説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】冷間鍛造前の軟質化焼鈍温度の低温化が可能であり、焼鈍後には優れた冷間鍛造性を実現する鋼線材とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.60%、Si:0.01〜0.40%、Mn:0.20〜1.80%、P:0.040%以下、S:0.050%以下、N:0.0005〜0.0300%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、金属組織が初析フェライト組織とパーライト組織、及びベイナイト組織から構成され、パーライト組織を体積率で1.40×C(%)×100%以上含み、初析フェライトの体積率が(1-1.25×(C%))×50%以下(0%を含む)であり、ベイナイト組織の体積率が20%以下(0%を含む)であり、引張強さが340+920×Ceq.MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】炭酸アンモニウム溶解法による炭酸亜鉛の製造方法において、「使用する炭酸アンモニウム溶液のZn溶解能力のZn濃度近くまでZn含有発生物中のZnを溶解すること」および「使用する炭酸アンモニウム溶液のZn溶解能力以上に溶解した過溶解、過飽和の状態を避けること」の両方を、容易かつ確実に実現する溶解方法を提供すること。
【解決手段】炭酸アンモニウム溶液にZn含有発生物を溶解させる溶解工程を行う前に、実際の溶解に用いる炭酸アンモニウム溶液と同じ組成の炭酸アンモニウム溶液にZn含有発生物を試溶解した液を分析することにより、当該Zn含有発生物中の易溶性Znの含有量を把握し、これに基づいて、当該Zn含有発生物からの易溶性Znの配合量が、当該炭酸アンモニウム溶液の組成により決まるZn溶解能力に対して80〜100質量%となるように、炭酸アンモニウム溶液に対するZn含有発生物の配合比率を決定し、溶解工程を行う。 (もっと読む)


【課題】湯道内面へのアルミナの析出量を制御して、湯道内径の安定化を図り、溝型誘導加熱装置が設けられた誘導炉の安定操業を可能にする溝型誘導加熱装置の湯道内径制御方法を提供する。
【解決手段】溶鉄を貯蔵する誘導炉に設けられ、マグネシア系の耐火物を用いて湯道を形成した溝型誘導加熱装置の湯道内径制御方法において、溝型誘導加熱装置の使用開始時の導電率を100%とした場合に、溝型誘導加熱装置の使用に伴う導電率の変化を示すコンダクタンスレシオが、上昇傾向又は100%を超え140%以下の範囲内の所定値を上回るとき、溶鉄中の金属アルミニウムの濃度を0.0009質量%以上に調整し、下降傾向又は65%以上85%以下の範囲内の所定値を下回るとき、溶鉄中の金属アルミニウムの濃度を0又は0を超え0.0009質量%未満に調整する。 (もっと読む)


【課題】生産コストの増大を抑えつつ、安定してせん断加工端部の伸びフランジ性を向上させることができる被加工材のせん断加工成型方法を提供する
【解決手段】
伸びフランジ加工される所定形状の被加工材をパンチ11及びダイ13を用いたせん断加工により成形する被加工材1のせん断加工成形方法において、せん断加工後の被加工材1のせん断加工端部33への伸びフランジ加工時に、割れの危険性がある前記せん断加工端部33の所定位置を伸びフランジ割れ危険部31として実験又は数値計算によって特定した後、板逆押さえ17とパンチ11とにより、又はしわ押さえ15とダイ13とにより前記伸びフランジ割れ危険部31となる部位に50〜400MPaで引張応力が加わるように前記被加工材1へビード43を付与し、そのまま該被加工材1をせん断加工することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高力ボルト摩擦接合をする際に用いられ、施工性の改善とともにコスト低減を可能とする摩擦接合用部材を提供すること。
【解決手段】摩擦接合用部材5は、互いの端部が突き合わせられた板厚の異なる二つの鋼材1、3の端部間に亘って配置され、板厚の厚い鋼材1の表面に当接されるスプライスプレート51と、スプライスプレート51と板厚の薄い鋼材3との間に介装され、スプライスプレート51に対してねじ59又は接着により固定されたフィラープレート53とを備え、スプライスプレート51及びフィラープレート53は、高力ボルト9を挿通するためのボルト孔55が形成されている。 (もっと読む)


