説明

株式会社太平製作所により出願された特許

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【課題】複数の生単板から水分を絞る際に含水率のばらつきを補正しつつ脱水できる方法を提供する。
【解決手段】 高含水率で方形に形成された多数枚のベニヤ板用生単板を上下に積層することにより4角柱状の積層状生単板とし、その積層状生単板の互いに対向する2側面が上下方向の小口集合面を形成するように、該積層集合体を上下の盤部材の間に位置させる。さらに上下の盤部材を相対的に接近移動させることにより、前記積層状生単板を押圧し、その押圧により各小口面から押し出された水が積層状生単板の上下方向の小口集合面を伝って下方に滴り落ちる状態で、積層状生単板に加えていた押圧力を解除又は緩和することにより、各ベニヤ板用生単板の小口面及び内部の繊維が原形方向へ拡がって負圧状態となるようにし、その負圧により該小口面から内部への吸引作用を生じさせて、相対的に繊維内の含水率が低い生単板の繊維内へ水を吸引させる。これによって含水率のばらつきが小さくなるように補正しつつ脱水する。 (もっと読む)


【課題】複数の生単板から水分を絞る際に含水率のばらつきを是正し、また繊維方向のワレが生じにくい絞り装置を提供する。
【解決手段】ベニヤ板用の多数の生単板を上下に積層した状態で、その積層状生単板を上下方向に加圧・圧縮することにより積層状生単板の水分を絞ってその含水率を減少させる生単板絞り装置である。これは、積層状生単板を支持する定盤と、その定盤の上方に設けられ、該定盤に対して接近・離間可能な加圧部材と、その加圧部材を駆動して前記積層生単板に押し付ける加圧シリンダと、前記定盤に対して上下方向に移動可能に設けられ、該定盤から上方に向かい起立して前記積層状生単板の少なくとも対向する2辺の垂直壁に接触又はごく近接し、前記加圧部材による加圧時の前記積層状生単板の移動又は延伸を規制するとともに、その加圧部材の下降行程において該加圧部材を当接させ、その当接後は該加圧部材の下降に伴ってそれと一体的に下降する規制部材と、を含む。 (もっと読む)


【課題】木材や単板をリング状刃物で押し切りにより切断するようにし、高品質の製品チップが得られるだけでなく、騒音や粉塵の問題を解消できる木材、単板のチップ化装置を提供する。
【解決手段】外周に刃先を設けた円形のリング状刃物14を一定間隔の配置で同軸心に結合して刃物体12を形成し、一対の刃物体12、12を、この刃物体12、12の回転により、咬み合わせたリング状刃物14の刃先13間に送り込んだ材料aを押し切りによって切断するようにする。 (もっと読む)


【課題】並列材料のクランプ機構と並列材料を積み重ねるリフターをスペース的に重ねることで、平面的な配置の省スペース化を図ることができる並列材料のクランプ移載装置を提供する。
【解決手段】並列材料bを支持する材料クランプ下ガイド19の上部位置にクランプ機構20を上下動するように配置し、前記クランプ機構20でクランプした並列材料bがアーチ形状となるよう、前記材料クランプ下ガイド19における弧状ガイド板29の上縁を中央が高い円弧縁29aに形成すると共に、前記クランプ機構20に設けた材料クランプ上ガイド36の下縁を円弧凹縁36aに形成し、前記材料クランプ下ガイド19が、クランプ機構20の直下に停止する材料クランプ位置と、この材料クランプ位置に対して並列材料bの平面範囲から外方に退避する退避位置の間を回動するようにした。 (もっと読む)


【課題】回転運動方式と水平往復運動方式の利点を有効に生かし、材料の連続的な払出しが可能で、材料の厚みに制限なく確実に搬送体上から材料の払出しが行える材料払出し装置を提供する。
【解決手段】材料を支持して送るベルトコンベア12の途中に設定した払出し位置に設けられ、このベルトコンベア12で送られてきた板材aを搬送ライン外に払出す払出し装置であり、前記ベルトコンベア12の上部位置に回転払出し体18を、その回転により払出し腕20がベルトコンベア12上の材料aを外方に払出すように配置し、前記回転払出し体18を板材aの払出し方向に沿って水平に往復移動させるようにした。 (もっと読む)


