説明

株式会社ソニックにより出願された特許

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【課題】フーリエ変換によるピークパワースペクトル検出において、測定対象とする時間範囲の分解能を高めつつ、周波数分解能を高める。
【解決手段】時間変化する信号における所望の時間幅の範囲内でのピークパワー周波数を検出する方法は、信号を所望の時間幅内においてサンプリングしてデジタルデータ列とするサンプリング段階と、必要とされる周波数分解能を満たすために高速フーリエ変換において必要なサンプル数を基準サンプル数として、基準サンプル数に達するように、デジタルデータ列にゼロデータを付加する付加段階と、ゼロデータが付加されたデジタルデータ列に対して高速フーリエ変換を行うFFT段階と、を有する。高速フーリエ変換の結果において最大値を示す周波数をピークパワー周波数として検出する。 (もっと読む)


【課題】測定対象とする時間範囲の分解能を高めつつ周波数分解能を高め、しかもフーリエ変換におけるサンプリング周波数を低くしてサンプル数を少なくし、演算量を減らす。
【解決手段】受信信号を変調器5によって周波数変換し、アナログフィルタ7を介して周波数変換後の信号をA/D変換器61によりオーバーサンプリングでデジタル信号に変換し、デジタルBPF62により所望の周波数帯域幅Δfpに相当する成分を抽出し、抽出された信号をダウンサンプリング部63により最低周波数帯域にダウンサンプリングする。その後、信号切り出しゲート11により、ダウンサンプリング部63からのデジタルデータ列を所望の時間幅内で切り出し、周波数分解能を満たすようにゼロ付加部12によってゼロデータを付加し、ゼロデータが付加されたデジタルデータ列に対しFFT処理部13によって高速フーリエ変換を行う。 (もっと読む)


【課題】所望の周波数分解能力を維持しながらフーリエ変換におけるサンプリング周波数を低くしてサンプル数を少なくし、複素乗算回数を減らす。
【解決手段】周波数fcを含む所定の周波数帯域幅Δfp内で受信信号の周波数解析を行う装置は、受信信号の周波数変換を行う変調器3と、変調器3の出力に接続したアナログフィルタ4と、アナログフィルタ4の出力をオーバーサンプリングでデジタル信号に変換するA/D変換器6と、A/D変換器6の出力から周波数帯域幅Δfpに相当する成分を抽出するデジタルBPF(バンドパスフィルタ)7と、周波数ゼロからΔfpに相当する帯域幅内に配置されるように、デジタルBPF7から出力される信号をダウンサンプリングするダウンサンプリング部8と、ダウンサンプリング部8の出力に対して高速フーリエ変換を行うFFT処理部9とを備える。 (もっと読む)


【課題】支柱が風速に及ぼす影響を最小限に留めて測定精度の更なる向上を図る。
【解決手段】本発明による2次元超音波風速計は、3個の超音波素子1,2,3と、超音波素子1,2,3を、各超音波素子の中心が正三角形の3個の頂点のそれぞれに一致するように保持した保持面4と、保持面4と対向して配置された反射板5と、保持面4から突出し、反射板5を保持面4に対向させて支持する支柱7とを有する。支柱7は、保持面4の中心から見て超音波素子1,2,3よりも外側位置であって、3個の超音波素子1,2,3の中心を結んでできる正三角形のそれぞれの辺から当該辺に対向する正三角形の各頂点を通って延びるそれぞれの垂直線上の位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】上空の任意の位置での風向・風速値を十分な空間分解能と精度で得ることができるドップラーソーダーシステムを提供する。
【解決手段】1か所に設けられて上空に音響ビームを放射し散乱波を受信する送受波器と、送受波器の設置場所とは異なる2か所以上に設けられ散乱波を受信する受波器とを有するバイスタティック方式のドップラーソーダーシステムにおいて、送受波器及び各受波器として、いずれも複数の音響素子が配列されたフェーズドアレイ型のものを使用する。フェーズドアレイ型の送受波器及び受波器において音響ビームの放射方向を制御し、散乱波を受信する際に受信すべき散乱波の入来方法を制御することによって、散乱波でのドップラーシフト成分に基づき、上空の任意の測定位置での風向・風速値を算出する。 (もっと読む)


