説明

株式会社電業社機械製作所により出願された特許

11 - 20 / 21


【課題】吸込水槽7の水面の凍結による損傷を防止できる、簡単な構造で保守管理が容易な立軸ポンプ20を提供する。
【解決手段】吐出エルボ3の上流側のポンプ流路18が吸込水槽7に垂下され、ポンプ流路18の吸込口8が吸込水槽7の水面下に没水し、垂下されたポンプ流路18に配設されたポンプ軸10の下端部に羽根車11を配設した立軸ポンプ20において、吐出エルボ3の下流側のポンプ流路18に吐出弁9を設け、垂下されたポンプ流路18内の水位を羽根車11の下端以下まで押し下げ得る圧力の圧縮気体をポンプ流路18内に供給する圧縮気体供給手段を設ける。ポンプ流路18内に供給した圧縮気体の圧力により、ポンプ流路18内の水位が押し下げられて羽根車11の下端以下となるので、凍結により羽根車が損傷を受ける虞がない。しかも、ポンプ流路18内に供給する圧縮気体の調整は簡単にでき、さしたる労力を必要としない。 (もっと読む)


【課題】浮遊物を含む汚水や溶解物質を多く含む液体や、腐食性ガス等に対して、流量調整弁26およびシリンダー装置20に浮遊物や析出物が詰まったり、腐食が生じないスイング逆止弁3を提供する。
【解決手段】スイング逆止弁3の弁箱9の外壁にシリンダー装置20を設け、弁体10を支持する弁棒11とシリンダー装置20のピストン22を連結機構で連結し、弁体10の開閉動作とピストン22の往復移動を連動させる。弁体10の開動作と連動するピストン22の移動で容積を拡大させるシリンダー室25をトランスファバリア手段50を介して弁体10の上流側に連通管28で連通し、シリンダー室25とトランスファバリア手段50の間の連通管28に流量調整弁26を設ける。トランスファバリア手段50は、一次側と二次側が隔壁により分離され、この隔壁の移動で一次側と二次側が相互に圧力伝達し得るものである。 (もっと読む)


【課題】真空ポンプ52に水を流入させないためのに、吸気管42に設けられた立ち上がり部42aの高さを低くできる横軸ポンプを提供する。
【解決手段】吸気管42に立ち上がり部42aを設ける。吸込水槽18内に配設した水位計66の信号により、制御手段64は吸込水槽18の水位が最低水位から最高水位までの1/2の範囲で吸気管42内を第1の最低圧力P1(kPa)に設定し、1/2の水位から最高水位までの範囲で第2の最低圧力P2(kPa)に設定する。吸気孔38から立ち上がり部42aの頂点の高さh1(m)と、吸込水槽18の最高水位から吸気孔38の高さh2(m)と、吸込水槽18の最低水位から最高水位の高さh3(m)とを、
h1+h2+h3・1/2>10−P1/9.8>h2+h3
h1+h2>10−P2/9.8>h2+h3・1/2となるようにする。 (もっと読む)


【課題】吸込水槽10の水位Aが吸込ベルマウス22の下端レベルBまであれば管理運転が出来る立軸ポンプ14の管理運転方法を提供する。
【解決手段】吐出エルボ16の上流側に揚水管18とポンプケーシング20および吸込ベルマウス22を順次に連結して吸込水槽10に垂下し、吐出エルボ16の下流側に吐出弁24を設けた立軸ポンプ14の管理運転方法であって、吐出弁24から吸込ベルマウス22までの間の管路のほぼ最上部に穿設した吸気孔48に、満水検知器50と吸気弁54と真空ポンプ56からなる真空吸引手段を連通し、吸込水槽10の水位Aが吸込ベルマウス22の下端レベルBまたはそれより上にある状態で、吐出弁24を全閉状態とするとともに真空吸引手段で管路内を真空吸引して管路内を満水状態として、立軸ポンプ14を起動して運転する。 (もっと読む)


【課題】ポンプベース44の取付面を覆うフランジ部48を取り外さずに、ポンプベース44の取付面の水平度を測定できる方法を提供する。
【解決手段】フランジ部48に穿設された複数のボルト挿通孔1からボルト71を取り外し、それらのボルト挿通孔1に計測用部材4を挿入する。複数の計測用部材1は、その外径をボルト挿通孔1の内径よりも小さくポンプベース44に螺設されたねじ孔2の内径よりも大きく設定し、またボルト挿通孔1への挿入により下端がポンプベース44の取付面に当接して上端部がフランジ部48よりも上方に突出するように設定し、しかも下端より上端部に設けた測定部位までの挿入方向の寸法を全て同じに設定する。複数のボルト挿通孔1にそれぞれ挿入された複数の計測用部材4の測定部位の垂直方向のレベル差を計測手段で計測して、ポンプベース44の取付面の水平度を測定する。 (もっと読む)


