説明

株式会社コベルコ科研により出願された特許

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【課題】Ti含有フェライト系酸化物分散強化型鋼において、高温クリープ強度の改善に有効な粗大化かつ等軸化した結晶粒組織を有するフェライト系酸化物分散強化型鋼を製造する方法を提供する。
【解決手段】元素粉末または合金粉末とY23粉末を混合して機械的合金化処理を行ない、熱間押出しにより固化した後、最終熱処理としてAc3変態点以上への加熱保持とそれに続くフェライト形成臨界速度以下での徐冷熱処理を施すことにより、質量%で、Cが0.05〜0.25%、Crが8.0〜12.0%、Wが0.1〜4.0%、Tiが0.1〜1.0%、Y23が0.1〜0.5%、残部がFeおよび不可避不純物からなるY23粒子を分散させたフェライト系酸化物分散強化型鋼を製造するに際して、機械的合金化処理で混合する原料にFe23粉末を添加することにより、TiとCとの結合を抑制してマトリックス中のC濃度が低下しないようにする。 (もっと読む)


【課題】 AlまたはAl合金材を接合する際に、接合界面を拡散接合によって確実且つ強固に接合一体化することのできる方法を開発すること。
【解決手段】 接合すべきAlまたはAl合金材の接合面側に、相対密度40〜90%の低密度領域を好ましくは厚さ1mm以上設け、該低密度部を合わせて拡散接合することにより、接合面の母材を大きく変形させて清浄面を露出させ、同時に界面の酸化物を微細に破砕して微分散させることにより、強固に接合一体化する。 (もっと読む)


【課題】ターゲット材とのボンディングやAl−Nd合金薄膜の成膜(スパッタリング成膜)で生じる反りを抑制して、該反りの矯正を省略でき、また反りの発生と矯正の繰り返しに起因するターゲット材−支持体間のロウ材の亀裂・剥離を抑制して、長期間にわたり安定した成膜操業を行なうことのできるスパッタリングターゲット材用の支持体を提供する。
【解決手段】スパッタリングターゲット材用の支持体であって、該支持体はAl合金からなり、該Al合金は25〜100℃における平均線膨張係数が23.0×10−6/℃以下であることを特徴とするスパッタリングターゲット材用支持体。 (もっと読む)


【課題】Al−Nd合金スパッタリングターゲット材と支持体がロウ付されてなる積層体の、ボンディングやAl−Nd合金薄膜の成膜で生じる反りを抑制して、長期間にわたり安定した成膜操業を行なうことのできるAl−Nd合金スパッタリング用積層体を提供する。
【解決手段】Ndを0.1〜3原子%含むAl合金からなるAl−Nd合金スパッタリングターゲット材と支持体がロウ付されてなる積層体であって、前記Al−Nd合金スパッタリングターゲット材の25〜100℃の平均線膨張係数:Aと、前記支持体の25〜100℃の平均線膨張係数:Bが、下記式(1)を満たすことを特徴とするAl−Nd合金スパッタリング用積層体。 −0.15 ≦ (B−A)/A ≦ 0.15 …(1) (もっと読む)


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