説明

昭和電線ケーブルシステム株式会社により出願された特許

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【課題】所望の特性を安定して実現できるとともに、取り扱い性の向上を図ることができる熱電冷却型の電流リードを提供する。
【解決手段】低温部に設置される超電導応用機器と常温部に設置される外部機器とを接続する電流リードであって、超電導応用機器に接続される低温側電極102と、外部機器に接続される常温側電極103と、一方の面に低温側電極が接合され、他方の面に常温側電極が接合される熱電変換素子101と、熱電変換素子、低温側電極、常温側電極との接合部に加わる圧力を調整する、コイルばね104を含む圧力調整機構と、を備える。圧力調整機構により、電流リード10の使用時、半田接合時に熱電変換素子に加わる圧力が適宜に調整される。 (もっと読む)


【課題】安定した特性を有し、信頼性が高く、製造時の生産性を向上することができる電流リードを提供する。
【解決手段】低温部に設置される超電導応用機器に接続される低温側電極と、常温部に設置される外部機器に接続される常温側電極と、一方の面に低温側電極が接合され、他方の面に常温側電極が接合されるペルチェ素子と、を備え、超電導応用機器と外部機器とを接続する電流リードであって、ペルチェ素子の低温側電極、常温側電極との接合面に、5〜40μm厚のNiめっき層が形成され、低温側電極、常温側電極のペルチェ素子との接合面に、5〜40μm厚のAgめっき層が形成され、ペルチェ素子、低温側電極、及び常温側電極が、Niめっき層とAgめっき層が対向するように配置され、これらが半田接合された構造を備えている。 (もっと読む)


【課題】熱電半導体素子と電極との接合部に働く面方向の剪断応力を低減し、接合部の破壊・損傷を防ぐこと。
【解決手段】熱電冷却型電流リード200は、熱電半導体素子220と、熱電半導体素子220の通電方向の両端に接続した電極である発熱側電流端子210及び吸熱側電流端子230とを備える。熱電冷却型電流リード200は、スリット212,213により端部211を4つの領域に分割し、4つの接合面214a−dを形成する。吸熱側電流端子230は、スリット232,233により端部231を4つの領域に分割し、4つの接合面234a−dを形成する。また、熱電半導体素子220は、発熱側電流端子210の端部211及び吸熱側電流端子230の端部231の分割に対応して4つに分割する。そして、対向する各接合面同士をハンダ等により接合する。 (もっと読む)


【課題】既設の架台に合わせて支持碍子の取付ピッチを設定できるとともに、ケーブル終端接続部の電気的絶縁を容易に確保でき、現行の磁器碍管の代替品として有用な気中終端用ポリマー套管及びケーブル終端接続部を提供する。
【解決手段】本発明に係る気中終端用ポリマー套管は、電力ケーブルのケーブル導体と電気的接続される導体引出棒と、導体引出棒の外周に一体的に形成された絶縁筒と、絶縁筒の外周に一体的に形成されたポリマー被覆体と、ポリマー被覆体の後端側に、絶縁筒と一体的に形成された遮蔽金具と、絶縁筒の後端部外周に配置された下部金具と、を備え、支持碍子を介して電気的に絶縁された状態で架台に設置されるもので、支持碍子の先端側を固定するための取付フランジを備え、支持碍子の先端側を取付フランジの後端面に固定したとき、支持碍子の先端部が下部金具より後端側に位置するようになっている。 (もっと読む)


【課題】熱電性能と信頼性・耐久性を両立できる熱電変換素子を提供する。
【解決手段】軸方向の一端面と他端面の温度差を利用して熱エネルギーを電気エネルギーに、又は電気エネルギーを熱エネルギーに変換するための柱状の熱電変換素子を、心材となる第1の熱電変換部と、前記第1の熱電変換部の周面に所定の厚さで形成された被覆層となる第2の熱電変換部とを有する構成とする。また、第1の熱電変換部をNaCo系酸化物で構成し、第2の熱電変換部をCaCo系酸化物で構成する。 (もっと読む)


