説明

UWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路

【課題】リンギングの発生を抑えたインパルス信号を出力するUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路を実現する。
【解決手段】パルス信号発生回路1と、パルス信号発生回路から伝送されるパルス信号を高周波伝送路51に分岐し、高周波伝送路51により振幅が反転され時間が遅延されたパルス信号を、パルス信号発生回路1から伝送されるパルス信号と再結合してインパルス信号を生成する生成回路5と、インパルス信号発生回路1の全体のインピーダンスに占める寄生成分の割合を相対的に減らすことにより、インパルス信号のリンギングを抑圧する抵抗7と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被測定物までの距離を、インパルス信号を利用して測定するUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路に関する。
【背景技術】
【0002】
数GHz程度の超広帯域かつ非常に短いパルス幅の信号を、搬送波(キャリア)を使わずに、ノイズ以下(例えば−41.3dBm/MHz以下)の微弱電力で送信することにより、他の無線通信システムと干渉することなく、高速データ伝送を実現するUWB(Ultra Wide Band)と呼ばれる無線技術がある(非特許文献1)。このUWBは、通信のみならず、高精度で物体の位置を特定する軍事用レーダや災害時の人命捜索などの用途でも利用されている。従来、このUWBは、前述したような民生分野以外で利用されてきたが、2002年2月14日に、米国連邦通信委員会(FCC)が、UWBを民生分野で利用することを承認したことにより、前述したような高速データ伝送やUWBを用いたレーダ(以下、「UWBレーダ」と呼ぶ)の民生分野への転用が期待されている。
【0003】
【非特許文献1】「日経エレクトロニクス」2002年3月11日号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述したようなUWBレーダは、非常に短いパルス幅の信号(以下、「インパルス信号」と呼ぶ)を、被測定物に対して送信し、被測定物で反射したインパルス信号を受信し、受信したインパルス信号と送信したインパルス信号の時間差を検出し、検出した時間差により、アンテナから被測定物までの距離を測定する。また、UWBレーダでは、その測定感度を向上させるために、前述したインパルス信号を一定の周期で送信し、被測定物で反射して一定の周期で受信されるインパルス信号を同期させて累積加算することにより、測定感度を向上させている。
【0005】
このようなUWBレーダには、前述したようなインパルス信号を発生するインパルス信号発生回路が搭載されている。インパルス信号発生回路から発生されるインパルス信号では、インパルス信号発生回路を構成する部品に含まれる寄生成分により、インパルス信号が正負に振動するリンギングが発生する。このように、インパルス信号発生回路から出力されるインパルス信号にリンギングがあると、累積加算されたインパルス信号のS/N比を劣化させ測定感度を悪くしてしまう。
【0006】
本発明は、以上のような課題に対してなされたものであり、その目的は、UWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路からリンギングの発生を抑えたインパルス信号を出力することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の構成は、UWBレーダに搭載され、一定の周期でパルス信号を発生するパルス信号発生回路と、このパルス信号発生回路に接続され、芯線とグラウンド線を終端で短絡させた高周波伝送路と、を有し、パルス信号発生回路から伝送されるパルス信号を高周波伝送路に分岐し、高周波伝送路によりパルス信号発生回路から伝送されるパルスに対して振幅が反転され時間が遅延された信号を、パルス信号発生回路から伝送されるパルス信号と再結合することによりインパルス信号を生成する生成回路と、高周波伝送路に並列に接続され、インパルス信号発生回路の全体のインピーダンスに占める寄生成分の割合を相対的に減らすことにより、インパルス信号のリンギングを抑圧する抵抗と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、高周波伝送路の特性インピーダンスを、パルス信号発生回路の信号源抵抗より大きくすることにより、パルス信号発生回路から発生されたパルス信号の分圧比を変え、これによりインパルス信号の振幅を大きくすることが望ましい。
【0009】
また、前記パルス信号発生回路に、整流素子を備え、前記整流素子は、パルス信号の電圧が逆方向に印加されたときに、過渡的に逆方向に出力される電流を、時間に対して急峻に0にすることが望ましい。
【0010】
