説明

日本精線株式会社により出願された特許

31 - 40 / 47


【課題】ステンレス鋼、チタン合金、Ni−Ti形状記憶合金などからなる品質の優れた金属繊維束(金属製極細繊維)を容易に製造する方法を提供する。
【解決手段】表面に隔離用金属層3を形成した多数本の被覆線材2を金属製外装材4で被包して集束材1を形成し、該集束材を伸線した後、該金属層3および外装材4を除去することにより金属繊維束を製造する方法であって、集束材1を伸線するロール式圧延機12の前段に該集束材を挟着する電極ローラ−10a,10bを設け、ロール式圧延機に挿通する直前に該集束材を通電加熱して熱間圧延する。 (もっと読む)


【課題】品質特性を向上し耐久性に優れたソーワイヤー及びその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】長尺の金属細線でなる芯材と、該芯材に粒子状の研削用砥粒を一様に付着して構成され、かつ前記芯材は、引張強さ1800〜3500Mpaとヤング率180〜230GPaを具える、Co:36〜60質量%を含有するCo基合金材で構成したことを特徴とするソーワイヤーであり、その製造方法は、Co基合金材でなる金属細線に下地メッキした後、冷間加工と更に必要に応じて温度300〜650℃での析出硬化処理を行って前記芯材を形成し、さらに研削用砥粒を懸濁した2 次メッキを施し研削用砥粒を電着する。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れて長寿命で、かつ切断効率及び切屑などの排出を良好にする新規ワイヤー工具の提供。
【解決手段】断面非円形な金属線材が所定ピッチで捩り成形されることにより、平面視して隆起部8と隆起部間の継ぎ部9とが長手方向に沿って交互に繰り返す螺旋状に形成してなる芯材2と、芯材の少なくとも隆起部の表面に固着される研削用砥粒3とからなり、研削用砥粒は芯材に直接又は間接的に固着している。 (もっと読む)


【課題】 樹脂製品の補強用として、強度と弾性特性に優れ、かつ柔軟性にもすぐれ曲げ疲労等での折損を防いで寿命特性に優れた金属帯材、並びに該帯材による樹脂成形品及び医療製品の提供を目的とする
【解決手段】 樹脂材料の補強に用いる補強用材料であって、質量でCoを30〜60%を含有する析出硬化型のCo基合金で、厚さ50μm以下と該厚さの2〜20倍の幅寸法を備える断面形状を有するとともに、その側面部は未加工の膨出表面で押圧平面部の表面粗さより粗大表面であり、かつ引張強さ2200〜3300MPaでヤング率170〜250GPaの機械的特性を備えることを特徴とする樹脂材料補強用の微細金属帯材と、これを用いた樹脂成形品及び医療製品である。 (もっと読む)


【課題】水素を混合する混合ガス中の水素ガスを選択的に透過し分離するのに用いうる水素分離用の複合膜材料、及びそれを用いる水素分離用エレメントを提供する。
【解決手段】水素を選択的に透過し、単体では形状維持困難な厚さ30μm以下に圧延成形された水素透過膜と、該水素透過膜のいずれか一面側に配置され、かつ該水素透過膜との間で加熱拡散を生じない高融点金属から選択された線材で構成されてなる保形メッシュを備えるとともに、該保形メッシュと前記水素透過膜は、非結合状態での積層とヒダ折り加工によって、分離可能でかつ単位面積当たりの前記水素透過膜の表面積比が3倍以上の大面積に成形したことを特徴とする。これを用いることにより水素分離用エレメントを構成する。 (もっと読む)


【課題】 複写機、ファクシミリ等の機器、その他の静電除去の必要がある装置に用いて、紙類から静電気を除去しうる自己放電型の除電ブラシに関し、特に使用する金属細線の組成を改良して強度、繰返し疲労特性を向上し、長期の使用を可能とした除電ブラシ電極用材料を提供する。
【解決手段】 組成が質量%でC:0.03〜0.15%,Si≦1.0%,Mn≦2.0%,Ni:8.0〜10.0%,Cr:17.0〜20.0%,Mo:0.2〜1.5%,N:0.03〜0.25%を含有し、残部が実質的に不可避不純物とFeでなるオーステナイト系ステンレス鋼の硬質細線の複数本をピッチ3〜20mmで編組加工又は撚り合された集束体として構成し、かつ常温での比抵抗が100μΩ・cm以下であることを特徴とする除電ブラシ電極用材料。 (もっと読む)


