説明

日本精線株式会社により出願された特許

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【課題】強度、剛性率、弾性率、捻回特性、耐食性に優れた高強度ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】高強度ステンレス鋼は、0.05≦C≦0.12質量%、0.10≦Si≦3.0質量%、0.50≦Mn≦1.50質量%、6.1≦Ni≦7.9質量%、16.0≦Cr≦22.0質量%、0.5≦Co≦2.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、−20≦Md30≦100℃、10.0≦[Ni]≦14.0、20.0≦[Cr]≦24.0である。尚、Md30=551−462×(C+N)−9.2×Si−8.1×Mn−13.7×Cr−18.5×Mo−29×(Ni+Cu)、[Ni]=Ni+0.5Mn+0.3Cu+25N+30C、[Cr]=Cr+1.5Mo+2Si+1.5Ti+5V+5.5Al+1.75Nb+0.75W。 (もっと読む)


【課題】水素を含有する混合ガス中の水素ガスを選択的に透過し、高純度の水素ガスを分離して取り出すのに用いうる水素分離用膜の支持体、及びこれを用いた水素分離膜用モジュールを提供する。
【解決手段】多数の小孔を設けた金属多孔板を用いた基体の、水素ガスを選択的に透過する水素分離用膜を載置する載置面が、セラミック粒子を溶射したセラミック層で形成され、かつこのセラミック層は、厚さ0.02〜0.8mmで、前記水素分離用膜と点状又は線状で接触する凹凸表面を有することにより、該セラミック層と前記水素分離用膜との間に、該分離用膜を透過した水素ガスを排出する微細流路を形成したことを特徴とする水素分離用膜の支持体である。 (もっと読む)


【課題】高強度で寸法安定性に優れ、かつ耐疲労特性にも優れた高強度極細平線を効率よく製造する方法、並びにその方法で得られる高強度極細平線を提供する。
【解決手段】金属線材、例えばステンレス鋼線又はCo合金線を素材とし、これを冷間伸線加工によって、結晶がその長手方向に沿って伸びる繊維状組織を持つ線径0.5mm以下の硬質細線にする伸線加工の段階と、該伸線加工によって硬質細線に生じた加工歪を除去する為の加熱処理を、該硬質細線の再結晶温度(℃)×(35〜80%)の範囲内で行なう低温熱処理の段階と、さらにこの熱処理後、圧下率40〜95%で圧延して厚さ(t):0.2mm以下、かつ幅(w)を前記厚さ(t)×2〜20倍の金属極細平線にする圧延加工の段階とを経ることを特徴とする耐疲労特性に優れた高強度極細平線の製造方法と、この方法による耐疲労特性に優れた高強度金属極細平線である。 (もっと読む)


【課題】水素を含有する混合ガス中の水素ガスを選択的に透過し、分離する水素分離用複合膜と、これを用いた水素分離用モジュールを提供する。
【解決手段】混合ガスから水素ガスを選択的に透過する金属からなる水素透過膜2の外縁の少なくとも一辺に、前記水素透過膜2の金属と親和性のある金属を用いた薄膜シート状の縁部材5を、前記外縁からはみ出させかつ重ね合わせて配置するとともに、その重なり部5Aをリークを生じさせることなく長さ方向に結合し、前記外縁からはみ出すツバ5Bを形成している。水素分離用複合膜を、装置等、部材等に取り付け、例えば水素分離用モジュールを形成する場合にも、溶接等の結合を実質的に前記ツバで行なうことができ、水素透過膜の加熱による影響を減じて、水素透過性能の低下を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】Ni基合金でなる耐熱ばね用合金線における特性の向上を図り、安定した耐へたり性と耐酸化性を発揮でき、前記課題を解決し得る高温環境用の耐熱合金ばね及びその為の耐熱合金線の提供を目的とする。
【解決手段】質量%でC:0.1%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.50%以下、Cr:13.0〜25.0%、Mo:1.5〜7.0%、Ti:0.5〜4.0%、Al:0.1〜3.0%を含む。その他、W、Nbなどのいずれか1種以上を含んで残部実質的にNi及び不可避不純物で構成したNi基合金材でなり、かつその結晶粒内に、平均粒子径(d)が25nm以上で、かつ該合金材のビッカース硬さ(以下Hv硬さという)との関係比(Hv/d)が5〜25であるγ’〔Ni3 (Al.Ti,Nb)〕を形成したことを特徴とする耐熱合金ばねと、その為の耐熱合金線である。 (もっと読む)