また、前記整流素子は、ステップリカバリダイオードであることが望ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、UWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路からリンギングの発生を抑えたインパルス信号を出力することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態に係るUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路について、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路の構成を示す回路図である。図2は、本実施形態に係るUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路の動作を示す図である。図3は、本実施形態に係るUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路から出力されるインパルス信号の波形を示す図である。以下、本実施形態に係るUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路の構成について詳細に説明する。
【0013】
図1に示すUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路は、パルス信号発生回路1、整流素子3、インパルス生成回路5、抵抗7を備え、超広帯域かつ非常に短いパルス幅のインパルス信号を出力端子から出力する。整流素子3、抵抗7は、同一基板に実装され、インパルス生成回路5も、マイクロストリップ線路等の高周波伝送路で形成されている。パルス信号発生回路1は、前述した基板上に実装しても良いし、別基板に実装して伝送線路で接続しても良い。
【0014】
パルス信号発生回路1は、パルス信号発生源11と信号源抵抗13を備えている。このパルス信号発生源11は、正負の電圧を交互に繰り返すパルス信号を発生し、これを出力する。また、信号源抵抗13は、パルス信号発生回路1の出力インピーダンスを等価的に示す信号源抵抗であり、そのインピーダンスは50Ωに設定されている。
【0015】
整流素子3は、ダイオード31を備え、前述したパルス信号発生回路1から発生されたパルス信号を整流する整流素子である。ダイオード31は、ベアチップのダイオードであり、セラミック等のパッケージに搭載され、外部の電極とワイヤボンディング(又はダイレクトボンディング)等により接続されている。ここで、寄生インダクタンス33−1,33−2は、ダイオード31と前述した外部の電極とを接続させているワイヤボンディング等によるインダクタンス成分を等価的に示す寄生インダクタンスである。また、寄生キャパシタンス35は、2つの外部電極間のキャパシタンス成分を等価的に示す寄生キャパシタンスである。なお、後述するが、この整流素子3には、逆方向電圧を印加したときの逆方向電流が過渡的に流れる蓄積時間が比較的長く、この蓄積時間経過後、逆方向電流が0(ゼロ)になるまでの時間(遷移時間)が、短いダイオードを用いることが望ましい。このような、遷移時間の短いダイオードとして、ステップリカバリダイオードがあり、整流素子3には、これを用いることが望ましい。
【0016】
インパルス生成回路5は、高周波伝送路51を備えている。この高周波伝送路51は、芯線とグラウンド線を終端で短絡させている。なお、この高周波伝送路51の特性インピーダンスは、パルス信号発生回路1の信号源抵抗13よりも高い値に設定されている。これについては、後述する。
【0017】
抵抗7は、高周波伝送路51に並列に接続されている。この抵抗7の抵抗値は、インパルス信号発生回路の全体のインピーダンスに占める寄生インダクタンスと寄生キャパシタンス(寄生成分)の割合を相対的に減らす値に設定されている。なお、抵抗7の抵抗値については、後述する。
【0018】
以上の構成により、本実施形態に示すインパルス信号発生回路は、出力端子から出力されるインパルス信号のリンギングの発生を抑えることができる。以下、動作について図1から図3を用いて詳細に説明する。
【0019】
パルス信号発生源11は、図2(a)に示すように、正負の電圧を交互に繰り返すパルス信号を発生する。そして、パルス信号発生源11で発生したパルス信号は、パルス信号発生回路1の出力部から出力される。パルス信号発生回路1から出力されたパルス信号が、整流素子3に順方向(正)に電圧が印加されたときのみ定常的に電流が流れ、この電流量に応じて、図2(b)に示すように電圧が出力される。ここで、整流素子3は、図2(b)に示すように、パルス信号が負になったときに、過渡的に逆方向に電流が流れ、この電流量に応じた電圧が出力される。前述したように、整流素子3には、遷移時間の短いダイオード(ステップリカバリダイオード)を用いている。このため、過渡的に逆方向に出力された電圧は蓄積時間経過後に時間に対して急峻に0になる。このような整流素子3から出力されたパルス信号が、インパルス生成回路5に入力されることにより、非常に短いパルス幅のインパルス信号を生成することができる。このインパルス信号の生成を、以下に説明する。
【0020】
