説明

株式会社宮園製作所により出願された特許

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【課題】水平架構材及び垂直架構材の交差位置に装着される筋交い部材の支持金具において、地震等による建造物の変形が生じても装着位置で十分な耐力を有する筋交い部材の支持金具及びそのような支持金具を使用した筋交い部材の支持構造を提供すること。
【解決手段】既存建造物の架構材の断面方形の梁及び柱の交差する位置に装着される支持金具1であって、装着状態で梁の第1の垂直面の長手方向に沿って延出される第1の腕部2と、第1の腕部2の延出方向と直交する方向に延出される第2の腕部3と、第1及び第2の腕部2,3を連結する連結部4とを備え、第1の腕部2の縁部2aから後方に延出形成される第1の係合片5と、同第1の係合片5と同方向であって前記第2の腕部3の縁部3aから延出形成される第2の係合片6とを備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】建造物の外側のある面に左右いずれか一方の筋交い部材のみを配置した場合においても十分な補強効果が得られる既存建造物の耐震補強構造を提供すること。
【解決手段】
既存建造物Hの任意の一面の左右のコーナー部に左右一対の付属基礎2を配置する。両付属基礎2間にはターンバックル7を介して丸棒8が配設されており、両付属基礎2の離間方向への動きが規制されている。既存建造物Hの上部側の梁10と左右いずれかの付属基礎2との間に筋交いブレス17を斜めに配設する。筋交いブレス17には付属基礎2の上面に当接される脚プレート20が形成されている。このような耐震補強構造であると1本のブレス17だけで耐震補強が実現されることなる。 (もっと読む)


【課題】多数の凹部を裏面に形成した場合でもその凹部周囲に「ひび」や「引け」を生じさせないようにした瓦及びその瓦の製造方法を提供すること。
【解決手段】第1のプレス工程で第1及び第2の金型51,52によって素地粘土板D1をプレス成形して厚みL1の成型品前駆体D2を得る。その際に素地粘土板D1に第1の球状突起62によって凹部前駆形状68を形成する。次いで、第2のプレス工程において、第3及び第4の金型71,72によって厚みL1に対してよりも厚みの薄い厚みL2の瓦成型品を成形する。この際に第3及び第4の金型のプレスベース面間が厚みL1に達した段階で第2の球状突起75と凹部前駆形状68との間には空隙80が形成されており、第3及び第4の金型71,72のプレスベース面73,78間が厚みL2になるに従って空隙80に粘土が充填されて半球状の凹部9が成形される。 (もっと読む)


【課題】乾燥によって瓦素地が変形しても、変形に伴う不良品の発生頻度を極めて抑制することのできる瓦の製造方法を提供すること。
【解決手段】粘土材料をプレス加工して瓦素地を成形する。この成形された瓦素地55は乾燥工程を経ることによって全体的に収縮するが、この際に収縮量を考慮して成形部位の収縮量に応じた追加的な肉付けをする。つまり、収縮率が大きい成形部位はそうではない成形部位に対して収縮後にその成形部分が目標とする外形形状と近似するように相対的により大きく突出(肉付け)させて成形する。収縮率が小さい成形部位では相対的に大きく突出させないように成形する。このような構成とすると乾燥によって瓦素地55が収縮すると本来瓦素地55が乾燥によって目標とする当該成形部位の外形形状に近似させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】瓦素地を自立焼成させるために尻側端面を研削加工する際に加工時間が短くなおかつ加工に伴う粉塵の発生を抑制するようにした平瓦の製造方法を提供すること。
【解決手段】粘土材料をプレス加工して尻部端面12に下方側に突出する左右一対の尻剣部14とその間に上方に突出する係合フック13が形成された平瓦素地55を成形する。尻部端面12には両尻剣部14及び係合フック13位置に後方側に突出した突出部を形成する。この成形された平瓦素地55は乾燥工程において収縮するが、収縮の結果突出部のみが平瓦素地55の同尻部端面14が目標とする基準平面よりも後方側に突出するようになっている。このようにして得られた平瓦素地55は突出部が尻部端面12の基準平面から後方に突出することとなる。これら突出部を研削工程で基準平面と略一致するまで研削加工して長方形領域18及びフック形状領域19を形成する。 (もっと読む)


