説明

空調技研工業株式会社により出願された特許

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【課題】 グリッド式システム天井の各モジュールにおいて、一つでモジュール全体に気流を均等に到達させて、配設個数を抑えられ、低コストで空気調和システムを構築できる吹出口装置を提供する。
【解決手段】 吹出口本体における矩形開口断面の開口部に、調和空気の気流を複数の方向にそれぞれ案内する気流案内手段を配設して、モジュール80の所定の隅部85近傍位置から、この隅部85を挟まないモジュールの各辺83、84に向けて放射状に気流を進ませ、モジュール80における三つの隅部86、87、88と吹出口装置1とに囲まれた領域90に、吹出気流を拡散させる状態を得ることから、一つの吹出口からモジュール80のほぼ全域に気流を均等に拡散させて空気調和を実現でき、一モジュールに一つの吹出口を配置すれば足りることとなり、空気調和のコストを抑えられる。 (もっと読む)


【課題】 各室内空間の在室人数に応じて、導入する外気の量を調整し、且つ外気の増減に応じてダクトへの外気送給量も調整して、簡略な構成で各室内空間での換気量を適切なものとしつつ、換気に係るコストを抑制できる換気システムを提供する。
【解決手段】 外気をダクト10を介して各室内空間70の吹出口71、72に送込む際、人感センサ30での検出結果から推定した室内空間70での在室人数が十分多い場合には、吹出口上流側の定風量調整部11、12を十分な量の外気の通過状態とする一方、在室人数が数人以下の場合には、定風量調整部11、12における外気の通過を抑制して、在室人数に応じた換気を行うことから、換気不良を防止しつつ、室内空間の空調負荷を低減できる。また、定風量調整部11、12の動作切替えに伴うダクト圧力の変化に対応して送風機20を制御することで、簡略な制御構成ながら換気に係るエネルギー消費を抑えられる。 (もっと読む)


【課題】 ヒータを中コーン外周縁部に固定するための樹脂封止材の使用量を抑えつつ、中コーン外周縁部の結露防止構造を適切に形成できる吹出口装置を提供する。
【解決手段】 中コーン20における外周縁部21の折曲げ部分と所定間隔をなす位置に位置決め体40を配置し、折曲げ部分と位置決め体40との間に樹脂封止体50を充填してヒータ30を固定し、このヒータ30を用いて中コーン外周縁部21を加熱可能とすることから、必要最小限の樹脂封止材50でヒータ30を被覆固定でき、樹脂封止材50の使用量を削減でき、ヒータ30の中コーン外周縁部21への固定に係る作業性を大きく改善して作業時間の短縮が図れ、なおかつ傷付きやすいヒータ30を保護しつつヒータ30と中コーン20との密着状態を確保でき、結露の生じやすい中コーン外周縁部21とその近傍をヒータ30で確実に温められる。 (もっと読む)


【課題】 ダンパ開放状態における気流の進行方向を適切にして、複数並べて設置した場合も処理効率を低下させることなく、大量の気体の流通に対応できる差圧ダンパ装置を提供する。
【解決手段】 平行クランク機構をなすアーム部3で、羽根体支持部4の向きが常にダンパ枠体2に対し一定となり、且つ、この羽根体支持部4に対しダンパ羽根体5が傾動可能とされて、ダンパ羽根体5が差圧に応じてその向きを変えつつ前後移動して、ダンパ枠体2を開閉することで、差圧による開放時には、ダンパ枠体2とダンパ羽根体5間の開口部分を羽根体全周囲に確保し、且つダンパ羽根体5下部でのダンパ枠体2とダンパ羽根体5との間隔を大きくすることとなり、開口部分における気流の通過を容易にして大量の気体を効率よく一方の空間10から他方の空間20に移動させられ、二空間間の差圧を設定圧内に速やかに調整できる。 (もっと読む)


【課題】吹出口が矩形開口断面形状となる場合でも矩形開口各部に問題なく適切に調和空気を到達させて、吹出口から各方向に均等に調和空気の気流を吹出すことができ、また吹出風量や吹出方向の調整も行いやすい吹出口装置を提供する。
【解決手段】矩形開口断面の吹出口本体12に対し、ネック部11を略楕円形の開口断面形状の筒状体として、吹出口本体12の開口部12aの範囲にネック部11の開口部分が外れることなく重なる状態でネック部11と吹出口本体12を連通させると共に、シャッター14を設けて吹出口本体開口部12aへの調和空気の進入状態を調整可能とすることから、調和空気の気流をスムーズに吹出口本体12の開口部12a各部へ到達させられ、偏流を防ぐことができると共に、ネック部11と吹出口本体12との連結部分を簡略な構造とすることができ、吹出口全体の製造コストを抑えられる。 (もっと読む)


