説明

株式会社ノリタケスーパーアブレーシブにより出願された特許

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【課題】一般砥石のような原料粉末の間に隙間を持つ被削材に切粉が詰まることを防止して、機能を十分に発揮することを可能にした切断ブレードを提供する。
【解決手段】切断ブレード1は、円板状の基板2の外周端にセグメントチップ3を設けたものである。セグメントチップ3の端面3aは、基板2の回転方向に垂直な方向に対して所定の角度θ1をなすように傾斜し、もう一方の端面3bは、基板2の回転方向に垂直な方向に対して角度θ1より大きい角度である角度θ2をなすように傾斜している。その結果、隣接するセグメントチップ3の間隔を、切粉を吸い込む側で狭く、切粉を吐き出す側で広くすることができる。そのため、切粉を吸い込む側よりも切粉を吐き出す側が負圧となり、切粉の排出が効率的に行われる。 (もっと読む)


【課題】切断品位を向上させるためにブレード厚みを薄くしても、砥粒の粒径を小さくする必要がなく、かつブレードの剛性が向上し、切粉の排出性を高めることが可能な切断電着ブレードを提供する。
【解決手段】切断電着ブレード10は、砥粒1を基板2の外周側に電着により固着して形成されており、基板2は、超硬合金で形成され、その縦弾性係数は600GPa以上700GPa以下である。砥粒1を電着した部分のうち、基板2の一方の表面2a側に電着された砥粒1aと、基板2の他方の表面2b側に電着された砥粒1bとを、ラップ加工によって砥粒1a、1bの平均粒径の50%分を除去して平坦化し、この平坦化によって形成される平坦面4a、4bが、基板2の表面2aと略平行になるようにする。 (もっと読む)


【課題】砥粒固着力を向上するとともに、スラリーの凝集を防止し、金属の溶出を防止することが可能なCMPパッドコンディショナーを提供する。
【解決手段】ステンレス鋼等によって形成された台金3上に砥粒4が配置されており、この砥粒4はニッケルめっき層5により電着固定されている。砥粒4はその粒径の55%以上80%以下の部分がニッケルめっき層5内に埋め込まれている。ニッケルめっき層5の上面には、撥水性コート6が形成されている。この撥水性コート6は、ニッケルと撥水樹脂とからなる複合めっき層である。撥水性コート6を形成する撥水樹脂の含有量は、撥水性コート全体の体積に対して45体積%以上80体積%以下である。 (もっと読む)


【課題】ろう付け研削砥石でありながら目替わりを可能とし、チップポケットを大きく確保することを可能として、切れ味を良好に維持することができるろう付け研削砥石を提供する。
【解決手段】ろう付け研削砥石1は、円盤状の台金2の外周面3に、研削部4が複数設けられて形成されており、台金2の中心部には、回転軸を取り付けるための取り付け穴5が設けられている。研削部4は、セラミック、ガラス質素材、またはビトリファイドボンドのいずれかかまたはその組み合わせからなる多孔質柱状体6の側面が、ろう材からなる筒状体10によって覆われて形成された基台11の外周部に、複数の砥粒12が固着されて形成されている。このようにして形成された研削部4が、台金2の外周面3に間隔を置いてろう付けされている。 (もっと読む)


【課題】切れ味を損なわずに、寿命を向上させることが可能なツルーイング工具を提供する。
【解決手段】砥粒21が電着により結合されて形成された砥粒層22は、砥粒層22よりも薄くかつ円柱状台金と一体の金属で裏打ちされて構成されている。砥粒層22は、裏打層40の表面に、砥粒21の粒径の20%以上30%以下の厚みのメッキ層23により固定された下層24と、下層24の表面上に砥粒21の粒径の80%以上120%以下の厚みのメッキ層25を析出させて、砥粒21が下層24の砥粒21よりも突き出して固定して形成された上層26とからなっている。上層26の砥粒21は下層24の砥粒21の隙間に配置され、2つのメッキ層23、25全体の厚みが砥粒21の粒径の100%以上150%以下となっている。 (もっと読む)