【課題】基材上に均一な超電導膜を形成して超電導特性の優れた酸化物超電導線材を製造すること。
【解決手段】超電導原料溶液20が収容されたU字状管30内を、テープ状の基材10を移動させることにより、基材10の表面に超電導原料溶液20を付着させる工程において、U字状管30の内壁に、U字状管30の内壁と離間させつつ基材10の移動方向に案内するガイド部40を配置し、このガイド部40によって、基材10を、U字状管30中を基材10の移動方向に案内して移動させる。 (もっと読む)


【課題】低酸素含有量でかつ銅線材が互いに接触状態が持続しても粘着しない銅ロッドを実現する無酸素銅ロッドの製造方法を提供する。
【解決手段】一本の種線を、銅の溶湯を保持する保持炉5に連通する付着室6を通過させ、溶湯を銅ロッド種線の表面に付着させて大径の銅ロッド31を形成する。銅ロッドに順に冷却、熱間圧延、再冷却、巻取り工程を施して無酸素銅ロッドが完成する。溶湯を保温する保持炉の温度は1140℃〜1180℃、溶湯を付着された銅ロッドの、冷却後に熱間圧延工程に入る前の温度は600℃〜800℃、巻取り時の温度は室温より高く且つ100℃より低い。これにより、酸素含有量が2ppm〜10ppmという高品質の銅線材を製造できる。また、特定の酸化被膜を形成することで、その後の巻き取り時の焼鈍工程において、線材が互いに粘着することを抑制する。 (もっと読む)


【課題】電力ケーブル端末をプラグイン式で接続可能なケーブルヘッドを備えた電力用機器に対して課電する際の省スペース化、及び作業効率の向上を図ることができるプラグインブッシング及び耐電圧試験方法を提供する。
【解決手段】プラグインブッシングを、棒状の内部導体と、内部導体の外周面に、内部導体の両端が露出するように形成されるエポキシブッシングと、エポキシブッシングの気中側の外周面に形成される第1の絶縁補強部と、エポキシブッシングの終端接続側の外周面に形成される第2の絶縁補強部と、第2の絶縁補強部をケーブルヘッドに対して押圧する圧縮装置と、内部導体の終端接続側の先端に接続され、内部導体と終端接続構造を電気的に接続させる導体プラグと、を備えた構成とする。また、第1の絶縁補強部の電界緩和部と第2の絶縁補強部の導電部を、それぞれエポキシブッシングの外周面に形成される導電層と電気的に接続する。 (もっと読む)


【課題】所望の薄い膜厚で超電導特性の優れたテープ状RE系酸化物超電導線材を製造すること。
【解決手段】金属基板上に形成された中間層上にフッ素を含む超電導原料溶液を塗布した後、仮焼成熱処理を施すことにより前記中間層上に超電導層の前駆体を形成し、次いで、超電導層生成のために本焼成熱処理を前記前駆体に施すことにより、REBaCu系(REは、Y、Nd、Sm、Eu、Gd及びHoから選択された少なくとも1種以上の元素を示す)の酸化物超電導線材を製造する。この本焼成熱処理において、所定の本焼成温度に到達するまでの昇温中に、前駆体に水蒸気ガスを供給し、次いで、前記本焼成温度で所定時間の本焼成熱処理を行った後で、且つ、本焼性熱処理が施された前駆体を冷却する前に、水蒸気ガスの供給を停止する。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値が高い厚膜のテープ状RE系(123)超電導体を製造する。
【解決手段】ハステロイ基板上にGdZrおよびCeOを順次形成した複合基板上に、RE1+XBa2−XCu(ここでREは、Y、Nd、Sm、Gd、Eu,Yb、Pr又はHoから選択された少なくとも1種以上の元素を示す。以下同じ。)からなるRE系(123)超電導体を構成する金属元素を含む原料溶液を塗布し、仮焼熱処理を施す。原料溶液は、有機溶媒とフッ素を含む金属有機酸塩の混合溶液からなる。仮焼成熱処理を施した後、前記仮焼成処理の温度より高く、且つ、超電導体生成の熱処理より低い温度で中間熱処理を施し、次いで、超電導体生成の熱処理を施すことにより、YBCO超電導膜を有するテープ状RE系(123)超電導体を製造する。 (もっと読む)


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