説明

三島光産株式会社により出願された特許

31 - 40 / 40


【課題】鋳片の凝固収縮に基づくコーナーエアギャップの発生を防止して鋳片角部の品質異常や鋳型下部の腐食を防止することが可能な連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】間隔を設けて配置される一対の短辺11及び短辺11を幅方向の両側から挟む一対の長辺12とによって囲繞される鋳型空間部13に注入される溶鋼を冷却し鋳片として引き抜く連続鋳造用鋳型10において、鋳型空間部13を形成する鋳型壁14の四隅の領域を除いた対向する短辺11及び長辺12には、それぞれ鋳片が引き抜かれる方向に鋳片シェル19の平坦部の凝固収縮量に追従して間隔が徐々に狭まる短辺側傾斜部15及び長辺側傾斜部16が形成され、鋳型壁14の四隅の領域の短辺11及び長辺12には、それぞれ外側に向かって拡大すると共に鋳片が引き抜かれる方向では鋳片シェル19の角部の凝固収縮量に追従して徐々に縮小する短辺側拡大部17及び長辺側拡大部18が形成されている。 (もっと読む)


【課題】複数鋼種の溶鋼の鋳造に対応でき、高品質の鋳片を製造可能な連続鋳造方法及びこれを適用した連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】連続鋳造用鋳型10を上下方向に往復振動させながら、連続鋳造用鋳型10の冷却部材13の内側に形成される空間11内に溶鋼12を流し込み凝固させて鋳片を製造する連続鋳造方法において、連続鋳造用鋳型10の振動周期及び振動距離のいずれか1又は2を、鋳造する鋼種ごとに変動させ、溶鋼12から冷却部材13への熱の移動量を制御して、異なる鋼種の凝固シェル収縮量を実質的に同一にする。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性、耐クラック性、耐焼付き性、高強度に優れた部材、治具、加工工具として有用な繊維強化金属の製造方法を提供する。
【解決手段】 金属の基地にセラミック繊維が分散した焼結材料を製造する際に、粒径1〜20μmの金属粉末とセラミック繊維を混合したものを予成形した後、該予成形体を排気管付の金属箔製カプセルで包み、炉内に設置した後、該カプセル内を排気管を通じて炉外から減圧しながら、炉内は大気圧のままで所定の焼結温度まで昇温して焼結することを特徴とする耐磨耗性に優れた繊維強化金属の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 アークの収束度を高め、作業効率及び切断面品質を向上して、従来よりも経済的に切断でき、しかも切断可能な切断対象材の厚み領域を広げることが可能なプラズマ切断装置及びプラズマ切断方法を提供する。
【解決手段】 プラズマ切断装置10は、内部に電極13を備え、アーク放電によりガスをプラズマ化して噴射させ、このアーク11に周囲から水を吹き付けて収束させるトーチ12を有し、更に純水化手段28が設けられ、純水化手段28によって水の電気伝導率を5μs/cm未満にして、アーク11に吹き付けている。 (もっと読む)


【課題】 冷却板へのクラックの発生を抑制、更には防止して、品質が良好な鋳片を製造でき、しかも従来より長い期間安定した品質を維持可能な連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】 裏面に多数の導水溝20が設けられた冷却板11と、その上下方向に所定間隔で設けられた取付け手段13〜18により、冷却板11の裏面側に導水溝20を囲むOリング23を介して固定された支持部材19とを有し、支持部材19の給水部21及び排水部22を介して各導水溝20に冷却水を流して冷却板11の冷却を行うと共に溶鋼の冷却を行って鋳片を製造する鋳型において、取付け手段13〜18は、冷却板11のメニスカス部12を避けて設けられ、その上下に位置する取付け手段13、14の取付け間隔Dを他の部分の取付け間隔よりも広くし、更に冷却板11のメニスカス部12の表面側には、鋳片の製造時のメニスカス部12の熱膨張量に対応した凹み加工がなされている。 (もっと読む)


【課題】 従来よりも製造工程の短縮及び簡略化が図れ、鋳片の製造を安定して実施可能な連続鋳造用鋳型及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 間隔Dを有して対向配置され移動可能な一対の短辺部材11、12と、この短辺部材11、12を挟み込んで配置される一対の長辺部材13、14とを備え、一対の短辺部材11、12と一対の長辺部材13、14とで形成される空間15内に溶鋼を流し込み凝固させて鋳片を製造する連続鋳造用鋳型10において、短辺部材11、12の溶鋼接触面16と長辺部材接触面17に、平面視してその角の直角を維持した溶射層18を有する。その製造方法は、銅又は銅合金からなる冷却板19の溶鋼接触面側と長辺部材接触面側にそれぞれ溶射を行った後、機械加工を施して平面視してその角を直角にした溶射層18を形成し、短片部材11、12を製造する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、加工用向け工具材及び熱分野のボイラー向けタービンに用いる金属及び合金焼結体の製造方法を提供する。
【解決手段】 金属及び合金を焼結により製造する際に、前記金属及び合金粉末を予成形した後、該予成形材を排気管付の金属箔製カプセルで包み、炉内に設置した後、該カプセル内を排気管を通じて炉外から減圧しながら、炉内は大気圧で所定の焼結温度まで昇温、焼結、あるいは昇温後、0.08〜5MPaの低加圧下で焼結することを特徴とする金属及び合金焼結体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 冷却板下端部の腐食発生を抑制、更には防止して、品質が良好な鋳片を製造でき、しかも従来より長い期間安定した品質を維持可能な連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】 裏面に多数の導水溝11が設けられた冷却板12と、この導水溝11を囲んで配置されるOリング18を介して冷却板12の裏面側に取付け手段13によって固定された支持部材14とを有し、支持部材14に設けられた給水部15及び排水部16を介して各導水溝11に冷却水を流すことで、冷却板12の冷却を行う連続鋳造用鋳型において、冷却板12には、下端部に位置するOリング18の下側に冷却部19が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 鋳型本体を構成する冷却板の表面への溶鋼の溶着及び冷却板の腐食発生を抑制でき、長寿命化を図ることが可能な連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】 鋳型本体を構成する冷却板11の表面に溶射皮膜12が形成された連続鋳造用鋳型において、溶射皮膜12は、金属マトリックスと5質量%以上80質量%以下のサーメットとを有し、しかも金属マトリックスは、Ni:5質量%以上30質量%以下、Si:1.0質量以上4.0質量%以下、B:0.5質量%以上3.0質量%以下、残部Cuからなる自溶合金であり、サーメットは、耐摩耗性硬質セラミックスと、Co、Ni、Cr、Fe、これらの合金、及び耐食性ニッケル合金のいずれか一種以上とを含む。また、溶射皮膜12は、金属マトリックスとしてNi基自溶合金を、サーメットとして耐摩耗性硬質セラミックスと耐食性ニッケル合金を使用することもできる。 (もっと読む)


【課題】 板材の強度低下を抑制、更には防止して、従来よりも長い期間安定した品質を維持可能な連続鋳造用鋳型の製造方法を提供する。
【解決手段】 溶鋼を鋳造する鋳型本体を構成する銅又は銅合金からなる板材10の溶鋼接触面11側に溶射被膜12を形成して加熱処理を行う連続鋳造用鋳型の製造方法において、板材10の少なくともメニスカス部13の冷却状態を維持しながら、他の部位を加熱処理する。また、板材30に加熱処理を行った後、更に冷却速度が10℃/秒以上の水冷処理を行う。 (もっと読む)


31 - 40 / 40