【課題】焼成の際に突起部の粘土塊集合面に沿ってひびが入るの防止し、製品の歩留まりを向上させることが可能な屋根瓦、屋根瓦用成型品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】上側金型31のプレス面33aには屋根瓦用成型品に係合フック13を成型させるための第1の凹所を形成し、下側金型32のプレス面35aには粘土塊集合面を避けた同粘土塊集合面の近傍に配置される溝を成型するための突条B1を形成する。プレス時において荒地30がキャビティS内で延展されると上側プレス面33a側では流動する粘土は第1の凹所内に充填され、同時に下側プレス面35a側では突条B1が荒地30に食い込んで溝が成型される。その結果、成型される係合フック13は成型品を焼成してもひびが入りにくくなる。 (もっと読む)


【課題】屋根の上で作業する際にその上に乗っても滑りにくい屋根瓦を提供すること。
【解決手段】屋根の桁行き方向及び屋根の流れ方向においてオーバーラップさせるとともに、屋根の流れ方向において下位に配置される瓦同士の前記両側縁部のオーバーラップ部が上位の瓦の桁行き方向略中央に配置されるように千鳥状に葺き上げられる屋根瓦1であって、屋根瓦1の瓦本体3の上面に同瓦本体3と一体的に複数の球状突起13を点在させて形成するとともに、少なくとも屋根の桁行き方向における前記瓦本体13の略中央位置には同球状突起13を屋根の流れ方向に沿って直列に配置させるようにした。これによって桁行き方左右の瓦のオーバーラップ部に上位に配置される瓦から流下する雨水が流れ込みにくくなる。 (もっと読む)


【課題】屋根の桁行き方向についてオーバーラップ量を自在に調整することができる屋根瓦を提供すること。
【解決手段】瓦本体3と、衿側の側縁部4と、桟側の側縁部5とを備え、衿側の側縁部4には瓦本体3から溢れた雨水が流下する雨水流下溝15が尻部から頭部にかけて形成されるとともに、雨水流下溝15と瓦本体3との連接位置に幅方向に所定の長さを有する段丘部10が形成された屋根瓦1であって、敷設した際に屋根の桁行き方向において当該一の屋根瓦1の衿側の側縁部4を隣接して葺かれた当該他の屋根瓦1の桟側の側縁部5の下面にオーバーラップさせることで当該一の屋根瓦1の雨水流下溝15を桟側の側縁部5によって上方から被覆するとともに、その被覆状態において桟側の側縁部5を段丘部10上に配置させるようにした。 (もっと読む)


【課題】既存の基礎に対して簡単に施工でき一体化を図ることのできる付属基礎及び付属基礎の構築方法を提供すること。
【解決手段】既存建造物Hの布基礎1の外側方に付属基礎2を構築する際に、まず基礎用フレーム21をフレーム案内溝28にセットし、次いで同フレーム21を同フレーム21に形成された先端が斜め上向きに延出された刃体25の切っ先26が布基礎1の側面に当接するように叩き込んでいく。刃体25は布基礎1の側面に当接すると若干撓んで付勢された状態で布基礎1の側面に沿って配置される。布基礎1と同フレーム21との間には空間Sが形成されるので、ここにコンクリートを打設して付属基礎2とする。このような付属基礎2では布基礎1に対する上方への引き抜き力が発生した場合でも刃体25が布基礎1の側面にくい込むため付属基礎2のみの浮き上がりが防止できることとなる。 (もっと読む)


【課題】既存の建造物の耐震補強をする際に基礎に対して既存の建造物を補強することを可能とするとともに、そのために基礎を劣化させることのない既存建造物の耐震補強構造を提供すること。
【解決手段】既存建造物Hの布基礎1の外側方に同布基礎1に対して連結させた鉄筋を新たに配筋してその鉄筋を芯としてコンクリートを打設して構築した鉄筋コンクリート製の付属基礎2を構築する。そして、付属基礎2に埋設されたアンカー部材3と建造物Hの上部側に配設された梁5との間を筋交い部材15によって斜めに張設するようにする。これによって既存建造物Hは筋交い部材15によってしっかりと基礎に対して固定されることとなり、筋交い部材15による耐震補強が実現される。また、アンカー部材3取り付けのために布基礎1を傷つけることがない。 (もっと読む)


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