前述したように、インパルス生成回路5は、高周波伝送路51が入出力部に対して並列に接続されている。このため、インパルス生成回路5の入出力部と高周波伝送路51の分岐点から、高周波伝送路51の終端の方向にパルス信号が伝搬する。また、高周波伝送路51は、終端が短絡されているため、高周波伝送路51を伝搬するパルス信号は、図2(c)に示すように、高周波伝送路51の終端で振幅を反転させて全反射する。そして、この振幅が反転されたパルス信号は、高周波伝送路51の終端から、整流素子3と高周波伝送路51の分岐点の方向に伝搬し、図2(c)に示すように、高周波伝送路51を往復伝搬する分遅延する。これにより、整流素子3と高周波伝送路51の分岐点では、パルス信号と、振幅が反転され時間が遅延されたパルス信号と、が再結合される。高周波伝送路51としては、例えば、特性インピーダンス50Ω、伝送路の遅延時間30psである。
【0021】
従って、インパルス生成回路5では、図2(d)に示すように、パルス信号が同一振幅で反転されて再結合されているため相殺され、高周波伝送路51を往復伝搬した分の遅延時間のパルス幅を有するインパルス信号が生成される。そして、このインパルス生成回路5により生成されたインパルス信号は、出力端子に接続された50Ωの伝送路を通り放射抵抗50Ωのアンテナを介して空中に輻射される。ここで、UWBレーダに搭載されるインパルス生成回路5の出力端子から出力されるインパルス信号の波形を図3に示し、抵抗7によるインパルス信号に発生するリンギングの低減について、以下に説明する。
【0022】
図3において、波形101は、抵抗7を∞Ω(=開放状態)にしたときの波形である。同様に波形103は、抵抗7を100Ωにしたときの波形であり、波形105は、抵抗7を75Ωにしたときの波形であり、波形107は、抵抗7を50Ωにしたときの波形であり、波形109は、抵抗7を25Ωにしたときの波形である。抵抗7が信号源抵抗13から出力端子に至るラインに対して並列に接続されているため、抵抗7の抵抗値を小さくするほど、UWBレーダに搭載されたインパルス信号発生回路の全体のインピーダンスに占める寄生成分の割合を相対的に減らすことになり、図3に示すように、インパルス信号に発生するリンギングを小さくすることができる。
【0023】
また、前述したように、インパルス信号はパルス信号発生回路1から出力されたパルス信号から生成しているが、パルス信号とインパルス信号は、そのパルス幅が数十〜数百倍異なる。このため、パルス信号発生回路1から出力されるパルス信号に僅かでもジッタがあると、インパルス信号には、このジッタがインパルス信号のパルス幅に対して数十〜数百倍ほど相対的に大きなものとなる。このような大きなジッタが発生したときに、インパルス信号に発生するリンギングが大きいと、前述したような受信信号を累積加算したときに、S/N比の劣化を受けやすくなるが、本実施形態に示したようにインパルス信号に発生するリンギングを抑えておけば、累積加算したときにS/N比の劣化を受けにくくなる。
【0024】
一方、図3に示すように抵抗7の抵抗値が小さいほど、インパルス信号の振幅が小さくなり、測定できる距離(測定レンジ)が小さくなる。インパルス信号のリンギングを抑え、振幅を大きくするために、本実施形態に示すUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路では、高周波伝送路51の特性インピーダンスを、パルス信号発生回路1の信号源抵抗13より大きくすることにより、パルス信号発生回路1から発生されたパルス信号の分圧比を変え、これによりインパルス信号の振幅を大きくする。以下、これについて詳細に説明する。
【0025】
高周波伝送路における特性インピーダンスは、高周波信号の電圧成分と電流成分の関係を示す関数である。従って、高周波伝送路51の特性インピーダンスが、パルス信号発生回路1の信号源抵抗13よりも大きければ大きいほど、パルス信号発生回路1から出力されたパルス信号は、高周波伝送路51により多く印加される。一例として、パルス信号発生回路1の信号源抵抗13を50Ωとし、高周波伝送路51の特性インピーダンスが、パルス信号発生回路1の信号源抵抗13と同じ50Ωであるとき、パルス信号発生回路1から出力されたパルス信号は、信号源抵抗13と、高周波伝送路51の50Ωと出力端子の外部に接続されるアンテナの放射抵抗50Ωからなる並列抵抗25Ωとの分圧になり、25/(50+25)=1/3、つまり1/3に分圧される。これにより分圧されたパルス信号により生成されたインパルス信号が、出力端子から出力される。
【0026】
同様に、高周波伝送路51の特性インピーダンスが、パルス信号発生回路1の信号源抵抗13の2倍の100Ωであるとき、パルス信号発生回路1から出力されたパルス信号は、信号源抵抗13と、高周波伝送路51の100Ωとアンテナ放射抵抗50Ωの並列となる100/3=33.3Ωとの分圧になり、33.3/(50+33.3)=4/10に分圧される。これにより、前述したような高周波伝送路51の特性インピーダンスが、パルス信号発生回路1の信号源抵抗13と同じであるときよりも大きな振幅が得られる。これにより、後段でインパルス信号のリンギングを抑えるために抵抗7を挿入しても、高周波伝送路51の特性インピーダンスを、パルス信号発生回路1の信号源抵抗13よりも大きくすることにより、パルス信号自体を大きくできるため、充分な振幅を有するインパルス信号をアンテナに給電することができる。
【0027】
