説明

日本精線株式会社により出願された特許

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【課題】水素を混合する混合ガス中の水素ガスを選択的に透過し分離するのに用いうる水素分離用部材とその製造方法に関する。
【解決手段】金属の微細粒子の多孔焼結体でなり通気可能な筒状の受け部材と、該受け部材の外表面上に配置され、かつ水素混合ガスから水素ガスを選択的に透過分離する水素透過膜を具えるとともに、前記受け部材は、その表面上に位置する前記金属の微細粒子が強圧加工によって、単位面積当たり20〜85%の面積率で扁平化してなり、かつ前記水素透過膜は前記受け部材の扁平面上で支持されることを特徴とする水素分離用部材と、その製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高品質のステンレス鋼クラッド銅線を生産性よく製造する製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】(イ)芯材となる銅素線を準備する段階と、(ロ)該芯材が最終的に全容積の70〜95%の比率となるステンレス外装帯材で被包するとともに、その縁部の突合せ溶接によって前記芯材の表面露出を防止したクラッド線材を得る段階と、(ハ)該クラッド線材を最後には除去される第二外装材でダブル被覆して複合線材を形成する段階と、(ニ)該複合線材に減寸加工と熱処理加工とを必要に応じて繰り返して行い、かつその加工の間に前記ステンレス外装帯材の溶接部組織をオーステナイト組織に安定化する細径化段階と、(ホ)前記細径化段階又は細径化後のいずれか時点で、前記複合線材から前記第二外装材だけを分離除去する段階と、を含むことを特徴とするステンレス鋼クラッド銅線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高強度で寸法安定性に優れた高強度極細平線を効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】 厚さ0.1mm以下で、引張強さ2000N/mm2 以上の高強度特性を有するステンレス鋼極細平線を冷間圧延によって製造するにあたり、
1.固溶化熱処理によって、JISG−0551に基づく結晶粒度が8番以上の微細なオーステナイト組織を有するステンレス鋼軟質線を得る段階、
2.該軟質線に加工率60%以上の冷間伸線を施して、該線の長手方向に沿って結晶が繊維状に伸びる加工誘起マルテンサイト組織を持つ、線径0.5mm以下の硬質細線を得る段階、
3.該硬質細線に熱処理を施すことなく逆張力を加えながら、圧下率40%以上で冷間圧延を行う段階,
を含むことを特徴とするステンレス鋼の高強度極細平線の製造方法と、この方法による高強度極細平線である。 (もっと読む)


【課題】Beのような有害な元素を含まず、しかも、導電性ばね材料の用途に要求される十分な強度、耐へたり性および導電性を有する銅合金材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量で、5.0〜16.0%のAg、1.0〜5.0%のNiおよび0.2〜1.2%のSiを含有し、残部がCuおよび不可避的不純物からなるとともに、組織内にCuとAgとの共晶相(CuAg相)およびNiSi粒子を複合して含有する耐へたり性に優れた高強度銅合金材料、並びに、質量で、5.0〜16.0%のAg、1.0〜5.0%のNiおよび0.2〜1.2%のSiと、必要に応じて0.2〜1.0%のSnおよび/または0.3〜1.2%のZnを含有し、残部がCuおよび不可避的不純物からなる銅合金材料に、温度300〜600℃で1〜100時間の1次熱処理を施した後、加工率50%以上で冷間加工を行う前記高強度銅合金材料の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 高い引張強度を有する高耐食性高強度細線を提供する。
【解決手段】 第3伸線工程26での冷間伸線と、その後の時効工程28での時効とにより、基材よりも高い十分な引張強度の高耐食性細線10が得られる。また、基材である合金組成はNiを主成分とするものであることから、好適な磁気特性すなわち1.003程度の低透磁率が得られる。しかも、その透磁率はSUS304で代表されるオーステナイト系ステンレス鋼のように冷間若しくは温間の塑性加工で増加することがない。また、基材であるNi基合金組成は30〜45(重量)%のCrを含むことから、高い耐食性が得られる。また、基材であるNi基合金組成は高価な金属を含まないので、安価な耐食性高強度細線が得られる。 (もっと読む)


【課題】 例えば700゜Cを越える高温環境下においても安定して耐へたり性をを発揮でき、前記課題を解決しうる耐熱ばね用合金線、及びそれを用いる高温環境用の耐熱コイルばねを提供する。
【解決手段】 重量%でC:0.1%以下、Si:0.15%以下、Mn:0.15%以下、Cr:12.0〜20.0%、Co:11.0〜14.0%、Mo:5.0〜7.0%、Ti:2.5〜4.0%、Al:1.5〜3.0%、W:0.80〜1.50%、及び必要に応じて、B:0.001〜0.020%とZr:0.01〜0.3%との内の少なくとも1種、又は必須として双方を含み、かつ残部がNiと不可避不純物とで構成されたNi合金線であって、該合金線は、横断面での結晶粒の最短直径が10μm以上の結晶粒において、双晶を有する結晶粒の比率が30%以上であり、かつ0.2%耐力値が1200〜1600MPaであることを特徴とする耐熱ばね用合金線。 (もっと読む)


【課題】 Cr系ステンレス鋼線材または鋼線の耐食性と冷間加工性及び耐摩耗性を向上させることで、耐摩耗用部品のトータルコストを向上させる。
【解決手段】 質量%で、C:0.05〜0.30%,Si:0.05〜2.0%,Mn:0.1〜1.5%,Cr:12〜17.5%,Mo:0.05〜3.0%,N:0.01〜0.15%と、更に、Nb:0.05〜1.0%,Ti:0.05〜1.0%,V:0.05〜1.0%の1種以上を含有し、(A)式によるPI値が14.0以上、(B)式によるCI値が3〜20の条件を満たすとともに、フェライト組織でなるマトリックス中に総量で1〜8%の炭窒化物(炭化物+窒化物)を含有する。
PI値=Cr+3Mo−17C−7N ………(A)
CI値=(V+Ti+Nb)/C ………(B) (もっと読む)


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