【課題】上流側機器で発生した不良品を搬送ライン外へ自動的に取り出すことができ、上流側機器の稼動率を向上させると共に、省力化を図ることができる送入コンベア装置を提供する。
【解決手段】受取り側端部で受取った長尺木材aを排出側端部に移送する送入コンベア14を、駆動軸15に起伏動可能となるよう取付け、前記送入コンベア14の駆動軸15から離れた位置をシリンダ16で支持し、このシリンダ16で送入コンベア14を水平状態の材料搬送姿勢と、受取り側端部を上昇させた押し上げ姿勢に変化させ、前記送入コンベア14を起立させて跳ね上げ姿勢にすることができるよう、前記シリンダ16による送入コンベア14の支持部分を上方に分離可能とした。 (もっと読む)


【課題】板材の流れを連続的に近づけることで作業能率の向上を図ることができる材料供給装置を提供する。
【解決手段】搬送体11から受取った板材aを幅方向が起立する状態にして前方の定盤12上に供給する材料起し板13を有し、この材料起し板13の前記搬送体11の材料排出側端部に対する配置を、回転させた材料起し板13の材料受取り移送部19に対して板材aを投入することができるよう、回転軸心を中心とする押出し縁20の最外径部が描く回転軌跡が、搬送体11の搬送面高さより低くなるように設定する。 (もっと読む)


【課題】常温状態での押圧による被処理体を均一の厚さに成形することで、完成品としての積層合板を均一の厚さに成形し得る縦型コールドプレス装置を提供する。
【解決手段】縦型コールドプレス装置1は、被処理体Wの上側及び下側の少なくとも一方の側に配置され、上下方向に移動可能な押圧盤13と、押圧盤13の押圧面13aに対して互いに異なる複数の位置に配置され、その押圧盤13を介して被処理体Wを上下方向に押圧する押圧シリンダ16L,16Rと、押圧シリンダ16L,16Rによる押圧下での押圧盤13の基準位置に対する上下方向の位置ずれ量を検出する押圧シリンダ用リニアエンコーダ41L,41R(位置ずれ量検出手段)と、検出される押圧盤13の位置ずれ量が設定範囲内に収まるように押圧シリンダ16L,16Rを個別に駆動制御する制御基板60及び電磁切換弁53L,53R(シリンダ制御手段)とを備える。 (もっと読む)


【課題】板材や熱板の自重等に因ることなく、加熱圧着後の被処理体ひいては各板材を均一の厚さに成形し得る縦型ホットプレス装置を提供する。
【解決手段】縦型ホットプレス装置1は、被処理体Wの上側及び下側の少なくとも一方の側に配置され、上下方向に移動可能な押圧盤13と、押圧盤13の押圧面13aに対して互いに異なる複数の位置に配置され、その押圧盤13を介して被処理体Wを上下方向に押圧する押圧シリンダ16L,16Rと、押圧シリンダ16L,16Rによる押圧下での押圧盤13の基準位置に対する上下方向の位置ずれ量を検出する押圧シリンダ用リニアエンコーダ41L,41R(位置ずれ量検出手段)と、検出される押圧盤13の位置ずれ量が設定範囲内に収まるように押圧シリンダ16L,16Rを個別に駆動制御する制御基板60及び電磁切換弁53L,53R(シリンダ制御手段)とを備える。 (もっと読む)


【課題】押圧時の被処理体全体の厚さ寸法を開閉シリンダの作動距離を計測することによって、加熱圧着後の板材(積層合板)の歩留まりを向上させることのできる横型多段プレス装置を提供する。
【解決手段】2本の押圧シリンダ150L,150Rは、搬送基準面Bからの離間距離を開閉シリンダ180とほぼ等しくする形で、開閉シリンダ180(押圧中心O)を挟んで左右に等間隔Lで配置されている。開閉シリンダ180は、押圧シリンダ150L,150Rによって被処理体Wが、押圧盤140F,140Bの閉鎖状態から加熱押圧完了状態へ加熱押圧処理されたとき、被処理体Wの全体厚さの減少量をラムの移動量として検出する開閉シリンダ用リニアエンコーダ181を備えている。各押圧シリンダ150L,150Rは、押圧盤140F,140Bの押圧力をシリンダ内圧として検出する押圧シリンダ用圧力センサ151L,151Rを備えている。 (もっと読む)


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