説明

日本貨物鉄道株式会社により出願された特許

1 - 10 / 14


【課題】例え計画の作成規模が大きくなっても1日単位で乗務員の運用計画を作成することができる乗務員運用計画作成システムを提供する。
【解決手段】列車運行ダイヤの各列車運行区間を乗務員の仕業単位に割り付けて所定期間の乗務員の運用計画を作成する乗務員運用計画作成システム1において、前記列車運行ダイヤ作成時には予定されていない休止を反映した列車運行データに基づいて乗務員の日毎の行程断片を生成する列車運行置換手段22と、この行程断片をその開始時刻でソートする行程断片ソート手段23と、ソートされた行程断片を時系列的に重複しない行程断片同士で一対一の仮連結を行う仮連結手段24と、各仮連結で得られる行程断片が所定の評価基準を超えるか否かを仮連結ごとに評価する連結評価手段25と、評価基準を超える仮連結のうち最も高い評価値の仮連結を本連結してより長い行程断片又は仕業を生成する本連結手段26と、を備えたものとする。 (もっと読む)


【課題】列車の経由に関する経由情報を利用することで、実態に即した乗務員運用計画を少ない演算負荷で作成できるようにするための乗務員運用計画作成支援システムを提供する。
【解決手段】運行情報及び経由情報並びに乗務員の基地駅に関する基地駅情報が記憶されたデータベース2からデータを読み込む読込み手段30と、経由情報に基づいて列車を複数の経由グループに分類する経由グループ作成手段31と、経由グループのそれぞれに基地駅を設定する基地駅設定手段32と、経由グループに含まれる列車の運行情報を、それぞれの基地駅の運行として割り当てる運行割当手段33と、基地駅に割り当てられた運行を乗務員の仕業を作成するための行程断片に設定する行程断片設定手段34とを備えている。 (もっと読む)


【課題】運用される列車に対して適切な線区分けを行うための線区分け方法を提供する。
【解決手段】線区分け処理部20は、運行される列車が2つの線区にまたがっていて、線区を一意に決定できない場合には、各線区間において列車が乗入可能であるか否かを判定して、乗入関係が成立する場合には乗入側の線区を列車の線区として設定し、また、列車ダイヤの複数の区間のうちの特定区間が2つの線区の両方に所属している場合には、設定された特定区間の前後の区間の線区を参照し、特定区間の前後のいずれか一方側の線区を、前記特定区間の線区として設定し、更に、列車ダイヤの各区間において、前記設定した線区が複数存在する場合には、各区間に列車が乗入可能であるか否かを判定して、乗入関係が成立する場合には乗入側の線区に統一するような線区分けを行う。 (もっと読む)


【課題】列車の運行に基づいて作成される行程断片を常に基地駅と結び付けて処理していくことで、実態に即した乗務員運用計画を少ない演算負荷で作成することができる乗務員運用計画作成システムを提供する。
【解決手段】列車の運行情報21b及び基地駅情報23aが記憶されたデータベース2からデータを読み込む読込み手段30と、コストが最小になる基地駅を運行の仮の基地駅に設定する仮基地駅設定手段31と、仮の基地駅が設定された運行を、仕業を作成するための行程断片に設定する行程断片設定手段32と、行程断片同士の連結コストを計算する連結コスト算出手段33と、連結コストが最小となる行程断片同士を連結させて新たな行程断片を作成するとともにその基地駅を設定する行程断片連結手段34と、行程断片と便乗とによって仕業を作成する仕業作成手段35とを備えている。 (もっと読む)


【課題】例えば貨物列車のように、列車ダイヤが日本全国にまたがっていて運用計画の範囲が非常に広い場合でも、仕業検査等の制約条件を満足して、実用的な時間内で適切な解(経路)を効率よく算出できる車両運用計画作成装置を提供する。
【解決手段】車両割付部22は、データ読込部21に読込まれた仕業検査条件データ、車両の出力性能データに基づいて設定される、仕業検査の検査周期、検査時間、仕業検査可能駅の制約条件及び車両の出力性能による制約条件によって、列車ダイヤに対して割付け可能な列車の候補を絞り込み、更に、データ読込部21に読込まれた各駅での発着数、発着時刻のデータに基づいて、列車候補の絞り込みの結果を満足するようにして、列車の発着の少ない駅に発着する列車から順に選択して車両の割付けを行い、かつその車両が次に割付けられる列車を当該駅を発車する列車の中から選択する。 (もっと読む)


