’>3’)における5個の連続する2’5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項6】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、3、5、9、11、13、15、17および19位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、3’末端の15、16、17、18および19位(5’>3’)における5個の連続する2’5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3Pi非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基部分を含み、アンチセンス鎖の1位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチドをさらに含む、核酸分子(化合物_1)。
【請求項7】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、3、5、9、11、13、15、17および19位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、3’末端の15、16、17、18および19位(5’>3’)における5個の連続する2’5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3Pi非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基部分を含み、アンチセンス鎖の1位における2’5’リボヌクレオチドをさらに含む、核酸分子(化合物_6)。
【請求項8】
アンチセンス鎖が配列番号127であり、1、3、5、9、11、13、15、17および19位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’-5’リボヌクレオチド、および3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド非ヌクレオチド部分を含み、センス鎖が配列番号60であり、3’末端の7、13、16および18位(5’>3’)における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、9位における2’5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基部分を含む、核酸分子(化合物_5)。
【請求項9】
第1の鎖が配列番号63を含み、第2の鎖が配列番号130を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項10】
センス鎖が配列番号63であり、アンチセンス鎖が配列番号130である、二本鎖核酸分子。
【請求項11】
センス鎖が配列番号63であり、2’OMe糖修飾ピリミジンリボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号130であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、5、6または7位の少なくとも1つにおける2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項12】
センス鎖が配列番号63であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号130であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項13】
センス鎖が配列番号63であり、(5’>3’)2、14および18位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号130であり、(5’>3’)1、3、5、9、12、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖分子(化合物_2)。
【請求項14】
センス鎖が配列番号63であり、(5’>3’)2、14および18位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号130であり、(5’>3’)1、3、5、9、11、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖分子(化合物_7)。
【請求項15】
第1の鎖が配列番号98を含み、第2の鎖が配列番号165を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項16】
センス鎖が配列番号98であり、アンチセンス鎖が配列番号165である、二本鎖核酸分子。
【請求項17】
センス鎖が配列番号98であり、3’末端における複数の位置における2’−5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分、5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号165であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、5、6または7位の少なくとも1つにおける2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項18】
センス鎖が配列番号98であり、(5’>3’)15、16、17、18および19位における2’−5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3−OH 3’部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号165であり、(5’>3’)2、4、6、8、11、13、15、17および19位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、7位における2’−5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH部分を含む、二本鎖核酸分子(化合物_3)。
【請求項19】
第1の鎖が配列番号101を含み、第2の鎖が配列番号168を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項20】
センス鎖が配列番号101であり、アンチセンス鎖が配列番号168である、二本鎖核酸分子。
【請求項21】
センス鎖が配列番号101であり、2’OMe糖修飾ピリミジンリボヌクレオチド、任意に9または10位のうちの1つにおける2’−5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着したキャップ部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号168であり、2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、5、6または7位の少なくとも1つにおける2’5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着した非ヌクレオチド部分を含む、二本鎖核酸分子。
【請求項22】
センス鎖が配列番号101であり、(5’>3’)4、11、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、9位における2’−5’リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号168であり、(5’>3’)1、4、8、11および15位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、6位における2’5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH部分を含む、二本鎖核酸分子(化合物_4)。
