説明

空研工業株式会社により出願された特許

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【課題】 居住域に向けて吹出される気流を調整により適切に変化させられ、居住者の要求や活動スペースの状況に応じた空気調和状態を実現できる吹出口装置を提供する。
【解決手段】 略球体状のノズル部11の貫通孔11aにおける一の開口11bと他の開口11cの形状を異ならせ、ノズル部11を回動させて開口から吹出す気流の向きを調整できることに加え、各開口の位置関係を切替えて開口形状に伴う吹出状態も選択調整できることから、気流吹出に係る調整の自由度を高めて、吹出口毎に居住域の状況や居住者の好みに対応した調整が実現し、吹出口に割当てられた居住域所定領域に対し適切な空気調和が行える。また、ノズル部11の一の開口11c側にシャッター部が存在することから、シャッター部が吹出す気流を案内してその拡散を促すこととなり、一の開口からの周縁部拡開形状に沿った拡散吹出の場合に効率よく気流を拡散させられる。 (もっと読む)


【課題】 吹出口本体内部の複数の整流板で吹出口本体内から開口部に向う調和空気の気流を適切に案内、誘導して、開口部で所望の吹出状態を得ることができ、調和空気の吹出状態を最適化して空気調和対象空間の活動域に対し効率よく確実に空気調和が行える吹出口装置を提供する。
【解決手段】 筒状の吹出口本体11内部に整流板12を複数配設し、吹出口本体11内でその筒軸方向に進行しようとする気流を各整流板12で制限して徐々に各整流板12間の隙間11dに導き、開口部11aへ向わせることから、最終的に開口部11aから出る気流を、各整流板12の間隔と開放部分12aの配置に応じた所望の吹出状態に調整できることとなり、大空間における人の活動域に対し適切に調和空気を到達させる吹出状態が容易に得られ、少ない吹出口装置数でも確実に空気調和が行える。 (もっと読む)


【課題】 減速機に摩擦伝動機構を用いて、羽根車の適切な回転速度を実現しつつ減速機をコンパクト化でき、電動機と羽根車を同一軸線上に配置しても羽根車を十分に低い回転数で回転させられ、騒音発生も抑えられる冷却塔用送風機を提供する。
【解決手段】 羽根車30を適正な回転数とする減速機20として遊星ローラ式の摩擦伝動減速機構を用いると共に、電動機10と減速機20の各出力軸、及び羽根車30の回転中心を同一軸線上に配置し、電動機10の回転出力を減速機20の各ローラ間の摩擦伝動で減速することから、動作に伴う減速機20からの衝撃音等の発生はなく、騒音を低く抑えられると共に、電動機10と減速機20をコンパクトにまとめられ、冷却塔60の通風路内で抵抗となるこれら電動機10及び減速機20の羽根車30軸方向への投影面積を極小とすることができ、通風抵抗を低減して送風性能を高められ、冷却塔60の効率向上が図れる。 (もっと読む)


【課題】 フェース部に設けられた孔形状の異なる二種類の吹出孔からの各吹出気流の合成で得られる旋回流の吹出状態を、各吹出孔からの吹出量調整に伴って変化させられ、置換空調等の諸条件に合致した吹出状態設定が行え、ドラフトも生じさせず、適切且つ効率のよい空気調和を実現できる吹出口装置を提供する。
【解決手段】 フェース部20の第一及び第二の吹出孔21、22が互いに異なる孔形状とされ、各吹出孔21、22を通過する気流が、各吹出孔21、22の孔形状に従って斜め上方向へ吹出す際に、第一の吹出孔21と第二の吹出孔22とで気流吹出角度が異なることから、気流がそれぞれ吹出した後に合成されて生じる旋回流について、第一の吹出孔21から吹出す風量と第二の吹出孔22から吹出す風量の割合を適宜設定すれば、その進行する向きを調整でき、この進行状態を適切に設定した旋回流で状況に応じた空気調和が行える。 (もっと読む)


【課題】 布を配置した空気通過部分を枠体に囲まれた形状として一般的な吹出口構造に類似させ、取付面との違和感を無くすと共に、布部分の交換を容易にして、清浄で優れた美観を備える吹出口装置を提供する。
【解決手段】 周方向に連続する凹部12aを有する枠状の吹出口本体10に対し、吹出口本体10の開口部10aを覆うように布状材のフィルタ13を配設すると共に、凹部12aに弾性体14が装着されてフィルタ13を緊張させ、開口部10aに配置されたフィルタ13が凹凸の無い平面形状を保つことから、枠状部分の内側にフィルタ13のある開口部10aが位置する一般的な吹出口に近い形状となって配設状態での違和感を無くせ、様々な箇所に広く適用できる。また、吹出口本体10に対し弾性体14を取外した状態ではフィルタ13を容易に着脱交換でき、新しいフィルタ13への交換が手間無く行える。 (もっと読む)


