説明

株式会社ノリタケスーパーアブレーシブにより出願された特許

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【課題】 ビーズの偏摩耗を防止して、ビーズの研削面を有効に利用して優れた研削能力を有し、寿命を向上することが可能なワイヤソーを提供する。
【解決手段】 ワイヤソーにおいては、ワイヤに円柱形ビーズ3が多数個固定されており、円柱形ビーズ3が任意の個数配置される毎に、断面が多角形の多角形ビーズ4が配置されている。多角形ビーズ4に替えて、断面が楕円形の楕円形ビーズ5を配置してもよく、多角形ビーズ4と楕円形ビーズ5とを混合して配置してもよい。楕円形ビーズ5では、砥粒層8の楕円の長軸側領域に硬質層10が設けられている。また、多角形ビーズ4では、砥粒層9の角側の領域に硬質層10が設けられている。この硬質層10は、砥粒層8、9の結合材を硬化させたものであってもよく、あるいは、砥粒層8、9の他の部分より集中度を高めて形成したものであってもよい。 (もっと読む)


【課題】砥粒を被削材に充分に食い込ませることを可能として、研削性能に優れたレジンボンドワイヤソーを提供する。
【解決手段】ワイヤソー1は、ピアノ線等からなる芯線2の周囲に、樹脂を主成分とする緩衝層3が設けられ、この緩衝層3の外周に砥粒4を紫外線硬化樹脂で固定した砥粒層6を形成してなるものである。砥粒4は金属被覆が施されていてもよい。
緩衝層3と砥粒層6にはフィラー7が含まれており、平均粒径が砥粒4の平均粒径の30%以下のフィラー7を、砥粒層6を占める樹脂の体積の5体積%以上50体積%以下で添加することによって、砥粒層6における砥粒4が沈み込む方向の領域にフィラー7が配置されるようになっている。 (もっと読む)


【課題】台金の強度を確保しつつ砥粒層に内部応力による歪みが発生することによる亀裂が生じることを防止して、球面研磨を精度良く行うことができる研磨砥石を提供する。
【解決手段】研磨砥石は、鉄等によって形成された円板状の台金2の片側の面に砥粒層3が形成されてなるものであり、その反対側の面には、回転軸取付用のインロー4が設けられている。砥粒層3に近接して、台金2の線膨張率より大きく砥粒層3の線膨張率より小さい線膨張率を有する中間層7が設けられている。 (もっと読む)


【課題】砥粒保持力を強固にして、切れ味の優れたビトリファイドダイヤモンドホイールを提供する。
【解決手段】砥粒層1は、被覆2を施したダイヤモンド砥粒3を、ビトリファイドボンド4で結合してなるものである。被覆2は、Cr、Ti、Si、V、Zr、Mo、Nbのいずれか、または、これらの酸化物、窒化物、または硼化物からなり、ダイヤモンド砥粒3の表面積の30%以上を覆っている。ダイヤモンド砥粒3との境界には金属炭化物からなる内層2aが形成され、ビトリファイドボンド4と接触する表層には、金属炭化物と同種の金属、または同種の金属の酸化物、窒化物、または硼化物からなる外層2bが形成されている。被覆2とビトリファイドボンドとの境界に、金属の酸化物、窒化物、または硼化物とSi元素との反応層2cが形成されている。 (もっと読む)


【課題】 外部からの圧力等による破壊を抑制して、研削性能を良好な状態で維持し、作業時の安全性を確保することが可能な回転砥石を提供する。
【解決手段】 回転砥石1においては、円盤状の基板2の外周側に砥粒層3が設けられており、基板2の中心には、取付用の穴4が設けられている。砥粒層3内には、繊維状物質5が埋め込まれている。この繊維状物質5は、1本以上の単繊維の周囲を複数の繊維が囲むように配置されたものであるため、外圧等により回転砥石が曲げられて砥粒層3が破断しても、単繊維間ですべりが生じ、繊維状物質5が砥面に突出して残るため、砥粒層3が破断面で分断されることを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 径の大きい球状被削材を研磨する場合であっても、大型設備を必要とすることなく、加工精度と耐用性に優れた研磨砥石を提供する。
【解決手段】 台金2に設けられた溝5上に砥粒層3が形成されている。セグメント状チップ11には、上面の中央部が最底部となる凹部12が設けられ、この最底部にスリット5が形成されている。このセグメント状チップ11を、台金2に設けられた溝5上に周方向に連続して複数個貼り合わせて配置することによって、砥粒層3を形成する。セグメント状チップ11は、台金2の径方向に対して所定の角度をなして接合されている。また、リング状チップ21にも、上面の中央部が最底部となる凹部12が設けられ、この最底部にスリット13が形成されている。このリング状チップ21を、台金2に設けられた溝5上に配置することによって、砥粒層3を形成する。 (もっと読む)


【課題】 耐熱性を維持しつつ砥粒保持力を高めることが可能なレジンボンドホイールを提供する。
【解決手段】 砥粒1はその周囲に金属被膜2が施され、結合材中にはフィラー3が添加されている。金属被膜2は銅単体、銅を含む合金、またはチタンからなり、フィラー3は銅単体、銅を含む合金、またはチタンからなる。金属被膜2とフィラー3は、温度範囲が300℃から600℃の範囲で焼結されている。フィラー3の粒径は、砥粒1の粒径の5%以上90%以下としている。 (もっと読む)


【課題】 外部からの圧力等による破壊を抑制して、研削性能を良好な状態で維持し、作業時の安全性を確保することが可能な回転砥石を提供する。
【解決手段】 切断砥石1においては、円盤状の基板2の外周側に砥粒層3が設けられており、基板2の中心には、取付用の穴4が設けられている。基板2と砥粒層3の境界部には、突起部6が設けられ、この突起部6の両側に、繊維状物質5の一端が取り付けられて砥粒層3が形成されている。繊維状物質5により、基板2と砥粒層3との間の強度を向上することができるとともに、外圧等により回転砥石が曲げられて砥粒層3が破断しても、砥粒層3が破断面で分断されることを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】目詰まりを防止し目替わりを促進して、切れ味と寿命を向上させた切断ブレードを提供する。
【解決手段】切断ブレード1は、薄板円盤状の砥粒層2のみからなり、砥粒層2は、砥粒3が結合材4によって結合されることによって形成されている。結合材4はNiを主成分としてCr、Ti、Mn、Siのうちの少なくとも1種類の金属を含有しており、砥粒3と結合材4の界面には界面反応層5が形成されている。また、砥粒層2中に気孔6が形成されている。界面反応層5は、砥粒3と結合材4との反応によって形成される、TiC、Cr37等からなるものである。 (もっと読む)


【課題】ビーズの長手方向について均一に摩耗が進行し、振動や偏摩耗の発生を抑制することができるワイヤソーを提供する。
【解決手段】ワイヤソー1の進行方向側からビーズ3を見たときには、ビーズ3の前方端面7に砥粒6が固着されている。固着される砥粒6の集中度は、超砥粒層5の集中度の110%以上160%以下としている。また、ワイヤソー1の進行方向の反対側からビーズ3を見たときには、ビーズ3の後方端面8に砥粒6が固着されている。固着される砥粒6の集中度は、超砥粒層5の集中度の105%以上130%以下としている。ビーズ3の前方端面7から後方に向かって、砥粒3個から8個分の間隔を隔てた位置Aで、前方端面7と平行となるように、ビーズ3の断面に砥粒6が固着されている。この位置での砥粒の集中度は超砥粒層の集中度の110%以上160%以下としている。 (もっと読む)


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