【請求項23】
センス鎖が配列番号101であり、(5’>3’)4、11、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号168であり、(5’>3’)1、4、8、13および15位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、6位における2’5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH部分を含む、二本鎖核酸分子(化合物_8)。
【請求項24】
センス鎖が配列番号101であり、(5’>3’)2、4、11、13および17位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、3’末端に共有結合的に付着したC3OH非ヌクレオチド部分および5’末端に共有結合的に付着した逆位無塩基デオキシリボヌクレオチド部分を含み、アンチセンス鎖が配列番号168であり、(5’>3’)1、4、8、11および15位における2’OMe糖修飾リボヌクレオチド、6位における2’5’リボヌクレオチドおよび3’末端に共有結合的に付着したC3Pi−C3OH部分を含む、二本鎖核酸分子(化合物_9)。
【請求項25】
細胞におけるhsp47の発現を低減するための、請求項1〜24のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項26】
hsp47に関連する疾患を処置するための、請求項1〜25のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項27】
線維症、肝線維症、肝硬変、肺線維症、腎線維症、腹膜線維症、慢性肝損傷および原線維形成からなる群から選択される疾患を処置するための、請求項1〜26のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項28】
肝線維症を処置するための、請求項1〜27のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項29】
肺線維症を処置するための、請求項1〜28のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項30】
腎線維症を処置するための、請求項1〜29のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項31】
腹膜線維症を処置するための、請求項1〜30のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項32】
慢性肝損傷を処置するための、請求項1〜31のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項33】
原線維形成を処置するための、請求項1〜32のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項34】
肝移植後C型肝炎または非アルコール性脂肪肝炎(NASH)による肝硬変、特発性肺線維症、肺線維症につながる放射線肺炎、糖尿病性腎症、持続携帯式腹膜透析(CAPD)に関連する腹膜硬化症および眼瘢痕性類天疱瘡からなる群から選択される疾患を処置するための、請求項1〜33のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項35】
肝移植後C型肝炎または非アルコール性脂肪肝炎(NASH)による肝硬変を処置するための、請求項1〜34のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項36】
特発性肺線維症を処置するための、請求項1〜35のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項37】
肺線維症につながる放射線肺炎を処置するための、請求項1〜36のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項38】
糖尿病性腎症を処置するための、請求項1〜37のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項39】
持続携帯式腹膜透析(CAPD)に関連する腹膜硬化症を処置するための、請求項1〜38のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項40】
眼瘢痕性類天疱瘡を処置するための、請求項1〜39のいずれか一項に記載の核酸分子、組成物、オリゴヌクレオチドまたは化合物。
【請求項41】
核酸分子であって、
(a)該核酸分子はセンス鎖とアンチセンス鎖とを含み、
(b)該核酸分子のそれぞれの鎖は、独立して15〜49ヌクレオチドの長さであり、
(c)アンチセンス鎖の15〜49のヌクレオチド配列は、hsp47をコードするmRNAの配列に相補的であり、かつ
(d)センス鎖の15〜49のヌクレオチド配列はアンチセンス鎖の配列に相補的であり、hsp47をコードするmRNAの15〜49のヌクレオチド配列を含む、
前記核酸分子。
【請求項42】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド600〜800の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項43】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド801〜899の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項44】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド900〜1000の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項45】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド1001〜1300の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項46】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド674〜693の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項47】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド698〜716の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項48】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド698〜722の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項49】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド701〜720の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項50】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド920〜939の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項51】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド963〜982の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項52】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド947〜972の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項53】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド948〜966の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項54】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド945〜969の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項55】
