説明

日信工業株式会社により出願された特許

181 - 190 / 840


【課題】摩擦パッドからピストンに伝わる制動熱を極力ピストンシールに伝達させないようにした車両用ディスクブレーキのピストン構造を提供する。
【解決手段】ピストン5は、シリンダ孔内を摺動する外周側円筒部5bと、該外周側円筒部5bの内周側に配置され、先端部に形成した突出部5dが外周側円筒部5bの先端部5eよりもディスクロータ側に突出して摩擦パッド4に当接する内周側円筒部5cとを備え、内周側円筒部5cと外周側円筒部5bとの間に空隙部E1を形成する。空隙部E1は、制動時に内周側円筒部5cの突出部5dが摩擦パッド4に当接した状態で、外周側円筒部5bがピストンシール6と当接する位置よりもピストン5の底壁5a側まで形成される。 (もっと読む)


【課題】ディスクブレーキと、キャリパボディに着脱可能に取り付けられる電動モータと、回転軸の回転に応じて摩擦パッドをディスクロータに対して進退させる運動変換機構と、回転軸に相対回転不能に連結される出力部材を有して電動モータおよび回転軸間に設けられる減速機とを備える車両用電動ブレーキ装置において、パーキングブレーキ状態を比較的小さな手動操作量で解除可能とする。
【解決手段】キャリパボディ26および電動モータ22A間には、電動モータ22Aのキャリパボディ26からの取り外し時には開放される減速室59が形成され、回転操作用工具を係合することを可能として回転軸45に固着される出力部材70を有する前記減速機23Aが、減速室59の開放時には回転軸45に固着された出力部材70を残して分解することを可能として減速室59に収容される。 (もっと読む)


【課題】モータケースが、フランジ部を有する有底円筒状のヨークと、樹脂製のブラシホルダと、該ブラシホルダをヨークとの間に挟む蓋部材とで構成され、ブラシホルダの外周部をキャリパボディとの間に介在させたフランジ部が、キャリパボディおよびモータケース間に減速室を形成してキャリパボディに締結され、モータ軸および蓋部材間にグリースの流入を防止するためのシール付きのボールベアリングが介装され、回転動力をブレーキピストンの軸方向進退作動に変換する運動変換機構が減速室に収容される減速機を介してモータ軸に連結される車両用電動ブレーキ装置において、コストアップを招くことを防止し得る簡単な構造で減速室からモータ室へのグリースの流入を防止する。
【解決手段】モータケース83の外周部に、減速室59およびモータ室84間を結ぶ迷路状の連通路123が形成される。 (もっと読む)


【課題】第1および第2の遊星ギヤ機構が入力軸および出力軸間に設けられて成り、ギヤケースに収容される2段遊星ギヤ式減速機において、組付け作業を容易とするとともに第2サンギヤの加工を容易としつつコンパクト化を可能とする。
【解決手段】第1の遊星ギヤ機構61が、入力軸95に設けられた第1サンギヤ63と、ギヤケース60Aに固定されるリングギヤ64と、リングギヤ64および第1サンギヤ63に噛合する第1遊星ギヤ65を回転自在に支承する第1キャリア66とを備え、第2の遊星ギヤ機構62Aが、第1キャリア66の内周に外周が噛合される第2サンギヤ67と、リングギヤ64と、リングギヤ64および第2サンギヤ67に噛合する第2遊星ギヤ68を回転自在に支承する第2キャリア69Aとを備え、第2キャリア69Aが出力軸45に同軸にかつ相対回転不能に連結される。 (もっと読む)


【課題】ディスクブレーキと、キャリパボディに取り付けられる電動モータと、入力される回転動力をディスクロータに対する摩擦パッドの進退作動に変換する運動変換機構と、電動モータおよび運動変換機構間に設けられる減速機とを備える車両用電動ブレーキ装置において、電動モータのブラシホルダにラジオノイズ低減用のコンデンサを、簡単な構造で保持可能とする。
【解決手段】ブラシホルダ37に、ラジオノイズ低減用のコンデンサ104を保持するコンデンサ保持部105が設けられ、該コンデンサ保持部105は、コンデンサ104の一面を当接させるようにしてブラシホルダ87に形成される支持面106と、ブラシホルダ87に一体に形成されて支持面106との間にコンデンサ104を挟むフック107,108とを有するとともに、電動モータの軸線に直交する平面内でのコンデンサ104の移動を規制するように構成される。 (もっと読む)


