説明

朝日化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】電磁鋼板の表面にリン酸塩を造膜成分とする処理液の塗布と低温での焼付けにより、0.5μm以下の薄膜でも必要な諸性能を有し、安定性に優れ、かつ焼鈍後の耐剥離性に優れたノンクロム絶縁皮膜を形成する。
【解決手段】Al、Mg、Ca、Sr、BaおよびZnの第一リン酸塩から選ばれた第一リン酸塩(A)と、ホスホン酸化合物またはホスホン酸化合物およびカルボン酸化合物からなるキレート剤(B)と、ポリアミン(C)とを含有する処理液から絶縁皮膜を形成する。処理液中の多価金属カチオンの価数×モル数の積の総和ΣMiとリンのモル数ΣPiとの比が(1)式を満たし、該キレート剤(B)のモル数と分子中の酸基数の積の総和ΣOiの前記ΣMiに対する比が式(2)を満たす。
(I) 1.5≦ΣMi/ΣPi≦5; (2)・ 0.1≦ΣOi/ΣMi≦5 (もっと読む)


【課題】クロム化合物を含有せず、深絞り加工時の黒ずみ発生を防止でき、耐食性が良好で、油弾き性が良好な乾燥表面処理皮膜を亜鉛系めっき鋼板表面に形成する。
【解決手段】Si/Liモル比が1〜4の範囲内のリチウムシリケートと、該リチウムシリケート100質量部に対して5〜400質量部の量の、Si/Naモル比が1〜4の範囲内のケイ酸ナトリウムとを主成分とする皮膜に、主成分100質量部に対して、5〜50質量部のシランカップリング剤と、0.2〜10質量部(バナジウム金属として)のバナジウム化合物とを含有させる。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼板に速乾油を塗布して厳しい深絞り加工を施した場合の黒ずみ発生が抑制され、かつ加工前および加工後の耐食性に優れ、さらにアルカリ脱脂液に侵されない耐アルカリ性を備えた表面処理を施す。
【解決手段】Si/Liモル比が1〜4のリチウムシリケート100質量部に対して、5〜50質量部のシランカップリング剤、0.2〜10質量部(V金属として)のバナジウム化合物、0.2〜10質量部(Ti金属として)のチタン化合物、および0.01〜10質量部のワックスを配合した表面処理液を塗布し、加熱乾燥して皮膜を形成する。ワックスに代えて又は加えて、0.2〜10質量部のオキシカルボン酸およびアルコキシシランから選ばれた化合物を配合してもよい。 (もっと読む)


【課題】潤滑処理を施した後に長期間が経過するか、及び/又は湿潤環境で、追加の潤滑処理を行わずにプレス加工を行っても、錆発錆が防止され、安定して潤滑皮膜の潤滑性が保持され、かつ脱膜性と化成処理性が良好な潤滑処理鋼板を提供する。
【解決手段】アルカリ金属ホウ酸塩及び/又はアルカリ金属ケイ酸塩(特にリチウムシリケート)からなる皮膜形成成分と、ステアリン酸亜鉛とワックスとの混合物からなる潤滑成分と、リン酸塩、バナジウムの酸素酸塩、モリブデンの酸素酸塩およびメルカプト化合物から選ばれる少なくとも1種からなる防錆成分とを含有する処理液を用いて潤滑皮膜を鋼板、特に鋼帯の表面に形成する。 (もっと読む)


【課題】Siを0.05質量%以上含むSi含有鋼板1を加熱・均熱帯2と気水冷却または水冷却による急冷を行う冷却帯3を通過させて連続焼鈍した後、酸洗設備5で酸洗し、電気めっき設備6でNiまたはNi合金の薄めっきを施すことからなるSi含有鋼板の製造方法において顕著に見られる黄変を防止する。
【解決手段】電気めっき後の鋼板1に、黄変防止処理設備7において、(A)分子量160以下の低分子量カルボン酸およびその塩、ならびに(B)キレート剤系ホスホン酸およびその塩から選ばれた1種または2種以上を合計500〜30000mg/L含有する黄変防止処理液と接触させることにより黄変防止処理を施す。 (もっと読む)


