説明

曙ブレーキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】ブレーキパッドの製造工数、費用を高騰させる事なく取り付けを可能とし、その配置状態を容易に確認することのできるディスクブレーキ装置用リターンスプリングの配置構造を提供する。
【解決手段】V字形状のリターンスプリング70の配置構造であって、リターンスプリング70は一対のアーム部74(74a,74b)とアーム部74同士を接続する折返し部72、及びアーム部74の先端側に設けられる係合部76(76a,76b)を有し、ブレーキパッド50,60は、プレッシャプレート52,62とプレッシャプレート52,62に設けられるライニング54,64とを有し、プレッシャプレート52,62に凸部58,68を設け、凸部58,68と、プレッシャプレート52,62におけるライニング貼付面とライニング54,64との間に形成される段差部とで、リターンスプリング70における係合部76がロータの円周方向へズレることを抑制したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性とフェード特性を両立させることのできる鋳鉄製ロータ用摩擦材とその製造方法を提供することである。
【解決手段】鋳鉄製のロータとの摩擦係合に用いられる摩擦材において、ノンアスベスト摩擦材の配合基材に更に繊維長3mm以上12mm以下の熱可塑性繊維を3体積%以上12体積%以下配合し、摩擦材の熱成形後に前記熱可塑性繊維の融点以上の温度で加熱処理することにより、摩擦材内部に空孔を形成させた摩擦材とその製造方法。前記熱可塑性材料として、ポリプロピレン繊維を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 サポート3bが、互いに別体である取付部材22aとトルク受け部材23a、23aとから成る構造で、更なる低コスト化を図る。
【解決手段】 両パッド9bの径方向外方への抜け止め、及び、浮き上がりを防止する為に、上記両トルク受け部材23a、23aの内径側に形成したアンカ側傾斜面42、42と、上記両パッド9bの両端部に形成したパッド側傾斜面50、50とを係合させる。これにより、上記両トルク受け部材23a、23aの径方向外方部分にパッドの抜け止めを図る為の部分を設ける必要がなくなる為、上記両トルク受け部材23a、23aの加工費用を安価にできる。 (もっと読む)


【課題】高い油圧で制動を行う対向ピストン型ディスクブレーキに使用される対向ピストン型ディスクブレーキ用キャリパの耐久性の向上を、低コストで図る。
【解決手段】各シリンダ21、21を連通する連通孔26a、26aを、鋳抜きにより形成する。又、これら各連通孔26a、26aの位置を、上記キャリパの中央部とロータの中心軸とを含む仮想平面αに直交し、上記各シリンダ21、21の中心軸を通る仮想線βよりも、両ボディ部12a同士を連結する連結部14から離れた側とする。鋳抜きにより上記各連通孔26a、26aを形成する事により低コスト化を図れる。又、これら各連通孔26a、26aを、制動時に作用する応力が高い上記連結部14から離す事により、耐久性の確保を図れる。 (もっと読む)


【課題】摩耗性とフェード特性を両立させ、ロータ温度300℃以上の高温域での摩擦材の強度を向上させた摩擦材を提供する。
【解決手段】少なくとも繊維基材、結合材及び摩擦調整材を含む摩擦材において、該摩擦調整材の一部として硫化銅及び硫化鉄のうちの少なくとも一種の金属硫化物を含むことを特徴とする摩擦材。前記金属硫化物が硫化銅(II)であることが好ましく、前記摩擦調整材の一部としてさらに硫化錫を含むことができ、前記硫化銅、硫化鉄及び硫化錫の含有量が合計で摩擦材の全組成物中の11〜30体積%であること、摩擦材組成物の有機成分の総体積量が42体積%以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】制動時に発生する摩耗粉の堆積による制動性能の低下を防止すると同時に、摩耗粉の周囲の環境への飛散を防止することができるドラムブレーキ装置を得る。
【解決手段】ブレーキシュー4を回転ドラム22の内周面2aに向かって移動可能に支持するバッキングプレート9上で回転ドラム22の内周面2a付近の領域に吸引口25を貫通形成すると共に、この吸引口25には、回転ドラム22内の雰囲気を吸引して当該雰囲気中の摩耗粉を回収する吸引回収装置28が接続されている。 (もっと読む)


【課題】サポートに取り付けたディスクブレーキ用パッドクリップが傾くのを防止し、安定した付勢力を得るディスクブレーキ用パッドクリップおよびディスクブレーキを提供する。
【解決手段】ディスクブレーキ用パッドクリップ12(以下「パッドクリップ12」という。)は、ロータのインナ側およびアウタ側に配置したパッドと、ロータの軸方向にパッドを摺動可能に保持するサポートとの間に配設されている。このパッドクリップ12は、サポートに設けた凸部を挟み込んでパッドクリップ12をサポートに装着する挟圧部14と、挟圧部14からロータの半径方向外側へ延出したものをロータの半径方向内側に折り曲げてパッドの側縁部に接触させて、パッドに押圧力を加える押圧部18と、挟圧部14よりもロータの半径方向内側に配置され、ロータの円周方向にパッドを押圧するパッド案内部22を備えた構成である。 (もっと読む)


【課題】摩擦ダンパーを建造物のブレース等に短時間で取り付けることができ、また、異音の発生を抑制できると共に、所定の摩擦力を発生させることができる摩擦ダンパーの提供を課題とする。
【解決手段】ベース部材11と、ベース部材11に固定された摩擦材12と、ベース部材11との間に摩擦材12を挟み、且つベース部材11に対してスライド自在に連結された摺動部材13とを備えている。ベース部材11、摩擦材12、摺動部材13は一体的に組み付けられてユニット化されている。この摩擦ダンパー1によれば、ベース部材11と摺動部材13を建造物のブレース等に取り付けるだけで、摩擦ダンパー1全体を簡単に取り付けることができる。 (もっと読む)


【課題】制動トルクの伝達のための係合部に金属疲労が生じ難く、且つ、部品点数を削減することのできるディスクブレーキ用摩擦材組立体を得る。
【解決手段】摩擦材3が組み付けられて摩擦材3に作用する制動トルクを受けるトルク受けプレート17の裏面には、制動トルクの作用方向に直交する方向に沿って当接面61を有した切り起こし部63を形成し、該トルク受けプレート17の裏面に固着されるアンカプレート48には切り起こし部63が嵌合する切欠部65を設けて、切り起こし部63と切欠部65との凹凸嵌合により両プレート間での制動トルクの伝達を行う。 (もっと読む)


【課題】
摩擦調整材として使用したときに、耐熱性を向上し得る結晶性チタニア粒子−層状粘土鉱物複合体を簡便かつ低コストに製造する方法を提供する。
【解決手段】
層状粘土鉱物および加水分解性チタン化合物を水性媒体中で接触させた後、得られた固形分を過熱蒸気で処理することにより、層状粘土鉱物に対してチタニア粒子を質量比で0.1〜3.5含む結晶性チタニア粒子−層状粘土鉱物複合体を得ることを特徴とする結晶性チタニア粒子−層状粘土鉱物複合体の製造方法。 (もっと読む)


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