説明

株式会社タケダレースにより出願された特許

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【課題】ほつれにくい伸縮性の経編レース地において、使用筬枚数を必要以上に増やすことなく、横渡りの入らないきれいなネット目を有し、風合いが良好なものを提供する。
【解決手段】少なくとも2種類の地糸にて、鎖編組織を2重以上に形成してなる地編組織の部分3を少なくとも一部に有し、前記地糸のうち第1の地糸1は非弾性糸であり、第2の地糸2は弾性糸であり、前記地糸のいずれもが熱融着していない状態とする。更に、地糸以外の全ての糸が熱融着していない状態とすることもできる。 (もっと読む)


【課題】地組織を編成する地筬より編機前側に柄筬を設けた多枚筬経編機により編成され、今までになく柄糸が高く立体的に浮き上がる浮柄を設けた、意匠性に優れた経編レース地を提供する。
【解決手段】地組織10を形成する地糸より経編レース地表側に配される、立体浮柄用糸2と可溶性芯糸3により形成される立体浮柄部を設ける。立体浮柄部では、立体浮柄用糸2は、可溶性芯糸3より経編レース地表側に配されて可溶性芯糸3の上を横振りし押さえつけながら地組織10に編み込まれる。可溶性芯糸3は、地組織10に直接編み込まれることなく立体浮柄用糸2にて上から押さえつけられることで経編レース地に保持される。可溶性芯糸3は編成後に溶解除去する。 (もっと読む)


【課題】地組織に編み込まれない柄糸を経編レース地表側に配することで、今までにないライン状の浮柄を設けた、意匠性に優れる経編レース地を提供するものである。
【解決手段】地組織より経編レース地表側に配される特殊浮柄用糸3と、特殊浮柄用糸3を経編レース地に保持する役割の保持用糸4からなる特殊浮柄5をライン状に設けた経編レース地であって、保持用糸4が特殊浮柄用糸3より経編レース地表側に配され地組織に編み込まれて特殊浮柄用糸3を押さえつけることで、特殊浮柄用糸3は地組織に編込まれずに経編レース地に保持される。 (もっと読む)


【課題】ジャカード筬により導糸されるジャカード糸が編目を形成しジャカード柄を作る経編地において、多彩なデザイン表現を提供するものである。
【解決手段】第1の地筬により導糸される非弾性糸が鎖編組織を形成し、経編地の一部に、地組織の編目形成組織としては鎖編組織のみで編成した鎖編部を設け、少なくとも第1の地筬とは別の地筬により導糸される糸にて、鎖編組織とは異なる組織で編成した別組織部を経編地の一部に設け、鎖編部と別組織部を経編地緯方向に並設する。 (もっと読む)


【課題】部分的に任意の形状で伸長率を抑えて、かつ伸長率の変化を大きくすることができ、衣料における使用上の要求に応じた伸長性を付与できる部分低伸長伸縮性経編地を提供する。
【解決手段】経編機により、地筬により導糸される非弾性糸と弾性糸とにより地編を編成し、編地経方向もしくは経緯両方向に伸縮性を有する経編地において、地編を編成する地筬とは別の筬により導糸される糸で、地編を構成する非弾性糸よりも溶融温度が低い熱融着性糸を、衣料において求められる所定のパターン状に2ウエール以上に渡る横振り部分を含む組織で編み込んで、伸長率が他の編地部分10より抑えられた領域である低伸長部20を形成する。 (もっと読む)


【課題】伸縮性を変化させることができて、しかも弾性糸の繊度や本数及び太さ等の糸使いを変更しなくても緊締力の変化量を大きくでき、使用上の要求に応じた緊締力の変化を付与できる伸縮性経編地を得る。
【解決手段】ジャカード筬を備える経編機により、少なくとも1枚の地筬により非弾性糸を導糸して編目を形成すると共に、他の少なくとも1枚の地筬により弾性糸を導糸して挿入するか及び/又は編目形成することにより地編組織を編成し、更にジャカード筬により導糸される非弾性糸にてジャカード組織を編成し、ジャカード組織を構成する非弾性糸の繊度、本数、ランナー長、特性の少なくとも一種の変化と、ジャカード組織の変化との組み合わせにより緊締力を適宜変化させて、緊締力を異にする複数の領域を設ける。 (もっと読む)


【課題】側縁部において緯方向に延出する房部を有し、房部からのほつれの虞がなく、また房部の形態を良好に保持でき、しかも糸の太さを変えずに間隔を変化させることも可能な房部を有する経編レース地、特には房部の延出方向に対し直角方向の伸縮性を持たせることが可能な経編レース地を提供する。
【解決手段】経編レース地Aの側縁部1aにおいて経方向に間隔をおいて緯方向に延出する房部5を設け、房構成糸50の根元部分51を側縁部に対し挿入編成により編み込んで保持する。地編組織2に対して伸縮性糸を配して経編編成し、少なくとも経方向に伸縮性を付与する。 (もっと読む)


【課題】伸縮性のレース編地にさらに伸縮機能を付加する伸縮機能付加部を設けたものにおいて、伸縮機能や形状を適宜変化させることができ、体型補整機能を良好に発揮できるようにする。
【解決手段】ラッセル機により、地筬L1,L2により非弾性糸よりなる編目形成糸1と挿入糸2を導糸し、地筬L3により弾性糸3を導糸して、地編10の組織を編成し、柄筬により柄糸を導糸して任意の柄を構成し、地編の弾性糸とは別の弾性糸Y1,Y2,Y3を、複数枚の柄筬P1,P2,P3により導糸して挿入編成することにより、使用上において求められる部分に、伸長性や伸縮力等の伸縮機能を他部分とは異にする伸縮機能付加部20を形成し、この弾性糸Y1,Y2,Y3を任意のコース位置で3ウエール以上に渡って横振り挿入し、経緯の少なくとも一方向において伸長性や伸縮力等の伸縮機能及び/又は形状を変化させるように編成する。 (もっと読む)


【課題】地編部においてメッシュ調のネット形状を保持しながら、部分的に、ジャカード柄部と変化ネット部を形成することにより、外観的に美麗で見栄えのよいレース状経編地を提供する。
【解決手段】編目形成糸の組織を、基準ウエールで編目形成し、適宜間隔で左右一方の隣接ウエールに移行して編目形成し、その後、元のウエールに戻る組織で、またジャカード筬による挿入糸の組織を、2ウエールに跨る横振り挿入と、同一ウエールでの挿入とを繰り返す組織にして、地編部1を所定形状の透孔1aによるネット状に編成するとともに、ジャカードによる柄部2を形成し、部分的に、ジャカードにより挿入糸の組織を変化させることにより、地編部1の透孔1aとは異なる透孔3aによる大小の変化ネット部3を形成する。 (もっと読む)


【課題】複数の編生地を並列状に連接して編成した経編地として、余分な特別な筬を使用せずに編成できて、編成後に各編生地毎に容易に綺麗に分離することができる、分離可能な経編地を提供する。
【解決手段】複数の編生地10が捨て部20を介して編幅方向に並列状に連接した経編地Aをジャカードガイド筬を有する経編機により編成し、編生地10側のヘム部の端縁をジャカードガイドによる鎖編組織とし、隣接する編生地10と捨て部20とを、編生地側の支持組織を構成する糸より切断容易な糸Yaにより、編生地10側の支持組織の編目形成糸と同じ組織で連結編成し、この連結糸Yaの渡りの部分Ya1での切断により分離できるようにする。 (もっと読む)


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