【課題】濃度分布の測定に要する時間を短くすることが可能な濃度計を提供する。
【解決手段】格納部30は、処理槽2内の汚泥の界面の異なる位置を示す複数の界面データと、複数の界面データのそれぞれに対応する処理槽2内の汚泥の濃度分布を示す複数の濃度データと、を格納する。界面計32は、汚泥を含む測定対象の液体が処理槽2に入っている状態で、測定対象の液体へ超音波を発信してから界面での反射波を受信するまでの時間に基づいて界面の位置を測定する。特定部33aは、格納部30内の界面データのうち、界面計32の測定結果との一致度が最も高い該当界面データを特定する。出力部33bは、格納部30内の濃度データのうち該当界面データに関連づけられた関連濃度データを特定して出力する。 (もっと読む)


【課題】作業基地からの距離の如何に関わらず、測定対象物の位置を正確に把握し、必要に応じて警報を発する。
【解決手段】全ての送受波局TR1〜TR5が送信局又は受信局として機能することが可能であり、演算器22によって送信局に割振られた送受波局(例えばTR5)からの送信波を、演算器22によって受信局に割振られた送受波局(例えばTR1〜TR4)において受信し、演算器に対し有線でその距離を伝達することにより、送信局の位置を割り出す。又、少なくとも1つの移動局(TR4又はTR5)から送信された送信波(SW1又はSW2)が、基準局(TR1〜TR3)で受信不可能な場合には、補完的に、各移動局間の送信波の送受信を行うことで、移動局(TR4、TR5)間の距離を直接的に把握する。 (もっと読む)


【課題】管路内の流体の圧力による器差を小さくして、管路内を流動する体積流量の計測精度を向上させる超音波流量計を提供する。
【解決手段】ガス等の流体が流れる主管路2(管路)内を3分割に区画して形成される測定室3及び各圧力室4、4と、該測定室3内と各圧力室4、4内とを略同じ圧力に設定する、第1及び第2仕切板5、6に設けた連通孔(圧力導入路)と、測定室3に臨む主管路2の一方の短手側壁部12(壁部)に配置され、該測定室3内を流動する流体に向かって超音波ビームを送受信して、測定室3内を流動する流体の体積流量を計測する一対の超音波センサー8a、8b及び8a’、8b’とを備えたので、主管路2内の流体の圧力による器差が小さくなり、主管路2内を流動する体積流量の計測精度が向上される。 (もっと読む)


【課題】超音波機器の取り付けを簡素化でき、温度変化に起因する計測精度の悪化を防止でき、また、流量計算の負荷を少なくすることが可能な超音波流量計を提供する。
【解決手段】超音波流量計は、流体が流れる流路を有する管部の外面に管部の軸方向に配列されて設置された複数の超音波検出手段と、複数の超音波検出手段のうちの基準超音波検出手段と管部を介して対向するように管部の外面に設置され、基準超音波検出手段への方向を送信方向として超音波を送信する送信手段と、複数の超音波検出手段からの出力に基づいて、流体の流れによって送信方向から偏移した進行方向に進んだ超音波の受信位置を特定し、受信位置と基準超音波検出手段との間の距離に基づいて、送信方向と進行方向とのなす角度である偏移角を求め、また、複数の超音波検出手段からの出力に基づいて管部内での音速を求め、音速と偏移角とに基づいて流体の流量を求める演算手段とを含む。 (もっと読む)


【課題】一辺が5m以上の屋外空間における風速を正確に直接測定することが可能な超音波式風測定システムを提供する。
【解決手段】屋外に5m以上の離隔距離を隔てて一対の超音波送受波器11,12を対向配置し、互いに逆向きに超音波を送波させるとき、各超音波送受波器11,12間での超音波14の伝播が、超音波送受波器11,12間を結ぶ直線方向に垂直な風速成分を持つ横風15により妨げられることがないよう、各超音波送受波器11,12は広範な指向角(半値角α)の超音波を送波できる構造になっている。 (もっと読む)


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