【課題】水素を混合する混合ガス中の水素ガスを選択的に透過し分離するのに用いうる水素分離用部材とその製造方法に関する。
【解決手段】金属の微細粒子の多孔焼結体でなり通気可能な筒状の受け部材と、該受け部材の外表面上に配置され、かつ水素混合ガスから水素ガスを選択的に透過分離する水素透過膜を具えるとともに、前記受け部材は、その表面上に位置する前記金属の微細粒子が強圧加工によって、単位面積当たり20〜85%の面積率で扁平化してなり、かつ前記水素透過膜は前記受け部材の扁平面上で支持されることを特徴とする水素分離用部材と、その製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ネットコンベヤのベルト、又は分離・分級用のふるいとして用いることができ、かつ強磁性、耐疲労性に優れるとともにアルカリ液に対する耐食性を高めた強磁性網体を提供する。
【解決手段】質量%で、C≦0.03%、Si:3.0〜5.0%、Mn:1.5〜3.0%、Ni:8.2〜12.0%、Cr:15.0以上20.0%未満、及びMo:1.0を超え3.0%以下、Cu:1.0〜3.0%、Nb:0.1〜0.5%の少なくとも1種を含み、残部Fe及び不可避不純物からなり、かつ軸方向断面において、幅10μm 以下の微細な繊維状又は粒状のフェライトが単位面積当たり55〜85%の面積率で点在するフェライト相と、オーステナイト相とを具える2相ステンレス鋼線材を用いて金網状体に形成されネットコンベヤのベルトとして用いる強磁性網体である。 (もっと読む)


【課題】水素を混合する混合ガス中の水素ガスを選択的に透過し分離するのに用いうる水素分離部材と、該部材による水素分離モジュールを提供する。
【解決手段】多孔質の焼結体からなり通気可能な筒状の支持体に、該支持体の外面を覆い該支持体よりも微細な空孔を有する微細層を配して焼結一体化した複層筒状体からなる受け部材と、該受け部材の外表面に、水素混合ガスから水素ガスを選択的に透過する水素透過膜を具え、前記微細層は、繊維径d0.1〜20.0μm、繊維長さLと前記繊維径dとの平均アスペトク比L/dが2〜20である金属短繊維が、向きランダムに立体的に配することで形成され、前記水素透過膜は、Pd又はPdを含む水素分離金属の引き延ばしによって厚さ2〜30μmとする箔材料で、前記微細層の外表面に非結合状態で付設したことを特徴とする水素分離部材と、該部材を用いた水素分離モジュールである。 (もっと読む)


【課題】金属繊維不織布によるヒダ付フィルタにおいて、ヒダ形成による濾材表面のひび割れ、クラックの発生を抑えるとともに、濾過特性に優れたヒダ付金属繊維フィルタを提供する。
【解決手段】金属製多孔質濾材に成形ヒダを備えるとともに、該ヒダを軸方向とする筒体に形成されてなり、かつ前記多孔質濾材は、金属繊維不織布の単層又は複合層をシート状に成形・焼結してなる少なくとも2以上の焼結メディアと、その間に空間層を介在して離間可能に重ね合わせた積層構造を有し、前記焼結メディアは、該メディアを構成する各金属繊維層の繊維径d(μm)と目付け量w(g/m2 )、及び該メディアの平均密度τとの積算値(A)が、次式(1)の関係を満足するように調整したことを特徴とする溶融ポリマー用のヒダ付金属繊維フィルタである。
A=Σ(di×wi)×τ=800〜2000……(1)(但し、iは任意の金属繊維層における各値を示す) (もっと読む)


31 - 40 / 47