【課題】キャリパボディに、シリンダ孔および収容凹部が相互間に隔壁を介在させつつ相互に反対側に開放するようにして同軸に設けられ、回転軸の回転をブレーキピストンの軸方向進退作動に変換する運動変換機構が備える回転軸が隔壁を回転自在に貫通して減速機の出力部材に同軸に連なり、回転軸に一体に設けられて隔壁に対向するフランジ部および隔壁間に滑り軸受が介装される車両用電動ブレーキ装置において、フランジ部に装着可能とした滑り軸受をフランジ部および隔壁間に介装しつつ、フランジ部および隔壁間の距離を短縮可能とする。
【解決手段】フランジ部45bの隔壁36に対向する面に嵌合凹部56が形成され、平板状の滑り軸受54が嵌合凹部56に嵌合される。 (もっと読む)


【課題】ディスクブレーキおよび電動モータ間に、運動変換機構と、第1および第2の遊星ギヤ機構から成る減速機とが設けられる車両用電動ブレーキ装置において、第1および第2の遊星ギヤ機構が共通に備えるリングギヤを固定するための部品点数を極力少なくするとともにリングギヤの組付けを容易とする。
【解決手段】キャリパボディ26に取付けられるモータケース83およびキャリパボディ26間に減速機23Aを収容する減速室59が形成され、第1および第2の遊星ギヤ機構61,62Aに共通であるリングギヤ64が、モータケース83およびキャリパボディ26で軸方向移動が阻止されるようにして減速室59に挿入され、リングギヤ64の電動モータ22とは反対側の端部がキャリパボディ26に凹凸係合される。 (もっと読む)


【課題】環状ピストンにカップシールを一体化させ、シール性を確保すると共に、組み付け性の向上を図ることのできる液圧式クラッチレリーズ装置並びに液圧式クラッチレリーズ装置の環状ピストンの製造方法を提供する。
【解決手段】環状ピストン8は、ピストン本体8aと該ピストン本体8aの反クラッチ側に配置するピストンシール9とを備える。ピストン本体8aは、ピストン本体8aの反クラッチ側の端面8bから突出する環状突部8c,8cを備え、ピストンシール9は、環状突部8c,8cに接合する包持部9aと、包持部9aの内周側及び外周側から反クラッチ側に突出して先端部外周面が外側環3aの内周面に摺接する外周側リップ部9bと、先端部内周面が内側環2aの外周面に摺接する内周側リップ部9cとがインサートモールド成形によりピストン本体8aに一体成形される。 (もっと読む)


【課題】駆動源の回転出力を減速して回転軸に伝達するための減速機が、回転軸と同軸の出力部材を備え、該出力部材が回転軸の端部に相対回転不能に連結される動力伝達装置において、加工工数を低減するとともに減速機の出力部材に対する回転軸の軸ずれを防止しつつ、出力部材に回転軸を相対回転不能に連結可能とする。
【解決手段】出力部材70に回転軸45の端部が同軸にかつ直接に圧入される。 (もっと読む)


【課題】ディスクロータの側面に摩擦パッドを対向させたディスクブレーキと、該ディスクブレーキのキャリパボディに取り付けられる電動モータと、回転軸を有するとともに回転軸の回転に応じて摩擦パッドをディスクロータに対して進退させる運動変換機構と、電動モータおよび回転軸間に設けられる減速機とを備える車両用電動ブレーキ装置において、電動モータから減速機への熱伝達を効果的に抑える。
【解決手段】電動モータ22Aのモータケース83内に形成されるモータ室84と、キャリパボディ26に少なくとも一部が形成されるようにして減速機23Aを収容する減速室59との間に、断熱空間121が配置される。 (もっと読む)


181 - 190 / 840