ヒトhsp47をコードするmRNAの配列に相補的なアンチセンス鎖の配列が、配列番号1のヌクレオチド945〜963の間の配列に相補的な配列を含む、請求項41に記載の核酸分子。
【請求項56】
アンチセンス鎖が、配列番号4もしくはその部分、または配列番号6もしくはその部分、または配列番号8もしくはその部分、または配列番号10もしくはその部分、または配列番号12もしくはその部分、または配列番号14もしくはその部分、または配列番号16もしくはその部分、または配列番号18もしくはその部分、または配列番号20もしくはその部分、または配列番号22もしくはその部分、または配列番号24もしくはその部分、または配列番号26もしくはその部分、または配列番号28もしくはその部分、または配列番号30もしくはその部分、または配列番号32もしくはその部分、または配列番号34もしくはその部分、または配列番号36もしくはその部分、または配列番号38もしくはその部分、または配列番号40もしくはその部分、または配列番号42もしくはその部分、または配列番号44もしくはその部分、または配列番号46もしくはその部分、または配列番号48もしくはその部分、または配列番号50もしくはその部分、または配列番号52もしくはその部分、または配列番号54もしくはその部分、または配列番号56もしくはその部分、または配列番号58もしくはその部分からなる群から選択される配列を含む、請求項1〜55のいずれか一項に記載の核酸分子
【請求項57】
センス鎖が、配列番号3もしくはその部分、または配列番号5もしくはその部分、または配列番号7もしくはその部分、または配列番号9もしくはその部分、または配列番号11もしくはその部分、または配列番号13もしくはその部分、または配列番号15もしくはその部分、または配列番号17もしくはその部分、または配列番号19もしくはその部分、または配列番号21もしくはその部分、または配列番号23もしくはその部分、または配列番号25もしくはその部分、または配列番号27もしくはその部分、または配列番号29もしくはその部分、または配列番号31もしくはその部分、または配列番号33もしくはその部分、または配列番号35もしくはその部分、または配列番号37もしくはその部分、または配列番号39もしくはその部分、または配列番号41もしくはその部分、または配列番号43もしくはその部分、または配列番号45もしくはその部分、または配列番号47もしくはその部分、または配列番号49もしくはその部分、または配列番号51もしくはその部分、または配列番号53もしくはその部分、または配列番号55もしくはその部分、または配列番号57もしくはその部分からなる群から選択される配列を含む、請求項1〜56のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項58】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、17〜35ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項59】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、17〜30ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項60】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜25ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項61】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、18〜23ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項62】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、19〜21ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項63】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、25〜30ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項64】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、26〜28ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項65】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜49ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項66】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜35ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項67】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜25ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項68】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、17〜23ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項69】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、17〜21ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項70】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、25〜30ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項71】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、15〜25ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項72】