【課題】めっきピンホールに起因した鉄錆の発生を効果的に抑制した高耐食性めっき鋼材を提供する。
【解決手段】Ni,Co,Cuに代表される、鋼材より電気化学的に貴な金属によってめっきされた鋼材であって、鋼材、めっき界面に鋼材より水素過電圧の大きな金属又は合金の層を有することを特徴とする。鋼材より水素過電圧の大きな金属は、Cr,Mn,Zn,In,Sn,Biから選ばれる1種であるか、またはB,S,P,V,Mo,RE(希土類元素)から選ばれる1種と、Fe,Co,Niから選ばれる1種との合金であることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】芯金の熱変形を抑制することが可能で、しかも施工が容易な浸漬管を提供する。
【解決手段】浸漬管10は、円筒状の芯金11と、芯金11の内周面を被覆する内面煉瓦13と、芯金11の外周面側を被覆すると共に浸漬管10の下端部を形成するキャスタブル16とから概略構成され、芯金11の外周面には、環流ガスの送給路となる環流ガス配管20が配設されている。環流ガス配管20は、芯金11の下端部外周面に沿って配設される周方向配管21と、周方向配管21に環流ガスを送給する縦配管22とを有している。周方向配管21は、角形断面とされ、不連続な4本の部分配管21a、21b、21c、21dから構成されている。部分配管21a、21b、21c、21dにはそれぞれ縦配管22が設けられており、4系統の縦配管22を介して各部分配管21a、21b、21c、21dに環流ガスが送給される。 (もっと読む)


【課題】構造部材の撓みを低減するブラケットを提供する。
【解決手段】板状の1枚又は2枚のフランジ2を有し、フランジ2を貫通するピン孔3が形成され、かつフランジ端部7は、構造部材4に連続して溶接されているブラケット1において、フランジ端部7は、両側端部8の板厚が中央部9より厚く、かつピン孔の底3aから溶接部6までの距離をH(mm)、フランジ端部7の長さをW(mm)とするとき、2H≦Wとなる。両側端部8に応力を集中させることにより、構造部材4が全体的に撓み、撓みtの最大値を小さくできる。 (もっと読む)


【課題】 変動振幅荷重が作用する溶接構造物の疲労寿命を比較的簡便に且つ高精度に算定できるようにする。
【解決手段】 シェルモデルによる有限要素解析を行い、ロンジフェイス21の疲労寿命評価部23における一様応力成分と曲げ応力成分を求める。溶接継手形式に対応する応力分布をデータベースから抽出し、その応力分布に、一様応力成分及び曲げ応力成分と、部材と溶接ビードの形状パラメータとを入力し、ロンジフェイス21の板厚断面41の応力分布を算定する。溶接継手形式及び溶接止端処理条件に対応する残留応力分布をデータベースから抽出し、その残留応力分布に、部材と溶接ビードの形状パラメータ、材料物性、及び溶接条件を入力し、ロンジフェイス21の板厚断面41の残留応力分布を算定する。ロンジフェイス21の板厚断面41の応力分布と残留応力分布を用いて、疲労寿命評価部23の疲労き裂伝播寿命を算定する。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱あるいは通電加熱等の昇温速度の大きな合金化加熱装置で発生するめっき欠陥を、合金化加熱パタンを制御することによって抑制し、解決する外観品位に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】溶融亜鉛めっき設備を用いて、該鋼板を大気に接触させることなく焼鈍した後、溶融亜鉛めっきを施し、次いで誘導加熱設備または通電加熱設備のいずれかあるいは両者を用いて加熱合金化する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、ワイピング後に開始する合金化加熱を起点とし、加熱を止める時点を終点とした鋼板加熱時間のうち、加熱開始から(100[Al]−11)秒以内は530℃以下にすることで、めっき欠陥のない、良好な外観を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。ただし[Al]は浴中のAl濃度である。 (もっと読む)


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