【課題】 二空間の間での気流の流入出を制御する羽根体を適切に傾動させて気流の流入出状態を調整でき、換気効果を最大限高められると共に、空間の間の圧力差が増加傾向にある場合にも通過空気量の増大を抑えつつ換気状態を維持できる換気装置を提供する。
【解決手段】 換気を行おうとする二つの空間30、40に対しそれぞれ開口部11、12を向けた箱状の換気装置本体10を配設すると共に、一方の開口部112を閉塞可能な羽根体13を換気装置本体10内に配設し、羽根体13を二空間の圧力差に応じて傾動させる中、羽根体13が一方の開口部12に近付く向きへ傾動していくにつれ、羽根体13端部と換気装置本体10内面との間隔を徐々に小さくすることから、圧力の変化に対して空気流路の断面積を適切に調節して通過空気量の変化度合を小さく抑えられ、圧力の急変に際し一方の空間への空気の急速な流入出を防いで適切な空気調和状態を保てる。 (もっと読む)


【課題】 簡略な構造ながら吹出開口部からの吹出状態をいずれの開口位置についても一致させ、気流の均等吹出状態を得て気流を拡散しにくくし、カーテン状の気流を遠方まで到達させられるライン型吹出口装置を提供する。
【解決手段】 吹出口本体20として内部が仕切板31、32で仕切られたチャンバ部21を配設し、ネック部23から流入する気流が仕切板31、32を乗越えて進む間に吹出口長手方向へ均一に広がって特定箇所への気流の偏りを防止すると共に、チャンバ部21内の吹出筒部22に配設した整流金網41、42で吹出口長手方向以外の各方向についても気流の整流を図ることから、気流の速度分布を吹出開口部42各部で一様として、気流を均等に吹出せることとなり、空気調和対象空間に対し均等に吹出される気流がほとんど拡散せずに直進してカーテン状の気流となり、エアカーテンとして適切に使用できる。 (もっと読む)


【課題】 旋回流を生じさせる案内羽根を適切な箇所に配置して、誘引気流を効率よく生じさせて拡散性能を向上させ、空気調和効果を最大限発揮できる上、結露の発生も確実に防止できる吹出口装置を提供する。
【解決手段】 中コーン20の各外周面に複数の案内羽根21をそれぞれ各外周面の斜面下り方向から所定角度傾けた状態として配設し、中コーン20各外周面に沿う気流の進行方向をコーナ部寄りに変化させ、各気流に一つの円の各接線方向に一致する横向きの速度成分をそれぞれ与えることから、各案内羽根に案内された気流が合成されて確実に旋回流となって空気調和対象空間へ向けて一様に吹出す状態が得られ、誘引量を大きくし且つ気流の拡散範囲を広げて効率よく空気調和を行えると共に、旋回気流が吹出口外周端部に漏れなく到達して、周囲から誘引気流が吹出口外周端部へ達して結露に至る事態を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 適切な極数の電動機を用いると共に、電動機の駆動周波数を商用電源周波数より低く抑えて、電動機と羽根車を直結としても羽根車を低回転数で回転させられ、直結構造のメリットを最大限発揮できる冷却塔用送風機を提供する。
【解決手段】 極数が所定数である電動機10の出力軸11と羽根車20を直結し、さらに電動機10の駆動周波数制御を行って商用電源周波数より低い周波数で電動機10を駆動することから、電動機10の回転数を従来の減速機構で減速したあとの回転数程度に抑えることができ、中・大型の冷却塔において羽根車20を電動機直結で無理なく使用することができ、騒音等を従来送風機並に低く抑えられると共に、電動機10と羽根車20間の伝達機構を省略でき、コストダウンが図れる上、メンテナンスの手間も不要となる。 (もっと読む)


【課題】 空間への気流の流入出を制御する羽根体を適切に傾動させて気流の流入出状態を確実に調整可能とすることができ、換気効果を最大限高められると共に、簡略な換気状態調整機構として低コスト化できる換気装置を提供する。
【解決手段】 換気を行おうとする二つの空間30、40に対しそれぞれ開口部11、12を向けた箱状の換気装置本体10を配設すると共に、二つの羽根部材13a、13bが一体化されてなる羽根体13をこの換気装置本体10内に配設し、羽根体13を二空間の圧力差に応じて自由に傾動させ、羽根体13と開口部11、12との間隔を変化させて換気状態を調整することから、空間に対する空気の急速な流入出を防いで適切な空気調和状況を乱さない一方、通常状態では羽根体13が適切な開度状態で保持されて通風状態を許容でき、羽根体13を傾動させる簡略な機構で換気状態切替が実現して換気装置全体で低コスト化が図れる。 (もっと読む)


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