以上、説明したように、本実施形態に係るUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路は、一定の周期でパルス信号を発生するパルス信号発生回路と、このパルス信号発生回路に接続され、芯線とグラウンド線を終端で短絡させた高周波伝送路と、を有し、パルス信号発生回路から伝送されるパルス信号を高周波伝送路に分岐し、高周波伝送路によりパルス信号発生回路から伝送されるパルス信号に対して振幅が反転され時間が遅延された信号を、パルス信号発生回路から伝送されるパルス信号と再結合することによりインパルス信号を生成するインパルス生成回路と、インパルス生成回路に並列に接続され、インパルス信号発生回路の全体のインピーダンスに占める寄生成分の割合を相対的に減らすことにより、インパルス信号のリンギングを抑圧する抵抗と、を備える構成とした。これにより、出力されるインパルス信号のリンギングの発生を抑えたUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路を実現することができる。
【0028】
また、本実施形態に示したように、高周波伝送路の特性インピーダンスを、パルス信号発生回路の信号源抵抗より大きくすることにより、パルス信号発生回路から発生されたパルス信号の分圧比を変え、これによりインパルス信号の振幅を大きくすることが可能となる。さらに、前記パルス信号発生回路に、整流素子を備え、前記整流素子は、パルス信号の電圧が逆方向に印加されたときに、過渡的に逆方向に出力される電流を、時間に対して急峻に0にすることにより、よりパルス幅の短いインパルス信号を生成することが可能となる。
【0029】
なお本実施形態では、高周波伝送路として、マイクロストリップ線路を用いたが、コイル等のインダクタであっても同様な効果が得られることは言うまでもなく、本願の趣旨から離れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本実施形態に係るUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路の構成を示す回路図である。
【図2】本実施形態に係るUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路の動作を示す図である。
【図3】本実施形態に係るUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路から出力されるインパルス信号を示す図である。
【符号の説明】
【0031】
1 パルス信号発生回路、3 整流素子、5 インパルス生成回路、7 抵抗、11 パルス信号発生源、13 信号源抵抗、31 ダイオード、33−1,33−2 寄生インダクタンス、35 寄生キャパシタンス、51 高周波伝送路。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
UWBレーダに搭載され、
一定の周期でパルス信号を発生するパルス信号発生回路と、
このパルス信号発生回路に接続され、芯線とグラウンド線を終端で短絡させた高周波伝送路を有し、パルス信号発生回路から伝送されるパルス信号を高周波伝送路に分岐し、高周波伝送路によりパルス信号発生回路から伝送されるパルスに対して振幅が反転され時間が遅延された信号を、パルス信号発生回路から伝送されるパルス信号と再結合することによりインパルス信号を生成する生成回路と、
高周波伝送路に並列に接続され、インパルス信号発生回路の全体のインピーダンスに占める寄生成分の割合を相対的に減らすことにより、インパルス信号のリンギングを抑圧する抵抗と、
を備えることを特徴とするUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路。
【請求項2】
請求項1に記載のUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路であって、
高周波伝送路の特性インピーダンスを、パルス信号発生回路の信号源抵抗より大きくすることにより、パルス信号発生回路から発生されたパルス信号の分圧比を変え、これによりインパルス信号の振幅を大きくすることを特徴とするUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路であって、
前記パルス信号発生回路に、整流素子を備え、
前記整流素子は、パルス信号の電圧が逆方向に印加されたときに、過渡的に逆方向に出力される電流を、時間に対して急峻に0にすることを特徴とするUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路。
【請求項4】
請求項3に記載のUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路であって、
前記整流素子は、ステップリカバリダイオードであることを特徴とするUWBレーダに搭載されるインパルス信号発生回路。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−71523(P2006−71523A)
【公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−256629(P2004−256629)
【出願日】平成16年9月3日(2004.9.3)
【出願人】(000004330)日本無線株式会社 (1,186)
【Fターム(参考)】