説明

株式会社ナカニシにより出願された特許

31 - 40 / 43


【課題】 ケーシングを撓曲させた場合にも、振動が生じ難く、医療用ハンドピースの操作性の向上を図る。
【解決手段】 切削工具と、切削工具を挿入するケーシングと、切削工具に駆動源からの動力を伝達するためのハンドピース本体部とを備え、ケーシングと切削工具とは所定範囲内で湾曲させることが可能に形成された医療用ハンドピースにおいて、ケーシング内に複数の軸受け部材4が設けられ、湾曲可能な管状の第一の介挿部材8が切削工具のシャンク3aに環装されて軸受け部材間及びその前後に配置され、第一の介挿部材の外周には湾曲可能な管状の第二の介挿部材9が環装され、第二の介挿部材は複数に分断されたものであり、隣り合う第二の介挿部材間には、外径が第二の介挿部材よりも大きく形成されたOリング11を環装したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ヘッド部で発生した振動が把持部に比較的伝わり難く、振動を減衰することが可能な歯科用ハンドピースを提供する。
【解決手段】 歯科処置工具がスリーブに受理され、スリーブが軸受部材により回転可能に支承され、軸受部材及びスリーブがヘッド部11に収納され、ヘッド部には後方に延びる接続ネック部11aが設けられ、接続ネック部が把持部12の先端に挿着され、把持部の後端に後端ケーシング13が固定され、ヘッド部及び後端ケーシングは実質的に金属材料から形成され、把持部はケーシングが実質的に樹脂材料又はゴムから形成され、把持部の内部に軸部材14が挿通されて、軸部材によりヘッド部と把持部との連結状態が補強される。 (もっと読む)


【課題】 予圧バネの弾力が弱くなり難く、組み立て時に部品としての取り扱いが比較的容易であり、上方の軸受部材における外輪の軸方向の動きを抑制することができる歯科用ハンドピースを提供することにある。
【解決手段】 歯科処置工具を受理して着脱自在に保持するバースリーブと、バースリーブを回転可能に支承するためローターの上方及び下方に設けられた軸受部材と、上方の軸受部材を保持するための軸受ケースとを含み、上方の軸受部材の外輪上端部に溝が形成され、上方の軸受部材を押圧するための予圧バネに係止爪が形成され、予圧バネは台座部材を介して溝に配置されると共に、係止爪が溝に係止されたものである。 (もっと読む)


【課題】 歯科処置工具の回転数が高くなり過ぎないように、圧縮空気圧を自動調整することが可能であり、製造工程における材料加工の手間が少なく、且つ、医療従事者が把持し易い歯科用ハンドピースを提供する。
【解決手段】 ヘッド部まで圧縮空気を導入する給気通路は、歯科用ハンドピース本体の後端接続部において軸方向に穿設された貫通孔と、貫通孔の先端側からヘッド部までの間に直列に接続された管状の調圧部材と給気管とを含み、これら貫通孔と管状調圧部材と給気管とが直列に接続され、管状調圧部材は、その管状体の中間に排気通路に連通する孔が形成され、孔を開閉する環状の弁体が管軸方向に摺動可能に設けられ、給気通路を通過する圧縮空気の圧力が所定以上になると環状弁体を摺動させて隙間を形成し、この隙間から圧縮空気が排気通路に排出され圧縮空気圧が調整される。 (もっと読む)


【課題】 部材の精度を出すことが比較的容易であり、部材間に隙間が生じ難く、切削工具の取り付け取り外しの手間が容易である切削工具の保持機構、切削工具及びスピンドルユニットを提供する。
【解決手段】 筒状の主軸21に切削工具10が挿着され、主軸が軸受けによりハウジング内で回転可能に支承されるスピンドルユニットにおいて、主軸と切削工具には、主軸内における切削工具の回転方向への相対的な動きを防止するべく相互に係合する係合部15がそれぞれ設けられ、切削工具の中間には段差部14又は細径部13が形成され、切削工具と主軸との間には間隙が形成され、間隙には細径部又は段差部に対向するように弾性環状部材22が配置されると共に、弾性環状部材に当接するように摺動部材23が摺動可能に配置され、摺動部材を介して弾性環状部材を押圧し得るように封止部材24が主軸先端に着脱可能に設けられる。 (もっと読む)


【課題】 歯周組織および歯周ポケットの清掃、洗浄効果を高め、歯周ポケット内の環境改善を図る。
【解決手段】 スケーラ用チップ1の先端部104に2つの注水孔105を設け、水又は洗浄液を2方向に放出するように構成する。この場合、先端部104を半球形状に形成し、先端部104から所定の位置に、先端部からの距離を表示するガイドライン107を設けることが好ましい。また、スケーラ用チップ1に超音波のエネルギーを付加することが望ましい。 (もっと読む)


【課題】 スリーブ内に挿着した歯科処置工具に対する回転方向及びスラスト方向からの保持力を更に確かなものにできる歯科用ハンドピース、これに用いる歯科処置工具及び工具保持機構を提供する。
【解決手段】 歯科処置工具を受理するスリーブは、歯科処置工具を着脱自在に保持するためスリーブ内に摺動可能に設けられた工具保持部材を含み、工具保持部材と歯科処置工具とには、スリーブ内における歯科処置工具の回転方向及びスラスト方向への相対的な動きをそれぞれ抑制するべく相互に係合する係合部が、スリーブ及び歯科処置工具にそれぞれ設けられた。 (もっと読む)


【課題】 空気などの圧縮流体をエネルギー効率良く回転運動に転換することが可能であり、高速回転時にも十分なトルクが得られるスピンドルユニットを提供する。
【解決手段】 先端から挿入される工具11を把持するチャック部材12が主軸13に挿着され、主軸が軸受によりハウジング18,19内で回転可能に支承されたスピンドルユニットであって、主軸には複数のローター15a,15bが離隔して設けられ、各ローター15a,15bに空気などの流体を噴き付けて回転駆動させるための流体噴射孔24a,24bが設けられた。 (もっと読む)


【課題】 ローター用の圧縮流体の通路と、オイルミストの供給通路との簡略化を可能とするスピンドルユニットを提供することである。
【解決手段】 先端から挿入される工具を把持するチャック部材が主軸に挿着され、該主軸にはローターが設けられ、前方及び後方に設けられた軸受によりハウジング内で回転可能に支承されたスピンドルユニットであって、ローターにオイルミストを噴き付けて回転駆動させるためのオイルミスト噴射手段がハウジングに設けられ、該ローターに噴き付けられた後のオイルミストを工具の先端に吹き付けるべく導くオイルミスト排出通路をスピンドル内部に備える。 (もっと読む)


【課題】 切削時にブレード部材と軸部材との間で不安定な振動が生じないように、確実にブレード部材を固定することができるレシプロケーティングソー用交換ブレード及びホルダーを提供する。
【解決手段】 ブレード部材10と軸部材20とからなり、ブレード部材には長孔11と切欠き部12とが設けられ、軸部材には、長孔と切欠き部とにそれぞれ係合する係合ピン21,22が突設され、軸部材に設けられた摺動リング23は、ブレード部材の固定端部14に着脱可能に係合してブレード部材の材軸交差方向への動きを規制する。ブレード部材の長孔は大径部と小径部とを有し、切欠き部は角度付けられたものである。軸部材の摺動リングは、軸部材に摺動可能に設けられ、ブレード部材の固定端部に係合するようにスプリング27により付勢されている。 (もっと読む)


31 - 40 / 43