【課題】ブレードの強度を維持しつつ、金属バリの発生を抑制することが可能なダイシングブレードを提供する。
【解決手段】ダイシングブレード1は、ダイヤモンドやcBN等の超砥粒を結合材で結合して形成された砥粒層2のみからなり、この砥粒層2の外周側には凹部3が設けられている。凹部3は砥粒層2を貫通せずに設けられており、凹部3の深さdは砥粒層2の厚みtの60%以下である。また、凹部3は砥粒層2の両側面に千鳥状に設けられている。凹部3は、ダイシングブレード1の中心と外周とを結ぶ法線に対して角度θの傾斜角を有するように設けられており、角度θは20°以上40°以下である。また、凹部3を形成する両側面の一方は、平面視したときに凹部3の外周側開口部が広くなるような曲線となっており、その曲率半径rは1mm以上4mm以下であり、2.5mm程度が最も好ましい。 (もっと読む)


【課題】砥粒の突き出し量を十分に確保し、砥粒の分散状態を良好に保って切れ味を良好に維持しつつ、砥粒保持力に優れたcBNろう付け研削ホイールを提供する。
【解決手段】cBN砥粒2は、その周囲に電気陰性度の高い元素、例えば塩素5が付着されている。この塩素5が付着されたcBN砥粒2は、ろう材3によって台金に固着されている。ろう材3にはチタン6が0.5質量%以上5質量%以下の範囲で含有されている。この状態で焼結すると、cBN砥粒2とろう材層7との境界部にTiNからなる反応層8が形成される。cBN砥粒2には電気陰性度の高い元素が付着されているため、ろう材3中に陽イオンとして存在するチタンイオンは、表面がマイナスに帯電したcBN砥粒2に引きつけられ、cBN砥粒2とろう材層7との境界付近でのチタンイオンの濃度が高まり、TiNからなる反応層8が形成されやすくなる。 (もっと読む)


【課題】一つの工具で切削と研削の両方の加工を行うことができるとともに、加工の工程においてバリ取りも行うことが可能なフライス工具を提供する。
【解決手段】カップ型の台金11の端面の幅方向ほぼ中央部に円周方向の凹溝12が形成されており、この凹溝12の外周寄りに粒度の大きい砥粒をろう付けして切削用砥粒層13が形成され、凹溝12の内周寄りに粒度の小さい砥粒をろう付けして研削用砥粒層14が形成されている。台金11には、研削用砥粒層14が設けられている領域より内周側に段差部21が設けられ、この段差部21には、ブラシ22が取り付けられている。ブラシ22は、径が0.05mm以上2.5mm以下の毛材を集合させて形成され、毛材は、樹脂、金属またはこれらにダイヤモンド等の硬質素材を固着したものによって形成されている。 (もっと読む)


【課題】めっきに要する時間を短縮して生産性を向上するとともに、砥粒の凝集を防止して切断性能を向上させた電着ワイヤソーを提供する。
【解決手段】電着ワイヤソー1において、芯線2の周囲に砥粒3と微粒子4とがニッケルめっき5により固着されている。砥粒3は、ダイヤモンドやcBNなどからなる硬質砥粒であり、微粒子4は、シリカまたはアルミナなどの無機質の微粒子である。微粒子4の粒径は砥粒4の粒径の3%以上50%以下としている。また、微粒子4の含有量は、ニッケルめっき5の10体積%以上50体積%以下としている。 (もっと読む)


【課題】パッド削れレートを安定化しつつ、高いパッド削れレートを実現することが可能なCMPパッドコンディショナーを提供する。
【解決手段】研削部2においては、台金3に穴4が同一形状で等間隔に設けられ、この穴4に砥粒5がろう付けによって固着されている。穴4は、円錐形状の針を用いて形成することができる。また、砥粒5は規則的な形状を有するものを用いることが好ましい。穴4に規則的な形状を有する砥粒5をろう付けすることにより、砥粒5のエッジが作用面側に向くようになるため、高いパッド削れレートを得ることができる。また、砥粒5は所定の形状の穴4に固着されるため、砥粒5の先端高さを揃えることができ、パッド削れレートが安定する。 (もっと読む)


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