アンチセンス鎖およびセンス鎖が、独立して、25〜28ヌクレオチドの長さである請求項1〜57のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項73】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが別々のポリヌクレオチド鎖である、請求項1〜72のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項74】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが別々のポリヌクレオチド鎖であり、該アンチセンス鎖と該センス鎖とが、水素結合によって二本鎖構造を形成する、請求項1〜73のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項75】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが別々のポリヌクレオチド鎖であり、該アンチセンス鎖と該センス鎖とが、共有結合によって連結されている、請求項1〜74のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項76】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが、センス領域とアンチセンス領域とを有する単一のポリヌクレオチド鎖の一部である、請求項1〜72のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項77】
アンチセンス鎖とセンス鎖とが、センス領域とアンチセンス領域とを有する単一のポリヌクレオチド鎖の一部であり、核酸分子がヘアピン構造を有する、請求項1〜72および76のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項78】
核酸分子が二本鎖分子であり、両方の末端に平滑末端を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項79】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端にオーバーハングを有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項80】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端にオーバーハングを有し、オーバーハングが1〜8ヌクレオチドの長さである、請求項1〜77および79のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項81】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端にオーバーハングを有し、オーバーハングが2ヌクレオチドの長さである、請求項1〜77、79および80のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項82】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端に3’オーバーハングを有する、請求項1〜77、79〜81のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項83】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端に3’オーバーハングを有し、該オーバーハングが2ヌクレオチドの長さである、請求項1〜77、79〜82のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項84】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端に5’オーバーハングを有する、請求項1〜77、79〜81のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項85】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の両方の末端に5’オーバーハングを有し、該オーバーハングが2ヌクレオチドの長さである、請求項1〜77、79〜81および84のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項86】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項87】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが、1〜8ヌクレオチドオーバーハングである、請求項1〜77および86のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項88】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが、3’オーバーハングである、請求項1〜77、86および87のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項89】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが、2ヌクレオチドの3’オーバーハングである、請求項1〜77および86〜88のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項90】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングがセンス鎖にある、請求項1〜77および86〜89のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項91】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングがアンチセンス鎖にある、請求項1〜77および86〜89のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項92】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが5’オーバーハングである、請求項1〜77、86および87のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項93】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが2ヌクレオチドの5’オーバーハングである、請求項1〜77、86、87および92のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項94】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが5’オーバーハングであり、該オーバーハングがセンス鎖にある、請求項1〜77、86、87、92および93のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項95】
核酸分子が二本鎖分子であり、分子の一端に平滑末端を有し、分子の他端にオーバーハングを有し、該オーバーハングが5’オーバーハングであり、該オーバーハングがアンチセンス鎖にある、請求項1〜77、86、87、92および93のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項96】
オーバーハングヌクレオチドが修飾ヌクレオチドである、請求項1〜77および79〜95のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項97】
オーバーハングヌクレオチドが2’−デオキシヌクレオチドである、請求項1〜77および79〜96のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項98】
1個または2個以上のオーバーハングヌクレオチドが修飾ヌクレオチドである、請求項1〜77および79〜97のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項99】
1個または2個以上のオーバーハングヌクレオチドが2’−デオキシヌクレオチドである、請求項1〜77および79〜98のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項100】
