説明

石川ガスケット株式会社により出願された特許

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【課題】エンジン外部への潤滑油のにじみを低減することができるシリンダヘッドガスケットを提供する。
【解決手段】内燃機関のシリンダブロックとシリンダヘッドとの間に介装されて使用される金属製のシリンダヘッドガスケット11には、シリンダヘッドへ供給される潤滑油の通路となる潤滑油孔14を囲繞する高圧ビード23が形成され、空間部25を囲む低圧ビード24が高圧ビード23も囲むように形成されている。低圧ビード24は、エンジンのタイミングトレイン系21が収容される空間22内の潤滑油シール用のビードである。 (もっと読む)


【課題】シリンダボア等のシール対象穴の周縁部に、シール対象穴の全周にわたり、高低が0μmより大きく100μm以下の範囲で周方向に変化する抑揚を設けた構造の金属製ガスケットにおいて、製造に際して、加工1回当たりに要する荷重を少なくでき、また、加工精度を向上できる金属製ガスケット及びその製造方法を提供する。
【解決手段】1枚又は2枚以上の金属構成板10,20を有し、少なくとも1枚の金属構成板10において、シール対象穴2の周囲に、環状の圧力調整部12aを設け、該圧力調整部12aを前記シール対象穴2の周囲方向に凹凸を形成し、該凹凸の高低差を0μmより大きく100μm以下の範囲とする金属製ガスケット1において、前記環状の圧力調整部12aの内周側又は外周側の少なくとも一方に環状の溝部13を設けて構成する。 (もっと読む)


【課題】シール対象穴の周縁部に全周にわたり、高低が70μm〜100μmの範囲で周方向に変化する抑揚を設けた金属製ガスケットにおいて、製造に際して、加工量の自由度が高く、加工時のチューニングが容易で、作業効率を向上できる金属製ガスケット及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属製ガスケットの少なくとも1枚の金属構成板10において、シール対象穴2の周囲に、環状の圧力調整部12aを設け、該圧力調整部12aを前記シール対象穴2の周囲方向に凹凸を形成し、該凹凸の高低差を0μmより大きく100μm以下の範囲とすると共に、前記環状の圧力調整部12aを有するリング状部材12を該リング状部材12の外側の部材11と別体で形成し、前記リング状部材12と前記外側の部材11と接合して1枚の金属構成板10として取り扱えるように構成する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関からの受熱や内燃機関の周辺への放熱を制御できて、内燃機関用インシュレータを構成する金属部材の温度上昇を抑制することができる金属製の内燃機関用インシュレータ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】車両搭載の内燃機関の一部又は全部を覆う金属製の内燃機関用インシュレータ1、1A、1Bにおいて、前記内燃機関インシュレータ1、1A、1Bを構成する金属板材2の少なくとも一方の表面2a、2bの一部又は全部を、JIS規格B0601(2001)の面粗度で、中心線平均粗さ(Ra)が、1μm〜5μmの範囲にある粗い面に形成する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの運転中に金属製ガスケットが強く押圧されて、ビードが変形してビードの内周側の先端となる周縁部が、金属構成板が当接する部材に接触するようになっても、当接する部材に傷が付くことがなくなり、又、締め付け時、ビードの跳ね返りにより端部が過剰に接触せず、ビード部に面圧を集中させる事ができ、良好なシール性能を保って、優れたシール性能を発揮できる金属製ガスケットを提供する。
【解決手段】1枚又は2枚以上の金属構成板を有する金属製ガスケット1において、該金属ガスケット1を狭持する第1部材に当接する金属構成板10に関して、該金属構成板10のシール対象穴の周囲に、前記当接する第1部材側に凸となるフルビード11、又は、外周側が前記当接する第1部材側に傾斜するハーフビードを設けると共に、該金属構成板10のシール対象穴の周縁部12の前記当接する第1部材側に丸み部13、又は、角取り部を設ける。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドガスケットにおけるシール部の高精度な厚さ調整に、射出成型による樹脂層の形成を利用した金属積層形シリンダヘッドガスケットを提供する。
【解決手段】燃焼室穴10の周辺をシールするシール部6において、積層した金属板2〜5のうちの1枚の金属板4の燃焼室穴側端部4aに、該端部と一体化した射出成型による面圧調整用の樹脂層9を付設する。上記樹脂層9及びそれを付設した金属板4の端部4aを、他の積層金属板3の折返し部3cまたはグロメットで挟み込むことにより、燃焼室穴10の熱の作用を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関からの受熱や内燃機関の周辺への放熱を制御できて、内燃機関用インシュレータを構成する金属部材の温度上昇を制御することができる金属製の内燃機関用インシュレータ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 内燃機関の一部又は全部を覆う内燃機関用インシュレータを、基板の両面に熱放射用部材を被覆した板状部材で構成し、前記板状部材の少なくとも一方の表面の一部又は全部を、JIS規格B0601(2001)の面粗度で、中心線平均粗さ(Ra)が、3μm〜25μmの範囲にある粗い面に形成する。 (もっと読む)


【課題】金属積層形ガスケットにおけるビード部分の面圧をシム等の金属プレートを用いることなく高め、ビード部分のシール性を改善する。
【解決手段】シールすべき位置にビード5を設けた第1の金属プレート1、及びそれに積層する第2の金属プレート2を含む複数の金属プレートからなる。上記第2の金属プレートにおける第1の金属プレートのビード5の裾野部5aに対応する位置に、見かけ上の板厚を高めるための上記ビード5よりも剛性を有する凹凸6を設け、該凹凸によって板厚が高められた平坦部6a上に上記ビードの裾野部を配置する。 (もっと読む)


【課題】二つの部材の間に挟持してシールを行う金属ガスケットにおいて、折返し部分の面圧が発生する面積を広くできて、ガスケットを挟持する部材の歪みや圧痕を低減できる金属ガスケットを提供する。
【解決手段】1枚又は2枚以上の金属構成板10を有し、少なくとも1枚の第1の金属構成板10で少なくとも一つのシール対象穴2の周縁部に第1の折返し部10bを形成した金属ガスケット1において、前記第1の折返し部10bの内部に、第2の折返し部20bを有するリング状部材20を、前記第2の折返し部20bが板厚方向に関して第1の折返し部10bと同じ側になるように挿入して構成する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用インシュレータとして、軽量で十分な熱遮蔽性を有する実用的な内燃機関用インシュレータを提供する。
【解決手段】車両搭載の内燃機関の一部又は全部を覆う金属製の内燃機関用インシュレータ1、1Aにおいて、内燃機関インシュレータ1、1Aを構成する金属板材2の表面に遮熱塗料又は断熱塗料を積層して、内燃機関からの放熱の遮断効果を著しく向上する。更には、金属板材2をアルミニウム板、又は、アルミニウム合金板で形成し、更なる軽量化を図る。 (もっと読む)


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