説明

株式会社東栄科学産業により出願された特許

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【課題】簡便に、被測定物等へ任意の方向(被測定物等の座標系に対して全方向)に磁場を印加する電磁石を提供する。
【解決手段】先端付近の断面が円形状である中心ヨーク(第1のヨーク)と、第1のヨーク周囲に巻き回された巻線導体と、円形状の開口部を有するヨーク(第2のヨーク)とを有し、第1のヨークの先端の中心軸と第2のヨークの開口部の中心軸とが一致しており、第1のヨークの先端を含み前記中心軸を法線とする面(区画面)で分割される空間領域のうち第1のヨークが存在する領域とは反対側の領域を磁場発生領域とし、第2のヨークの開口部が形成される一面が前記区画面とほぼ同一面にある電磁石であって、磁場発生領域内に設置する試料位置と巻線導体に流す電流方向とを変化させることにより、試料に任意方向の磁場を印加可能な電磁石。 (もっと読む)


中心に軸孔が形成された円板状の記録媒体1をチャンバー10内に挿入して、この記録媒体1を磁場中で熱処理を行うための磁場中熱処理装置であって、チャンバー内に磁場を形成するための磁気回路が設けられ、この磁気回路は、軸孔の軸方向に沿って距離をおいて配置され、磁場の向きが対向する一対の磁石4,5と、この一対の磁石4,5の間に配置される第1強磁性体6とを備え、一対の磁石4,5が向かい合う中間位置に、軸孔に第1強磁性体6が挿通された状態で処理対象である記録媒体1が配置されるように構成した。好ましくは、記録媒体1の周囲にリング状の第2強磁性体7を配置する。
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