説明

空研工業株式会社により出願された特許

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【課題】 空間への気流の流入出を制御する羽根体を適切に傾動させて気流の流入出状態を確実に調整可能とすることができ、換気効果を最大限高められると共に、簡略な換気状態調整機構として低コスト化できる換気装置を提供する。
【解決手段】 換気を行おうとする二つの空間30、40に対しそれぞれ開口部11、12を向けた箱状の換気装置本体10を配設すると共に、二つの羽根部材13a、13bが一体化されてなる羽根体13をこの換気装置本体10内に配設し、羽根体13を二空間の圧力差に応じて自由に傾動させ、羽根体13と開口部11、12との間隔を変化させて換気状態を調整することから、空間に対する空気の急速な流入出を防いで適切な空気調和状況を乱さない一方、通常状態では羽根体13が適切な開度状態で保持されて通風状態を許容でき、羽根体13を傾動させる簡略な機構で換気状態切替が実現して換気装置全体で低コスト化が図れる。 (もっと読む)


【課題】 熱交換部への散布水供給を必要最小限に抑えて冷却塔全体の散布水保有量を著しく小さくし、メンテナンスの手間を低減させられると同時にさらなる冷却能力の向上が図れる密閉式の冷却塔を提供する。
【解決手段】 散水手段14、15から散水する散布水の量を、熱交換部10表面で蒸発可能な分の水量にとどめ、熱交換部10に達する散布水を必要最小限に抑えると共に、散布水を直接外部から新規供給して用い、散布水の冷却塔内での循環と散布水自体の冷却を行わないことから、温度の低い散布水のみを散布でき、散布水の熱交換能力を常に確保できる上、熱交換部10の空隙部分を一部塞ぐ形となっていた充填材を無くすことができ、通風抵抗を減らして外気の熱交換部10通過をスムーズにし、外気を熱交換部10及び散布水と確実に接触させられ、熱交換性能を向上させられることに加え、ファン16の負荷も軽減できる。 (もっと読む)


【課題】 熱交換器内部に流通するブラインを外気の併用で効率よく昇温させつつ、同時に熱交換器表面の霜をブラインの熱で溶かし、外部の熱源の使用量を抑えて低コストで除霜が行える加熱塔の除霜方法を提供する。
【解決手段】 熱交換器11入口に至る循環管路50を閉止する制御弁13と、熱交換器11のみにブラインを循環させるためのバイパス管路14を用い、熱交換器11への着霜を検知した段階で、制御弁13を閉状態とすると共にバイパス管路14のポンプ15を作動させ、且つ加熱塔10のファン12を作動状態に保つことから、熱交換器11の未着霜部分においてブラインと外気との熱交換を行わせてブラインを継続的に昇温させられる一方、着霜部分ではブラインの熱で除霜を実行でき、ブラインの昇温過程でヒータ17等を必要最小限の使用にとどめることができ、除霜の省エネルギ化と低コスト化が図れる。 (もっと読む)


【課題】 熱交換部に水供給経路の独立した乾湿兼用熱交換部分を配置して、上部水槽からの散水状態を一切変化させることなく乾湿兼用熱交換部分における散水・非散水の切替が行え、確実に白煙発生防止性能を発揮できると共に、熱交換能力を十分確保して熱交換部のスペース増大を抑えられる冷却塔を提供する。
【解決手段】 熱交換部10における所定の充填材11間の隙間12上側を塞いで上部水槽20からの水を到達させなくすると共に、この隙間12に散水装置60を配設し、この隙間12には白煙の発生しやすい状況では散水を行わず乾式熱交換を行わせ、得られた乾き空気で排出空気全体の湿度を下げる一方、白煙発生防止を図る必要のない状況では散水装置60からの散水を行えることから、白煙防止性能を発揮しつつ、十分な熱交換能力を確保でき、乾式熱交換部分を設けた分だけ熱交換部が大きくなることもない。 (もっと読む)


【課題】 気流案内手段の吹出口本体への取付状態を最適化して気流案内手段の上下位置切替え作業が容易且つ速やかに行え、気流の吹出状態をスムーズに切替えて適切な空気調和を実現できる吹出口装置の気流方向切替機構を提供する。
【解決手段】 吹出口本体10から内方に突出した支持用ピン部14に対し、気流案内手段20側にピン受部23を付勢しつつ配設し、支持用ピン部14とピン受部23の凹部24とを嵌合させることで吹出口本体10に対し気流案内手段20を取付状態とすることから、気流案内手段20と吹出口本体10の位置関係の変化した状態が容易に得られることとなり、簡単な操作で所望の吹出状態が得られ、どのような作業者でも空気調和状況に応じた適切な吹出状態を調整選択でき、吹出口装置100による空気調和効果を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 吹出風量に関わりなく室内からの誘引空気を確実に温度センサ近傍に誘導して室内温度を適切に把握できる吹出口装置を提供する。
【解決手段】 吹出口本体2内部で気流の向きを偏向させ、吹出口本体2と気流案内手段3との間の開口について気流の吹出す部分と吹出さない部分をそれぞれ設定して吹出される気流の速度を高めつつ、吹出気流を最小吹出量とされた状態で気流速度が最大となる開口位置に近い気流案内手段3下側に温度センサ4を配設し、温度センサ4周囲部分に吹出量に関わりなく常に十分な誘引を生じさせて、誘引された空気調和対象空間内の気体を温度センサ4周囲に到達させられることから、常に温度センサ4と誘引された空気調和対象空間内気体との接触を確保して空気調和対象空間の温度が正確に検知可能となり、吹出口本体2上流側で空気調和対象空間の空気調和状況に応じた適切な風量制御が行える。 (もっと読む)


【課題】 気流を案内する機構部分が、気流流入方向について極めてコンパクトな形状且つ簡略な構造ながら、気流の吹出方向を適切に調整可能な吹出口装置を提供する。
【解決手段】 複数の孔16が穿設されたスライド板15を吹出口本体10の同じく複数の孔11が穿設された一面に沿って摺動可能に配設し、スライド板15を吹出口本体10に対し位置変化させて各孔11、16同士をずらし、孔正面方向における正味の開口面積を小さくすると共に、スライド板15の各孔16近傍の下側に、吹出口本体10の各孔11とその縁部からなる段状部分19を生じさせることから、流路を絞られて孔通過速度を増した気流が、スライド板15下側の段状部分19に沿って流れようとする流体の性質から段状部分19のある側へ斜めに曲って進むこととなり、スライド板15をスライドさせるだけの極めて簡略な機構で気流の向きを変化させることができ、装置を低コスト化できる。 (もっと読む)


【課題】 本考案は、空気調和の対象となる空間における壁面に配置され、前記空間への空気調和用気体の吹出方向を変化させられるユニバーサルグリル型の吹出口装置に関し、本考案は前記課題を解消するためになされたもので、気流方向を空気調和用気体の温度に応じて適切且つ自動的に調整でき、空気調和の効果を高められる吹出口装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 開口枠体11に傾動自在に軸支させた羽根12を所定角度に傾動させる羽根傾動手段が配設され、羽根12を空気調和用気体の温度に応じて羽根傾動手段で適切な角度に傾けることにより、冷暖いずれにおいても吹出す気流の到達範囲を広げられ、特に、羽根12を傾けた場合には各羽根間の距離を狭められることとなり、気流の吹出速度を増してより遠方に到達させられるなど、空気調和の効率を高められる。 (もっと読む)


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