核酸分子が表Iに示す核酸分子から選択される、請求項1〜99のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項101】
核酸分子が1または2以上の修飾または修飾ヌクレオチドを含む、請求項1〜100のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項102】
核酸分子が修飾糖部分を含む1個または2個以上ヌクレオチドを含む、請求項1〜101のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項103】
核酸分子が修飾糖部分を含む1個または2個以上ヌクレオチドを含み、該修飾糖部分が、2’−O−メチル、2’−メトキシエトキシ、2’−デオキシ、2’−フルオロ、2’−アリル、2’−O−[2(メチルアミノ)−2−オキソエチル]、4’チオ、4’−(CH2)2−O−2’−架橋、2’−ロックド核酸または2’−O−(N−メチルカルバメート)からなる群から独立して選択される、請求項1〜102のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項104】
核酸分子が1個または2個以上の修飾核酸塩基を含む、請求項1〜103のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項105】
核酸分子が1個または2個以上の修飾核酸塩基を含み、該1個または2個以上の修飾核酸塩基が、キサンチン、ヒポキサンチン、2−アミノアデニン、アデニンおよびグアニンの6−メチルおよび他のアルキル誘導体、アデニンおよびグアニンの2−プロピルおよび他のアルキル誘導体、5−ハロウラシルおよび5−ハロシトシン、5−プロピニルウラシルおよび5−プロピニルシトシン、6−アゾウラシル、6−アゾシトシンおよび6−アゾチミン、5−ウラシル(シュードウラシル)、4−チオウラシル、8−ハロ、アミノ、チオール、チオアルキル、ヒドロキシおよび他の8−置換アデニンおよびグアニン、5−トリフルオロメチルおよび他の5−置換ウラシルおよびシトシン、7−メチルグアニンおよびアシクロヌクレオチドからなる群から選択される、請求項1〜104のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項106】
核酸分子がホスホジエステル骨格に1または2以上の修飾を含む、請求項1〜105のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項107】
核酸分子がホスホジエステル骨格への1または2以上の修飾を含み、該ホスホジエステル骨格への1または2以上の修飾が、ホスホロチオエート、3’−(または−5’)デオキシ−3’−(または−5’)チオ−ホスホロチオエート、ホスホロジチオエート、ホスホロセレネート、3’−(または−5’)デオキシホスフィネート、ボラノホスフェート、3’−(または−5’)デオキシ−3’−(または5’−)アミノホスホルアミデート、水素ホスホネート、ボラノリン酸エステル、ホスホルアミデート、アルキルまたはアリールホスホネートおよびホスホトリエステルまたはリン結合からなる群から独立して選択される、請求項1〜106のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項108】
核酸分子が、1または2以上の修飾をセンス鎖に含むが、アンチセンス鎖には含まない、請求項1〜107のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項109】
核酸分子が、1または2以上の修飾をアンチセンス鎖に含むが、センス鎖には含まない、請求項1〜107のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項110】
核酸分子が、1または2以上の修飾をセンス鎖およびアンチセンス鎖の両方に含む、請求項1〜107のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項111】
センス鎖が、交互する修飾のパターンを含む、請求項1〜107、108および110のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項112】
アンチセンス鎖が、交互する修飾のパターンを含む、請求項1〜107、109および110のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項113】
センス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分である、請求項1〜107、108、110および111のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項114】
アンチセンス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分である、請求項1〜107、109、110、112および113のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項115】
センス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンがセンス鎖の5’末端における修飾ヌクレオチドから始まる、請求項1〜107、108、110、111、113および114のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項116】
アンチセンス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンがアンチセンス鎖の5’末端における修飾ヌクレオチドから始まる、請求項1〜107、109、110、112〜115のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項117】
センス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンがセンス鎖の3’末端における修飾ヌクレオチドから始まる、請求項1〜107、108、110、111、113〜116のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項118】
アンチセンス鎖が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンがアンチセンス鎖の3’末端における修飾ヌクレオチドから始まる、請求項1〜107、109、110、112〜117のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項119】
センス鎖およびアンチセンス鎖の両方が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンが、センス鎖の修飾ヌクレオチドがアンチセンス鎖の非修飾ヌクレオチドに対向するか、センス鎖の非修飾ヌクレオチドがアンチセンス鎖の修飾ヌクレオチドに対向するように構成される、請求項1〜118のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項120】
センス鎖およびアンチセンス鎖の両方が修飾ヌクレオチドと非修飾ヌクレオチドとが交互するパターンを含み、修飾が2’−O−メチル糖部分であり、パターンが、センス鎖の各の修飾ヌクレオチドがアンチセンス鎖の修飾ヌクレオチドに対向するように構成される、請求項1〜118のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項121】
アンチセンス鎖および/またはセンス鎖が核酸分子を含む、請求項1〜120のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項122】