【課題】 断線の有無および断線位置を即座に検知することができる。
【解決手段】 理論値演算部34は、鉄道車両における電磁弁の各々の抵抗値、ブレーキ指令線およびマイナス線の抵抗値に基づき、所定数の鉄道車両におけるブレーキ指令線、電磁弁、および、マイナス線の回路網モデルにしたがって、車両数、および、当該車両数より少ない車両数について、マイナス線に接続された端子における電流理論値と電源部により印加される電圧とにより得られる抵抗理論値を取得する。断線位置検出部37は、抵抗測定値と、前記抵抗理論値とを比較して、抵抗測定値が、車両数に対応する抵抗理論値からの所定範囲に含まれるかを判断することで、ブレーキ指令線或いはマイナス線における断線の有無を判断する。 (もっと読む)


【課題】空転滑走した軸とは異なる他軸における空転滑走の誘発を抑制させ、牽引力増大を図るための新たな方策を提案すること。
【解決手段】監視軸の軸速度Vから基準速度Vmを減算した速度差Vdが予兆時誘発検出閾値Vca以上となったことを検出する(誘発検出)。予兆時誘発検出閾値Vcaは、空転滑走検出閾値Vsより小さい値であり、時刻t5の時点で予兆時誘発検出がなされる。また、再粘着制御において、一旦引き下げた電動機トルクτをもとのトルク(或いはもとのトルクをもとに定められる目標トルク)に復帰させる際にも、軸重移動が生じて他軸での空転滑走が誘発し得る。そこで、空転滑走を検出した時のトルク分電流から現在のトルク分電流を減算したトルク分電流の差が、復帰直前時誘発検出閾値τcr以下となったことを、他軸における空転発送の誘発可能性ありとして検出する(誘発検出)。 (もっと読む)


【課題】発電機と蓄電装置の負荷分担を適正に行うと共に、発電機の高効率運転状態を維持することができる、ハイブリッド方式機関車の蓄電装置制御装置を提供する。
【解決手段】蓄電池8の直流出力部は、発電機2出力部と並列に機関車の負荷12に接続され、充放電制御装置9は出力直流電圧を所定の値に制御する電圧制御機能を有し、電圧制御機能は、基準になる基準電圧指令値に対して出力電流に応じて出力電圧指令値を遷移させる垂下特性を有し、垂下特性の傾き(ドループ)及び又は基準電圧値(切片)を調整することができることを特徴とする。なお、基準電圧値は発電機の電力設定値に対応して決めることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】リアルタイムに変化する軸重移動量を動的に考慮したトルク制御の実現。
【解決手段】トルク指令演算器200から出力されるトルクパタン指令τenは、動的軸重移動補償制御器700による動的軸重移動補償指令τe_detと、再粘着制御器400による再粘着指令τe_reとの分だけ引き下げられたインバータトルク指令τen_inとして、ベクトル制御演算器30に入力される。軸重移動演算器600は、トルク指令演算器200から出力されるトルクパタン指令τenと、ベクトル制御装置30に入力されるインバータトルク指令τen_inとの差Δτから、各軸の軸重移動量ΔWの変動ΔVを算出する。そして、トルク指令演算器200は、各軸の軸重を軸重変動ΔVで補正して、トルクパタン指令τenを算出する。 (もっと読む)


【課題】 登録されていない工事区間が運行情報に存在した場合に、車載の運行管理装置に当該工事区間の制限速度情報を自動的且つ迅速に取得させ、報知させること。
【解決手段】 列車前方の撮影画像データから取得し(101)、テンプレートマッチングによる信号機に検索を行い(102)、信号機の有無を判定し(103)、信号機の表示から制限速度を読み取り(105)、車載の列車運行支援装置に記憶されている登録制限速度と突合せ(108)、登録されていなかった場合には「未登録徐行区間:制限速度△△km/h」との表示を行わせる(110)。なお、前記制限速度の読み取りは、列車前方の撮影画面の全領域の中からパターンマッチングのための探索エリアを確実に絞り込み、リアルタイムでパターンマッチングを行って列車前方の信号機を認識することを含む画像処理を含む。 (もっと読む)


1 - 10 / 14