【課題】材料費の抑制を図ることを第一の目的とし、その為にFe基合金線を採用するとともに、600℃を越えるような高温環境中でも高温酸化が少なく、また安定した耐熱へたり性を得る耐熱ばね用の合金線材並びに該合金線による耐熱バネ製品を得ることを目的とする。
【解決手段】質量%で、C≦0.10、Si≦1.00、Mn≦1.00、Ni:30.0〜45.0、Cr:13.0〜18.0、Mo:0.40〜1.20、Al:1.60〜2.50、Ti:2.00〜3.00、Nb:0.50〜2.00を含み、かつNi/(1.8Al+Ti+0.5Nb)による分量(A)が3.5〜8.0、(Ti+0.5Nb)/1.8Alによる分量(B)が0.4〜1.0の条件を共に満たして残部実質的にFeと不可避不純物でなる析出硬化型のFe基合金で構成されるとともに、引張強さ900〜1300N/mm2 を有することを特徴とする耐熱ばね用合金線。 (もっと読む)


【課題】本発明は、メタノールの水蒸気改質において、一酸化炭素の副生を大幅に抑制しつつ、高い触媒活性を発揮できるメタノール改質触媒及びその製造方法並びに該触媒を用いた水素の製造方法を提供する。
【解決手段】シリカ担体に銅粒子を担持してなるメタノール改質触媒であって、銅粒子の含有量が、20〜60重量%であるメタノール改質触媒。 (もっと読む)


【課題】強度、弾性率、捻回特性、耐へたり性、及び耐食性に優れた高強度高弾性型ステンレス鋼及びこれを伸線加工することにより得られるステンレス鋼線を提供すること。
【解決手段】0.08mass%≦C≦0.35mass%、0.20mass%≦Si≦1.00mass%、0.50mass%≦Mn≦1.50mass%、7.0mass%≦Ni≦11.0mass%、12.0mass%≦Cr≦22.0mass%、0.002mass%≦N≦0.08mass%、2.0mass%≦V≦8.0mass%、を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ、マトリックス中にVを含む第2相粒子が分散している高強度高弾性型ステンレス鋼、及び、これを用いたステンレス鋼線。 (もっと読む)


【課題】高強度で操作性に優れ、耐繰返し疲労特性及び耐座屈性を具えるとともに、磁気現象による磁場の干渉や撹乱による種々問題を防止し得るカテーテル補強用の筒状網体と、それを用いたカテーテルの提供を目的とする。
【解決手段】扁平面を持つ微小金属の帯状細線の編組加工によって、細径筒状に成形されてなる網体であって、帯状細線は、質量%でC:≦0.06%,Si≦0.80%,Mn:3.00〜18.00%,Ni:2.00〜13.00%,Cr:15.00〜25.00%,N:0.10〜0.80%と、必要に応じてMo:0.40〜3.50%,Cu:0.08〜0.80%のいずれか1種以上を含んで構成され、かつ引張強さ(σ)1500〜3000MPa、透磁率:1.01以下の高強度非磁性特性を有する前記高MnN添加型ステンレス鋼でなるカテーテル補強用の筒状網体と、該網体によるカテーテル製品である。 (もっと読む)


【課題】コイリング特性に優れたばね用ステンレス鋼線を提供する。
【解決手段】引張強さ1500〜3000N/mm2 の高強度ステンレス鋼線を用いた芯材と、該芯材の表面を覆うニッケルメッキ層とからなるニッケル被覆鋼線であって、前記ニッケルメッキ層は、内メッキ層,外メッキ層の複数層からなる層状メッキ組織からなり、前記内メッキ層は、前記外メッキ層と前記芯材との間に介在して両者を結合し、前記芯材の径方向にのびる柱状組織をなし、前記前記外メッキ層は、伸線による冷間加工に伴う細径化により微小片に破壊され、前記外メッキ層は、該破壊された前記微小片により内メッキ層を覆うことを特徴とする。 (もっと読む)


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