センス鎖および/またはアンチセンス鎖の一方または両方が、3’末端における1〜3個のデオキシリボヌクレオチドを含む、請求項1〜121のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項123】
センス鎖および/またはアンチセンス鎖の一方または両方が、5’末端におけるリン酸基を含む、請求項1〜122のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項124】
センス鎖が少なくとも1個のニックまたはギャップを含む、請求項1〜123のいずれか一項に記載の核酸分子。
【請求項125】
請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子を、hsp47の発現を低減するのに十分な量で細胞内に導入することを含む、細胞においてhsp47の発現を低減する方法。
【請求項126】
細胞が肝星細胞である、請求項125に記載の方法。
【請求項127】
細胞が、腎臓または肺組織における、または腎臓または肺組織からの星細胞である、請求項125に記載の方法。
【請求項128】
方法がin vitroで行われる、請求項125に記載の方法。
【請求項129】
方法がin vivoで行われる、請求項125に記載の方法。
【請求項130】
hsp47に関連する疾患を患う個体を処置する方法であって、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子を、hsp47の発現を低減するのに十分な量で前記個体に投与することを含む、前記方法。
【請求項131】
hsp47に関連する疾患が、線維症、肝線維症、肝硬変、肺線維症、腎線維症、腹膜線維症、慢性肝損傷と原線維形成からなる群から選択される疾患である、請求項130に記載の方法。
【請求項132】
請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子と、薬学的に許容し得る担体とを含む組成物。
【請求項133】
患者による使用のために包装された、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子を含む組成物。
【請求項134】
組成物が、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子をどのように用いることができるのかに関するが用いられるある種の情報を提供するラベルまたは添付文書を含む、請求項132または133に記載の組成物。
【請求項135】
請求項134、ラベルまたは添付文書が投薬情報を含む、請求項134に記載の組成物。
【請求項136】
ラベルまたは添付文書が使用適応を含む、請求項134または135に記載の組成物。
【請求項137】
ラベルまたは添付文書が、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子が治療への使用に適することを示す、請求項134〜136のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項138】
ラベルまたは添付文書が、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子が、hsp47に関連する疾患を患う患者を処置するために適することを示す、請求項134〜137のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項139】
ラベルまたは添付文書が、請求項1〜124のいずれか一項に記載の核酸分子が、線維症、肝線維症、肝硬変、肺線維症、腎線維症、腹膜線維症、慢性肝損傷および原線維形成からなる群から選択される疾患を処置するために適することを示す、請求項134〜136のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項140】
構造(A1):
(A1) 5’ (N)x−Z 3’ (アンチセンス鎖)
3’ Z’−(N’)y−z’’ 5’(センス鎖)
ここで、各々のNおよびN’は非修飾であっても、修飾されていてもよいヌクレオチドであるか、非定型部分であり、
各々の(N)xおよび(N’)yは、各々の連続するNまたはN’が次のNまたはN’に共有結合的に連結されたオリゴヌクレオチドであり、
各々のZおよびZ’は、独立して、存在するか、不在であるが、存在する場合は、独立して、それが存在する鎖の3’末端に共有結合的に付着した1〜5個の連続したヌクレオチドまたは非ヌクレオチド部分またはその組合せを含み、
z’’は存在しても、または不在であってもよいが、存在する場合は、(N’)yの5’末端に共有結合的に付着したキャッピング部分であり、
xおよびyの各々は、独立して18〜40の間の整数であり、
(N’)yの配列は、(N)xの配列に相補的であり、(N)xは、配列番号1に対するアンチセンス配列を含む
を有する二本鎖オリゴヌクレオチド化合物。
【請求項141】
(N)xが、表A−19に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項140に記載の化合物。
【請求項142】
(N)xが、SERPINH1_4、SERPINH1_12、SERPINH1_18、SERPINH1_30、SERPINH1_58またはSERPINH1_88に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項141に記載の化合物。
【請求項143】
(N)xが、SERPINH1_4、SERPINH1_12、SERPINH1_30またはSERPINH1_58に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項142に記載の化合物。
【請求項144】
(N)xが、表BまたはCのいずれか1つに存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項140に記載の化合物。
【請求項145】
x=y=19である、請求項140〜144のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項146】
ZおよびZ’の両方が不在である、請求項140〜145のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項147】
ZおよびZ’のうちの1つが存在する、請求項140〜145のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項148】
ZまたはZが、独立して、無塩基デオキシリボース部分、無塩基リボース部分、逆位無塩基デオキシリボース部分、逆位無塩基リボース部分、C3部分、C4部分、C5部分、アミノ−6部分から選択される非定型部分である、請求項147に記載の化合物。
【請求項149】
ZまたはZ’が、独立して、C3部分およびアミノ−C6部分から選択される、請求項148に記載の化合物。
【請求項150】
NまたはN’の少なくとも1つが2’糖修飾リボヌクレオチドを含む、請求項140〜149のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項151】
2’糖修飾リボヌクレオチドが、アミノ、フルオロ、アルコキシまたはアルキル部分の存在を含む、請求項150に記載の化合物。
【請求項152】
2’糖修飾リボヌクレオチドが、2’−OCH3を含む、請求項151に記載の化合物。
【請求項153】
(N)xが、交互する2’OMe糖修飾リボヌクレオチドと非修飾リボヌクレオチドとを含む、請求項140〜152のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項154】
(N)xが、少なくとも5個の交互する2’OMe糖修飾リボヌクレオチドと非修飾リボヌクレオチドとを含む、請求項153に記載の化合物。
【請求項155】