【課題】シリカ質無機粉末、珪酸アルカリおよび水を含み、常温で長期間保存しても、粘度が増大しにくい無機接着剤組成物を提供する。
【解決手段】シリカ質無機粉末、珪酸アルカリ、平均一次粒子径0.1μm以下の非シリカ質無機微粒子および水を含む無機接着剤組成物。好ましくは非シリカ質無機微粒子がアルミナ微粒子またはチタニア微粒子であり、通常、非シリカ質無機微粒子の含有量はシリカ質無機微粒子100質量部あたり0.1質量部以上である無機接着剤組成物。 (もっと読む)


【課題】電磁鋼板の表面にリン酸塩と合成エマルジョン樹脂とを含有する処理液の塗布と低温での焼付けにより、1.0 g/m2以下の薄膜でも必要な諸性能を有し、樹脂粒子の凝集がなく表面凹凸のない美麗な外観の半有機型ノンクロム絶縁皮膜を形成する。
【解決手段】処理液がAl、Mg、Ca、Sr、BaおよびZnの第一リン酸塩から選ばれた第一リン酸塩(A)と、ホスホン酸化合物またはホスホン酸化合物およびカルボン酸化合物からなるキレート剤(B)と、エマルジョン樹脂(C)と、分子量200〜600のポリエチレングリコール(D)とを含有し、第一リン酸塩(A)に含まれる金属原子のモル数とその価数の積の総和をΣMiとし、キレート剤(B)のモル数と分子中の酸基数の積の総和をΣOiとして、(A)と(B)の割合が下記の式(1)を満たす:
0.1≦ΣOi/ΣMi≦5 ・・・ (1)。 (もっと読む)


【課題】 クロム化合物を使用することなく、低い焼付け温度で焼付けができ、脱脂後においても優れた耐食性を有する皮膜を亜鉛系めっき鋼板の表面に形成することができ、また、優れた耐型かじり性を亜鉛系めっき鋼板に付与することができ、さらに、塗装ロールの腐食を抑制することができる表面処理剤およびこの表面処理剤によって表面処理された鋼板を提供する。
【解決手段】 亜鉛系めっき鋼板の表面処理に用いられる表面処理剤である。この表面処理剤は、水溶性の多価金属リン酸塩化合物と、ヘキサフルオロチタン酸およびヘキサフルオロチタン酸塩のうちの少なくとも一方と、バナジウム化合物と、アセチレンアルコールと、キレート剤とを含む。 (もっと読む)


【課題】重金属固定剤を重金属含有灰に添加して重金属の固定処理を行う際の、薬剤添加設備や混練機などの反応容器の金属部の腐食を防止して、処理設備の寿命の延長、メンテナンス費用の軽減を図る。
【解決手段】金属の腐食抑制剤を含む灰処理用重金属固定剤。好ましくはリン酸系重金属固定剤と金属の腐食抑制剤を含む。金属の腐食抑制剤としては第4級アンモニウム塩と有機イオウ化合物との併用が好ましい。 (もっと読む)


【課題】鉄塩系重金属固定剤を重金属含有灰に添加して重金属の固定処理を行う際の、薬剤添加設備や混練機などの反応容器の金属部の腐食を防止して、処理設備の寿命の延長、メンテナンス費用の軽減を図る。
【解決手段】鉄塩系重金属固定剤と金属の腐食抑制剤とを含む灰処理用重金属固定剤。鉄塩系重金属固定剤としては塩化第一鉄および/または硫酸第一鉄が好ましく、金属の腐食抑制剤としてはポリアミン化合物と有機イオウ化合物との併用が好ましい。 (もっと読む)


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