【課題】オイルミストの飛散を確実に防ぐことができるとともに、塵埃や湿気が多い環境下においても、塵埃や湿気の軸受ユニット内への侵入を防いで軸受ユニット内の汚染や軸受、ロータ等の摩耗を防ぐことができる回転機械のオイルミスト飛散防止システムを提供すること。
【解決手段】潤滑油によって潤滑される軸受ユニット8,9によってロータ3を回転自在に軸支して成る回転機械1の前記軸受ユニット8,9内に発生するオイルミストの飛散を防止するシステムを、前記軸受ユニット8,9のロータ貫通部を包囲するカバー18と29,30を軸受ユニット8,9にそれぞれ取り付け、該カバー18,29,30内に形成される空間部に真空ポンプ37(負圧発生手段)を接続し、その接続経路の途中にオイルミストセパレータ(オイルミスト分離手段)35を設けて構成する。 (もっと読む)


【課題】自吸水に空気が大量に混入され得る吸込ケーシング10を形成し、自吸運転に必要な時間を短くして迅速に揚水運転に移行できる自吸式ポンプを提供する。
【解決手段】ポンプ羽根車12の外周上端レベルbからポンプ羽根車12の回転軸16の中心レベルcまでの間の吸込ケーシング10の下側壁面G−Hを、垂直にまたは垂直から30°の範囲内でポンプ羽根車12から離れる側に傾斜させて構成する。羽根車入口20から飛沫となって飛ばされた水は、吸込ケーシング10の下側壁面の内面に激しく衝突し、多くの空気を巻き込んで自吸水の空気含有率を高いものとする。この空気含有率の高い吸込ケーシング10側の自吸水を吐出ケーシング18に移送することで、吸込ケーシング10側の空気を迅速に吐出ケーシング18側に移送できる。自吸運転に必要な時間を短くでき、速やかに揚水運転に移行することができる。 (もっと読む)


【課題】弁体の開閉動作の速度を制御して、弁体が弁座に激しく衝突するのを確実に防止し得るスイング逆止弁を提供する。
【解決手段】スイング逆止弁3の弁箱9の外壁にシリンダー装置20を付設し、弁体を開状態と閉状態に揺動可能に支持する弁棒11とシリンダー装置20のピストン22を連結機構で連結し、弁体の開閉動作とピストン22の往復移動が連動するようにする。さらに、シリンダー装置20のシリンダー室25内に流出入する流体の流路となる連通管28に流量調整弁26を介装して、流量を適宜に設定する。シリンダー室25内に流出入する流体の流量を調整することで、ピストン22の移動が緩慢となって弁体の開閉動作のブレーキとして作用し、弁体を緩慢に動作させることができる。弁体の開動作と連動するピストン22の移動により容積を拡大させるシリンダー室25を連通管28により弁体の上流側に連通しても良い。 (もっと読む)


【課題】無注水での気中運転時間が長くても耐摩耗性に優れた軸受1と、エアロック運転時の振動による負荷に十分に耐え得る軸受2、3を用いて、先行待機運転に好適な立軸ポンプ10を提供する。
【解決手段】ポンプ流路内の羽根車41の上流側と下流側でポンプ軸40を軸受1および2、3により支承する。無注水運転に対する耐摩耗性に優れたアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで、上流側に配設される軸受1の摺動部材を形成し、エアロック運転による振動に対する耐荷重性に優れたポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維の複合材料で、下流側に配設される軸受2、3の摺動部材を形成する。 (もっと読む)


【課題】パッキン箱41からランタンリング47を簡単に取り出すことができて第1と第2のグランドパッキン46a、46bの交換が容易なポンプ軸封装置を提供する。
【解決手段】ランタンリング47の一方の側に主軸42と同軸状の円筒状部10を一体に形成する。第1のグランドパッキン46aを2列で主軸42とパッキン箱41の内周面との間のポンプ室45側に挿入配設し、円筒状部10をポンプ室45側と反対側にしてランタンリング47を主軸42とパッキン箱41の内周面との間に第1のグランドパッキン46aに当接するまで挿入配設し、第2のグランドパッキン46bを3列で円筒状部10の内周面と主軸42との間にランタンリング47に当接して挿入が規制されるまで挿入配設する。第1と第2のグランドパッキン46a、46bをポンプ室45側に押圧するパッキン押圧部材48を、パッキン箱41の外端部に配設固定する。 (もっと読む)


11 - 20 / 21