(N)xが、2’OMe修飾リボヌクレオチドを、2、4、6、8、11、13、15、17および19位に含む、請求項154に記載の化合物。
【請求項156】
(N)xが、2’OMe修飾リボヌクレオチドを、1、3、5、7、9、11、13、15、17および19位に含む、請求項154に記載の化合物。
【請求項157】
(N)xが、2’OMe修飾ピリミジンリボヌクレオチドを含む、請求項140〜152のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項158】
(N)xにおける全てのピリミジンリボヌクレオチドが、2’OMe修飾ピリミジンリボヌクレオチドを含む、請求項157に記載の化合物。
【請求項159】
(N)xが、位置6または7位(5’>3’)に、L−DNA部分を含む、請求項140〜158のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項160】
(N’)yが、ミラーヌクレオチドおよび2’−5’リボヌクレオチドから選択される少なくとも1個の非定型部分を含む、請求項140〜159のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項161】
非定型部分がミラーヌクレオチドである、請求項160に記載の化合物。
【請求項162】
ミラーヌクレオチドが、L−デオキシリボヌクレオチド(L−DNA)である、請求項161に記載の化合物。
【請求項163】
そこで請求項163に記載の化合物(N’)yが、3’末端に1〜17および19位における非修飾リボヌクレオチドおよび3’の最後から2番目の位置(18位)におけるL−DNAからなる、請求項150〜162のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項164】
(N’)yが、1〜16および19位における非修飾リボヌクレオチドおよび3’の最後から2番目の位置(17および18位)における2個の連続するL−DNAを含む、請求項163に記載の化合物。
【請求項165】
非定型部分が、隣接するヌクレオチドに2’−5’ヌクレオチド間リン酸結合で連結しているヌクレオチドである、請求項160に記載の化合物。
【請求項166】
隣接するヌクレオチドに2’−5’ヌクレオチド間リン酸結合で連結しているヌクレオチドが、3’−O−メチル(3’OMe)糖修飾をさらに含む、請求項165に記載の化合物。
【請求項167】
下記の構造(A2):
(A2) 5’ N1−(N)x−Z 3’(アンチセンス鎖)
3’ Z−N2−(N’)y−z’’ 5’(センス鎖)
ここで、N2、NおよびN’の各々は、非修飾リボヌクレオチドまたは修飾リボヌクレオチドまたは非定型部分であり、
(N)xおよび(N’)yの各々は、各々の連続するNまたはN’が隣接するNまたはN’に共有結合によって連結したオリゴヌクレオチドであり、
xとyの各々は、独立して17〜39の間の整数であり、
(N’)yの配列は(N)xの配列に相補性を有し、(N)xは、標的RNAの連続する配列に相補性を有し、
N1は(N)xに共有結合的に結合しており、標的RNAに対してミスマッチであるか、または、標的RNAに対する相補的DNA部分であり、
N1は、天然または修飾ウリジン、デオキシリボウリジン、リボチミジン、デオキシリボチミジン、アデノシンまたはデオキシアデノシンからなる群から選択される部分であり、
z’’は存在しても、または不在であってもよいが、存在する場合はN2−(N’)yの5’末端に共有結合的に付着したキャッピング部分であり、
ZおよびZ’の各々は、独立して、存在するか、または不在であるが、存在する場合は、独立して、それが存在する鎖の3’末端に共有結合的に付着した、1〜5個の連続するヌクレオチド、連続する非ヌクレオチド部分またはその組合せである
を有する、二本鎖オリゴヌクレオチド化合物。
【請求項168】
x=y=18である、請求項167に記載の化合物。
【請求項169】
(N)xおよび(N’)yのオリゴヌクレオチドが、表DおよびEに記載のオリゴヌクレオチドのペアから選択される、請求項167に記載の化合物。
【請求項170】
(N)xが、表A−18に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項167に記載の化合物。
【請求項171】
(N)xが、SERPINH1_2、SERPINH1_6、SERPINH1_11、SERPINH1_13、SERPINH1_45、SERPINH1_45a、SERPINH1_51、SERPINH1_52またはSERPINH1_86に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項170に記載の化合物。
【請求項172】
(N)xが、SERPINH1_2、SERPINH1_6、SERPINH1_11、SERPINH1_13、SERPINH1_45a、SERPINH1_51、SERPINH1_52またはSERPINH1_86に存在するアンチセンスオリゴヌクレオチドを含む、請求項171に記載の化合物。
【請求項173】
請求項140〜172のいずれか一項に記載の化合物と、薬学的に許容し得る担体とを含む、医薬組成物。
【請求項174】
肝線維症、あらゆる原因の腎線維症(ESRDを含むCKD)、肺線維症(ILFを含む)、骨髄線維症、偶発的および医原性(手術)の全ての可能な種類の皮膚損傷に関連する異常な瘢痕化(ケロイド)、強皮症、心線維症、緑内障濾過手術の失敗、腸管癒着症などの、線維性状態から選択される疾患または状態を患う対象を処置する方法であって、該対象に、HSP47の発現を阻害するsiRNA化合物を、前記疾患または状態を処置するために有効な量で投与することを含む、前記方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図9D】
【図9E】
【図9F】
【図9G】
【図9H】
【図9I】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図10D】
【図10E】
【図10F】
【図10G】
【図10H】
【図10I】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
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【図9F】
【図9G】
【図9H】
【図9I】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図10D】
【図10E】
【図10F】
【図10G】
【図10H】
【図10I】
【公表番号】特表2013−514761(P2013−514761A)
【公表日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−543268(P2012−543268)
【出願日】平成22年12月8日(2010.12.8)
【国際出願番号】PCT/US2010/059578
【国際公開番号】WO2011/072082
【国際公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(000003964)日東電工株式会社 (5,557)
【出願人】(508218660)クォーク・ファーマシューティカルズ・インク (3)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年12月8日(2010.12.8)
【国際出願番号】PCT/US2010/059578
【国際公開番号】WO2011/072082
【国際公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(000003964)日東電工株式会社 (5,557)
【出願人】(508218660)クォーク・ファーマシューティカルズ・インク (3)
【Fターム(参考)】
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