【課題】 ヒータを額縁部に適切に保持して、ヒータを封止する樹脂封止材の使用量を削減しつつ、額縁部の結露防止構造を簡易に形成できる吹出口装置を提供する。
【解決手段】 吹出口本体10の額縁部11に溝状の収納部を設けて、この収納部にヒータ12を嵌め込んで額縁部11に配設し、額縁部11を加熱可能とすることから、ヒータ12が適切に拘束されて不要な動きを伴わず確実に額縁部11に保持されることとなり、大量の樹脂封止材13でヒータ12を封止しなくても、ヒータ12の不具合が生じにくい状態を確保しつつヒータ12を保持することができ、封止使用における難点の多い樹脂封止材13の使用量を削減でき、ヒータ12の額縁部11への取付作業性を大きく改善して作業時間の短縮が図れ、なおかつ傷付きやすいヒータ12を保護しつつヒータ12と額縁部11との密着状態を確保でき、額縁部11をヒータ12で確実に温められる。 (もっと読む)


【課題】 室内空間に面する部分の美観を損うことなく、調和空気の吹出や吹出停止に起因する温度変化に伴って装置各部に熱膨張や熱収縮の変形が生じても、これらに係る異音の発生を抑制できる吹出口装置を提供する。
【解決手段】 吹出口本体10における額縁部11の外縁部11aに、弾性材製のシール体12を係合させ、額縁部外縁部と天井50又は壁との間にシール体12を介在させ、額縁部11の温度変化に伴う熱膨張、熱収縮の各変形に対応してシール体12が弾性変形しつつ、額縁部11各部の天井50又は壁に対する変位を許容して、額縁部11を天井50又は壁からの拘束を受けない状態とすることから、調和空気の吹出や吹出停止に伴って額縁部11で熱膨張や熱収縮の変形が生じる際に、額縁部11が天井50又は壁に対し問題なく各部を変位させられ、額縁部11に拘束による歪みが生じず、歪みに起因する異音を抑えられる。 (もっと読む)


【課題】 床吹出し型であっても使用者に不快感を与えることを可及的に防止することができる吹き出口具及び空調設備を提供する。
【解決手段】 座部14及び背もたれ部17を設けてなる椅子本体11が床部G上に設置してある施設の床部Gに開設された吹出し口8から温調空気を流出させて、施設内の温度を調整するに当たって、床部Gの椅子本体11に対向する位置に開設された吹出し口8に嵌合される吹出し口具1の吹出し口具本体2は、温調空気を、椅子本体11の背もたれ部17に沿って立ち上がるように流出させるとともに、当該椅子本体11の座部14の下側領域に流出させるようになしてある。 (もっと読む)


【課題】 居住域に向けて吹出される気流を調整により適切に変化させられ、居住者の要求や活動スペースの状況に応じた空気調和状態を実現できる吹出口装置を提供する。
【解決手段】 略球体状のノズル部11の貫通孔11aにおける一の開口11bと他の開口11cの形状を異ならせ、ノズル部11を回動させて開口から吹出す気流の向きを調整できることに加え、各開口の位置関係を切替えて開口形状に伴う吹出状態も選択調整できることから、気流吹出に係る調整の自由度を高めて、吹出口毎に居住域の状況や居住者の好みに対応した調整が実現し、吹出口に割当てられた居住域所定領域に対し適切な空気調和が行える。また、ノズル部11の一の開口11c側にシャッター部が存在することから、シャッター部が吹出す気流を案内してその拡散を促すこととなり、一の開口からの周縁部拡開形状に沿った拡散吹出の場合に効率よく気流を拡散させられる。 (もっと読む)


【課題】 吹出口本体内部の複数の整流板で吹出口本体内から開口部に向う調和空気の気流を適切に案内、誘導して、開口部で所望の吹出状態を得ることができ、調和空気の吹出状態を最適化して空気調和対象空間の活動域に対し効率よく確実に空気調和が行える吹出口装置を提供する。
【解決手段】 筒状の吹出口本体11内部に整流板12を複数配設し、吹出口本体11内でその筒軸方向に進行しようとする気流を各整流板12で制限して徐々に各整流板12間の隙間11dに導き、開口部11aへ向わせることから、最終的に開口部11aから出る気流を、各整流板12の間隔と開放部分12aの配置に応じた所望の吹出状態に調整できることとなり、大空間における人の活動域に対し適切に調和空気を到達させる吹出状態が容易に得られ、少ない吹出口装置数でも確実に空気調和が行える。 (もっと読む)


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